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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★元祖エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』1000話(完)はこちら。
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

■ここにお便りを書いてね。

お名前(ペンネームでも)

『カメムシは成仏するか?』5100

 スズキトーエーに言わせれば、大変記念すべき回のブログなので、改まったことを書きたい。
 表題のことである。
 カメムシというヤツは実に煮ても焼いても食えないヤツだが、こいつらはどーも死ぬと天国に行くようなのだ。
 これは、ボクが今までに遭遇したカメムシ、約5万7,000検体の観察から得られた結論だ。
 つまりこーゆーことだ。
 彼らはたいがい、敷居やたんすの隙間などに仰向けになって死んでいるのだが、その姿はまず間違いなく「合掌ポーズ」なのだ。
 しかも、全部で8本くらいある足が、全部対になって合掌している。
 まさに、千手観音ならぬ八手観音。
 ゴリンジュー、チンッ!
 でも、あんな臭いものに来られたらさぞかし天国も迷惑だろうね。

 (2017.05.10) △このページのトップへ

『源氏さん来ず』5099

 アマゾンから届くはずだった『源氏物語』が来ず、代わりに『志賀直哉』(ボクらの間では「志賀ちゃん」)を読んだ。
 妻が高校の時代に読んだという、ものすごく小さな活字の新潮文庫の本が幾つもあって、それにはところどころに鉛筆で○や棒が引いてある。
 そしてこれがまた面白んだなあ、実に。
 もう短編なんかはやめられまへん。
 さすが「小説の神様」だ。
 志賀ちゃんはもう3回目くらいの読み聞かせなんだけど、昨日は改めて読んだ『佐々木のこと』が面白かったね。
 それからボクたちのような夫婦が出てくる『好人物の夫婦』も何回読んでもあったかく笑えるいい短編だ。
 おととい読んだ堀田善衛の『鶴のいた庭』も最高だったし、明治・大正時代の小説はホントに素晴らしいね。

 (2017.05.10) △このページのトップへ

『ドックイヤー』5098

 ドックイヤーといってもイヌの1年のことではない。
 成長の速いイヌにとっての1年は人間の7年に相当するという意味ではない。
 技術革新など変化の激しいことのたとえではない。
 そもそも「ドッグ」ではなく「ドック」であるからして。
 人間であるボクは今日、これから人間ドックに行ってくるのだ。
 人間ドックに入るのは実に20年ぶりといっていい。(健康診断はほとんど毎年行ってますよ)
 秋田市はステキで、補助を出して人間ドックに入ることを推進している。
 その情報をゲットしたのは、人間ドックヘチでもあるベネチアのご夫婦たちからであったが、去年は市の広報を見落としてしまった。
 今年こそ! と受診を申し込んだのだが、ここには受診枠という高い壁があり、「当選」しないと駄目なのだった。
 で、今回ボクはそれに見事当選したのだ!!
 ちなみに妻は今回は申し込みをせずボクだけである。
 そんなわけで、昨日の夜9時以降何も食べていないし、飲んでいないボクは、フラフラしながらこれからバスに乗ってNクリニックまで行ってきます。
 便を背負って。。。  

 (2017.05.10) △このページのトップへ

『黄色い声に負けないぞ!』5097

 ボクが屋外でサックスを密かに練習する場所がある。
 そこは秋田大学医学部のテニスコートに近接している。
 太平山が望めて、目の前には田んぼがだ〜っと続いている絶好のロケーションだ。
 ボクのサックスは、かなりの爆音が出て、かつて先生に「イトーさん、デヴィット・サンボーンみたいですねえ」と言われたことがある。※デイヴィッド・サンボーンはジャズ・フュージョン界で活躍するサックス白人奏者 。
 サックスの上手さは置いといて、音のデカさだけは誰にも負けない! と自負していた。
 で、その太平山を望む場所で思う存分「デカい音」で吹いているのだが、どーしても負ける。
 何に負けるかとゆーと、テニスコートの女子大生の「黄色い声」にである。
 ふぁいと〜!!! がんば〜〜〜!!!
 負ける。。。
 その時ボクはこう思う。
 若いってすごいなあ。
 同時にこうも思う。
 やっぱジジなったんだっちゃ、俺。。。

 (2017.05.09) △このページのトップへ

『300×17回記念間近』5096

 300×17回記念間近。
 そんなタイトルのメールが届いた。
 誰でしょう?
 そうです。アノ男です。
 いつも楽しく、少し勉強になるブログをありがとうね。
 例によって、300の倍数だから、お祝いだ。
 これからも継続実行をいのってますぞ!
 今週中には美味いものが届くはずさ。

 おお、ありがとうよ、トーエー!
 それにしても、17回も送ってくれる奇特な人に、たまにはボクのほうから何か贈らんといかんなあ。
 ほんとに君は「アホ」が付くほどステキだなあ。。。

 (2017.05.09) △このページのトップへ

『ボクの最大の短所』5095

 ボクの最大の短所は「せっかち」なところだ。
 すぐに結果を求めたがる。
 世の中には時間のかかることも多い。
 自分はできても、時間のかかる人もいる。
 そーゆーときに、ボクは待てないで困る。
 そーゆーときに、ボクはストレスがたまる。
 気を長〜く持たなきゃね。
 そーゆー意味でサックスはいい楽器だ。
 理想までの道のりがあまりにも長いのだ。
 ボクの短所「せっかち」も矯正されるに違いない。

 (2017.05.08) △このページのトップへ

『生まれて初めて作った料理』5094

 生まれて初めて作った料理。
 近所のお姉さんと草っ葉を刻んでママゴト遊びをしたのを除けば、それは目玉焼きとキャベツ炒めだった。
 場所は小学校の家庭科室だった。
 目玉焼きが上手にできたという記憶はないが、なぜか「キャベツ炒め」がすごく美味しかった記憶がある。
 きっと上手にできたからだろう。
 今朝、その組み合わせで朝食を調理した。
 すご〜く懐かしかった。
 あの頃よりはきっと目玉焼きも上手になっているだろうな。
 人は成長する生きものだね。

 (2017.05.08) △このページのトップへ

『寅太り終了、源氏痩せスタート!』5093

 長かった寅太りも終わり、昨日は寅さんを観ずに寝た。
 寅さんを観ないということはおやつを食べなかったということだ。
 そして今朝、「ああ、腹減った〜!」と2人で起きてきた。
 これからは新しい夜の習慣に入っていく。もう太ることはない健康習慣。
 それはアノ『読み聞かせ』である。
 ルソーの『エミール』くんは卒業し、今度のテーマは日本の恋愛古典『源氏物語』(紫式部)である。
 いろんな人が訳を出しているが、その導入としてお聖さんのをまず買った。その上巻がそろそろ届く。
 寅太りと違って、読み聞かせのいいところは、ボクは口、妻は手と耳が忙しいこと。
 とてもじゃないが、おせんべいパリパリしながらというわけにはいかない。
 読むことでボクは腹筋と肺活量が鍛えられる。これはサックスの基礎訓練にもなる。
 妻は、聞きながらいろんなものを縫ったり、拵えたりすることができる。一挙両得。
 寅太り終了、源氏痩せスタート!

