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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
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■メールアドレス(できれば)
 
 

『30回続かない』1600

 卓球。
 何度やっても30回いかない。
 ムキになって頑張ったけど、なかなかその数字は出なかった。
 久しぶりだもん。
 だよね。
 そんな言い訳をしながら1時間後の会話。
「あと1回、これ最後ね。ゼ〜ゼ〜」
「こっち側に返して、バックじゃないほう。ゼ〜ゼ〜」
 ・・・・・・。
「16、ふうふう」
「17、はあはあ」
「あっ!」
「・・・」

 (2012.04.12)   △このページのトップへ

『島津柚香さんからの新着メッセージです』1599

 Facebookとは一体どういうものだろうか?
 それを知るには理屈じゃない。自分がまず「おとり」になって功罪を判定する必要がある。
 そう思って始めてみて、今のところほとんど「功」のほうはないみたいだ。
 むしろボクは「友だちが3人しかしない惨めな男」のレッテルを貼られただけだ。かなしい。
 以前、流行っていた「ツイッター」だかってもんを始めた時と似ている。
 あん時は「罪」のほうが多かった。
 何だかワケの分からん「エンテン」おじさんが、「あの人のあの人のあの人の友だちです。決して怪しいものではございません」と、怪しく近づいてきた。
 なるほど、正体見たり。という感じでやめた。
 Facebookは、昨日だっけ? 画像処理のベンチャー企業を高額な金で買収したそうだ。
 こっちは、ちょっと信用できるかも?
 そう思っていた矢先、こんなメールが届いた。表題の「島津柚香さん」はこんな方です。なかなか可愛いではないか。



 こんなメッセージが書かれている。

 メッセージを送ろうかどうしようか悩んでたんですけど、思い切ってメッセージを送ってみます。
 私の友達(『ななみ』って言います)があなたに興味を持ってるみたいで、何度かページを見てるんです。
 よかったらメールとかでお話してみてもらえませんか?
 その子は22歳の可愛い系の子で、ぱっと見は森下まいをもっと可愛くした感じの雰囲気です。
 写真とか勿論あるんですけど、こんなメッセージいきなりで断られたら目も当てられないので一回返事もらえますか?
 *****@ e z w e b 。 n e 。 j p(←私のケータイです。)
 そしたら写真送るんで見てもらった上でよければ話してみてください。
 ななみがフェイスブックに登録していなくて連絡が出来ないので私からメッセージを送りました。
 私自身もほとんどフェイスブック使ってなくて、ここでやりとりするの面倒なんで返信じゃなくてケータイにメール下さい♪
 無理だったらスルーでいいです!


 誰だ「ななみ」って? 森下まいって誰?
 「ななみ」よりも「森下まい」よりも、オジさんは「柚香」が気になった。
 で、Facebookの彼女のプロフィールなどを見てみた。
 山形出身で、今は追手門学院大学に在学しているんだあ。へ〜、なるほど、しっかりした子じゃないか。ふむふむ。
 オジさんは鼻の下を伸ばした。
 でも待てよ。本当かなあ。そもそもボクは「ななみ」知らんし、22歳の「ななみ」に興味を持たれるはずがないではないか。金もないし。(自信を持って言い切ろう)
 そんなわけで、このメールはスパムとして削除したわけです、昨日。柚香ちゃん言葉(いつからチャン付けよ!?)で言えば、「スルー」しました。(本当かよ!? ええええ、本当ですって!)
 そして、今、このことを書こうと思って、ゴミ箱から出してそのメールをクリックしてみると、あったはずの「島津柚香」のページはもう跡形もなく削除されておりました。
 なるほどね。やっぱり気をつけようね。
 ボクのほうは、今後ももう少し偵察を続けて、皆さんにありのままを報告しますからね。

 (2012.04.12)   △このページのトップへ

『豆腐の海老ホタテ塩あんかけ煮は何だこりゃ!』1598

 いやあ、まいったゼ、オイ。
 何これ! ちょちょちょちょちょ。
 ちょっと〜!
 も〜、表現ムリ!
 写真で食べて!
 まずこんなふうに始まった。



 近場でこんな感じ。



 はい、それがこうなりました。ド〜ンッ!



 これでもかと。ドドド〜〜〜〜ンッ! 泣け!



 (2012.04.12)   △このページのトップへ

『春の雨が降っている』1597

 ちょっと出ばなをくじかれたな。
 明日は晴れるというから、カメラを持って、また春を見つけに出掛けよう。
 昨日の散歩では、川の土手にふきのとうを幾つも見つけた。
 大きいものや開いたものは避けて、小さな幼気な方を幾つか頂戴した。
 「ばっけ味噌」を作るのだ。
 そして、パイ生地の上に厚揚げを載っけて、その上に「ばっけ味噌」を塗って、最後にチーズを載っけて焼くのである。
 ばっけ味噌はほんのちょっとあればいい。
 今、小さな「ふきのとう」を10個ほど灰汁抜きしている。
 後で写真で紹介しますね。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『一生懸命53号』1596

 数量限定ですが、仮面ライダーのプリントロールがオススメです。

 今回はそういう意味不明な書き出しで始まっている。
 彼は密かに(というか公然とというか)、仮面ライダーの熱狂的ファンであることは知っていた。確か「フォーゼ」だとか何とか言っていた気がする。
 それは分かるんだけど、いきなり、しかもこれは立派な生協のニュースなのである。この辺のおばあちゃんたちも見るものなのである。
 「仮面ライダーのプリントロール」が分かる人が、果して何人いると思っているのだろうか? かく言うボクもまったく分からない。
 こういうところが、イッセイくんのイッセイくんたる由縁でもあるのだなあ。
 と、感心しつつも、ボクは気になって調べてみた。「仮面ライダーのプリントロール」をである。
 こういうものであった。



