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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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『シナチクとナルト』3350

 毎年、この時期は「甲子園」と相場が決まっている。
 ここ数年、いろいろ行事続きでじっくり観戦できなかったが、今年は何とか、今から面白くなる時期に間に合った。
 ザンネンながら、おとといは「秋田商業」、昨日は「仙台育英」が負けてしまって、ゆかりのある土地のチームはいなくなったが、東北はまだあと3校残っている。
 でもって、今ボクらの間で注目なのは、東北チームではなく『徳島県立鳴門高校』である。
 初戦「星稜高校」に勝って、夏の甲子園33年ぶりの勝利、そして昨日は「修徳高校」に延長10回サヨナラで勝った。看板「うずしお打線」の勝利だ。
 公立高校であることといい、チームが大人びていない(作られ過ぎてない)ことといい、「アマチュアイズム大好き人間」のボクたちごのみなのである。
 佐賀北高校、能代商業以来の「俄然応援したくなるチーム」が登場したわけだ。そーいえば「ガバイくん」、「保坂くん」どうしてるかな?
 東北のチームと当たらない限り、鳴門を応援し〜ようっと。いや当たっても応援し〜ようっと。
 ちなみに今日買い物に行くのだが、買い物リストにはちゃんと「シナチクとナルト」と書いてある。
 そう、シナチクとナルトを振り回して応援しようという趣向なのである。
 シナチクの意味は不明だが、ナルトはもちろん「鳴門」と掛けているのである。
 また、ナルトは振れそうだが、シナチクを振るのは難しそうである。
 とにかく、それほど熱が入っているのである。
 皆さんも「シナチクとナルト」を持って応援してください!
 そして、勝ったあかつきには「ナルトばんざ〜い!」と叫んでから、勝利の『うずしおラーメン』を味わってくださいね。

PS これが実際買ってきた「シナチク(メンマ)とナルト」である。本当に買ってきたのである!



 よ〜し!  

 (2013.08.16)   このページのトップへ

『最近こんなもん食べてます集』3349

 フェイスブックには載せてるんだけど、こちらにはまだ紹介してませんでした。
 最近こんなもん食べてます。

(1)『ゴーヤチャンプル』
 五城目イオンではゴーヤが売り切れ。
 みんな、暑くなると食べたくなるのかな?
 ダイサンというスーパーで調達しました。
 美味しかったですよ! 



(2)『茄子の蒸し焼き』 
 近所のお百姓さんが「長雨で今年は容易でねえ」と言いながら、待望の野菜をたくさん持ってきてくれました。
 茄子の皮をむいて、粒こしょうで香り付けしたサラダオイルでちょっと炒めてからお酒を少々入れてフタをし、強火で2分蒸し焼き。
 見た目はショボイけど、味はステキにデリシャスでしたよ!
 お試しください!



(3)『冷麺』
 ぴょんぴょん舎の冷麺を家で作って食べました。
 スイカとチャーシューがない分、質実剛健なお味でとってもおいしゅうございました。ホントだって!



(4)『夏野菜カレー』
 これ以上はないだろう、というぐらいの「夏野菜」を全部角切りに切って、辛〜いキーマカレーを作ってみました。ちょっとマジやばうまいッス!!!



(5)『キンキ煮魚』
 生キンキ(吉次)を煮て、ご先祖さまに備えてから食す。
 ホントに美味しい煮魚ほど、写真を上手く撮るのは難しいものだが、これを見ていただければ、どんだけ美味かったか一目瞭然でしょう。
 お盆はいいなあ。



(6)『豚しゃぶ』 
 疲労回復には何といってもビタミンB1で、それが多く含まれている食品は『豚肉』とか『うなぎ』なんだそうである。
 ボクは、バテてくるとミョーに「カツ丼」が食いたくなるタイプなのだが、手短かなところで夕べは『豚しゃぶ』食べました。
 一番安めのビタミンB1補給です。



 食材枯渇気味だなあ。今日は何食べるかなあ。

 (2013.08.15)   このページのトップへ

『終戦記念日は不戦祈念日』3348

 廃墟と化した街に玉音放送が流れたのは1945年の今日。
 へんてこりんな抑揚の機械的に作られた無機質な音声が、カサカサに乾いて疲れ切った民衆の耳朶をかすめて、音も色もなく、砂塵のようにけだるく無気力に流れ過ぎていったその日。
 その日ボクはいなかった。それは68年前、ボクが生まれる15年も前のことだ。
 12歳の時にその放送を聞いた1人が石巻のおばあちゃんである。そんな彼女が今80歳になったわけだから、リアルな戦争経験者の数はどんどんどんどん減少しているわけだ。あと10年〜20年もすると、きっと誰もいなくなってしまうだろう。
 だからこそ思う。戦争を忘れてはいけない。記憶を風化させてはいけない。
 誰が何と言おうと、勝とうが負けようが、人を殺し合う戦争はゼッタイにやってはいけないことだ。むご過ぎる、取り返しのつかない「大罪」だ。
 そんな思いに熱くなっている今日のボクだが、実は今日、もう一つ熱い戦いがある。
 『仙台育英VS常総学院』の戦いである。
 こちらは、勝っても負けても爽やかで清々しい「人に勇気と希望を与える」戦いである。
 勝っても負けても、と言ったが、とはいえ東北人のボクとしてはもちろん「仙台育英」に勝ってほしい!
 頼むぜ、育英!!! 「深紅の優勝旗」とはもう言わんが、せめてもう1勝だけでも!

 (2013.08.15)   このページのトップへ

『先祖供養』3347

 3カ所あって、まずは「お仏壇」。ネットで購入した大きなカサブランカの花が際立っている。



 支度をして「お墓」へ向かう。



 うちの先祖代々の墓である。



 初代伊藤三郎兵衛さんからボクで7代目らしい。



 最後に日中戦争で戦死した祖父、伊藤周治さんの「記念碑」にもお供えを。



 こうやって、秋田での10回目のお盆を、妻と無事に迎えられたのであった。
 お墓参りの後は、高校野球を見ながら、お刺身などを食べて、のんびり過ごすお盆初日でありました。

 (2013.08.14)   このページのトップへ

『のんある人間』3346

 いやあ、世の中こんなに「のんある」がはびこっているとは知らなかった。
 あ、もちろん「のんある」というのは「のんびり歩こう」ではなくて「ノンアルコール」すなわち、アルコール分のない飲み物である。
 アルコールが入っていないなら、お茶でもスプライトでもカルピスでも何でも「のんなる」なのだが、あえて「のんある」とくくるのは、彼らがいかにも「アルコール飲料ぶっている」飲料だからである。 
 そーゆーものは今までも確かにあるにはあった。いわゆる「もどき飲料」。
 だけどそれは「ビールもどき飲料」に限られていたのではないだろうか。しかも、それはかなり不味かった気がする。クルマを運転して帰んなきゃならないような時の、いわゆる「ビール代用品」であり、「犯罪防止用お茶濁し商品」だったような気がする。
 それがどうだろう。最近の「のんある」は美味い! かなり美味い! 本家の「ビール」を差し押さえて美味いのだ! いわんや「発砲酒」や「ダイサンのビール」などとは比べようもなく美味い! と、オジさんは思っている。サントリーのが特に美味い。
 しかも、この「のんある」関係商品はビールに限っているわけではない。スパークリングワイン、各種酎ハイ、各種カクテル、梅酒・・・何でもある。さすがに日本酒はない気がするが・・・。
 で、まあいろいろ試したが、それぞれ、それなりに美味い。ソルティードッグとかジントニックなどのカクテル系は、かなりやばいくらい美味かった。脱帽した。
 もうひとつ「おまけ」が付いている。
 彼らは大概「のんある」はもちろんのこと、「のん糖」「のんカロリー」なのである。早い話、これを飲んでいれば太らないのである。
 さらに、これも大事なことだが、本物よりも格段に安い。もっといえば、飲み過ぎて二日酔いになることもない。
 こうなったらもう「鬼に金棒」ではないか! 「酒宴にのんある」で決まりではないか! 「のんあるバンザ〜イ!」ではないか!
 これ飲んでりゃ、9月の早朝健康診断での肝臓系の数値改善は必至だね。
 ただ、こーゆー疑問を呈する向きもあるかもしれない。
「お前、そんなもん飲んで酔えるのか? 楽しいのか?」
 確かにボクも最初はそう思いました。酔えるわけないって。でもね、これが案外酔えるんですね。少なくとも気持ちよくなります。ホントホント! ホントだって!
 まあ、気持ちの持ちようってことでしょうけどね。 
 とにかくだまされたと思って皆さん、「のんなる人間」の仲間入りしませんか? 



