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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
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■あなたは誰とちぎりますか?(どっかで聴いたな)
■お名前(ペンネームでもいいですヨ)
■メールアドレス(できれば)

『いいね、いいね』600(1601)

 キュキュキュキュキュ・・・。
 朝一の納品を済ませた代表は、働き者の奥さんになりました。 
 洗濯機を回しながら、スリッパの裏を拭いています。
 平和的なサウンドです。
 そこに飛び込んできたサウンドは・・・また演歌です。箪笥を持ち上げられる鼻のおっきい人が歌ってます。それに合わせて「メロンにスイガの安売り〜」。
 あ〜、絶望的なノイズです。
 遠くでは「テツさん」のNHKの大音響です。
 頭の上では、航空自衛隊の飛行機の爆音です。
 でも・・・。
 チャプチャプチャプ・・・。
 耳を澄ませば、洗濯機の中で水が踊るように歌っています。
 そこに妻の鼻歌も混じっています。かなりステキなサウンドです。
 いいね、いいね。
 長かった8月がようやく終わります。

 (2011.08.31)   △このページのトップへ

『ノルディックじいさん』599(1600)

 トーエイたちが持っていた「ストック」を見て思い出したんだけどね。
 村に、ボクらが「ジャー」と呼んでいる85歳ぐらいのおじいちゃんがいます。「ジャー」は「キシ」という彼の家の屋号からきています。「キッシンジャー」。 
 ここに来た頃はピンシャンしていて、「ナスけっから!」とか言われて、自分の畑まで案内してくれ「好きなだけ取れ!」って言って、自分は葉っぱに付いた「カメムシ」を割り箸でつまんで灯油の入った小壜に入れていました。
 そう、とっても元気だったんです。
 それが最近めっきり衰えました。特に足腰が。
 で、散歩に「竹の杖」を使うようになりました。
 だけど、いつの頃だったか、「竹の杖」は「スキーのストック」になりました。軽いからでしょうか?
 初めは1本でした。だけど、昨日見たら2本使ってました。で、道の真ん中をヨッタヨッタ歩いてました。
「ノルディックじいさん!」
 妻は上手いこと言いました。

 (2011.08.31)   △このページのトップへ

『ちょっと心配なことがあります』598(1599)

 石巻のおばあちゃんです。
 気を張って頑張っているとは思うんだけど、やっぱ80近いんだもんね。 
 家事から炊事から何でもかんでも、1人で3世帯5人分をこなしていくのは、さすがに疲れるだろうと思うんです。
 それに暑いしね。そういう生活がもう1ヶ月に及んでいます。
 I家の奥様のほうは少しずつ快復に向かっているようなんですがね。
 そのことを昨日、妻といろいろ話していましたが、何とかならないもんでしょうかねえ。困っちゃったねえ。
 今、こっちに連れてくるわけにもいかないしねえ。そしたら向こうが大変だもんねえ。
 何もできないだけに、ホント心配です。

 (2011.08.31)   △このページのトップへ

『夜霧よ今夜も有難う』597(1598)

 朝8時です。
 この歌が拡声器から流れています。 



 なぜかというと、この歌は「肉の移動販売車」のテーマソングだからです。
 ですから、毎週1回はこの歌を聴くことになります。
「こちらはスガワラ精肉店の移動販売車です。おいしい豚肉、鶏肉、馬肉、いろいろ取り揃えて皆様のおこしを・・・」
 不思議なのは「牛肉」がないことです。一方「馬肉」があることです。
 いや、最も不思議なのは、どうして「夜霧よ今夜も有難う」かってことです。

 (2011.08.31)   △このページのトップへ

『また登ったみたいよ』596(1597)

 いやあ、ビックリしたなあ、もう。
 トーエイくん、また登ったみたいよ。 
 しかも奥さんの「はっつあん」と一緒に。

『エッセイ300×2回、おめでとう』

 富士山山頂(8月29日)から、エッセイ600回達成を、妻と一緒にお祝いを申し上げま〜す。これからもがんばってね。
 ワインを贈りました。今回のコンセプトは『毒の選択』ではなく、『妻の選択』です。詳細は本人の味噌汁、ではなく、本人のみぞ知る。
 また、執筆頑張ってくれ〜。積善ブログも読んでますよ〜。(山と星とフォークを愛し続けて37年〜鈴木東栄でした)


 