 要は仮面ライダーがプリントされたトイレットペーパーなのであった。
 最新ライダーフォーゼから初代ライダー(確か本郷猛)まで全ライダー集結! 40周年記念商品です! と書いてある。
 本当にそういうものがカタログに載っているのか、見なきゃ分からないが、「ようし! 見てやろう!」という気にさせることは間違いない。(ボクだけか?)
 もしあったら「買っちゃおうかなあ」なんて気にもなったりする。(ボクだけ?)
 そして、今回の「一生懸命」は最後まで手が込んでいる。

 「爆笑チョッパー(新世界編)」高さ22・・・2980円。てのは冗談でwww→コープの人気商品!!炭火焼き鳥串(振り塩)・・・。

 おいおいおい! いいのかよ、そこまでぶっちゃけてさ。
 ちなみに「爆笑チョッパー(新世界編)」というのはコレです。ワンピースの大人気キャラクター、「トニートニー・チョッパー」の人形。お腹部分のセンサーに反応してチョッパーがしゃべり出し、大笑いするものです。



 見てるとこれも欲しくなるなあ。ボク、昔からONE PIECEのファンだから。(おいおいおい!)
 今回もお笑い満載の「一生懸命」でしたが、妻は本文のココにウケておりました。

 先週の暴風はホントに凄かったですね。そして全国で一番被害があったそうですね。僕の家でも物置小屋が2つほど天に召されました。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『鼻炎が収まってきた』1595

 やっぱりそうだったか。
 なあんだ、そういうことだったのか。
 夜にトイレに起きて再び寝た時、くしゃみは1回出たものの、いつもの「鼻ズビ」になって寝られなくなる症状は出ませんでした。
 すべてのことには因果関係があります。
 そうなった原因を列挙してみましょう。
1.深夜の気温が5℃ほど上がって7℃になった。
2.湯たんぽを入れなかった。
3.一番上の毛布を1枚はいだ。
4.卓球をやった。
5.ジョギングに行った。

 これだけやれば、ボクの自律神経も活性化したに違いない。
 やっぱりそういうことだったんだね。やっぱり過保護(過剰防衛)と運動不足が原因だったんだ。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『みなとや精肉店はじめ様々な移動販売車の役割』1594

「ここに来て丸8年、みなとや精肉店って立派だと思うわ」
 膀胱をパンパンにして起きてきた妻が言った。
「おや、おはよ、で、そりゃまたなんで?」
 膀胱のパンパンが解消されたばかりのボクが言う。
「だって8年間、ず〜〜〜〜〜っと来てるもん。それはそ・・・」
 ・・・は、トイレのほうに声がどんどんフェードアウトしていったからです。 
 確かに「みなとや精肉店」をはじめ、ボクたちが「ハイジ」と呼んでる移動販売車や、「下品なスイカの安売り」とかもそうだけど、彼らはウンと真面目だ。
 彼らが来るということは、それがちゃんと商売として成り立っていることを意味する。
 ここら辺のおじいちゃん、おばあちゃんにとっては、きっと大切な大切な生活インフラなのだろう。
 ボクらがこっちに来たばっかりの頃、1回だけ「ハイジ」に行って「焼き鳥のパック」を買ったことがある。
 販売車に入って驚いた。買い物かごがある。通路がある。両脇に保冷ケースがズラーッと並んでる。魚、肉、野菜、果物、牛乳、納豆、卵などの日配品はもとより、プリンなどのスイーツもある。何でもある。ないものがない。
 そう感じるくらいの品揃えだった。それは小さなスーパーマーケットだった。
「納豆食わねば生きられねえ」
 そう言って手慣れた仕草で納豆の4個パックを手に取ったのは「ミセスホウレンばあちゃん」だった。
 今は施設に入ったが、その時は「じゃがじい」も健在で、彼は買い物かごを持ってボクたちの後ろに並んでいた。
 そういえば、彼はあの時、結構高級な1280円の「まぐろの刺身」を買っていたことを思い出した。
 ボクたちは380円の焼き鳥しか買えなかったから、悔しくてよく覚えているのだ。こう見えて食べることにはけっこう執念深いノダヨ。
 それにしても、ねえ、あの移動販売車ってさあ、足のない年寄りにとっては実に便利なものなんだろうね。だから彼らだってそれなりにしっかり商売になってるんだろう。
 今、急に思い出したんだけど、ボクが小さかった頃も「しらと」という移動販売車が来ていた。トミばあちゃんはそこでよく「横綱」というお菓子などを買ってボクにくれたもんだった。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『昔はよかったね』1593

 槇原敬之の『どんなときも』の中にこういうフレーズがある。

 もしも他の誰かを知らずに傷つけても
 絶対譲れない夢がボクにはあるよ
 昔は良かったねといつも口にしながら
 生きてゆくのは本当に嫌だから

 どんなときもどんなときも
 ボクがボクらしくあるために
 好きなものは好きと 言える気持ち抱きしめてたい
 どんなときもどんなときも
 迷い探し続ける日々が 答えになること
 ボクは知ってるから


 その通りだな。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『シコふんじゃった』1592

 そういえばこの映画もおもしろかったね。
 たまたま夕べBSでやってたのをリアルタイムで観ました。
 また同じ所で死ぬほど笑いました。
 そう、青木先輩のアノシーン。
 ボクはこういうユーモアも大好きなんですね。
 あの演技上手いなあ。
 あの気持ちも分かるなあ。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『白い玉は春風に乗って』1591