PS やや極端に書きましたが、実はボクら「断酒」しましたとかそーゆーことではまったくありません。しっかりワインも飲んでおりますよ。へへっ。

 (2013.08.13)   このページのトップへ

『友、遠方より』3345

 石巻出身で、妻の学生時代の友人たち5人が、仙台や横浜からおとといやってきて、昨日帰っていった。
 バンド仲間だったそのうちの3名とは、一度だけ、それも8年ぐらい前に会ったことがあった。でもその程度だった。ボクにとってはみんな初対面といってよかった。
 彼女たちとて、この30年、それぞれいろんな事情、結婚とか仕事とか育児とか・・・で、全員が揃って会える機会はほとんどなかったそうだ。
 そんな総勢7人が真夏の秋田に集まった。
 実は3年前に一度、この計画が盛り上がったことがあった。 
 直前で、IKUちゃん(2段目左)の旦那のKUNIちゃん(2段目右)が生死の境を彷徨うほどの交通事故に遭ってしまった。当然この計画は流れた。それから半年後、あの大震災であった。
 1人を残して全員被災した。その1人も実家を流された。そういう人が2人もいた。結果、故郷に集まりたくても集まる場所がなくなってしまった。
 そしてそれから2年半がたっていた。
 KUNIちゃんは奇跡の生還を遂げたばかりか、なんとクルマの運転手までしてやってきたのだった。そればかりか、衝撃で脳幹がねじ曲がったお陰で、性格が純真無垢になった。がんこ親父から一転、こんなこと(写真参照)もできる「ひょうきんオジさん」になった。
 話は尽きなかった。延々と皆しゃべり続け、笑い続けた。次から次へと話が転がり出した。よる年並には勝てず、学生時代のように、夜を徹してというわけにはいかなかったし、酒もほどほどに切り上げねばならなかったが、思い出がひっきりなしに口から飛び出し、飛び出しては燃え、爆笑の渦をつくって、いつまでもいつまでも、カタカタカタカタ「青春の映写機」は回り続けていた。
 まさに「青春」だった。皆「それぞれの青春」を取り戻していた。うれしそうだった。輝いていた。若返っていた。ボクまで釣られて仲間の輪に入ってはしゃいでいた。いや、実はボクが一番楽しんでいたんだ。
 眠ってしまったKUNIちゃんを残して、花火とバケツを持って、夜、馬場目川に架かる広徳寺橋まで出掛けた。
 花火にはしゃぐ声が響く。雲の間から出た降るような明るい星が、みんなを見守って輝いていた。
 思い出が、長い時間封印されていた「青春の思い出」が、線香花火の合間に、チロチロパチパチはねて踊っていた。
 30年分楽しんだよ、ボクまで。
 みんな、いろいろあるけどさ。
 元気で頑張って生きていようぜ!
 そしてまた遊ぼうぜ、なあ青春の仲間たち!!!

  

  





 来年も待ってるよ!!!

 (2013.08.12)   このページのトップへ

『猛暑お見舞い申し上げます』3344

 本当に暑いですね。
 「東京都心、丸1日30℃超え!」とか、
 「山梨、高知で2日連続40℃超え!」とか、
 「熱中症で5人死亡!」とか。 
 とにかくとにかく、スゴい暑さに沸き返り、煮え立っている日本列島である。
 そーゆーニュースを聞くと、先日の集中豪雨はあったものの、最高気温は30℃ぐらい、1日の寒暖の差も5℃以上はあるここ秋田は、「まんずまんず恵まれてるほうだなあ」と思わなければ、全国の人に申し訳ないだろう。
 大所高所から、いや「涼所好所」から、謹んでお見舞い申し上げます。
 それにしても「日本のおかしな景気」といい「日本の天気」は、一体どうなってるんだ。
 何かが狂っておりませんか?

 (2013.08.12)   このページのトップへ

『青春』3343

 紙面で新聞を読むことはほとんどないが、毎日読むものはたくさんあって、読んでも読んでも読み切れない。
 今もボクの机の上には、キリスト教の人が置いていったオドロイ冊子や、万田酵素の試供品に付いてきた東ちづるさんの写っているリーフレットや、モモコちゃんが妻に送ってくれた貴重な映画のパンフレットや、それからそれから、長い間お世話になったいた港歯科クリニックの「未来健康通信」という機関紙や、とにかくい〜っぱいある。
 そういうものすらなかなか読めないでいるのに、AS新聞さんの勧誘の人は何度も何度も「無料試読紙」を置いていく。でも取らないよ。
 悪いと思うが、施設にいるおやじがその代わりにプライベートでも取ってるので(生意気な)それで許してほしい。
 で、そーゆー印刷物って読まないでいるうちにドンドンドンドン貯まる。机の上に山積みになる。でも、活字大好き少年のボクは、なっかなか捨てられない。
 とにかく、ざ〜っとでいいから読まないと気が済まないタチなのだ。
 そんなわけで、前置きが長くなったが、さっき「未来健康通信」という歯医者さんからの機関紙を読んでみたわけ。 
 ためになったのは、「虫歯になりにくいおやつ」が紹介されていて、その中に「おせんべい」「ゼリー」「プリン」があったこと。どれも大好物だから。「おせんべい」は砂糖が少ないからで、「ゼリー」「プリン」は噛んですぐ飲める、口に残らないものだからだそうだ。なるほど。
 その理屈からいくと、「早食いでよく噛まないで飲み込む人」は虫歯になりにくいかもしれないな、などとバカなことを考えていた。
 で、まあ「ためになった、ためになった」と思って、ゴミ箱に捨てようと思って目に留まったのが、サミュエル・ウルマンの詩「青春」だった。
 理事長先生の巻頭言(月いちレポート)に書かれていた。この詩は有名なので知っていたが、あらためて読んでみて「なるほど」と感嘆してしまった。
 そして、この詩がマッカーサー元帥の座右の銘であり、敗戦後に昭和天皇がGHQに命乞い訪問(ボクはそう思っている)をした時の、例のあのツーショット写真を撮られた部屋の壁にも、この詩が掛けられていたことを知った。
 「ああ、これ捨てないでよかった」と思ったのと同時に、「マッカーサー、お前やらしいなあ」とも思った。