 ということは、今回のワインは「はっつあん」の洗濯、じゃない、選択ってことだよね。
 楽しみにしてま〜す! いつもいつもありがとね!
 そりゃそうと、ボクはこんなことを思ってますよ。
 同じ「達成」でも、あまりにもスケールが違うなって。
 だって、そっちは「富士山登頂」でしょ? 日本一の山に登ったわけでしょ?
 こっちは「くだらないエッセイ600回」でしょ?
 別に競い合うわけじゃないけどさ。あまりにもスケール違うと思ってさ。
 でもどうだろう。もしボクが富士山と同じ「3776回」を達成したら。(ちなみに通算で今「1597回」です)「阿蘇山」をちょっと超えた辺り。
 ねえ、そうしたら、何となく「負けてねえぞ!」って感じ、ない?
 果てしもない数だけどね。頑張ってみっかねえ?

 (2011.08.31)   △このページのトップへ

『人生いろいろだねえ』595

 昨日、ボクのかつての職場の同僚からはがきが届きました。
 ISOくんです。 
 何でも、28年間勤めた会社をとうとう半年前に辞めたのだそうです。
 そんなになるかねえ?
 ボクもあのまんま勤めていれば28年目だったわけだよねえ。
 人生の半分以上だよねえ。
 かつて彼は、ボクが会社を辞める時こんなことを言っていました。
「お前はお前らしく生きろ。オレは企業内自由人でいたい」
 彼はそうやって頑張ってきたわけです。いやあ、立派だと思うよ。
 これからは、かつての先輩の会社に入って同業の仕事をやっていくようです。
 はがきは、「がんばろう東北」の精神で頑張る所存です。と結ばれています。そして最後には、
 「避難先住所」・・・雇用促進住宅○号棟と書かれています。
 そうです。彼は2月28日付けで会社を辞め、その11日後に大震災の津波被害を受けました。家は全部流され、「エコノミークラス症候群」になってしまったお母さんと、今でも避難所生活をしているのです。
 ISO頑張れよ!

 (2011.08.31)   △このページのトップへ

『サンマに流れた』594

 昨日は「アレ」を食うつもりだったんだけど・・・。
 あの後、夕刻までにどうにか仕事の目処をつけて、ケンシンの時、タバコを吸うってんで渡されていた『喀痰(かくたん)』の瓶を持って役場へ行きました。 
 五城目町役場の「健康福祉課」。そこのお姉さんはとっても感じのいい人で、
「わざわざありがとうございました!」と言ってご丁重にボクの痰を受け取りました。
 それから「ロース豚肉」を買いにAMANOへ行きました。
 そうしたら、またあの「特大サンマ」コーナーで足が止まりました。
「どうする?」
 と、聞くまでもなく、ボクの手は勝手にそれをつまんでいました。
 レジでは久々に「スイング」さんと会い、空いていたこともあってちょこっとお話をしました。
 大した話でもないんだけど、何だかウキウキ弾んできました。スイング、スイング。
 酒屋のタイガーの人も感じよく、とてもいい買い物になりました。
 で、帰ってからさっそく「サンマの刺身」をつまみに、「サンマの塩焼き」で仕上げたわけです。
 やっぱ、サンマに流れやすいねえ。美味いねえ,サンマって。
 地元気仙沼の復興に、仙台にいながら燃えていた「オリちゃん」。
 気仙沼で事業の再建に頑張ってる、妻の後輩「マスミちゃん」。どうしてっかねえ?

 (2011.08.31)   △このページのトップへ

『またアレだよ、アレ』593

 仕事が立て込んでくると、どうしても美味しいものが食べたくなりますね。
 皆さんもそうでしょ? 
「美味いもんでも食わねえとやってらんねえや!」みたいな感じで。
 こんな時「神田の親分さん」がいたら、
「食いねえ、食いねえ、寿司食いねえ! お代は要らねえってことよ! このヤロ、とっとと食えってんだ!」ということになるんだけどねえ。
 お寿司ってわけにはいかないけど、ボクたちは今日「アレ」を食べることに決めました。
 エッセイ572『至福のディナー』で書いた「アレ」です。
 こんなヤツです。それに日本酒も!



 さあ、それを励みに頑張るゾ!