 (2017.05.08) △このページのトップへ

『夢は実現する』5092

 さっき、たまたま5年前のブログを見つけて驚いた。
 こんなことを書いていたんだね。
 つくづく夢は実現するんだなあ、と思った。
 YAYAだけはなくなっちゃったけど、当時から憧れのお店は今も変わらずお世話になってます。
↓↓↓↓↓

『秋田にて』1867

 秋田市はいいな。
 住みたいな。

  

   

 (2012.06.03)→ (2017.05.07) △このページのトップへ

『心を一つに』5091

 昨日も書いたが、「前もって人間たち」の日持ちとの戦いは続いている。
 しかし連休最終日の今日、何となく先が見えたというか、在庫処理のめどがついてきた。
 さすがに、買わないで食えばなくなるものだなあ、と当たり前のことを当たり前に思う。
 それもこれも、2人がケンカをしないで「心を一つに」あれこれ考え、計画を立て、それを着実に実行してきたからだ。
 しかも、「ええい!」とばかり、大口を開けて掃除機のようにとにかくむしゃむしゃ食い続けたのではない。
 それでは「飼育された豚」になってしまう。
 せっかく食べる以上は美味しく、美味しく! をモットーに、大変お上品にいただいた結果のことなのである。
 最近の言葉で言えば「男女共同参画」「共働」の精神でつかんだ勝利だ。えへん!

 (2017.05.07) △このページのトップへ

『妻のこと』5090

 少しの時間に踊りを踊ろうと着物に着替えた。
 しばらくして青い顔で現われた妻はボクに言った。
「なんだか気持ち悪くなってきたからやめる」
 着物を脱ぎながらその理由が分かった妻である。
 どうやら帯をきつく締め過ぎていたらしい。
 もう一つ。
 足を真っ赤に腫らしている。
 先日外出した時に、どこぞで虫にやられたらしい。
 オロナイン軟膏をせっせと付けていたが、はたとビンを見つめてこう言った。
「どこにも虫刺されって書いてない!」
 ツルハでキンカンを買うことにしたようだ。
 ティッシュペーパーに大きな字で「きんかん」と書いて、ボクの机に置いてある。
 そんな妻のこと。

 (2017.05.07) △このページのトップへ

『さまざまなこと思い出す桜かな』5089

 そんなサクラもあっという間に、潔さが身上とばかりに散ってしまった。
 そしてボクらは、ゴールデンウイーク最後の朝も5時に起きて仕事をしている。
 昨日作ってくれた妻のお料理を紹介しよう。
 国産の柔らかいたけのことわかめを、うす〜〜いだし汁で仕上げた。
 庭に生えてた木の芽を彩に、先日買った陶器に器に盛り付ける。
 ああ、素晴らしいね!



 今朝はこれがメインのご馳走だ。

 (2017.05.07) △このページのトップへ

『前もって人間の陥りやすいワナ』5088

 連休後半は仕事なので、せめて家にいて美味しいものを食べるぜいたくを味わおうと思っていた。
 なので、いろんなものを買い占めておいた。
 これがボクたち「前もって人間」のサガだ。
 しかし、困ったことが起こっている。
 そのことで険悪なムードにさえなっている。
 つまりどーゆーことかとゆーとだ。
 冷蔵庫の中で、いろんなものが「早く食べろ〜!」「そろそろ食べないと腐っちまうぞ〜!」と言い始めているのである。
 ソマリアの難民には申し訳ない贅沢な悩みなのだ。
 それは分かっている。分かっているからこそ無駄にしたくなくて焦る。
 明日の朝はこれ食べて、あさっての夜はこれとこれ、しあさっての朝はそろそろこれ食べなきゃ、などとやっているが、どーしても食いたい気持ちと食いたいモノとの折り合いがつかない。
 今朝などは、本当は賞味期限が過ぎているウインナーを焼いて食べるべきところ、冷凍してあってまだまだ持つアジの開きを無意識に解凍しちまっていた。
 こーゆー誤算があると、次々に予定が狂う。アレがコッチにいって、コッチがアッチに変更になる。そのうちに頭が混乱して、ソッチのものが後回しになっている。あ〜あ。
 そんなわけで、まだまだ「前もって人間」の日持ちとの戦いは続く。あ〜あ。

 (2017.05.06) △このページのトップへ

『寅卒業』5087

 全部で49作ある『男はつらいよ』シリーズ。
 昨日まで37作観て、今日の38作『知床慕情(マドンナ竹下恵子)』を観れば、残り11作である。
 そのうち7作は、吉岡秀隆&後藤久美子がメインで、寅さんは伯父さんとして「恋愛指南役」として登場する作品。
 11作のうち全く見ていない作品は7作で、それを見れば完全鑑賞なのだが、ここにきてその意欲に陰りが差してきた。
 最近特に感じるのだが、どーも、ここんとこの寅さんの活気がいまひとつなのだ。
 いや、彼がどーこーというよりも、ストーリー自体が単調で面白くなくなってきた気がする。
 コロンボシリーズと一緒で、おそらくマンネリになってきたんだろうな。
 そんなわけで、2人の間では「そろそろ寅は卒業しよう!」という話になっている。
 そういう話になったもう一つの理由は、このところそんなに仕事が深刻に忙しい状況でなく(特にGW期間)、精神衛生上の「馬鹿笑いタイム」は必要なくなったせいでもある。繁忙期には右脳と左脳のバランスに大笑いは効果的だった。
 おまけの理由として(いや、こっちがメインかもしれないが)、寅さんを観てると団子屋のシーンが多く、どーしても甘いものを食べたくなるので、必然的に大いに太った。この悪習慣を早く解消したいという思惑がある。
 自分たちの不摂生を寅さんのせいにしてごめんね。
 そんなわけで、あと1〜2回観たら終わりにする。
 今度はまた読書&裁縫タイムだ。
 体重計の数値をにがにがしく見つめながら、妻は「正しい卒業ね!」と言っている。

 (2017.05.06) △このページのトップへ

『思わずきゅん!』5086

 若葉が目に染みて、思わずきゅん!
 イチョーの若葉は、あの形のまんまでちっこくて可愛いい。
 ボクの蒼の時代の空想の翼が開く。あまりにも蒼かった時代の。
 で、いろいろあってここまできた。
 いろんな人たちに助けられてここまできた。
 そして、妻と暮らす今がうれしいね。
 57歳の涙腺に、若葉の緑が痛かゆい。