 『青春』

 人は信念とともに若く
  疑惑とともに老ゆる。
 人は自信とともに若く
  失望とともに老ゆる。
 希望ある限り若く
  失望とともに老い朽ちる。


 岡田義夫の名訳で知られる全文は、下の「緋色の脇息」コーナーに書きます。

 (2013.08.08)   このページのトップへ

『サマーイベント第2弾!』3342

 第1弾は8月3日〜5日の『義兄の1周忌法要』であった。石巻方面への「アウェイツアー」であった。で、それは終わった。
 第2弾は8月10日(土)〜11日(日)である。今度は「ホーム」である。ここに集まるのだ。
 誰が集まるかというと、妻の大学時代のバンド仲間だ。
 ボクも会ったことがある「いくちゃん」「ひろこ」「かっしー」と、「いくちゃんのだんなのクニちゃん」と横浜から参戦する「つる」である。女子4人と男子1人である。
 5人とボクらの計7人が、ここで飲んでしゃべって歌って騒いで、24時間テレビよろしく寝ないで完全燃焼しようゼイ! という趣向なのである。
 いくちゃんは、「仮に寝るとしても、その時は雑魚寝でいいからよう!」と、完全に大学生モードなのである。青春ばんざ〜い! なのである。
 しかし、「うそよ、ゼッタイ早期退場者続出に決まってる」と、妻は冷静に言う。みんな気持ちは若くても、カラダがついていかないと言うのである。ボクもそっちに1票である。 
 バンドリーダーであった「いくちゃん」が、このツアーでもリーダーさんである。
 彼女がつけたこのツアーの名まえは『こまりをこまらせる会』である。「こまり」というのは妻のことである。昔クラスに「大きいマリちゃん」と「小さいマリちゃん」がいて、後者だった妻は「こまり」のあだ名が付いたのだそうである。
 ツアー名の通り、サマーイベント第2弾は、かなり困ったことになりそうである。 
 第1弾もそうだったように、いろいろ準備とかもある。それにも増して、その日までに「仕事を全部終わらせなければならない」というプレッシャーがあるわけなのである。
 第1弾の時も、代表は手を腱鞘炎にして打ちまくった。ボクも口からアワを噴いて頑張った。連日の早朝3時〜4時出勤であった。
 そして、ご多分に漏れず今回もそれが始まっている。
 こーゆー時に限って、なぜか仕事がガンガン入ってきてしまうのである。
 断ればいいと言うかもしれない。でも、イベントにはお金が付き物だ。お金がじゃんじゃん飛んでいく。お金がジャブジャブ泳いでいく。ああああああ〜お金が欲じい!!!
 そんなわけで、今日も朝4時から仕事、頑張っているんです。
 明日もそーゆーことになりそうである。折からの猛暑、代表は腱鞘炎とリウマチと神経痛を患い、ボクは湯船一杯分のアワを噴くことになるだろう。
 そんなわけで、「いくちゃん」が名付けた「こまりをこまらせる会」のネーミングは、ズバリはまっているわけなのである。
 とはいえ、そーは言いながらも、実はボクたち、このイベントを「ヒジョーに楽しみにしている」のである。みんなに早く会いたいのである!!!
 だからこそ頑張っているんだよ。
 みんな、待ってるからね〜!
 気をつけてきてね〜!
 こっちもぶっ倒れないように頑張ってるからね〜!

 (2013.08.07)   このページのトップへ

『ただいま〜!』3341

 3日ぶりに書きま〜す。
 ごぶさたしてま〜す。
 出掛けに、隣のケーコさんに声をかけたら、「これ持って行け!」と言って、大量の土の付いた野菜(ジャガイモやピーマンやナス)をもらった。
 困ったなあ、どうすんのよ、これ以上荷物増やして・・・とボクは思ったが、妻はニコニコ「わ〜い!」とか言って受け取っていた。
 ケーコさんは、ボクらがクルマで行くのだと思ったからくれたのだろうが、実は秋田から高速バスに乗ることになっていた。妻がニコニコしている理由が分からなかった。
 無造作に渡された大きな重い袋を2個も持って、ボクらは手がちぎれる思いをしながら、駐車場から延々秋田駅東口まで歩いた。
 その時、はじめて妻がこう白状した。
「私、すっかりバスで行くって忘れてたのよ、あん時」
 ・・・絶句するしかなかった。
 仙台に着いてから、礼服の入った荷物やらと、ジャガイモ等の入った袋を持って(つごう7つくらいの荷物だった)延々とそれを持って歩いた。
 途中立ち寄ったコンビニで、ジロジロ袋をのぞかれた。また持って歩いた。汗がにじんで、手はちぎれそうだった。
 ボクは相当運の悪い男だと、その時思った。 
 翌日、義兄の1周忌の法要の最中に地震がきた。
 頭上のものがグラグラ揺れたので、取り乱しながらもボクは、
「皆さん、テーブルの下に潜ってくださ〜い!!!」と叫んで、いち早く潜ろうとしたら、ネオン(メグの子ども)のお子様セットの醤油をこぼしてしまった。
 そのまま入ろうとしたが、中が建築現場の足場のようになっていて、「頭隠して尻隠さず」だったようだ。(そのことを後でリエさんに指摘された)
 みんなそれなりに動揺してはいたようだが、ボクの「テーブルの下に潜ってくださ〜い!!!」の指示には誰も従っていなかったことも、後で分かった。
 仲居さんが「あの時と同じくらい揺れた」「津波がくるかもしれない」と言うので、ボクは相当青くなった。
 もし、こんなところで津波に巻き込まれるようなことになったら、ボクは相当運の悪い男だと、この時も思った。
 でもまあなんとかなったので、こうして家に帰ってくることができたわけだ。
 今回のツアーのメインは、もちろん「エンちゃん(義兄)の追善供養」であったわけだが、もう1つ、おいっこめいっこたちの顔を見るのも楽しみだった。
 I家では、ちょっと見ない間に大きくなったネオンに会い、2泊もさせてもらったM家では、新メンバー(ヒロシの奥さん)にも会うことができた。
 みんなとゆっくりお話しできてすごく楽しかった。
 その写真はこちら『ふくれたお餅』です。
 さらに、感動的だったことを書けば、『夢のようなお風呂』と、『夢のようなお昼』であった。
 詳しく書けば、ゼッタイに周りから石が飛んでくるので書けないが、とにかくもう、なんというか、ゼッタイに二度と一生味わえないようなパラダイスだった。
 初っぱなの「いきなりジャガイモ持ってけ事件」といい「法要中震度5強揺れ揺れ事件」といい、何となく不遇だったツアーにあって、ここにおいてようやく、ボクは相当運のいい男だと悟ったのであった。

 (2013.08.06)   このページのトップへ

『行ってきます!』3340

 これから高速バスに乗って仙台へ。
 明日は義兄(エンちゃん)の1周忌なんです。
 準備男&準備女は本領を発揮し、手抜かりなくこの日を迎えることができました。
 秋田市まではクルマなのですが、なぜか急に雨が降り出したりなんかしてます。
 隣人のアッキーの話では、梅雨が明けたので「秋」になるのだそうですが(?)、本当だろうか。
 何はともあれ気をつけて行ってきま〜す。

 (2013.08.03)   このページのトップへ

『寒いね』3339

 もう8月だってのに寒いね。
 この辺は朝夕、とっても冷え込むんだけど、それにしたってもう8月だぜ。
 変な天気だね。梅雨もメチャメチャ長いしね。
 明日から宮城方面に遠出なので、頑張って今日も4時から仕事してます。
 夕べは七ヶ浜のリエさん(おねえちゃん)から電話がきて、ジワジワ遠征モードが盛り上がってきたよ。
 おねえちゃんちの、新しくなった広〜いお風呂に入るのが楽しみだ。
 おいっこ、めいっこ、みんなに会うのも楽しみだ。
 ようし! それを夢見て今日も頑張るぞ!