 (2011.08.30)   △このページのトップへ

『ボランティアじゃなかったよ』592

 今「ヒサミツ」さんが来て、ちゃんとお代を払っていってくれました。
「忙しいのに突然頼んで申し訳なかった」と、恐縮して頭を下げておりました。
 さすがは社長さん、しっかりした方でした。
 早速代表は、「これ通帳に積まなきゃね!」と言って、ニコニコしながらソロバンをはじいてます。
 何はともあれ、お金になってよかった、よかった。

 (2011.08.30)   △このページのトップへ

『美味しいものが届いたよ!』591

 今しがた「クール宅急便」でおいしいものが届きました!
 たくさんあるので、チョロさんとチビギャン夫婦におすそ分けしましょう。いろいろお世話になったから。
 何が届いたかは内緒。
 ヒントは・・・。
 オイシイもの!

 (2011.08.30)   △このページのトップへ

『5時半起床』590

 代表はまた急ぎの仕事。
 ボクもあと1ヶ月後が締め切りの応募小説の追い込み。
 それで5時半に起きてトトトト、タトタトをやってます。
 昨日ゴミを捨てにいったら、何ものかによって(おそらくハクビシンか?)ゴミ捨て場の施錠が外され、中のゴミ袋が荒らされていたので、ほうきを持っていって掃除してきました。
 えらい! さすが村の三役。
 施錠を縛る紐も持っていきました。
 そんなわけで、今日もビッチリ仕事です。
 暑くなりそうです。

 (2011.08.30)   △このページのトップへ

『歩兵第117連隊』589

 ボクが書いた小説『たからもの』を読んでくれた方から感想が寄せられました。
 昭和13年に戦死したボクの祖父が書いた戦地からの手紙を下書きに書いたものです。
 その方のおじいさんも、同じ「歩兵第117連隊」に所属していたそうです。
 幸い生きて帰られ、その方のお父さんが生まれ、自分があると感謝の気持ちを綴っておられました。
 そういう方と今、こうして「縁」あって交流ができるというのは、実に不思議な気持ちがします。
 時空というものを感じます。
 時空を超えた「戦友」みたいな感じ。
 何かを残すことで、今の時代は「インターネット検索」という便利なツールがあって、人と人とがつながりやすい時代になりました。
 そう考えると、こうして「くだらないエッセイ」などを書いていることも、「もしかしたら」何か意味があることかもしれませんね。
 誰も何も発信しなければ、今も昔もそれは「無縁」なんですからね。
 ちょっと心が元気になりました。

 (2011.08.30)   △このページのトップへ

『仕上げたぞ!』588

 早朝、突然飛び込んだ「ヒサミツ」さんからの原稿依頼を、代表自ら尽力してもらって、今ようやく仕上げました。
 何とか『晩酌タイム』にも間に合いそうです。
 チビギャンが来て、その時に「ヒサミツ」さんのことを訊いてみました。
 五城目の道の駅「悠紀の国」の社長なのだそうです。
 確かに原稿にもそう書かれていました。
 もしかしたら「有料」かもしれません。社長なんだもんねえ。
 そりゃそうだよねえ。
 おばあちゃんを郵便局に連れて行ってあげるのとはわけが違うよねえ。
 2人がかりで今までかかったんだから・・・。
 それにしても、いろんなことに振られるバタバタした1日でした。
 あ〜しんど! さぞやビールも美味かろう。

 (2011.08.29)   △このページのトップへ

『大音響のテレビ』587

 村で一番働き者のヤスさん。その旦那さんがテツさん。
 彼も働き者だったが、最近、足腰が弱って寝たきりになった。
 それに耳も遠くなった。
 それで、テレビの音を大きくして聞いている。
 その大きさたるや、200メートル離れたボクの家にまで大きく響いてくる。
 その圏内にはアッキーの家も含めてヨシカズくん、チョロさん、ミセスホウレン、チビギャンなど20軒くらいの家がある。
 村の3分の1の家には、早朝からNHKが大音響で流れている。時々それに、例の「下品なスイカ売り」の声が交じる。
 それにしてもテツさん・・・。
 ありがとう。 お陰で「民主党の代表選挙」全部分かっちゃったよ。