 なんて軽やかな音だろう。
 コン、コン、コン、コン・・・。
 乾いた音が響く卓球台の上。
 白い玉が弾む。
 それを追いかける2つのココロが弾む。
 白い玉は弾む。
 春風に乗って。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『チュー上戸』1590

 お酒を飲むと俄然泣き出す人を「泣き上戸」といいますね。
 同じくお酒を飲むと俄然笑い出す人を「笑い上戸」といいます。
 お酒を飲むと俄然怒り出す人は「怒り上戸」ですし、壊し出す人は「壊し上戸」です。(そんなの言うか?)
 お酒を飲むと俄然歌い出す人は「歌い上戸」です。時々ボクそうなります。
 お酒を飲むと俄然裸になりたがる人もいました。SMAPのアノ方です。「裸上戸」。浜田省吾にもちょっと似てるね。音が。
 ボクの友だちのT氏は、やたらおごりたくなる奇特な人です。「おごり上戸」。それから女を泣かせたりするらしいので「泣かせ上戸」。泣かせ上手ではないよ。
 大学時代「眠り上戸」としてKくんは有名でしたが、これは単に「酒に弱いだけ」ということのようでした。
 さて、いろんな「上戸」を見てきたわけですが、最後に表題の上戸のことです。
 これが誰で、どういう上戸かは、読者のご想像にお任せします。
 たぶん当たってます。もちろん特定の人にですよ!

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『待っていない女』1589

 五木ひろしの曲ですね。へへ〜へ〜い!
 ちゃうちゃう、五木ひろしは『待っている女』だったね。へへ〜へ〜い!
 そう、それでね、ボクは今、そのYOUTUBE映像を探していて、コロッケの『五木ロボ』を見つけてしまって、死ぬほど笑ってしまったのですが、皆さんもよろしかったらどうぞ。『五木ロボ』
 それはそうと、うちの奥さんは『待っていない女』である。
 正確に言えば『ただ待っていない女』である。
 たとえば歯医者に行ってボクが診療中、彼女は待ち時間が1時間であろうが2時間であろうが、必ずその時間で何か有意義なことをしている。そういうところが『ただ待ってない女』なのだ。
 こないだなどは、『オレンジページ』で新作レシピを5点と、『パンプキン』で原稿ネタを3点、しっかりGETしていた。しかもトム・ハンクス主演の映画『ターミナル』もしっかり鑑賞していた。ぬけめない女。
 そーゆー表現もできる。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『そこがあなたの一番いいところ』1588

 春っぽくなっていいこともあるけど、よくないこともある。
 特に「虫嫌い」の妻にとって、この季節は喜ばしからざる日々が続く。
「ちょっと来てクレナイ?」
「あのさあ、ちょっといい?」
 その度にボクは「あっ、あれだな」とか「いいよ、あれだべ?」とか言って、嫌な顔ひとつせず救出に向かう。
 「救出」というのは妻の救出でもあるが、虫の救出でもある。
 ボクは妻のように虫が嫌いではないし、無益な殺生が大嫌いな「お人好しタイプ」である。
 したがって、ティッシュペーパーとかで虫の「お足」をヒョイとつまんで外へポイッ!
 だから「駆除」ではなく「救出」なのだ。
 昨日は妻の最大の敵である「クモ」を2つ、「カメムシ」を2つ、無事に救出した。
 妻はそんなボクのことを表題のように呼ぶ。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『こんなに食べちゃいかんべよ』1587

 最近、ココロが踊っているようで(春っぽいので)・・・。
 腹が減るのです。ぐ〜ぐ〜ぐ〜。
 料理の腕も鳴るのです。ぶるんぶるん。
 これは夕べの夕食。ふた皿もある。
 左はボクの作った『セイさん風鶏肉のジューシーライン』、右は妻の作った『ちょっと具を入れ過ぎてグチャグチャになってしまったスパニッシュオムレツ』。

 

 とはいえ、こんなに食べちゃいかんべよ。
 豚になるべよ。

PS 事実、このところ2人の体重増ははなはだしく、今日はついに『プチだんじき』をすることになりました。

 (2012.04.11)   △このページのトップへ

『次回作の予告』1586

 ボクが次に書く小説のテーマ。
 教えちゃう。
 料理をテーマにしたファッショナブルな恋愛小説です。
 その構想を練るために、これから「半ジョギング半散歩」に行ってきます。
 代表はライティングの仕事で今日は手一杯のようでしたが、ボクは「早く行こうゼ! 行こうゼ!」サインを連発して、ようやくこっちに注目させることができました。
 ありゃ、また向こうを向いちゃったよ。 

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『またカラッケツ』1585

 お菓子のかごがまたカラッケツになった。
 明日生協がくれば少しは補充されるだろう。
 そうやっているうちに、また来週の歯医者がある。秋田へ行く。
 そうすればそこでまた補充できるだろう。
 でも、それがなくなったらどうしよう? 
 あっ、ももだぬきさんがいるか?
 いやいや他力本願はいかん。
 そうだ、1800回になればアノ人が・・・。
 だからそういう考えはいかんて。
 あっ、そうだ。その頃になれば、おばあちゃんがお土産に何か持ってきてくれるかもしれない。
 お金持ちのカッツか奥様のリエさんが、高級菓子を持ってきてくれるかもしれない。
 えっ? お菓子くらいお前ら買えって?
 は〜〜〜い。