 (2013.08.02)   このページのトップへ

『さみしくて水餃子』3338

 妻は、夜ボクがいなくて独りの時、決まって作るものがある。
 水餃子である。
 ヒマだから作るというが、ホントはさみしいからだろう。
 きっとそうだ。
 おとといも大量の水餃子があった。
 大量にさみしかったんだね。よしよし。

 (2013.08.01)   このページのトップへ

『バスタオル問題』3337

 バスタオルというものは、一体いつ替えればいいものなのだろう?
 靴下なら「穴が開いたら」「ガーゼ化が進んだら」という目安になる「捨て時期」というものがあります。
 でもどうですか?
 バスタオルがそこまでいくって、相当な年月ではないですか?
 死ぬまでに、せいぜいあっても1〜2回じゃあありませんか?
 つまり、帝釈天で産湯をつかった時にくるんだバスタオルを、あの年で寅さんはまだ持っていてもおかしくない計算になるわけだ。
 でも、どうですか?
 皆さん、結構な頻度で替えてらっしゃいますよね。ご多分に漏れずうちもですけど。
 今までどれだけのバスタオルが雑巾になったことだろう。
 それまで、カラダの柔らかいところだけを撫で回していた人が、いつか床やトイレの汚れをゴシゴシ落とすような人に成り下がってしまっている。
 それはそうと、あらためてバスタオルというものは、一体いつ替えればいいものなのだろう? 
 いつなら「ああ、もったいない!」と世間から白い目で見られずに、堂々と捨てられるものだろう?
 その答えを、なかなかキッパリとした答えが出ないでモジモジしているボクと、長雨でなかなか乾かない洗濯物たちを交互に見ながら、妻がこう断言してくれた。
「洗ってもなんか臭いが残るようになった時だわね」 
 なるほど。
 それからこうも言った。
「飽きた時も」
 なんだ、それもアリなのか。

 (2013.08.01)   このページのトップへ

『世界で一番臭い食べ物』3336

 今日は4時に起きて、4時過ぎから仕事にかかっている。
 壇密にいうと、実際に仕事にかかっているのは代表で、ボクはお茶を入れたり濁したりしているだけである。
 昨日『マスタベーション回数』とかを書いた際、面白くなっていろいろ調べてみた。
 いきついたところが「臭い食べ物ランキング」だった。
 世界にはよっぽど臭い食べ物があるんだね。
 それよりも驚いたのは「臭さの単位」というのがあることだ。
 アラバスターという器械で測った「Au」という、どっかケータイ電話方面で聞いたような単位である。
 ボクは今まで、「鼻が何ミリ曲がったか?」とかでしか測れないものとばかり思っていた。
 食べ物ではないが、ちなみに「履いた靴下」は120Au、野球部の練習後のストッキングが420Auである。
 それから推し量ると、剣道部の小手や面の臭さは830Auぐらいであろう。アレは相当臭かった。
 そんなわけで、世界で一番臭い食べ物から順次ご紹介していく。
 栄えある(?)第1位は『開缶直後のシュール・ストレンミング』である。なんと8,070Auである! 驚異的臭さである! 鼻がグルグルグルグル高速回転してしまうほどの衝撃である。食べ物にしておくにはもったいない。立派な「殺人兵器」である。
 で、これは一体何かというと、発酵して缶が膨張し爆発寸前状態にあるスウェーデンの魚(ニシン)の缶詰なのである。
 開缶に当たっての4つの注意事項が缶詰に書かれているという。
(1)家の中では開缶しないこと。
(2)開缶するときは必ず何か不用なものを身にまとうこと。
(3)開缶する前に必ず冷凍庫に入れてガス圧を下げておくこと。
(4)風下に人がいないかどうかを確かめてから開缶すること。

 どうですか? 何なんですか、これ?
 ちなみに、日本では缶の爆発の危険性と食品衛生法上から輸入が禁止されている。

 

PS 臭い話の後でなんだけど、本文の2行目にどうしょもない「仕掛け」をしてみました。

 (2013.08.01)   このページのトップへ

『うれしくも悲しいデータ』3335

 こういうデータを見つけた。
 『都道府県別のセックス頻度と性生活満足度』である。相模ゴム(たぶんコンドーム関係の会社と思われる)が2013年1月に行った『ニッポンのセックス調査』(おう!)という、いたって真面目な統計数値だ。
 社会実情データ図録というサイトを、東大卒のヒジョーに真面目な方が運営されていて、その中にあったものだ。
 で、見ていただければ分かるが、我が秋田県は全国で2番目にセックスをしていることが分かる。1位が「ガバイ佐賀」、3位が「しまんちゅ沖縄」だから、我々県民は大いに誇らしく思っていい(?)気がする。月2.62回もセックスしてるんだから。
 ところがですねえ、その下にですねえ、「性生活の満足度」いうのがございましてですねえ、それによるとですねえ、秋田ダントツビリっぽいんですねえ。
 ねえ、セックスはけっこうしてんだけど、全然満足はしてないって、これ、どーゆーことよ、ねえ?
PS ちなみに、秋田県は『浮気率』ではビリ、『マスタベーション回数』では全国一である。
 このことはどう考えればいいのだろう???
 う〜ん。何だか、とにかく、変な県だね。

 (2013.07.31)   このページのトップへ

『ベジタリアン?』3334

 昨日、仙台の人から牛タンが送られてきた。
 貴重なので、妻と2枚ずつ焼いて食べた。
 レタスだけは大量にあった。
 1匹のハエが、なぜか牛タンではなくレタスのほうに突進していった。
 払いのけても、払いのけても、何度でも行く。
 レタスに。
 ねえ、近頃のハエってベジタリアン?

 (2013.07.30)   このページのトップへ

『タバコ』3333

 かつて「タバコ」というのは、いろんなものの代名詞だった。
 大工さんとか畳やさんとかが家にきて、休みの時間(10時とか3時)になるとこう言ったものだ。
「そろそろタバコにしてけれ(けらいん)」
「一服つけてけれ(けらいん)」とも。
 タバコを吸う吸わないに関わらず、「タバコ」というのは一般的に「休憩(おやつの時間)」を意味した。
 また、ちょっとしたお駄賃を渡す時、「タバコ代にもならんけど・・・」と言ったりして、千円札を渡したりしたものだ。
 その人のタバコの銘柄が分かれば、そのタバコを買って渡したこともあると妻は言う。
 「現金いくら」では露骨になってしまうところを、「タバコ代」と言えば、渡すほうも受け取るほうも、何となくやんわりとなる。
 そういう役割を「タバコ」は持っていた。
 そんなこんなで、「タバコ」というのはいろんな代名詞になっていた。
 タバコを吸うのがフツーだった、ある意味良き時代だ。
 それが今はまるっきり変わった。
 職人さんの中にも「タバコを吸わない人」が増えた。
 だから「タバコにしてください」とは言えなくなった。
 「これタバコ代にしてくれ」とも言えない。
 そんな時代だ。
 そう言えば、あと1カ月で、ボクも禁煙2年になる。

 (2013.07.30)   このページのトップへ

『日記』3332

 今日は朝早く起きました。
 ゴミを捨ててから、妻とクルマで秋田市へ行きました。
 最初に土崎のM歯科へ行きました。
 歯が痛かったのではなく、歯ブラシなどを買うためです。
 そこの歯ブラシは海外のもので、少し高いけど長持ちして、たいしたアンベいいからです。
 次の目的地はM医院でした。
 妻の主治医の80歳のマッツは、夏になって健康そうな妻に「あら、ひまわりみたいね!」と言ったそうです。(かわいっ!)
 そこではマッサージもやってくれるので、腱鞘炎になっていた腕も揉んでもらったそうです。ボクはクルマの中で待っていました。
 それから妻の行きつけの美容院BHさんへ行きました。ボクはジュンク堂で待っていました。
 それからYYでパスタを食べました。
 それから「スーパー自由が丘」で一緒に買い物をしました。
 それから西武のデパ地下で「マカロン」を買いました。
 それからビールを買って、ガソリンをヒロシくんのスタンドで入れて、帰ってきました。
 疲れたけど、とっても楽しい1日でした。
 ボクはこれからトシヤスくんに呼ばれて飲みにいくので、妻はひとりぼっちになるのでかわいそうですが、焼き鳥などを買ってきたし、なるべく早く帰ってくるので、1人で少しの間頑張ってほしいと思っています。

 (2013.07.30)   このページのトップへ

『大きな虹を見た』3331

 カメラを持っていけばよかったな。
 素晴らしい虹だった。
 夕方の散歩中、いつもの田んぼに出たところで、妻が見つけた。
 雨上がり、一瞬のぞいた夕陽に照らされて、旧小学校のある山の上に架かった。
 半円以上もある弧の大きな虹だった。