 (2011.08.29)   △このページのトップへ

『ばあちゃんどご助けるど思って・・・』586

 膨大なFAXが流れる合間に電話が入った。
「ばあちゃんどご助けるど思って・・・」のミセスホウレンだった。
「足にウオノメができて郵便局まで歩いで行げにゃ」
 連れて行った。
「野菜も何もやれねがら、これ受げ取ってけれ!」
 と言って千円札を1枚差し出して手に握らせた。
「ばあちゃんやめてけれ。野菜なら受け取るけど、お金もらったらもうやんないよ」と言って、ボクは拒みに拒みまくったがダメだった。
「あいい、オメしかいねんだあ。何とがこれがらも頼む!」と拝まれてしまった。
 代わりにオロナミンCを1本あげた。 
 家に戻ったら、膨大なFAXが入っていた。これを今日中にだなんて、どう考えてもボク1人じゃ無理だよ。
 どうなってんのよ! 何か勘違いしてません?
 代表にも手伝ってもらうしかないよ。
 ねえねえ、これボランティアじゃないよねえ?
 これじゃあ、あんまりやり過ぎだよねえ。

 (2011.08.29)   △このページのトップへ

『悪ふざけにもほどがある』585

 夫の誕生日に穴を掘って、それに落として驚かそうとした妻が、一緒にその穴に落ちて死んじまった。
 こういうのを「悪ふざけ」というね。悪ふざけにもほどがあるね。
 文字通り「墓穴」を掘った形だね。
 や、り、過ぎ、だ。

 (2011.08.29)   △このページのトップへ

『何だ、何だ、何だ?』584

 朝7時半。
 電話が鳴って出てみると、超早口で、
「オイタシャグヂノヒサミヅダドモダイシキュウッテモライデモノアルテガイマオグルテガタノム」
 と言われた。
 ??????
「オイイマトオノサイルテガソッカラファックスデオグルテガナントガタノム」
 ?????
 何だ、何だ、何だ?
 ボクは間違い電話かと思った。
 で、いろいろ問いただして聞いてみると、どうもこういうことのようだった。
 帝釈寺のヒサミツというものだが、大至急打ってもらいたい。今遠野にいるが、ファックスで原稿を送るからそれを打って、CDーROMだがってものに焼いてもらいたい。
 彼はかなりフレンドリーにボクに言って電話を切ったが、ボクは帝釈寺(隣村)のヒサミツなるものを知らない。会ったこともない。 
 どうしよう? もうすぐFAXが流れてくるだろう。
 これは「仕事」なのだろうか? はたまた「ボランティア」?
 もしボランティアであれば、ボクは「町村」というエリアを超えて、「馬場目地区」全体に「無料代筆屋」という不名誉(?)な称号を広めていることになる。
 そのうち、秋田県全域にまで知れ渡ってしまうかもしれない。
 どうしよう? これ職業なんですけど。

 (2011.08.29)   △このページのトップへ

『21位』583

 帰ってきてからグランドゴルフの反省会があって、妻はお手伝いさんを要請されたので、2人で集会所へ行った。
 結果報告。
 45チーム合計二百何十名参加の大会だった。平均年齢はボクの予想では「69歳」くらいではなかったか?
 2度目の参加になる元ボーイスカウト出身の「カンベーさん」に曰く。
「町のあらゆるスポーツ大会で最も参加率の高い大会だ」
 で、45チームの中で我が「町村チーム」は21位だった。
 昨年は23位だったので2位UPしたわけだった。
 ボク(114打)とヨシカズくん(125打)は足切りされ、上位3人の合計点数で決まったようだった。
「オメダ(お前たち)はすでに終わってる」
 と、アッキーに冷たく言い放たれた。
 セミプロのコウノスケじいからも「グランドゴルフ上達の秘訣」を聞いた。
「とにかく練習だ」ということになった。 
 ようし、こうなったら練習するぞ!
 ボクたちは密かに燃えている。
 来年こそは優勝を狙う!

 (2011.08.29)   △このページのトップへ

『114打』582

 ボクのスコアである。4コース合計。
 いいのか悪いのか?
 ボクのグループの中では最低のスコアでした。
 グループのリーダーさん(厳格なおばさん)は88で回りました。
 ホールインワンというのも、あっちこっちで出ておりました。
 コウノスケじいは2回、アッキーも1回出したそうです。
 とにかくみんな半端じゃなく上手い。もう上手いなんてもんじゃない。ボクはもうお手上げでした。
 だってみんな「マイクラブ」「マイボール」、そしてボクが驚いたのは「マイボールホルダー」まで持っていたんだもん。みんなチョー熟練者だったんだもん。
 *ちなみに「ボールホルダー」というのは、シューズの足の甲のところにボールを置く金具です。



 初めは余裕しゃくしゃくでした。

   

 が・・・見よ! このへっぴり腰。
 この「厳格リーダー」さんにはいろいろ教えてもらいました。



 こちらは「アッキー」。スリッパを履いてプレイしてました。でも93で回りました。



 こちらは「スティービーワンダー」じゃなくて「ミスターカンベー」さん。偶然お会いしました。彼は120でした。勝った!