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『思わず欽ちゃん走りになっていた』1584

 昨日、去年の秋以来のジョギングに出た。
 いきなり走るのではなく、2人でゆっくり散歩しようと思っていた。懐かしいいつもの田んぼコースだった。
 川は雪解け水が増水して流れ、ネコヤナギの芽がふくらみ始めていた。
 耕作前の春の田んぼのあぜ道は、泥の臭いなのか、ネコのウンチにも似た妙な臭いがした。
 寒かったけど気持ちがよかった。 
 妻がたまらくなって小走りで走り出した。
 ボクはその後を「欽ちゃん走り」で付いていった。思わずそういう走り方になっていた。
 みんな冬の間ずっと体が求めていたこと。
 今日は、しまっていた卓球台も出すことにしている。

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『役場のTくん』1583

 昨日、町内会のいろんな提出物があったので役場に行った。
 そこでTくんに会った。1年半前の忘年会以来だ。
 彼は中学の時のボクの同級生。
「血圧高くて、ついに医者通いだ」
 と言った。顔がむくんでいる。
 つい最近、佐吉さんの葬式で会った正作くんも同級生だが、彼もまったく同じことを言っていた。
「ついこないだまでウエスト100センチもある肥満だった。血圧も高くて医者の薬毎日飲んでる」
 2人の話を聞いて怖くなった。 
 ボクも同じ52歳。くわばらくわばら。

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『ケバ取り素起こし』1582

 かなり前に書いたことがあるかもしれないが、五ジャスというスーパーのレジにいたおばさんのこと。
 昔は、ケバケバしたド派手な化粧をして、香水をプンプンさせ、「場末のママ」風の色気を醸し出していて怖かった。
 顔面に盛ったファンデーションの厚さは8〜9ミリ。(測ったわけじゃないが)
 その方がですね。
 いやあ、恐ろしく変わったのよ。こないだ見たんだけどね。
 まずケバケバが全くなくなったの。化粧をしていないの。だからくすんだ黒い肌でしわまで見えるのね。
 しかも歩き方をよく見ると、足がO脚に曲がっている。なんだか強烈に「ババ臭い」のだ。
「上司に注意されたんだよ、化粧が濃いって、きっと」 
 これ妻の予測。
「昔も怖かったけど、あれはまたあれで怖くない?」
「かなり」
「ケバケバが取れて、スッピンになっちゃったね」 
「ケバ取り素起こし!」
「えっ?」
 どうもそれは業界用語らしい。

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『黙ってられない人』1581

 小柄な体が「春」を体現している。ノビノビ。
 赤いトラクターを小気味良く操っている。キビキビ。
 隣のチビギャンさん、髪の毛ありません。ピカピカ。
 体が条件反射のように勝手に動いている。キコキコ。
 もし彼を黙らせることができるとすれば?
「縛って・・・」
「監禁するしかないな」
 そんなあ。
 ヒドい会話。

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『ケーコさんのナウな新作』1580

 昨日の夕方、散歩から帰ってきたボクたちを迎えるように、ケーコさんが勝手口から出てきた。
 手で前歯を隠しながら「ほれ、新作だ」と言ってこれをくれた。

 

 わっ! きれいだね。孫が来るっていうから作ったが、結局来なくなった。そんなことをブツブツ言っていた。
 左側に「白あん」右側に「黒あん」、赤いのは「イチゴ」だが、緑のは何か?
 ボクは初め「メロン」だと思ったが、妻は「アボカド」であることを突き止めた。
 それらを巻いているカステラのようなものは、実は「たまご焼き」なのである。
 これがスポンジケーキじゃないところが、「ナウな菓子」の由縁だ。残念といえば残念、らしいといえばらしい。
 さあ、そんなわけでボクたちは今、大リーグを見ながら頬張ってみましたよ。
 気になっていた「アボカド」のお味は・・・。 
「なるほど」
「なるほど」
 どういうんだろう。予想した通り、アボカドがバターのような滑らかな食感でした。あんと食べると「バターあん」のよう。
「なるほど」
「なるほど」
 やっぱりケーコさんの新作は「ナウな」味がした。

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『見応えあるなあ、この試合』1579

 ダルビッシュ、メジャー初登板。
 今NHKでその試合を見ながら書いているわけだが、相手がシアトルマリナーズだけに見応え十分だ。
 なんたって今年のマリナーズにはイチローのみならず、ボクらのムネくん(川崎)もいる。
 まるでオールスターを見ているようだ。
 初回4点を取られ、いきなり大リーグの洗礼を受けたダルだが、この後どうなっていくのか?
 それにしてもダル。ベンチにいると全然違和感がない、というか日本人っぽくない。なじんでいる。
「だってそもそもイラン人じゃなかったっけ?」
 妻が言う。確かお父さんがイラン人じゃなかったっけ?
「大丈夫かなあ。しっかりしているようでわがままなとこあるから」
 妻は東北高校時代のダルをよく知っていて、今でも「まったくこの子ったら」的視線で、世界のダルを見ているのであった。 

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『阿古屋松の復曲』1578

 京都新聞によると、来年の世阿弥生誕650年を前に、京都観世会が「阿古屋松(あこやのまつ)」を復曲したらしい。
 能楽師や研究家たちが2年がかりで取り組んできたもので、人間国宝の片山幽雪(81)がシテ(主役)を勤め、実方を松へと導くきこりの老人が塩竈明神であることを明かし、松のめでたさを語り、都の風雅をしのんで舞う。塩竃神社といえば、ボクが住んでいた仙台の隣市(塩竈市)にある由緒ある神社だ。
 制作中に東日本大震災が起き、作品の舞台である東北が被害を受けた。
 観世会会長の片山九郎右衛門さんは「だからこそ曲に込められた祝言性を大切にしたと話し、幽雪さんは「6月の本番まで気を引き締めて練り上げたい」と抱負を語った。(京都新聞)