 (2017.05.06) △このページのトップへ

『エリー考』5085

 エリーといっても「衿」の話。
 昨日お会いした陶芸家のご夫婦はそろって詰襟の服を着ていた。
 詰襟の服といえば、思い出すのは「谷川俊太郎」と「伊丹十三」と「ミスターマリック」と「服部幸應」である。
 谷川さんと伊丹さんは芸術家の部類に属するが、後者の2人はどちらかというとイカサマ師っぽい。
 服部幸應は日本を代表する料理研究家で、料理学校の名門・服部学園の理事長だが、本当は調理師免許すら持っていないイカサマ師らしいが、長くなるので今日はそのことは端折る。
 ミスターマリックがハンドパワーでモノを浮かすときの手つきと、共産党の志位和夫さんのポスターの手つきが似ていることに気付いたが、この際それもよしとする。
 何だっけ? 何の話だっけ?
 そうそう「衿」だ、「衿」。
 昨日観ていた寅さんの中で、島の先生役の栗原小巻が寅さんに「寅さんは独身でしょ?」と言ったセリフがあった。
 寅さんは「え? どうして?」と聞く。
「だって衿元が涼しげだもの。生活のにおいがしないもの」と、言われてヒジョーに照れる寅さんだった。
 考えてみれば、寅さんはまずネクタイをしない。ダボシャツに腹巻にいつもの格子柄の上着。
 考えてみたらボクもネクタイをしなくなってかなりの年月が経過した。
 かつてビジネスマン時代はゼッタイにネクタイをしてたもんだったが。
 妻に言わせると、ボクと寅はかなりの類似点があるそうだ。
 例えばヒジョーに自分勝手なとこ、ばかなとこ、いじけやすいとこ、などなど。。。
 今度はそれに、衿元が涼しいとこも加わった格好だ。

 (2017.05.05) △このページのトップへ

『買い物禁止令』5084

 5月5日、子どもの日の今日、ボクに「買い物禁止令」が出た。
 ここんとこ、外に出るたんびに食材を買ってしまい、冷蔵庫が満杯になってしまったのだ。
 追い打ちをかけて昨日は、忘れていたが1週間前に注文していた生協の宅配まで届く始末。
 これでは腹が幾つあっても、太鼓腹のキャパがどんだけ増えても賄えない、ということになった。
 今日はボクのサックス練習日。いつもなら練習後にデパ地下でおつまみでも、とゆーことになっていて、自動的に足が向く習性に妻がくさびを打ってくれた。
 買い物禁止令!
 は〜〜〜〜い!!

 

 (2017.05.05) △このページのトップへ

『いい天気だった!』5083

 山桜が満開!
 いい天気だった。
 ボクたちはシェアカーを借りて「天使たち」の家に行った。
 素晴らしい芸術を見るために。
 今回の展示会は日米合作、新旧融合、父子相伝、ジェネレーションシナジー満載の実に豊かなものだった。
 ユズリハでいえば、譲る葉も新しい葉も共に全盛を誇ってエネルギー全開で繁っている感じ。
 そして、何よりも「料理を盛った写真」の素晴らしさ。
 それは、料理をつくったMちゃん(奥さん)と、それを妥協を許さずカメラで撮ったYくん、腹減らしをじっと堪えて待ったHさん(師匠)の、三位一体、家族一丸の、まさに「マニュファクチャリングアート」と言っていいものだった。
 山の自然の芸術と、三人の心のこもったぬくもり(三温)の芸術を堪能して家路に着いたのだった。
 クルマを返し、デパ地下でマグロの切り落としを買い、買ってきたお皿に盛りつけた。
 天ぷらのカラッと揚がる秘訣をMちゃんに聞いてきた妻は、さっそく、頂いてきたありがたい山のめぐみたちを揚げてホクホク頬張ったのだった。
 サイコーにおいしい春の芽(コシアブラとタラノメ)の天ぷら。
 ああ、なんてシアワセなんだろう。。。















 (2017.05.05) △このページのトップへ

『秋田市民2年生!』5082

 2年前の昨日、ここに待望のお引越しをした。
 もう2年だなあ、というよりは「まだそれだけしか?」のオドロキ。
 第二の文明開化! というには余りある、豊かでイキイキワクワクした生活を手に入れた思いでいっぱいだ。
 しかも、これからももっともっとミステリーでアドベンチャーーで、エキサイティングな楽しみが広がっている。
 玉手箱にはまだまだた〜くさんの宝物が詰まっている。そんな気がする。
 不動産屋さんにも大家さんにも、何よりもこんなステキな物件を人手に渡さずにお取り置きしておいてくれた「神様」に大感謝しながら、今日から3年目の新しいピカピカの月日を刻んでいこう。
 天気がいい。連休中唯一の完全お休みデイ。
 今日は「山葵天使たち」の焼いたやきものを見に行く。
 駅まで歩いて50分。それからシェアカーで、春風を切ってお出掛けだ!

 (2017.05.04) △このページのトップへ

『寅なのについに寝る』5081

 フーテンの寅さんを観始めてから一度も途中で寝たことがなかったのに、ついに昨日はコックリやっちまった。
 そりゃまあ、ボクの集中力の問題もあるでしょう。
 それを年のせいにでもなんでもしてくれて結構、結構毛だらけ、ネコ灰だらけ、お尻の周りはクソだらけ(寅)。
 しかし、これだけは弁解させてもらいたい。
 昨日のマドンナ中原理恵さんのは、ちょっとイマイチだったのね。
 妻に言わせても、今までで一番ちょっと・・・だったのね。
 そんなわけで、本業が歌手か女優かでこんなにも違うもんかなあ、女優ってすごいなあ、と思ったわけです。
 今日は樋口加奈子さんだから寝ないぞ!

 (2017.05.03) △このページのトップへ

『掃除が始まるので』5080

 妻が段取りを「寝ないで考えていた」という掃除が始まっている。
 ブワンブワンと言う音がしている。
 こんなことをしているわけにはいかなくなってきた。
 また後で。。。

 妻の段取りはなかなかのもので、いろいろなタスクが待ち受けていた。
 全部の窓と網戸拭き、台所の壁のかび取り、排水口の掃除・防虫剤散布、押し入れの上の掃除、風呂場の天井の乳酸菌によるかび取りなどなど、高い所は全部ボクの担当だったが、やっと今作業が終わった。
 そして、作業が終わるや否や、今度は猛然の仕事モードに入っている代表である。トトトトトトト・・・。
 実はこの連休中、代表もボクも仕事がみっちり入ってしまったのである。
 休みは明日の午前中ぐらいしかない。そんなわけで、何だか、そんなわけです、はい。。。

 (2017.05.03) △このページのトップへ

『一言、イワシてもらいたい』5079

 炊き立てごはんに、わらび、いわし、梅干し、生卵。。。
 今日も、理想の朝ごはんを前にして。



 静かだ。



 静かだ。



 静かだ。



 静かだ。
 箸を付け、箸を置くまで。
 不敵な笑いと「うん」しか出ない。
 静かだ。
 最後に一言、イワシてもらいたい。
「あ〜、あ〜、うめかった〜〜!」

 (2017.05.02) △このページのトップへ

『春を十分味わってね』5078

 昨日、定期健診でマッツ先生に行った。
 重篤な患者さんには申し訳ないが、ボクたちは別にどこがどーということもなかった。
 マッツ先生と妻とのゆる〜い会話。
「連休はどうして過ごされるの?」
「特にどうということもありませんけれど・・・」
「短い春を十分味わってね」
 は〜い、春を十分味わいま〜す。

 (2017.05.02) △このページのトップへ

『頻尿と名探偵ポワロの関係』5077

 昨日、定期健診でマッツ先生に行ったのだが、壁のパネルに「頻尿(過活動膀胱)」と書いてあった。
 そのことが、しばし2人の話題になった。
「そーいえば、今は熟睡して寝てるけど、かつては夜中に何回もトイレに立ってたっけ」と妻。
「そーいえば、そーだったねえ」
「あれはどーしてだったのかなあ?」
 それをしばらく考えていたが、やがて妻からこんな見解が得られた。
「もしかして寝る直前に観ていた映画のせいかも・・・」
 今は笑って見られる『男はつらいよ』シリーズ、かつては眉間にしわを百本刻んでも理解できなかった『名探偵ポワロ』シリーズだった。  
 そのことが睡眠の深さに影響し、それが頻尿にまで及んでいたのではないか?
 なるほど! とボクも膝を打った。
 そーいえば、ポワロの頃は鑑賞中もしょっちゅう「うたた寝」をしていたものだが、今はそれがない。
 腹が痛くなるほど笑いながら隅から隅まで観ている。
 そうか、これが熟睡の秘訣だったのか!
 そんな「寅さん」だが、ザンネンなことにもう36作目に入っている。終盤戦に突入してるのだ。
 終わったらどうしよう・・・。今度は何観よう?