 こちらは誰? ず〜っと日傘で応援してました。



 いやあ、疲れたけどキモコよかったあ。



 またやりたいなぁ・・・。

 (2011.08.28)   △このページのトップへ

『ケンシン秘話(5)』581

 もう一つ思い出したことがある。
 尿の受付でのこと。
 その係の人は、自分の机の上で(ボクたちの目の前で)尿を試験紙に付けて検査をしていた。
 その場で結果が出たようだった。
 こういうの初めてだった。
 ものすごい作業の効率化だと思った。でもきつい仕事だな、とも思った。
「マグロの解体ショーみたい」と、妻は驚いた。
 尿の実演販売か?
 でも効率化もここまでにしてほしい。
 便だけはやめてほしい。

 (2011.08.28)   △このページのトップへ

『湖東畑の極うまカボチャ』580

 スーパーAMANOの向かいに最近オープンした、ボクたちが『湖東畑』と呼んでいるお店。
 この間初めて行ってみた。
 味にこだわっているお店で、試食コーナーもいっぱいあり、接客のスタッフもやる気満々で感じがいい。
 で、大いに気に入ってしまった。たくさん買ってきた。
 中でも『トウモロコシ』は最高に美味かった。
 さらに、この『カボチャ』は、ただ切ってチンするだけで甘い。
 砂糖ゼロなのに、ホワ〜ッと甘みがあって美味しかった。
 昨日はセイさん(かあちゃん)の祥月命日だったのでご賞味いただいた。
 水耕栽培のレタスやトマトもみんなおいしいので、ボクたちはすっかりファンになってしまった。
 また行きたい!



 (2011.08.28)   △このページのトップへ

『プロゴルファー ヤシ』579

 今日ボクは、プロゴルファーとしてメジャーデビューを飾ります。
 五城目マスターズ選手権。
 妻は応援に来てくれます。日傘をさして。
 案外面白かったら、卓球に次ぐ『我が家のスポーツアイテム』に昇格するかもしれません。
 気の早いボクは、ネットでマイクラブやマイボールをはじめ、スタートマット、ホールポストなどもチェックしています。
 このスポーツのいいところは、何といっても「年をとってもやれること」。
 「2人だけでもやれること」。
 「その辺の公園でもやれること」。何ならうちの畑でもできますよ。
 以前、ケーコさんに、
「オメダ、たまに外さ出で太陽さ当だらねばダメだ」
 と、言われたことがあった。
 そうしないと骨が折れやすくなるって。
 そういう意味でもこのスポーツはいいね。骨元気!
 さあ、行ってくるぞ! 今日は快晴だ! マスターズ日和だ。

 (2011.08.28)   △このページのトップへ

『人間の條件を観終わって疲れる』578

 9時間半の映画を5日以上かけてついに観終わった。細切れ作戦。
 戦闘シーン、暴力シーンでは必ずいなくなって、4分の1は観ていなかった人も何とか。
 最後は引き込まれた。まあ面白かった。けど疲れた。
 主人公のカジについて議論が集中した。人間とは何かを考えさせられた。
 戦争は誰をも「非人間」にさせるものだと思った。
 しかし、ああいう行いに近いことは、平和な今の社会でも「いじめ」「人種差別」「虐待」・・・という形で行われている。
 戦争中じゃない分、もっと罪深い。水面下で陰湿に行われる分、もっと巧妙だ。
 さて、映画としての出来は、仲代達矢の演技力がすべてといっていいだろう。見直したよ、仲代さん。あんたはすごい!
 最終的な2人の感想はこうだ。
「今から決めておこう。人間じゃなくなる、これじゃ畜生になるって思ったら即死のう!」
「そうだね、死んであの世でまた一緒になろうね!」
 そうそう、そうーいえば、石巻のおばあちゃん全部観たかなあ。眠かけしてなかったかなあ。

 (2011.08.27)   △このページのトップへ

『靴屋ができるよ』577

 石巻から持ってきた妻の靴。
 こんなにたくさんあった。



「断捨離できない!」と妻。
「靴屋でもやれば」とボク。
 さっきからもうずっと悩んでいる人がいる。
 履いてみたら、足にブヨブヨの皮が付いてきたものもあって、足を洗いに風呂場に行ったり来たりしている。
 そういうものは捨ててもいいんじゃないだろうか?