 室町時代に能楽を大成した世阿弥。この作品は東北に左遷された平安時代の歌人・藤原実方が歌枕として知られる「阿古屋松」を訪ねる筋書き。観世宗家には応永32年(1425年)の世阿弥の自筆本が残されているが、これまで上演されたことはなかった。
 震災前に復曲が始まり、その最中に震災があった。
 そして能の舞台となった東北は、有史以来の甚大な被害を受けた。
 復興の「復」と復曲の「復」。そこに何か幽玄な法則のようなものがあるような気がする。観に行きたいものだが京都は遠い。ご当地東北での巡業公演に期待しよう。 

 (2012.04.10)   △このページのトップへ

『歳をとって弱くなったもの』1577

 前にも書いたように、それは顔面方面に集中している。
 歯、目、鼻、耳・・・。(顔そのもの? って何だ!)
 肩、足腰。
 脳もそうだな。記憶力とか判断力の弱体化。
 いろいろメンテナンスが必要だな。
 今、ふと、もうひとつ強烈に弱くなっているところを発見した。
 涙腺である。
 情けないほどボクは涙もろくなった。 

 (2012.04.09)   △このページのトップへ

『今日は2人ともクリニックなのである』1576

 ボクは絶大の信頼を置くM歯科へ2回目の通院、妻はいつものマッツへ定期的な通院。
 それなんで、8時半頃には出なきゃいけないのだが、夕べは、あ〜あ、もうやんなっちゃうよの「再びの大風」が吹き、この前の「史上最速の大風」でダメージを受けたままのトタンをガタンガタン叩いたので、うるさくて、妻などは全然眠れなかったそうだ。
 ボクは5時半までそれなりに寝ていたが、例によっていつもの「なんたら鼻炎」が始まってしまったので、「くっそ〜!」と、かなり反逆的な気持ちを全面に出して起きてきたのだ。
 起きる時、何の罪もない妻に反逆的な(八つ当たり的な)気持ちをぶつけて、「んもう、起きる、起きる、起きてやる〜!」と言うと、妻は妻で、一睡もできなかったもう1つの理由をこのような婉曲表現で補足するではないか!
「あのさあ、やっぱ君、鼻悪いよ。すごいいびきだったもの」
 そんな、急に、取って付けたような言い回しで逆襲されたって、ボクはボクで、男の意地ってもんがある。
「ああ、そうか、そうか、ボクのいびきで寝られなかったってわけだね。どうせ、ボクは安眠妨害の根源ですよ〜だ。ええ、そうですよ、そうですよ。どうせそうですよ〜だ。鼻いびき野郎とでも何とでも言うなら言えばいいじゃないか!」
 売り言葉に買い言葉で、ボクはそんなふうに言ってしまった。
「耳鼻科も行こう」
 妻はいかにも眠そうな、面倒くさそうな顔で、いきなり解決法案を提示したものだから、取りつく島を失ったボクは、大きなくしゃみを3発残して部屋を出た。
 部屋を出てこうしてウダウダしているわけである。
「よかった、ようやく安眠できるワ」と妻はつぶやき、今頃はク〜ク〜安眠を続けていることであろう。
 一方、ボクの目の前には洟をかんだティッシュの山並が続いている。しょうもない朝。 

 (2012.04.09)   △このページのトップへ

『いつかいつか、の、春』1575

 春よ、来い!

 (2012.04.09)   △このページのトップへ

『宇宙の掌の中、人は永久欠番』1574

 どんな立場の人であろうと
 いつかはこの世におさらばをする
 たしかに順序にルールはあるけど
 ルールには必ず反則もある

 街は回ってゆく ひと1人消えた日も
 何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと

 100年前も 100年後も
 私がいないことでは同じ 同じことなのに
 生きていたことが帳消しになるかと思えば淋しい

 街は回ってゆく ひと1人消えた日も
 何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと
 かけがえのないものなどいないと風は吹く

 愛した人の席が空っぽになった朝
 もう誰も座らせないと 人は誓ったはず
 でも その思い出を知らぬ他人が平気で座ってしまうもの

 どんな記念碑(メモリアル)も 雨風に削られて崩れ
 人は忘れられて 代わりなどいくらでもあるだろう
 誰か思い出すだろうか ここに生きてた私を

 100億の人々が 忘れても 見捨てても
 宇宙(そら)の掌の中
 人は永久欠番
 宇宙の掌の中
 人は永久欠番(中島みゆき)


 (2012.04.08)   △このページのトップへ

『自律神経系が弱ってます』1573

 自律神経系とは、末梢神経系のうち植物性機能を担う神経系であり、 動物性機能を担う体性神経系に対比される。自律神経系は内臓諸臓器の機能を調節する遠心性機序と内臓からの情報を中枢神経系に伝える求心性の機序という2つの系からなる。交感神経系と副交感神経系の2つの神経系で構成されている。

 植物性機能(vegetative function)とは何かというと「栄養・成長・生殖」の機能である。
 それを担う神経系が自律神経系なのである。
 今朝、ボクは、真理医師によって、自律神経が上手く働かないために起こる「血管運動性鼻炎」と診断されたわけであるが、自律神経が弱っているとすれば、それは植物性機能の衰えを意味し、ひいては「栄養・成長」そしてゆくゆくは「アノ機能」までダメージが及ぶのではないかと心配になってきた。
 これはいかん。かくなる上は「自律神経」を鍛えねばならん!
 どうすればいいんだ?
 そうだ! 卓球やるべし! と思ったが、代表が忙しいのでダメだ。
 1人でできるものはないか?
 えっ? 乾布摩擦でもやってろ?
 なるほど、それいいかも。