 (2017.05.02) △このページのトップへ

『ジャンボ』5076

 ジャンボは死語か?
 昨日妻と議論になった。
 これは一見死語にようで、用法によってはそうでもない言葉だ、ということが分かった。
 ジャンボフランク・・・結構怪しい。
 ジャンボ尾崎・・・かなり怪しい。
 ジャンボジェット・・・いや、コレあるんじゃない? 今も。
 年末ジャンボ宝くじ・・・あ! これは死語ちゃうわ! ビンビン生きてる、コレ。当たんないけど。

 (2017.05.02) △このページのトップへ

『5月になりましたねえ〜』5075

 5月はいいねえ。
 なんかいいねえ。
 まず天気がいいねえ。
 五月晴れ! すてき!
 千秋公園のサツキやツツジも最高!
 梅や桜もいいけど、ボクはこっちのほうが好きになったな。
 なんというか、心穏やかというか、寒くないというか。。。
 そんなわけで、5月はいろいろアクティブに楽しみますよ。
 お習字もサックスももちろんだけど、外でお弁当もいいね。
 やっと秋田もそんな時期になってきましたよ。

 (2017.05.01) △このページのトップへ

『なると問題』5074

 ラーメンといえば・・・のお話です。
 ボクたちはそんなにラーメンを食べるタイプではないが、食べるならココ! というのがG町のDさんだ。
 ラーメンに限らずあらゆるものが安くてうまい!
 この界隈は秋田でも屈指の「ラーメン店激戦区」で、言えるだけでも十以上のラーメン専門店が軒を並べる。
 ジロウ系だとかゴロウ系だとか、背脂だとか腹脂だとか椿油だとか、煮干しだとか梅干しだとか甲羅干しだとかいろいろである。
 だが、ボクらの舌にはまったく合わない。全然合わない。そして高いし量がハンパない。無理、無理、ゼッタイあかん。
 ラーメン屋で食べない場合、生協等で既製品のラーメンを買って食うこともある。
 最近、「飛騨高山ラーメン」というあっさりしょうゆ味の縮れ麺が出ていて買った。
 飛騨高山といえば美味しいものの宝庫だけあって、いかにも美味そう。
 本格的につくって食うとなると、それに付属する具材が大事になる。
 かつてここにも書いたけど、独身貴族の時に「担々麺」なるものを作ってみたが、あれにもさまざまな具材が登場した。
 今回の飛騨高山ラーメンはひじょーにオーソドックスな昔ながらのラーメンなので、当然「メンマ」(味薄)は必要だ。
 ネギは当然として、海苔はある。スアシさんに頂いた高級海苔。
 あとは「チャーシュー」だが、昔は東海林さだおさん直伝の「チャーシュー」を豚バラブロックを煮て作っていたものの、今回はそーゆー手間を省きたいので、デパ地下で3枚300円の「西山ラーメン」ブランドのものを買ってきた。
 これは値段でも明らかに飛騨高山麺そのものをしのぐ高級なものだ。
 そして、話が長くなったが、どーしても欲しいのが「なると」であった。
 で、さっき勇んでマックスBに買いに行ったのだが、手に取って困った。
 どうしてこんなに長いんだ?
 薄〜く2〜3枚切ればそれでいいのだ!
 ど〜して、ねえ、ど〜して?
 こんなに長いと残ったの、どうすんのよ?
 この4分の1でいいので安くしてください。
 178円が98円でもいいので。
 そんなことを考えながら、結局手に取ったなるとを棚に戻したのであった。
 以前も同じことを4〜5回やったなあ、と思いながら。。。

 (2017.04.30) △このページのトップへ

『復活した町内会長』5073

 いやあ、よかった、よかった。
 先ほど、町内会長が来て、2カ月の入院生活から復活したこと。
 会報の件では迷惑を掛けたこと。
 総会で町内会長を再任したこと。
 文教部長は欠員のままになっていること。
 会報の「ゴリラ」の看板をワード版にしてほしいこと、などの要件と、長い療養生活のエピソードを10分ほど話していかれた。
 妻と玄関先で話を聞きながら、まずは会長の復活を喜んでいた。
 正直、こんな立派な町内会長は今まで見たことがないと日ごろから思っていた2人なので、この復活は大変喜ばしいことだった。
 会長の病気が帯状疱疹から始まる敗血症であったこと、40度の高熱が出て2月18日に近くの医院から私立病院に救急車で運ばれたこと、原因不明で「これでもう終わりか」と思ったということ、会長の年齢が70歳であることなどを知り、妻は「まだまだお若いですよ。無理しないで頑張ってください!」と叱咤激励していた。
 いやあ、ホントに、それにしても、よかった、よかった!

 (2017.04.30) △このページのトップへ

『字の上手い妻と』5072

 字の上手い妻に呼ばれた。
 字の上手い妻は庭に洗濯物を干していた。
 字の上手い妻は気持ちよさそうに庭を指差し言った。
「ほら! 芝桜よ」
 ほんとだ。去年そーいえばホーマックで買ってきたんだった。
 それから、しゃがんでどちらからともなく庭の雑草取りが始まった。
「今年はスズラン咲かないね」字の上手い妻が言った。
 確かに。と思ってよく見ると、スギナに埋もれる格好でたくさん芽を出していた。
 この時期に雑草を取ってやらないと、後々スズランの生育に影響することをボクは思い出した。
 それで、精力的にスズラン周りの雑草取りが始まった。
 NHKの朝ドラ「スズラン」の話をボクがすると、「仕事中によく見られたのね」と妻が怪しんだ。
 ボクは「それもそうだなあ、いったいボクは仕事してたんだろうか?」と自らを怪しんだ。
 そんな会話をしながら、このままではきりがないことをどちらからともなく思った。
「どっかでやめよう」
「そうね」
 それからしばらく字の上手い妻は雑草を取っていた。
 字の下手なボクもなかなかやめられなかった。