「わあ!」
「きれい!」
「これも神様?」
「だぶん神様」
「このところスゴいね」
「ホタル、UFO、神様トンボ、アオダイショー、女神、そして巨大な虹・・・」
「ツイテル」
「かなり、やばいほど」

 (2013.07.29)   このページのトップへ

『ホタルを手づかみ!』3330

 ホタルとUFOを見つけたことは既に書いた。
 でも、あれは夢じゃなかっただろか?
 そーゆー疑問が沸いたので、昨日また行ってみた。



 ホタルを撮影するのは素人にはとても難しい。
 撮るには撮ったが、帰ってから見てみると何が何だか、どれがどれだかサッパリ分からん。
 ただ、このビデオだけは紛れもなくホタルだと分かる。
 何しろ、撮影している時に目の前に飛んできたのを、ボクが左手で捕まえたからだ!
 手づかみ、すごいでしょ?
 家でハエを取る時といい、つくずく剣道やっててよかったと思った。



 (2013.07.28)   このページのトップへ

『さらにもう1人の女神様』3329

 妻のOL時代からの友だちの中で、秋田在住の女性がいた。
 ずっと会いたがっていたが、なかなか会えなかったF子さんである。
 ようやく会えた。
 大仙市からここまで来てくれたのだ。
 高島礼子のような美人で、長身で、考え方や生き方にも刺激される人で、面白くて、ボク自身もとってもいい時間を過ごせた。
 数少ない秋田の友人に会えて、妻もとってもうれしそうだった。
 秋田に来たいきさつから今に至るまでを語る中で、ボクたち自身も忘れていたいろんなことを思い出し、客観的に過去を振り返ることができた。
 お陰で新鮮な気持ちにもなり、初心を新たにすることもできた。
 ボランティアで死別した遺族の心のケアをしているだけあって、F子さんは人の話をちゃんと聞いてくれ、心を開かせてくれるチカラがある人だった。
「人に喜んでもらうと自分もうれしい」と、この辺では聞けない「とっても鷹揚な秋田弁」で話すF子さん。県南の言葉っていいね。



 神様にいっぱい会えたこの日、もう1人の女神様にも会えました。
 集中豪雨で電話どころじゃなかった旦那さんをつれて、是非また遊びにきてくださいね!



 (2013.07.28)   このページのトップへ

『守り神アオダイショー』3328

 神様トンボが現れた昨日、もう1人というか1匹、神様が現れた。
 「家の守り神」といわれる「アオダイショー」である。
 クルマを出そうとした時、車庫の前に長く横たわっていたのだ。
 家の神様とはいえ、アオダイショーはヘビなので、大のヘビ嫌いのボクはすっかり怖じけづいてしまった。
 もう腰が引けて、一歩も前へ進めなかった。
 妻が小さな石を拾って投げてくれなければ、ボクはいつまでもクルマを出せなかっただろう。
 神様トンボといい、神様が現れやすかった昨日は、よく考えたら「おふくろの祥月命日」だった。
 なるほど。
 でも、できればヘビだけは避けてほしかったな。

 (2013.07.28)   このページのトップへ

『神様トンボ』3327

 今、玄関先でヒゲを切っていると「神様トンボ」が現れた。
 きっと先祖の誰かなのだろう。
 ばあちゃんか、かあちゃんか、マドロスさんか、エンちゃんか・・・。
 洗濯ものを吊るしていた妻の横を通り、ふわふわとボクの前を横切り、玄関から家の中に入ろうとして、また引き返した。
 それから、ボクらを見守るように、錆びて穴の空いたトタンの壁に止まった。
 カメラを取って戻ってくると、神様トンボはもういなかった。
 成虫になってからたった2〜3時間しか生きられないという。
 なのにここに来てくれた。
 ボクらのことがよっぽど心配だったのかな?
 うれしいけどちょっと複雑・・・。
 お盆は近い。

 (2013.07.27)   このページのトップへ

『ひかりふたつ』3326

 遅い散歩で、ホタルとUFOを見た。
 神秘の光、謎の光。
 どちらも田んぼのあぜ道で見つけた。
 稲穂の間からホタル、空を仰ぐとUFO。
 ほのほの、ゆらゆら、光っていた。
 ホタルを見て「田舎も捨てたもんじゃないな」と思いつつ、UFOを仰ぎ見て「早くここから連れ出してほしい」と願っていた。
 ひかりふたつ。

 (2013.07.27)   このページのトップへ

『貴陽というプラム』3325

 4個で650円もするプラムを買ってきた。
 大変な高級品である。
 満を持してさっき食べた。



 どう?
 おいしそうでしょ?
 もったいなくって、顔を洗って歯を磨いた。
 身を清めてから食べようと思い立ったのだ。
「酸っぱうま!」
 身を清めずにプラムにかぶりついた妻がそう言った。
 やや遅れて、身を清めてかぶりついたボクは顔をしかめた。
「うわ、にが酸っぱ!」



 何が「貴陽」だ! た〜だ酸っぱいだけだった。

 (2013.07.26)   このページのトップへ

『お昼ご飯を食べながら』3324

 目玉焼きとハムと納豆と梅干しとおつゆとご飯。
 まず「ご飯」の話になった。
 うちって3合炊けば、4〜5日もつという話になった。
 何しろご飯を食べるのはお昼だけなのだ。
 1月に2升もあれば間に合うことが分かった。
 そーかと思うと、近所には「1日に1升」もお米を食べる家があることも分かった。
 梅干しの話にもなった。
 塩釜の歯科技工士の叔父、メグロさんが漬けた梅干し。
 歯科技工士が漬けたからだろうか、大変おいしい。(根拠がよく分かりません)
 石巻のおばあちゃんの次においしい、ということになった。
「この酸っぱさは、いろんな面で体にいいんだけど、ただ1つ残念なのは塩分だね」
 妻が、顔を酸っぱくしながら、栄養士みたいなことを言っていた。
 次に目玉焼きに1人2枚添えられた「ハム」の話になった。日本ハムかなんかのだったか。
「どうやったらこんなに薄く切れるんだろう?」
 ハムをつまみながら、ポヤンと妻が言った。
 確かに餃子の皮みたい薄かったものだから、可笑しくて思わずご飯を噴き出してしまった。
 ご飯粒が鼻の穴にも入ったものだから、あとで大変苦労した。

 (2013.07.26)   このページのトップへ

『ジェットコースター蝉』3323

 ミーンミーンミーンミーン・・・。
 ツクツクツクツクツク・・・。
 ジイジイジイジイジイジイ・・・。
 ちょっと晴れ間が広がると、いろんな蝉が一斉に鳴き出す。
 コービシターイコービシターイコービシターイ・・・。
 ボクにはそう聞こえる。
 だけど、またすぐに曇って、雨など降り始める。
 一斉に鳴き止む蝉たち。
 し〜ん。
 また晴れ間。
 ミーンミーンミーンミーン・・・。
 ツクツクツクツクツク・・・。
 ジイジイジイジイジイジイ・・・。
 また鳴き出す。
 ボクには、一段と切迫感をもってこう聞こえる。
 コービセネバコービセネバコービセネバ!!!!・・・。
 咲くタイミングを逸した「紫陽花」同様、今年の蝉はかわいそうだ。
 いつやったらいいのか?
 哀れジェットコースター蝉。

 (2013.07.26)   このページのトップへ

『これどうすんの?』3322

 確かに天気予報は雨だったさ。
 でも起きた時晴れてたじゃない。
 カンペキに晴れてたじゃない。
 だから私は、腕によりをかけて大量に洗濯したんじゃない。
 なのに雨。猛烈な雨。



 どうすんのよ、コレ。



 ちぇっ!