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『2階の屋根がこんなんなっていた』1572

 そういえば一昨日の葬式の手伝いの時、チビギャンがこんな不吉なことを言っていたことを思い出した。
「おい、ヤスス、おめの(お前の)家の2階の屋根、こうこうこうなってだっけど!」
 「こうこうこう」のところは、手を「こうこうこう」やって波の動きを表していた。
 史上最速の大風で、それでなくとも剥がれそうだった屋根のトタンが、ボコボコにされたようだった。
 それを思い出して、今、おそるおそる屋根に上って確認してきた。
 したら、確かに「こうこうこう」なっていた。
 あんまりショックだったので、絵がとても下手くそである。本当はもっとヒドいことになっていた。

 

 どうすんだよ、これ。

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『パニクっているようだぜ』1571

 代表は今、お上品な言葉にだまされて(じゃなかった「ほだされて」、も違うか「そそのかされて」、いや違う「ノセラレて」が近いかな?)仕事を受けてしまったので、急に忙しくなってきた。
 衣替えの途中で、ボクに叫んだ。
「買い物袋にゴミ1個持ってきてくれない?!」
 ?
 ゴミ袋1枚持ってきて! のことだった。

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『お上品なご依頼』1570

 今、こんなお上品な言葉で、仕事のご依頼があった。
 あっ、ボクじゃなくて代表にです。ボク、電話に出ただけです。
「日曜日のお昼下がりにすみません。お仕事お願いできますか?」
 いやあ、いいですなあ。「お昼下がり」ですか?
 ステキなご依頼ですなあ。

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『春ははんなり』1569

 妻が、代表がそういうタイトルのエッセイを書いたそうだ。(さっきのバナナは一体何だったんだ!?)
 お上品な京ことばの「はんなり」は、「花なり」とか「華なり」の変化だそうですよ。
 そんなわけでどうぞ読んであげてください。
 こちらです。『春ははんなり』
 決して「チョコ」とか送られてきたから書いたわけじゃないそうですよ。念のため。

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『チョコレート色のビーナス』1568

 そう呼ばれた歌姫「ジョセフィン・ベイカー』。バナナを腰にぶら下げただけの衣装で踊った人である。ちょっとアグネス・ラムにも似てます。日本にも来たことがあります。



 妻が「バナナ」を調べていて、ボクに教えてくれた。
 なぜバナナを調べていたのかは、たぶん今度の何かの原稿だろう。あるいは、単純に食べるためかもしれない。
 まあそれはいいとして、ボクはこの人のことを知らなかった。で、調べてみるといろんなことが分かってきた。
 黒人のジャズ歌手であり、1937年にフランス国籍を取得している。「チョコレート色のビーナス」とか「黒い(ニグロ)ビーナス」の異名をとった人だが、ボクが一番驚いたのは彼女の交友関係である。
 アーネスト・ヘミングウェイは「これまで見たことのある最もセンセーショナルな女性」と讃え、パブロ・ピカソなどの美の女神となった。
 グレース・ケリーとの意外な交流もある。

 1951年に、ニューヨークのナイトクラブに客として入店しようとしたベーカーを拒否するという人種差別事件(いわゆる「ストーク・クラブ事件」)が起きた。この時、たまたま店に居合わせていて、店側に猛然と抗議する彼女の様子を見た映画女優のグレース・ケリーは、初対面の彼女を庇って一緒に店を出て、自分のパーティーが終わるまで店に戻らなかった。
 これがきっかけで始まった2人の交友は、ケリーがモナコ王妃になってからも長く続くこととなり、経済的に危機におちいったベーカーを援助したりした。(ウィキペディアより)




 さらに、1950年代後半からアメリカで活発になった人種差別撤廃運動、いわゆる公民権運動に協力し、1963年8月にマーティン・ルーサー・キングの呼びかけで行われたワシントン大行進にはハリー・ベラフォンテやマーロン・ブランドらとともに参加している。
 ボクが生まれる少し前の話だけど、何だか妙に憧れるなあ。この時代の空気は何だか透明で、しかもほどよい熱があるんだよね。

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『ねえ、イッカク』1567

 お〜い! 
 何考えてるんだい?
 それ、邪魔じゃないのかい?
 ねえ、イッカク。

 北極圏に生息するクジラ目ハクジラ亜目イッカク科に属する小型のクジラである。
 イッカクの雄の特徴は、ご覧のような牙である。牙は歯(左の切歯)が異常に長く伸びたものである。
 この剣のように長い牙は一体何のためにあるのか?
 以下、ウィキの引用である。

 牙の役割については多くの議論が交わされてきた。以前は棲息地である北極海を被う氷に穴を開けるために発達しているという説や反響定位(エコーロケーション)のための器官であるという説などがあった。最近では牙の電子顕微鏡検査によって内側から外へ向かう神経系の集合体と判明し、高度な感覚器として知られるようになった。この牙を高く空中に掲げることにより気圧や温度の変化を敏感に知ることがイッカクの生存環境を保つ手段となっている。また、大きな牙を持つ雄は雌を魅了することができるようである。ゾウの牙と同様に、イッカクの牙は一旦折れてしまったら再び伸びることはない。