 (2017.04.30) △このページのトップへ

『たまらんち会長のシアワセ論』5071

 毎日が本当に楽しい。
 今朝の朝ごはんも美味かった!
 なんと! 金目鯛の干物(静岡加工)である。妻がお習字の帰りに買ってきてくれたのだ。2人で1枚500円。
 沼津加工のアジの干物は天下一品だが、同じ静岡ということは・・・と期待をもたせたがジッサイ美味かった!
 本当に美味過ぎる!!! 大根おろしも美味かった。
 本当にこれで最後の「山葵天使の山葵漬け」も美味かった!
 それから茄子と茗荷と大葉の味噌汁もサイコーだった。
 美味しい筋子の最後の一切れは、さらにそれを2つに分けて食べたが、これももちろん美味かった!
 「毎日が楽しい」ということは、その連続としての「人生が楽しい」ということを意味する。
 人生が楽しいということは、人の一生の目標というか、理想だろう。
 誰だって「つらく苦しい人生」は嫌だろうから。
 そのことを誰もが悩み考えている気がする。シアワセになりたいと切に願っている。
 ボクらの幸福論、それは単純に「シアワセとは毎日が楽しいこと」である。
 そして、その具現化の最たるものが「朝ごはんが美味しいこと!」である。
 ボクらにとっての「シアワセ」は実に単純なことだということが分かった。
 でも、毎日の朝ごはんがいつも美味しく食べられるためには、まず健康だ。
 健康の中には歯が弱ってないことも含まれる。それが駄目だと噛めないべ。
 それから夫婦仲良くということも含まれる。2人で食べなきゃ意味ないべ。
 それから美味しくつくるためのノウハウとそれを可能にする時間も必要だ。
 もちろん、そーゆー美味しいものを買うだけの、少しばかりのお金も要る。
 そして、一番好きな一生モノの器に盛って、じっくり味わって食べるのだ。
 「ああ、美味しいね!」「ああ、美味しいね!」「泣くね!」と言ってね。
 ああ、それがボクらが信じる「たまらんち会長のシアワセ論」なのだなあ。

 (2017.04.30) △このページのトップへ

『世界一おいしい朝ごはん』5070

 うちには、自慢じゃないが、世界で一位のものがある。
 それは「朝ごはん」である。
 これほどおいしい朝ごはんは、まずゼッタイどこにもないだろう。
 ジャン!!!



 これは「なめたカレイの煮物」である。
 カレイはカレイでも「な」と「め」と「た」が付いたカレイである。
 昨日、お習字の帰りにデパ地下に寄った妻が買ってきたのだ。
 小さな「なめた」を3切れにしてもらって。
 お正月など時が時なら、また大きさが大きさで、子っこが入っていたなら、1万円はゼッタイに下らないのがこの「なめた」である。
 特に宮城県ではそうだった。
 しかし、買い物上手の妻は、これをなんと「398円(税込み)」で買ってきたのだ!!
 1切れ130円ほど。子っこがなんだ! 大きさもジャストサイズ! 味はかえって美味しいくらい。わ〜い!



 今、電話で話した石巻のおばあちゃんにも、残りの1切れ食べさせてあげたいねえ。
 そうそう、おばあはどんどん元気になって、心臓もどんどん体に馴染んできているらしい。
 6月11日(日)のボクのライブステージにも来てくれそうな勢いだった。
 ケーコさんが「お母さんに」とくれた「かまぶく(米菓子)」も、食べたいと言うので送ることにした。
 そんなわけで、世界に誇る「わが家の朝ごはん」を早く一緒に食べたいものだ。おばあ、待ってるよ〜!



 わさび天使たちに頂いた「山葵漬け」もいよいよこれで最後。
 今回もたくさんいただいて春の息吹を満喫しました。ありがとう、天使たち!

 (2017.04.29) △このページのトップへ

『青春が燃える金曜日♪』5069

 日は上り、日は沈み、日は上り、鯉のぼり。
 もうすぐゴールデン洋画劇場、いや、ゴールデンウィークですねえ。
 そんなわけで(どんな?)、今日、金曜日は2人の青春の日。
 それはお互いにレッスンがあるからだ。
 片方は筆、片方は笛(サックス)を持ってのお出掛けである。
 空に燃えてる真っ赤な太陽〜♪
 腕に抱えたカバンとケース。
 エイコラゴーゴーやっつけろ!(誰を?)
 年がら年中傷だらけ(なんで?)
 泥んこ苦行はなんのため(はて?)
 勝って帰らにゃ男じゃない!

 「勝って」ではないが、今日、お稽古が終わったら妻は、デパ地下で何かおいしいものを「買って」きてくれるそうです。
 買って帰らにゃ女じゃない!

 (2017.04.28) △このページのトップへ

『連休はゆっくりしよう』5068

 今年は連休らしい連休になるようだ。
 5月1日と2日を除けば暦どおりでも7日はお休みが続く。
 さて何をしようか?
 何をしようかと迷えるうれしさ。
 スケジュールが今のところタイトじゃないよろこび。
 ゆる〜〜いシアワセ。
 もう今からわっくわく!
 今日も庭にウグイスが鳴き、空はあっ晴れ、ランランラン!

 (2017.04.27) △このページのトップへ

『いい声三羽がらす』5067

 デパ地下で「漬物を売っているI」さんの声もバリトンでなかなかのものだが、先日観た「大原麗子」さんの声も色っぽくて良かった。
 あと体重400キロのハワイアンの英雄「イズラエル」さんの声も良かったなあ。
 それから「布施明」さんのバアイは、声もさることながら歌のうまさが際立っている。足の短いのだけが玉に傷だが。
 あと、男か女か分からないジャズシンガー「ダイアナ・クラール」さんの声もいいね。
 ここまでの5人の中から「いい声三羽がらす」を選ぶとしたらどうだろう?
 う〜〜〜〜ん。ヒジョーに難しい。。。

 あ、ちょっと待てよ。今朝庭で鳴いてた「ウグイス」を忘れてた。この方が何と言ってもダントツ1位だな。

 (2017.04.26) △このページのトップへ

『Aバスで行こう!』5066

 「A列車で行こう」 (Take the 'A' Train) は、ジャズのスタンダード・ナンバーの一つ。
 1939年にデューク・エリントンが楽団のピアニスト兼作編曲者であったビリー・ストレイホーンに作詞・作曲をオーダーして作られた作品。
 1941年2月15日にエリントン楽団の演奏でレコードが発売され大ヒットした。
 以来、エリントン楽団のテーマ曲として広く知られている。エラ・フィッツジェラルドとの競演でも名高い。
 曲のタイトルにある「A列車」とは、ニューヨークの、ブルックリン東地区からハーレムを経てマンハッタン北部を結ぶニューヨーク市地下鉄A線(別名「8番街急行」)の名称である。
 この曲の題名と歌詞には、「(ジャズを楽しめる)ハーレムに行くなら、速く行ける "A"看板の電車(すなわち "A" train = 8番街急行)にお乗りなさい」という意味がこめられている。
 歌詞中の「シュガーヒル」は、ハーレムの西に位置する高級住宅街である。
 沿線のメインストリートである125丁目には黒人音楽の聖地アポロ・シアターがある。(「ウィキペディア」より)

 さて、今日ボクが書きたいのは「A列車」ではなくて「Aバス」のことである。
 クルマとお金を持たないボクらの交通手段は、もっぱら自分の足とバスである。
 秋田市内にはAバスという路線バスが走っていて、大学病院の路線はとても頻繁にダイヤが組まれている。
 経路もいろいろあって、秋田駅西口からも東口からも出ている。
 さらに、秋田大学〜秋田高校〜手形山経由のもあれば、山崎交差点から広面のメインストリートを通るものもある。
 ならすと15分に1本は確実に出ている。そんなわけでボクらはAバスにはお世話になりっ放しだ。
 Aバスの運転手さんは、この業種には珍しくとても感じのいい方が多い。
 実は先日、ボクはバスの中にリュックを忘れてしまった。なんで? と聞かないでほしい。ボクは昔から「忘れ物王」なのだ。
 それでもって、家に帰って気付き、慌てて電話したところ、親切にもその運転手さんがしっかり本部に通知してくれていた。
 しかも、ボクがいつも降りる東口の案内所に置いておいてくれるとまで言ってくれたのだ。
 なんて親切な! Aバスが一層好きになった。
 そんなわけで、みんな、Aバスで行こうね! Aバスに乗ろうね!