 (2013.07.26)   このページのトップへ

『アジシオ2号』3321

 これは2代目。



 毎朝のゆで卵のお友だち。
 うま味のある、まろやかなお塩。
 よろしくね。
 そんな朝です。

 (2013.07.26)   このページのトップへ

『くさめのスケール』3320

「くちゅん」
 妻のくさめ。
「はっっくしょ、うぃ〜〜〜ん、うぃ〜〜〜ん、うぃ〜〜〜ん!!!(FO)」
 村中聞こえるオラのくさめ。
 そんな朝です。

PS ちなみに「くさめ」が変化して「くしゃみ」になった。
 歌舞伎では「くっさめ」という。
 鼻から魂が抜けると早死にするから(それがホントならオラ何回も死んでるべ)という迷信があり、それを免れる呪文が「くさめ」であったようだ。
 「くさめ」の語源は諸説ある。
 ひどい話だが、「くそくらえ!」(糞食め=くそはめ)が縮まったという説が有力。
 どだ?
 勉強なったべ?

 (2013.07.26)   このページのトップへ

『再びワインの日々』3319

 『チーズ&ワインアベ』さんから、今朝、チーズ&ワインが届いた。
 しばらく空っぽになっていたワインセラーも、にぎやかになって喜んでいるようだ。
 もったいながりの妻は、満たされるとかえって飲めなくなる人だ。
「ああ、減らしたくない!」と言って悶絶している。
 室温14℃の快適なセラーの中からは、こんなジャズセッションが聴こえてくる。



 いいなあ。
 ボクはその素敵な音楽に耳をすませていた。(ガラスに写ってるのがボク)



 あれ? 
 ちょっと、なんかワインじゃない人もいません?
 中段辺りに白いものが見えますが・・・。
 ちょっと開けてみますね。



 あっ!!!
 これ、ダメじゃないか!
 誰だ?!
 玉子とプラムを入れたのは!

 (2013.07.25)   このページのトップへ

『子どもマーライオン』3318

 マーライオンといえば、下半身が人魚で上半身がライオンの像である。
 「マーメード」+「ライオン」=マーライオンというわけだ。(かなりイージーなネーミングですね)
 シンガポールの「マーライオン公園」にいる、というか「ある」。(公園名も分かりやすいね)
 妻は本物を見たことがある。学生時代に友だちと行ったらしい。(ズルッ!)
 口から水を「ブワ〜〜〜〜ッ!」と噴いている。(もったいない!)



 彼の後ろに、こんなかわいい子どものマーライオンがいる。



 水の噴き出し方も弱くて、チョロチョロ「ぶぁぁぁ・・・」って感じである。
 なんか介護老人の食事風景に、こーゆーのがあったような気がする。(どゆこと?)
 実は、長年使ってきた我が家のコーヒーメーカーが、このような状態になってしまった。
 締まりがなくなった口元みたいに、水を注ぐと、そのまま下に「ぶぁぁぁ・・・」なのである。(あ〜だらしない)
 経年劣化で、きっと弁が壊れたのだろう。
 朝のコーヒーや、大人数の来客がある時はこっちを使っていただけに、ヒジョーに困ったことになった。
 実はこの夏、妻の友人たちが大挙してここに押し寄せるからである。
 どうしよ?

 (2013.07.25)   このページのトップへ

『茄子1袋とピーマン1袋』3317

 インターネットは便利だ。
 仕事だけではない、日常のあらゆる面で役に立つ。
 例えば「料理のレシピ」である。
 昔はNHKの『今日の料理』か、誰か料理に詳しい人に手土産持って教わらなければならなかった。
 本代や手土産代といった高い授業料が付いたものだ。
 結果、手短なところで、講師料無料のおばあちゃんやお母ちゃんから聞くしかなかった。
 そーやって、先祖代々「おふくろの味」が受け継がれてきた。
 それが今ではどうだろう。
 一生かかっても見切れない、作り切れないほどのレシピが、「これでもか、これでもか!」と、しかも「無料」で載っている。
 料理研究家のもあれば、素人さんのもある。
 美味しく見えないのもあれば、すごくそそられるのもある。
 そんなわけで、ボクたちはしょっちゅうインターネットで料理を探している。
 おもにその役目は妻である。
 つい2〜3日前も、信州でバイトをしていた時の賄い料理ということで紹介された、素人さんの料理を作った。
 『茄子とピーマンと豚肉のみそ炒め』であった。
 茄子は炒めるだけでは味がしみないので、ジャッと炒めた後、調味料と水を入れて、少し煮るところがミソだった。
 煮るんだけど、煮汁は完全に蒸発させて、「いかにも煮てません化」するのもミソだった。
 材料のところには「茄子1袋」「ピーマン1袋」と書いてあった。
 何本ではなく「1袋」入れなさいと。
 こーゆーところが素人さんだなあと微笑ましく思いつつも、本音のところで困った。
 1袋といっても、大きい1袋もあれば小さい1袋もあるのではないだろうか?
 で、ちょっと迷った。ちょっと迷ったが、
「ええい! ままよ!」と、買ってきた袋を全部を放り込んだ。
 その結果がコチラ。



 塩っぱくも薄くもなく、ものすごく美味しかった。
 どうも「1袋」ってのは全国共通みたいです。 

 (2013.07.24)   このページのトップへ

『ガンジョーキーちゃん』3316

 ボクたちにとって「パソコン」は仕事道具である。
 仕事だけではない、家事や生活全般でもパソコンは必需品である。
 朝、スイッチを入れるところから1日が始まり、シャットダウンすると1日が終わる。
 そんなパソコンの脇役に「キーボード」というものがある。
 マウスの「マーちゃん」とキーボードに「キーちゃん」はコンビである。
 仕事柄、代表はボクより大量のキーを打つ。
 なので、マウスもだけど、特にキーボードが壊れやすいのが宿命だ。
 ドラマーのスティックや、ギタリストの弦や、三味線弾きのバチみたいに消耗品なのだ。
 そーいえば、サブちゃんが歌う『風雪流れ旅』の中で、バチが折れた三味線弾きは「櫛」で弾いていたっけ。
 まあ、そりゃあいいとして・・・。
 今、代表が使っているキーボードはものすごくガンジョーなものになった。
 デザイン性ゼロ、無骨でシンプル、ただただガンジョー!!!
 いろんな変遷をへて、そーゆーキーボードにめぐり会ったのだ。
 今、ボクはそれをマジマジと眺めている。
 すごい。
 ガンジョーキーちゃん、これからもよろしくね!

 (2013.07.23)   このページのトップへ

『往年のトマトの謎』3315

 昔のトマトはこんなんだった。




 青くて、堅くて、酸っぱくて、砂糖をかけて食べていた。
 ボクの幼少の頃のことである。
 今はみんなこんな感じのトマトである。




 ボクたちも畑やってた頃は、桃太郎とかイタリアトマトとか、こんな感じのシャレたトマトを作っていた。
 往年の青いトマトは消えた。
 時代の潮流に淘汰されてしまった・・・と思いきや、まだ作っている人がいる。
 それは、我が家の管理人「コーゾーさん」ちである。
 なぜだ?
 そのことが最近、寝しゃべりの話題になったものだ。
 まあ人は好き好きだから、あの青いトマトでなければならないという人もいるかもしれないが、そもそも今時あの「トマトの種」って売ってるの?
 種もないだろうし、もちろん苗だって売ってないんじゃないだろうか?
 ならば、なぜあのトマトができるの?
 不思議だ。
 まさか、何十年も前に買った種を、冷凍保存しているわけでもあるまい。
 もし、まんま『往年のトマト』とか『レトロトマト』とか『青いトマト』とか『三丁目のトマト』とか、そーゆーネーミングで売っていたら面白いのにね。
 そういう話で、延々盛り上がったのだが、「そういえばあの人はトマトに砂糖をかけて食べる人だったね」「うんうん、そうそう、そーゆー意味では田舎もんだったよね」と、もうすぐ1周忌を迎える義兄のエンちゃんのことまで思い出して、2人でクスクス笑いながらも、何だかミョーに懐かしい気持ちになりました。