 昨日BSで、イッカクのことが紹介された。「おっもしろいなあ、こいつら」と思って見ていた。
 氷の細い通路をそれぞれ逆方向から進んできた群れが、途中でバッタリ出くわした。どうなることかと思ってハラハラしながら見ていた。
 角を使って殺し合いにあるのではないかと思ったら、単に長さを比べただけで、負けたほうが勝ったほうの群れに付いていっただけだった。いたって平和的な紛争解決法だった。
 繁殖期は、このように雄同士が角の長さを競い合って、角の立派な雄は雌を多数従えたハーレムを築くのだそうだ。
 なるほど。そういう向きの「武器」だったのね。

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『ダイサンのサービス券500円分』1566

 ボクたちはそういうものを握っている。
 しかし、その期限が今日までである。
 今日買い物に行けば500円安くなる。
 しかし、今日は日曜である。
 日曜に出掛けるのは何となく癪(しゃく)である。
 自由業の特権(日曜じゃなくたってこっちは休めるんだもんね〜だ!)を放棄することになる。
 それが癪なのである。
 しかし、この500円を使うか使わないで放棄するかは、重大な問題でもある。
 お刺身盛り合わせ780円が、なんと280円で買えるのである。
 どうしよう?

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『アレもしたい! コレもしたい! したい! したい! したい!』1565

「衣替えもしたい!」
「模様替えもしたい!」
「ジョギングもしたい!」
「帆船模型も作りたい!」
「油絵も描きたい!」
「グランドゴルフもしたい!」
「トピコでワッフル買いたい!」
 最後がちょっと分からない。

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『今日からまず卓球を再開します!』1564

 さっき強烈に恥ずかしい思いをしたボクは、耳鼻咽喉科の先生であり妻であり事務所代表に向かってこう言った。
「心得違いでした! 今日から薄着をして、布団を1枚だけにして、湯たんぽをやめて、ジョギングに行きます!」
 言うなれば『自律神経目覚まし宣言』である。
「だからそれが極端だって言うのよ!」
 そうたしなめられた。
「まずは卓球からよ」
 そういうことになった。

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『血管運動性鼻炎ではないかという診断が出た』1563

 どうやらボクの鼻炎はそのようであるようだ。
 「血管運動性鼻炎」というのは、くしゃみや鼻づまりは「寒冷性鼻炎」と一緒だが、急激な温度変化に対して自律神経が上手く働かないために、鼻の粘膜が過敏に反応するために起こるらしい。
 そのことを突き止めたのは、目の前でパソコンを見ている妻である。
 要は、寒さに対して必要以上に用心するあまり、『過保護』『過剰防衛』になったことが原因のようだ。
 確かにボクは、湯たんぽを入れるほか、さらに妻の2倍も毛布や布団を掛けて寝ていた。そのことが自律神経を安心させお休みさせることにつながっていたようだ。
 休んでいた自律神経を働かせるには、『運動』とか『乾布摩擦』がいいらしい。『薄着』に心がけようとも書いてある。
「極端だからだよ。寒いっていえばありったけ掛けて、暑いっていえば全部はがして」
 妻にそう言われた。
 恥ずかしい。

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『我が家の循環型経済』1562

 サステーナブルライフ。
 再生可能エネルギー。
 ボクたちは割と、ここで、そういう生活をしているほうだと思う。
 一例はこういうことだ。
 村の山から出る「間伐材」という廃棄資源→「薪」という低炭素燃料→それを焚いて沸かした「湯たんぽ」という暖房器具→朝、ぬるくなった中の水を「加湿器」に注入→お部屋快適。
 どうですか? 燃料資源と水資源の完全なる循環でしょ?

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『酢とタマネギ』1561

 酢とタマネギの消費量の多さが、料理上手の証明である。
 そんなことを聞いたことがある(気がする)。
 それが本当ならボクたちは絶対「料理上手」だ。
 酢もタマネギもよう使う。
 夕べのカレーなんか、タマネギ2個分を1時間半かけて「飴色ペースト」にし、かつタマネギ1個分を炒めて入れた。
 おつまみは、生協で買った「冷凍カツオ」の「たたき」であったが、もちろんその上には、「オニオンスライス」をた〜っぷり載っけたことは言うまでもない。

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『ここ秋田の馬場目では・・・』1560

 春のぬくもりへの・・・。
 期待は・・・。
 いつも決まって・・・。
 いとも簡単に・・・。
 裏切られ・・・。
 続けて・・・。
 いるんだデバッ!

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『ソーシャルネットワークサービスのフェイスブック』1559

 この何行か上に「いいね!」とか「送る」とかってマークが付いてますよね。
 表題のフェイスブックのマークです。
 まあ、ボクにも今のところ「フェイスブック」の功罪はよく分からないんだけど、少し試してみようかと思って。
 このコーナー気に入った方は、ボタンを押してみてくれてもうれしいです。
 どうぞよろしく!