 JOYさんに聞いた備忘録。
 Don't Mean A Thing (If It Ain' t Got That Swing) 「スウィングがなければ意味ないね」デュークエリントン。

 (2017.04.26) △このページのトップへ

『本物のウグイス、ニセモノのウグイス』5065

 今朝、寝ていると「ホーホケキョ」と鳴く声。
 間違っても、汚い声で「ホ〜ホゲギョ!」ではなかった。
 西川よしおだっけ? のりおだっけ?
 アレではなかった。
 本物のウグイスの声だった。しかも多分寝ている所からものの2〜3メートルも離れていないわが家の庭の梢で鳴いている。
 以前いた場所はここと違って山間地だったので、もちろんいろんな野鳥がやってきては鳴いてた。
 もっともうるさかったのは近所に営巣していたキジであった。親子でさびたシャッターの開け閉め音を響かせていたものだ。
 そこには「ほーほっけきょ」と鳴くものもいたが、それは正真正銘のウグイスではなかった。
 その名も「モズ」。百舌鳥と書くその名のとおり、百の舌でウグイスの物まねをしているのだった。
 こいつはカッコーと一緒で「托卵」という姑息な方法で子育てをさせる鳥でもあった。
 そんな春の朝。ボクは今から練習です。

 (2017.04.25) △このページのトップへ

『新たな火種』5064

 新たな火種。
 それは新たなサックスのステージにおける課題曲のことである。
 一難去ってまた一難。
 今度の曲は「枯葉」よりもさらに難しいみたいだ。
 しかも、生のバンドでの演奏。
 今回やったように、しくじっても個人プレーで自分だけ恥かきゃ済む問題ではない。
 まだ見ぬドラムの方、ベースの方、キーボードの方、それからボーカルの方(あと誰だろう?)み〜んなに迷惑を掛けることになるのだ。
 ああ、恐ろしい。どうしよう。
 甲子園出場を賭けた県予選決勝、フラッと上がった凡フライを落球したために夢かなわず、メンバーから一生「キャプテン、気にすんなよ。俺たちぜっんぜん気にしてねえからさ」と言われ続けた、元K水産のキャプテンのKくんを思い出す。
 彼はそれが一生のトラウマになり、居酒屋の店主となった今も、「フライ」だけはバイトに揚げさせるようになった。
 それくらいチームプレーは怖い。
 ボクは果たしてその重圧に耐えることができるだろうか?

 (2017.04.25) △このページのトップへ

『都会人』5063

 妻の花粉症は昔からだが、最近どーもボクもおかしい。
 元来田舎者なので、花粉症などあるもんか!
 杉の花粉であれ、ブタクサの花粉であれ、そんなもん「カフン!」ってなもんで過ごしてきた人生だった。
 この時期涙目になっているヒトたちをかわいそうだなあ、都会人さんたちよ。
 と、田舎者のひがみを多分に含んだ目線で眺めていた。
 しかし、どーやらそんなボクも都会人の仲間入り。
 田舎者にあわれまれる身分になったようだ。
 半分悲しく、半分うれしい。
 初めて上京した人が、見ず知らずの人に「そちら東京の方ですか?」と聞かれてドギマギするみたいな感じ。
 そして、やっと分かる花粉症の人のつらい気持ち。

 (2017.04.25) △このページのトップへ

『知られてないクリソツさん』5062

 大滝秀治を女にすると京マチコ。
 京マチコを男にすると大滝秀治。
 すごくクリソツ。
 寅さんを観てて気付いた事実だ。
 それから、昨日観たマドンナの大原麗子は、今まで観た寅さんの中で最もマドンナらしいマドンナだった。
 一方、退避、いや堆肥、いやいや「対比」としての泉ピン子もかなりおかしかった。
 そうそう、室田日出男も懐かしかったな。あの役者感はかなりいいね。
 そのままあの時代にタイムスリップさせてくれる印象深い俳優だ。
 ピラニア軍団にはいろんなすてきな俳優さんがいたものだったね。川谷卓三とかね。何でみんな早死にしちゃったのかね?
 いい役者は早死にしちゃうのかね? そうか、大原麗子もそうだよね。彼女は孤独死だったね。ああ、美人薄命。。。
 話が別の方向にいっちゃった。

 (2017.04.25) △このページのトップへ

『天気がいいとね!』5061

「天気がいいとね!」
 そう言って、さっきから外の物干し台と、洗濯機のあるとこと、押し入れとを行ったり来たりしている妻。
 こういう日にしかできない、洗濯や、衣替えや、防虫ハンガー掛けや、いろんな「生活を爽やかにするための作業」にいそしんでいる。
 妻は掃除好きで、洗濯好きで、収納好きで、片付け好きで、そーゆーところが素晴らしいと思っている。
 ボクもそれなりにきれい好きではあるが、まったく彼女の足元にも及ばない。
 そんな性格の妻にとって、秋田の天気は厄介である。
 何しろ全国で一番日照時間が少ないのが秋田なのだから。
 だから色白で秋田美人になったなどというポジティブな考察がある反面、だから自殺率日本一なのだという超ネガティブな見解もある。
 いずれにしろ、そんな秋田だからこそ、短い『日の射す時間』を味わいたいものだ。
 この時期はお花見だろうし、夏はお祭りだろうし。
 ただ、ボクらの性格が「人ごみ大嫌い」というのもあって困るね。
 それにしても天気がいい!
 今日は例の「とっておきフィールド」でサックスのおさらいでもするかな?
 それとも大学病院内のサクラでも見に行くかな? お弁当持って・・・。

 (2017.04.24) △このページのトップへ

『大晴麗子』5060

 今日は寒い朝だ。
 これから大晴れになるからのようだ。
 気温も最低が4度で、最高は19度(秋田市)と書いてある。
 この頃毎日観ている、アマゾンプライムビデオの「寅さんシリーズ」は21作まで来て、今日は大原麗子がマドンナ。
 そんなわけで、また慌ただしくも楽しいだろう1週間が始まる。
 57歳、アラ還にして心はこの青空に負けないほど麗しく満たされている。
 妻も日夜、暇さえあれば筆をもち、ハネの練習に明け暮れる。時々、着物に着替えて踊る。
 いやあ、何かに熱中するって素晴らしいなあ。。。
 何歳になっても、いや年を取ったからこそ、じわっといいのかもしれない。

 (2017.04.24) △このページのトップへ

『枯葉咲き、枯葉散る』5059

 枯葉咲き、枯葉散る。



 いい経験だった。
 いろんな方たちの演奏を聴く機会を与えられたことにまず感謝だ。
 いやあ、いろいろだった。
 え? ボクですか?