 (2013.07.22)   このページのトップへ

『形態模写』3314

 いろんな形態模写を見たが、全自動洗濯機の形態模写を見たのは初めてだった。
 ケツを突き出して、体を左右にねじっている。
 グイ〜ン、グイ〜ンと。
 それを目の前でやられたので、ボクは腹の皮がねじれてしまった。
 おかしな人だねえ、この人。

 (2013.07.22)   このページのトップへ

『どーそーかいで思ったこと』3313

 妻にバスターミナルまで送ってもらって、五城目から秋田駅行きのバスというのに乗って、ボクは出掛けた。
 バスにはボクともう1人のおばちゃんしか乗っておらず、大きなマスクをした運転手のおじさんは、ひっきりなしに「次は○○前でございます」を流しながら、牛のような歩みを実直に続けていた。
 一般的にはゼッタイに通らないであろう、嫌がらせのような「これでもか回り道」をしながらである。
 出発してから10分ほどで、同乗していたそのおばちゃんは降りてしまったので、バスの乗客はボク1人になった。
 バス賃は910円と高かったけど、まあ、冷房付きの貸切ならばよしとせねばと思い直した。
 ひっきりなしに延々と「次は○○前でございます」が続く。
 124回目のアナウンスの時に、1人のおばちゃんが乗り込んできたが、126回目のアナウンスの停留所に降りた。
 ほんなもん、歩きゃいいじゃん!
 と思った。
 土崎ではちょうど「みなと祭り」をやっていて、旧道は通行止めになり、バスはやむなくバイパス経由になった。
 そのことを運転手は穏やかな口調で伝えた。
 新国道に入ると、大きな山車が横切るところで、警察官がたくさん出て交通整理をしていた。バスが停まっている間、それを見物することができた。
 土崎みなと祭りは、妻の主治医の「マッツ先生」も大いに誇りに思って楽しみにしている行事だったので、一度は見てみたいと思って、妻と話していたので、ボクは「来年はゼッタイ一緒にこよう!」と思ったりした。
 バスの中から、こんな時ケータイあったら写メできるのにな、と、隣に乗り込んできた人のタブレットを見ながら思った。
 そんなこんなで、238回目のアナウンスが、ボクの降りるべき「山王十字路」を告げた。
 16:25分に五城目を出たのに、すでに時刻は、集合時間の18:00まで5分前であった。
 ここまで書いて、本題に入る前に、何だかもうとても疲れてしまった。
 前段があまりにも長く、あまりにも過酷で、無意味で、冗長だったからであろう。
 職業柄、そーゆー文章をたま〜に見かけるが、まさか自分がそれを地でいくとは思わなかった。
 そんなことはよし子ちゃんとして、やはり少しは「本題」に触れておかなければ、あまりに無責任だと、親愛なる読者のそしりを受けるであろうから、少し端折って書きます。
 以下、駆け足で書きます。主立った停留所しか停まりません。すっ飛ばしていきますからそのつもりで。

 出席者のほとんどは、ホテルの小部屋のラウンドテーブルに着いていた。
 そのホテルの支配人は勤務中の格好のまま座っていた。その人もメンバーだったのだ。
 弁護士と医者と宮司と公務員と銀行マンと医療関係の人と執行役員の人とソフト開発の人などがいた。
 医者と宮司しか知らないボクは、そのほかの人たちの好奇の目にさらされて焦った。
 ボクは一体何をやってる人なんだろう?
 そのことを真剣に考えるひとときであった。
 明らかに場の空気がサ〜ッと引いた場面を覚えている。
 それはボクが秋田に戻ってきた理由を語った場面である。
 深刻にじゃない、明るく話したつもりだったが、何だかそれからちょっとみんなのボクを見る視線が同情的というか排他的というか、そんなムードになった気がする。
 まあ、しかし、それはボクの勝手な思い込みかもしれない。
 ボク自身は、彼ら1人1人の顔の表情から、彼らの五十星霜の人生を、必至こいて頑張ってきたし、今も頑張っている生活ぶりを、まるで「いたこ」のように透視していた。
 なんか見えちゃうんだよね。
 病気のこと、髪のこと、腹のこと、子どものこと、仕事のこと、親の介護のこと・・・そんな定番の話題がラウンドテーブルに載せられ、笑いと涙と憤怒を誘っていた。
 宮司のKくんが、何かと「ジェジェ!」と言って驚いていたのがおかしかった。
 色白になった医者のMくんが、顔をなるべく焼かないようにしているのだと言ったのがおかしかった。
 行ってよかった。

 (2013.07.21)   このページのトップへ

『どーそーかい?』3312

 今日、高校の同窓会がある。
 と言っても大々的なものではなくて、秋田在住の30人ほどのメンバーによる親睦会である。
 そーゆーことにはいたって無知で興味もさほどなかったのだが、フェイスブックで知り合ったS君が、親切にその会をボクに紹介してくれた。
 そーゆー意味で「ソーシャルネットワーキングサービス」はすごいね。
 今日来るメンバーは13〜14名くらいだというが、その中にボクの知っている人は2人しかいない。
 同級生だったKくんとMくんである。
 Kくんは宮司、Mくんは医者である。
 夏目椰子の小説『クラスJ』に出てくる、「宣夫」と「三上」は、彼らが下敷きになっている。
 ちなみに「東大」くんのキャラは、皆さんご存じのアノ方である。そう「トーエー」ちゃん。
 そんなわけで、今日行ってきます。
 妻と夜、離ればなれになるのは滅多にないことなので、それだけがツライ。泣くほどツライ。
 ・・・と一応言っておかねばね。

 (2013.07.20)   このページのトップへ

『早起き連』3311

 この3日、忙しい。
 よじ、さんじ、よじはん。
 よーはたらいている。
 今の夢ですか?
 希望ですか? 目標ですか?
 焼肉です!
 それとトーエーにいただいたビールです!
 いけね、こんなの書いてるヒマねえんだ。

 (2013.07.19)   このページのトップへ

『トーエーありがとう!』3310

 今回の記念品のセレクトは実に素晴らしい!
 たぶん『一杯豪華主義』を読んでくれていたのであろう。
 さすがです! 代表も大ご満悦!!!
 今、最もうれしいものを送っていただきました。
 これすごくうまいんだよね!
 これの「キュ〜ッ!」を楽しみにもう少し頑張るぞ!!!



  

 ホントは一緒に飲みたいよね!

 (2013.07.17)   このページのトップへ

『腹へったあ』3309

 朝5時に目覚ましを2個もかけといたのに、オシッコに起きた1時頃から寝られなくなり、結局3時半に「前倒し起き」した。
 つらつら5時まで起きていても、レム睡眠だかロム睡眠だかがサイアクのタイミングになって、つまりは超間の悪い、超眠い時間に起こされてしまうことを恐れたからだ。
 睡眠を前倒しにした分、日中眠くなったら昼寝をすればいいや、と思った。
 起きてみたら、ものすごく寒い。セーターを出したくなるほど寒い。
 でもって、腹もへってきた。
 でもって、まだ5時前なのに、死ぬほど眠くなってきた。
 代表は目の前で猛然と仕事をしている。
 なので、これ内緒ですけど、ボクは今、ディスプレイの陰に隠れて、大きなあくびを一発したところです。
 何やってんだか・・・。

PS 今日、起きてからちょうど12時間が経過した。今、午後3時半。
 昼寝しようと思っていたのだが、何だか今日はせわしなく、宅配が2回と生協さんが2回もやってきたりして、まだ寝ていないわけです。
 代表はさっき向こうへ行ったきり戻ってこないところを見ると、しっかり仮眠をとっているのかもしれません。
 それにしても忙しいね。