 (2012.04.07)   △このページのトップへ

『3億円が凄い金額だと一番思わせた人が優勝』1558

 アメリカでは三百何十億も当たった人がいるそうだが、ボクは30枚も出した『黒霧島』の懸賞が1本も当たらない。
 世の中は不公平だ。
 そんな愚痴をこぼしても始まらないので、こんなコンテストに付き合ってください。タイトルは「3億円が凄い金額だと一番思わせた人が優勝!」です。
 そういう企画のブログから、参考までにちょっと引用してみます。
 あなたも何か書いてボクを驚かせてください。優勝賞金はもちろん3億円です。(嘘です)

 1日5万円使っても使い切るのに約15年かかる。
 全て1円玉にすると部屋に収まりきらない。
 買ったチロルチョコで家が建つ。
 うまい棒3000万本分。
 毎日もやし3袋で生活すれば1万3千6百9十8年生きられる。
 ちまちま数えてたら一晩かかる。
 きっと最後までチョコタップリなトッポが人生の最後までタップリ食べられる。(ボクはトッポよりキットカットが好き)
 ネットの定期なら毎年900,000円利息がつく。(もう働かねえわ)
 年間700万使っても43年持つ。(なんかコレ微妙じゃね?)
 国民全員に2円ほど配れる。(これ地味にすごいけど、一体誰がもらうかと・・・)


 家の屋根のトタンを全部張り替えられる。(これボク作ったんだけど、自分で言うのもなんだけど・・・ショボくね?)

 (2012.04.07)   △このページのトップへ

『お菓子事情にひもじかったボクたちに愛の手が!』1557

 ROYCEのChocolate Wafersとか京都の御池煎餅とか、なんかいろいろ送られてきたそうです。これは妻にです。
 だけど、実はボクは、それが誰から誰への贈物であるとか聞く前に「ガブガブボリボリ」音を鳴らして食ってしまいました。
「ちょっと、ちょっと、誰からか知ってんの!?」
「分かんないけど、きっといい人に違いない」
 ボクの考えは正解だった。
 それは京都に行ってきたという「ももだぬき」さんからであった。ありがとう!!!

 (2012.04.07)   △このページのトップへ

『いくつになっても誕生日大好き人間のI家の奥様へ〜おめでとう!』1556

 これを読んでくれている全世界の「奇特なお方たち」にお願いします。
 叫んでやってください!
 こんなふうに。
「リカさ〜ん! 53歳、53歳、53歳(クドい!)、おっっめでと〜〜ね〜〜〜!!!!!」
 おい! 東京のヨッケとノリちゃん、忘れてたらお母ちゃん泣くでえ!

 (2012.04.07)   △このページのトップへ

『この人のこーゆーところがボクはたまんない』1555

 もう大好き!
 たまんない!
 もっともっとお願いします!
 かわゆい!
 サイコー!

 

 ちょっと、ひょっこりひょうたん島のドン・ガバチョに似てない?
 それから右側の顔ですが、眉毛は自前ですよ。海苔ではありましぇ〜ん。

 (2012.04.07)   △このページのトップへ

『納骨ガイド』1554

 墓石の中に「お骨」を入れる作業ってありますよね。
 松明(たいまつ)を模した棒で、喪主から順番にソロソロ入れていく儀式。
 ボクは自慢じゃないけど、アレが得意です。
 得意というか手慣れているというか。
 ご遺族の皆さんは、なかなかこういう場合、かしこまってというか緊張してドギマギして、あの作業が不得意みたいなんですが、その時にボクは彼らに的確にガイドしてあげる役なんです。
 納骨のインストラクター。
「佐吉さん、山師だっただけあって、なかなかの骨ぶりだなあ」
 そんな感想をフガフガ述べながらも、ボクは次々にご遺族に対しては的確な指示を出しておりました。こんなふうに。
「そうそう、もっとドーッと入れてかまいませんよ、そうそうそんな感じで〜す!」
 ちょっと待ってよ。オレ何やってんだよ! (まるで『十六団子』に出てくる「二所谷」みたいだな)

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『思いっきり遅寝してみました』1553

 昨日は人生で最も過酷な1日でした。
 朝7時起き、ぶっ続けて深夜の11時までですもん。
 ぜ〜んぶ、この村に住めばこその「お仕事」でした。
 都会じゃあありえん。
 特に「葬式の手伝い人」というものは、絶対に経験できません。
 何しろ「わら」で「縄」を「ない」、それを3つ束ねて「花台」にする作業や、「空木」の枝を4本伐ってきて、それに大きな団子を4つずつ挿して「十六団子」にする作業や、太鼓と鉦(「ドンジャン」)を鳴らしてお墓に行く「ダミ行列」など、すべてこの辺固有の民族学的貴重な体験でした。
 ボクはこのことは、すでに『十六団子』という小説に仔細に調査をした上で書いていますが、自分が「手伝い人」つまり「ダミ若衆(わかぜ)」になったのは初めてでした。
 そんなわけで、お疲れさんだった昨日の疲れをとるために、今日は9時半まで寝坊しました。
 なぜか妻まで「便乗遅寝」してました。
「待つ身にもなって」
 それで疲れたんだそうですよ。

 (2012.04.07)   △このページのトップへ

『帰ってきたのだ』1552

 たった今帰ってきました。
 寒くて寒くて死にそうでした。
 ものすごい風が吹いておりました。
 帰ってきて妻の顔を見たら安心して眠くなりました。
 が、今から役員会用の刺身と酒を買いに行かなければなりません。
 その後、7時から役員会。
 妻は、「また行っちゃうのか、つまんないね」と言って、ショボボンとしております。
 そう言うな。男はつらいのだ。
(たまには言ってみたかった)

 (2012.04.06)   △このページのトップへ

『行ってくるのだ』1551

 夕べは「寒冷性アレルギー鼻炎」と「キジ鳴き性騒音公害」で寝れず、そのまま7時に起きました。(寝てないのに起きたはないが)
 今から「佐吉さん」の葬式のお手伝い(手伝い人)になって、ボクは頑張ってきます。
 時折バーッと雨が降ったりする不穏な天気ですが、やるしかありません。
 ともかく行ってくるのだ。さようなら。

 (2012.04.06)   △このページのトップへ

■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜1550話はこちら)