 ですから、枯葉咲き、枯葉散るってカンジです。
 少なくともボク以外はみんな経験値の高い人たちで、レッスン歴8年というおじさんもいて。。。
 コンサートも常連さんたちで。



 まだレッスン開始半年ちょっとのひよっこはボクだけで。。。
 コンサート初出演もボクだけで。
 そんな若造が難曲『枯葉』を吹くなんて! みたいな。
 でも、先生はじめ、先輩たちも暖かく見守ってくれ。
 枯葉咲き、枯葉散りました。
 曲が決まってから2カ月、ボクは格段に指が良く動くようになったと思います。
 続けて良かったと思っております。
 次は、6月11日のライブハウスでも生バンド演奏!
 わあ、もうどうしよう。。。
 デパ地下で花見弁当を買ってきて、家で2人で打ち上げの乾杯でした!
 いやあ、疲れたけど、ジッサイ楽しかったなあ。。。

PS) そうそう、ボクの演奏を聴いていた皮ジャンの人(奥さんの演奏を見に来ていたロックバンドのベーシストの人)が、休憩時間ボクのところに走り寄ってきて、「いやあ、一番良かった! なんかオレと同じにおいを感じる!!」と言われました。「いい匂い」なのか「悪い臭い」なのかは別として、素朴にうれしかったな。。。

 (2017.04.24) △このページのトップへ

『その日』5058

 泣いても笑っても、しょっぱいもの食べても辛いもの食べても、その日はくる。
 ついに「その日」がきちまった。
 4月23日。
 今日は、わがチェンジボー人生、最初にして最大の異業種挑戦事業(クラス発表会)の日! 



 思えば長い冬だった。
 吹雪の中を通った通った、通い抜いたぜALVEのスタジオ!
 こんちくしょう! と、うれしいな! を繰り返しつつ通いましたよ、YAMAHA大人のレッスン!



 やめてやる! と、おもしぇな! のシーソーゲームだったこの半年。
 間違いなく、自信を持ってこれだけは言える。
 ボクは一度も練習を休まなかった!
 あの大病だった風邪の日も。。。
 その都度、妻に愚痴をこぼし、その都度ボクは「藤間流の踊りの名取さん」から叱咤激励されていたものだ。
 酒の美味しい夜もあった。酒のしょっぱい夜もあった。
 ぐれてやる! と思ったことは数知れず。
 もうやめてやる! と、ふてくされて布団をかぶって眠ったこともある。



 目的は人前で吹くこと、場慣れすることであって決して上手く吹くことではない!! とノートの左に書いてある。
 下手でもいいから堂々と吹け! と、「技術面の師匠」はそう言ってくれた。
 ノートの右には、「メンタル面の師匠」からの暖かいお言葉が書いてある。
 それから、この本たちにもボクはずいぶん励まされたものだ。



 ブルージャイアント! ありがとう!
 サクラサク今日、ボクはピンクジャイアントになって、音の枯葉を舞わせてくる。
 いざ、出陣!

 (2017.04.23) △このページのトップへ

『枯葉を太平山に奉納』5057

 初めて外で吹いた。デビュー戦前最後の練習。



 歩いて数分のところに、こんな素晴らしい穴場的練習場を発見したのだ。
 秋大医学部のテニスコートの脇を通って、田んぼしかなくなる送電線の下まで。
 そこは太平山がこのように真正面に見える、まさにゼッコーの練習場所だった。



 ボクはまるで太平山に奉納するかのように「枯葉」を吹いた。
 今までで一番の出来だった。



 これでもうやることは全てやった、という感じ。
 後は野となれ山となれだ。
 それにしても、めちゃくちゃ気持ち良かった。
 これからは毎日ここが練習場だ!

 (2017.04.22) △このページのトップへ

『ぶっかけ三昧』5056

 しょっぱいものや辛いものを大量にゲットした。
 すじこ&塩辛&ネギトロ、そして山葵漬け!
 どれもこれも真っ白いほかほかのご飯の上が似合う。
 炊いた。「ケーコさん&ギャン米」3合。
 これからこれらのものを載せて、せっせといただくとしよう。



 ええい! この際、塩分がどーとか、血圧がどーとか、成人病がどーとか、心筋梗塞がどーとかこうとか、
「ええい! ままよ!」この際不問にしようじゃねーか。



 生きていればこそ、食えるヨロコビに浸ろうではないか! ええい!



 ええい! 明日サックスデビューだが、そんなことはどーでもいい! ええい!



 ええい! 血圧高めだけど、ええい! もう、どーにでもなれってんだ!!
 ええい! ええい! オ〜〜〜!!!

 (2017.04.22) △このページのトップへ

『わさび天使は「春」二度ベルを鳴らす』5055

 わさび天使たちがまたわが家に降り立った。
 大量の天然自然100%のピュアネイチャー山葵を携えて。。。
 本当にありがとうございます!!



 春の工房展で忙しいのにわざわざ。
 さっそくまたもや作りましたる「山葵漬け」!



 実は今回、この制作過程にちょっとした秘話があったので、ショージキに告白します。
 @ 山葵を85度のお湯に10秒浸し、それを刻んで寝かせること3時間。(これで辛みがグワ〜ンと出てくる)
 Aそれからお醤油等の調味料を加えてジプロックで密封し、「朝にはおいしくなるのだよ!」とおまじないをかけておやすみ〜。
 そういうプロセスを経てわが家の「山葵漬け」は作られるのだが、実は今回、ボクらはAの工程を忘れて床に入ってしまったのだ!
 『男はつらいよ』を観ながらM堂のおばあちゃんの「桜餅」を食べ、そのまま歯を磨いて床に入ってしまったのよ!
 恒例の寝しゃべりで「明日何食べる?」とゆー恒例の会話になったから良かったものの、そうじゃなかったら、ボクたちは大変ショッキングな朝を迎えるところだったわけです。
 ああ、危ねえ、危ねえ。。。
 今朝、見てみるとおまじないが効いて美味しそうにできているではないか! わが家の自家製特製「山葵漬け」!!
 これから炊き立てのご飯の上にモリモリ載せていただきますよ!
 わさび天使さまたちに感謝を込めてね!!
 こんな感じでモリモリ盛り盛り食べました! やっほ〜!!! でも、この量どんだけ〜〜〜!??