 (2013.07.17)   このページのトップへ

『臓器取り違え』3308

 この話をしたら、代表が死ぬほど笑ってくれた。
 なので、みんなにも教えようと思うのだが、予備知識なしに書いても全然面白くない可能性がある。
 まず、その予備知識から。
(その1)うちの隣の住人は「賢蔵(ケンゾー)」さんという。
(その2)ケンゾーさんは『千と千尋の神隠し』の「おい」という頭だけの男そっくりの禿頭で、ボクらのあだ名は「チビギャン」さんである。
(その3)うちの住所はどうもカーナビに登録されていないようだ。
 さっき電話があってボクが出ると、佐川急便の人からだった。
(佐川)「すいません。近くまで来ているとは思うんですけど、そちらはどう行けば・・・」
(ボク)「今、どこですか?」
(佐川)「今はジンゾーさんの家の前です」
(ボク)「ジンゾーさん?」
(佐川)「あっ! 違った。カンゾーさんでした」
(ボク)「・・・・・・」
 このようにして、その後もいろんな臓器の名前を取り違えながらも、佐川さんはどうにかここへたどり着いたというわけです。
 どうですか? 可笑しいですかね、この話。

 (2013.07.16)   このページのトップへ

『300回山男』3307

 あの人からこんなメールが届きました。

 3300回、お疲れ様でした。
 毎日の執筆に敬意を表します。
 記念品は届いてからのお楽しみ。
 今、山にいます。乗鞍岳です。
 この後、野麦峠を経由して、御嶽山に向かいます。
 俺も3300回山登りを目指します。(笑)(現在不確定ながら240回くらい)


 うれしいね、トーエーちゃん。
 避暑登山だね。
 山の写真を送ってくれや!
 載せるからさ。
 それにしても、こっちの「くだんない話」3300回に比べて、山登り240回はすごいよ。
 「くだる」と「のぼる」の差は大きい。
 300回になったら、こっちからも何か記念品を送らなきゃな。
 まあ、どこまで続くか分からんけど、これからも気楽に書くからね。
 読んでね〜!

 (2013.07.16)   このページのトップへ

『サマーベジタさま』3306

 夏野菜が美味しい季節になった。
 ただでさえ「野菜」に目がないうちの妻は、この時期になると俄然目の色が変わってくる。
 さっきゴミを捨てに行って、人んちの畑になっている「茄子」を、興味深げに眺めながらこう言ったものだ。
「うまそっ・・・」
 口元のよだれをボクは見逃さなかった。
 トマトはようやく形を成してきた。この緑色が盛夏に向かってジワジワ赤くなり、甘くなっていく。
 秋田に来てから4年間、ボクらもそうやって畑をやっていたものだ。
 実が熟すのを、一日千秋の思いで待ちわびていた。
 収穫間近に台風が来て、根こそぎ倒れた年もあったなあ。
 そんな畑をやめて、もう6年目である。
 あの苦労を知っているだけに、またやりたいとは思わないが、夏野菜だけは「食べたい!」。
 野菜が美味しいと、食事も当然美味しくなる。
 夕べはこんなものを食べた。



 今日は、わざわざ「ゴーヤ」を買いに出掛ける予定。
 夏は「サマーベジタさまさま」の季節。
 ボクらにとっては、まさに「地上の楽園」である。

 (2013.07.16)   このページのトップへ

『代表の素敵なポーズ』3305

 目の前でパソコンに向かっている代表は、今、ボクの目の前でこんなポーズでキーを打っている。
 不謹慎なポーズだとは思う。
 行儀が悪いとは思う。
 だが、この3日間、ずっと休みなく働いているので、目をつぶろうじゃあないか。
 昔祖母に「テーブルの上さ足載せると足が曲がる」と言われたものだが、この際、見なかったことにしておこう。



 (2013.07.15)   このページのトップへ

『ラジオ体操ブーム再燃』3304

 雨続きだったので、散歩が思うようにいかない日もあって、ボクたちはまた「ラジオ体操」を始めた。
 『大人のラジオ体操』というDVD付きの本まで買ってきて。
 そのDVDにはラジオ体操のほか、ヨガとかバレエのレッスンまで収録されている。
 夕べはまず、夕食後に「ラジオ体操第1」を2回連続して行った。
 汗だくになった。
 正しく解説通りやると、結構筋肉痛になる。効いている気がする。
 ラジオ体操はタダだけど、このDVDと本には1,200円のコストがかかっている。
 そういうことも手伝って、俄然やる気を出している2人なのである。
 今朝の体重測定では、お互い600グラムもやせていた。
 ラジオ体操1回で300グラムやせた計算になる。
 3回やると900グラム、5回やると1.5キロ。50回やると15キロである。
 250回もやれば透明人間になっちゃう。
 そんなわけで、今日もやる。
 ヨガとかもやってみたい。
 確か、ヨガのインストラクターでもある妻の友人のモモコちゃんからいただいたDVDもあったはず。
 それからバレエもやってみたい。
 白いタイツを履いて踊りたい!
 妻はDVDのバレエレッスンを見ながらこう言った。
「あ〜あ、私も日本舞踊じゃなくてバレエやりたかったな。バレエやればもっとスタイルよくなってたのに・・・」
 そーかな? ボクはそーは思わなかった。言わなかったけど。

 (2013.07.15)   このページのトップへ

『妻の目』3303

 妻は目がいい。
 いやもちろん目だけじゃない。
 頭もいいし、スタイルもいいし、性格もいいし、耳もいいし、胸もいいし、ケツもいいし、踏ん切りもいいし、愛嬌もいいし、度胸もいい。
 みんないい。
 みんないいのだが、今日は「夏休み集中講座」として、受験生のみなさんには「目」に注目してお話しさせていただく。
 妻は「千里眼」だ。
 遠方のものを見通すことができる。
 小さな虫(例えばダンゴムシとかクモとかアリとか)が、遠く離れた場所から識別できる。
 これはスゴい。
 確かにスゴいが、ボクにとっては時々「あ〜めんどくさ」となることもある。取るのボクだからね。
 妻は「捨て目が利く」
 目に入ったものを何でも心に留めておくことができる。
 アマノ(スーパー)なんかで買い物してても、何がどこにあるか正確に分かっている。
 特に、ボクにとっては死角の場所、つまり「低い棚」に詳しい。
 それで、結構「岩のりの瓶」とか「サイフォン用アルコール」とか見つけてくれる。
 だから、ボクはこの才能を「低目が利く」と言って、たびたび賞賛しているのだ。

 (2013.07.15)   このページのトップへ

『集中特化的かゆみ』3302

 かゆい。
 頭がかゆい。
 頭だけかゆい。

 夕べ頭も洗っておくべきだった。
 ケチった。
 頭だけ省いてしまった。
 いっそ風呂をマルヤ(「休み」の意のおじいおばあ弁)にすればよかった。
 チェッ!
 ボクは、そこだけ集中特化的に新調した真っ白いズックを履いて修学旅行に出掛けてしまった時のような、ミョーにそこだけ浮いている感じの、どーもそこだけに意識がいって注意力散漫になって仏像とか全然目に入らない感じを、ヒシヒシと、モヤモヤと、ムカムカと、今、実感している。
 マジかゆいんだってば!

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『わいら死ぬのか!?』3301

 今朝の「1行ニュース」に書いてあった。
 熱中症で死亡。自宅でエアコン使わず。
 この記事を、次のような複雑な思いで読んだ。
 暑くてみんな大変だなあ、という「ホントはどっか人ごとなんだけれども、とりあえず善良ぶった日本人のありふれた心配」。
 どうしてエアコンを使わなかったのだろう、という「ごくごく凡人の素朴な疑問」。
 エアコンあるならまだいいじゃないか、という「貧乏人のヒガミヤッカミ」。
 そして、最後にこーゆー恐ろしい思いに襲われた。
 わいら死ぬ。間もなく死ぬ。

 (2013.07.15)   このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(〜3300話はこちら)

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