 (2017.04.22) △このページのトップへ

『お礼状作家』5054

 妻は「お礼状作家」だ。(その点ボクは「わび状」が得意だが。。。)
 今朝も、昨日届いた包丁直し屋さんにメールで感謝を伝える文面を書いたが、これをチラッと覗き見してみて感動した。
 実に相手への感謝の気持ちがよく出ている文面なのだ。
 たった数十行なのだが、本当に涙がチョチョ切れてくる。
 どんだけこの包丁を両親が大切にしていたか。
 自分が嫁ぐときにそれを持たせられたが、研ぎ方もろくに知らず、親不知なことをしたものだ。
 それがそちらさまと縁あって、このように見事に復活したことは感謝に堪えない。
 亡き父も草葉の陰からきっと喜んでいることだろう。
 職人さん、本当にありがとう。。。
 そのような意味のことを文筆爽やかに綴っていた。
 まさに「お礼状作家」の本領発揮である。
 これから、さらに実際の「筆文字」の腕を磨いて、筆書きでお礼状をしたためる日もくるだろう。
 今日は、第2回目の習字の稽古日。天気がいいので稽古カバンを手に歩いて1時間かけて通うそうです。
 途中、M堂のおばあちゃんとこも寄るみたい。

 (2017.04.21) △このページのトップへ

『カモフラージュおばさん』5053

 昔、「カモフラージュ」のことを間違って「カモフラワー」と言っていたオバカな人がいたが、まあそれはいいとして。。。
 先日、地元の銀行のATMでこんな事件があった。
 そこのATMボックスは二重構造になっていて、ATM機のある部屋(ここを「A室」としよう)と、ATM室の外側にももう一つの部屋(ここを「B室」としよう)があった。B室の外側はもちろん「外」である。娑婆世界とでもいいましょうか。
 さて、妻はここのATMに用があった。お金を下ろしたかったのだ。
 妻はB室のドアを開けようとして中を覗いた。B室には水森亜土の亜土帽をかぶってスマホを見つめている若いボーっとした女性(仮に「亜土ねえちゃん」と呼ぼう)が入っていた。
 妻は亜土ねえちゃん越しにA室に目を向けた。A室は無人に思われた。
 妻はこう思った。(この人は客じゃない)
 妻は堂々とB室のドアを開け、亜土ねえちゃんを通り越してA室のドアを開けようとした。
 が、この時だ。A室のドアが向こうから開いて、一人の男(仮に「一人の男」としよう)が出てきたのだった。
 この瞬間、妻はこう思った。(私は横入りをしてしまった! あちゃ〜!)
 妻は亜土に非礼をわびた。亜土ねえちゃんは、まるでアスペルガー症候群の人みたいに全く無視してA室に入って行った。
 何となく気まずい空気がB室にいるボクたちの周囲に流れているのが分かった。
 意図せず「横入り」しようとしてしまったのがその原因だった。
 それからしばらく、いやかなりの時間が流れた。そうだなあ、5分くらいかな?
 亜土は何やらボーっとATMの前に突っ立っているように見えた。
 状況が状況だけに、ただ待っているしかない2人だったが、ボクは内心こんなことを考え始めていた。
(もしかして亜土はボクたちに嫌がらせをしているのではないか?)
 そこへ、娑婆世界のほうからヒジョーに怖い顔をしたおばさんが現れた。仮に「怖い顔のおばさん」としておこう。
 怖い顔のおばさんは、イライラしているようだった。
(まったく何やってんのよ! いつまでかかってんのよ! この亜土!!!)
 そーゆーようなメッセージが眉間のシワに刻まれていた。
 ボクらはいつまでもトロイ亜土と怖いおばさんの板挟みになっている格好だった。
 しばらくそーゆーいたたまれない状況が続いたが、やがて、おばさんがボクらに目配せをしたかと思うと、いきなりB室のドアを開け、A室に突入したのだ!!!
 驚いた! ボクらは何が起こっているのか分からず呆然としていた。
(昔、豊田商事事件というのがあったが、あの時の状況に似ている)ともボクは思って、ゾクゾクした。
 ヤバイ! 2人はそう思って、そこを立ち去る算段をした。血が流れてからでは遅い! と思ったのだ。
 歩き始めたボクたちに「怖い顔のおばさん」は叫んだ!
「空いたわよ〜〜〜!!!」
 満面の笑みだった。その後ろからまったく無表情の亜土が歩いてきた。
 ボクらはおばさんに、「いいえ、いいえ、どうぞ、どうぞ」と譲ったが、おばさんは「だめだめ、私はカモフラージュだから」と言った。
 そうか、彼女は気の弱いボクたちに代わって、カモフラージュして亜土にプレッシャーをかけてくれたのか。
 彼女の名前はもう「怖い顔のおばさん」ではなく、明らかにボクたちの中で「カモフラージュおばさん」に昇格していた。
 そんなことがあったのだが、このおばさんは、いつもこうして「世直し的ふるまい」をしているのだろうな。
 この方はどんだけいつも、憤死するくらいに若者たちに気をもんでいることだろうか。
 それにしてもあのボーっとした亜土ねえちゃんは、ジッサイ、プレッシャーをかけられたことに気付いていたのかな?
 ボクらとすれ違った亜土ねんちゃんの、スマホしか見ていない無表情の顔は、かなりゾッとするくらい怖かった。
 顔のつくりは別として、世直しおばさんのほうは逆に熱血で生気があった。こっちのほうが人間の顔だと思った。
 そんなわけで、昨今の世の中事情を垣間見るような事件だった。ああ、怖かった。

 (2017.04.21) △このページのトップへ

『コーヒー談義』5052

 美味しいコーヒーを飲みながら。
「おいしいね、これどこのコーヒー?」
「パパ牛乳屋」
「え?」
「パパ牛乳屋」
「え〜〜〜?!」
 ボクは「パプアニューギニア」と言ったつもりだったのに。。。

 (2017.04.21) △このページのトップへ

『生まれ変わるって素晴らしい!』5051

 古くなってももう一度生まれ変わりたい!
 あの頃の輝きを取り戻したい!

 そう考えるのは人間ばかりではないだろう。
 これを見てくれたまえ!



 これは、昨日戻ってきたわが家の「かつて古くなっていたものたち」である。
 出刃は先端が欠けて全体もサビだらけで赤茶色だった。
 蛸引き包丁(そう言うんですってね)のほうは柄のところがさびて、付け根の木も腐りフラフラだった。
 もうどう考えてもこれの再生は無理だろう、と思って、実はしぶしぶゴミ袋に入れたこともあった。
 しかし、この包丁たちは亡き義父の形見でもあった。
 彼がいつもせっせと研いでいた姿を妻は鮮明に覚えている。
 それだけに何とかできないものかと、検索のプロである妻がまたしてもネットで見つけたのは、新潟の刃物修理屋「Tふさ」さんである。
 なんと、腐ったりさびたりしたところは溶接までやってくれるらしい。欠けた刃先も元通りに直してくれるらしい。
 しかも修理代もリーズナブルときている。
 そんなわけで、駄目もとと思って出した結果がコレであった。すごい!!!
 もう感激するしかない。本当に職人ってすごい!!!
 送る前の写真を撮っておけば「包丁ビフォアアフター」がお見せできたのがザンネンだが、とにかくボクたちはもう本当に感動しているわけです。
 この包丁を亡き義父の写真に見せて喜んでもらった。
 もう一度言おう。
 生まれ変わるって素晴らしい!
 あの頃の輝きをもう一度!!


 (2017.04.21) △このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(5000〜5050話はこちら)

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