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『初もので泣き、初もので笑い、初もので揺れる』576

 食べたよ。
 これを。



「死んでもいい!」とボク泣く。
「私は死にたくない。もっとこれ食べたい! だから笑いなさい!」と妻笑う。
 ボクたちは、美味しいものを食べると体が揺れるクセがある。2人で揺れる。
 食べながら、ボクたちはズ〜ッと揺れ続けていた。
 で、こうなった。



 ごちちょうちゃん!

 (2011.08.27)   △このページのトップへ

『とことん調べた』575

 いざやるとなったら、ボクはとことん調べなければ気が済まない性格である。
 何を調べたかというと、間近に迫った『グランドゴルフ』についてである。
 発祥を調べてビックリした。
 昭和57年に鳥取県東伯郡泊村「生涯スポーツ活動推進事業」の一環として、泊村教育委員会が中心になり考案されました。高度な技術を必要とせず、しかも全力を出す場面と、集中力や調整力を発揮する場面がうまく組み合わされており、ルールもごく簡単なことから、初心者でもすぐに取り組めます。とあった。 
 泊村、やるなあと思った。一村の教育委員会が考案者だったとは!
 「泊原発」がある北海道の村も「泊村」だが、あちらは「とまりむら」と読むのに対して、こちらは「とまりそん」である。
 泊村に興味を持ったので調べてみた。2004年の市町村合併で今は「湯梨浜町」になっている。別になんてこともない町だけど、「グランドゴルフ」考案の地ということだけは今でも知られている。
 グランドゴルフ用語の「トマリ」は泊村の名前に由来する。 とある。「トマリ」って何?
 これも調べてみると、ゲームは、所定のボールをきめられた打順にしたがってスタートマットから打ち始め、ホールポスト内に静止した状態「トマリ」までの打数を数えるものである。 と出ている。分かりやすくアイテムを写真で説明する。



 うんうん。つまりゴルフでいうと「カップにイン」した状態を「トマリ」というのだな。
 ルールも16条までいろいろあるのだが、ゴルフと違うのは「第14条 第1打がホールポストに入ったとき、プレーヤーは、打ったボールが1打目でトマリになったとき(ホールインワン)は、合計打数から1回につき3打差し引いて計算する」 これやってみたいね。狙うぞ、ホールインワン!
 「第16条 標準コースは、50m、30m、25m、15m 各2ホールの合計8ホールで構成する」こんな感じ。



 まあ、とにかくやってみようじゃないの! ちょっと燃えてきたゾ!



 (2011.08.27)   △このページのトップへ

『ゲザイ効果』574

 『厳格先生』からいただいた「ゲザイ」2粒を2杯の水で飲み、たくさんの野菜を摂取したお陰か、便通が尋常じゃない。
 ちょっとこんなに出ていいの? こんなにあったの? ってぐらいによく出る。
 個体も、液体も、気体もみんなよく出る。
 体重は、昨日あんなに美味しいものをたらふく食べたのに、いつもより2キロも少ない。 
 ゲザイ1粒につき1キロ減なんだったら、間違って10粒飲んだらどうなるか?
 50粒飲んだらどうなるか?
 66粒飲んだらどうなるか?
 オラ、消えてなくなっちゃうよ!

 (2011.08.27)   △このページのトップへ

『グランドゴルフ大会』573

 明日は「町内対抗グランドゴルフ大会」なんですね。
 朝8時半に「雀館運動公園」に集合、9時から競技スタート。
 ボクはね、こういう競技って「じいさんばあさん」が出るものだと思っていたんですね。
 だってそうでしょ? グランドゴルフってゲートボールの高級版みたいなもんでしょ? よく分かんないけど。 
 だけどさあ、ボク、出るんだって! それに。
 人数が足りないからだって。
 ちなみにメンバーは、84歳のコウノスケじいを筆頭に、83歳ぐらいのヨジローじい、65歳ぐらいのアッキー、そして、体育部長のヨシカズくん。
 ヨシカズくんから何度も頼まれて、何度も断ったんだけど、結局断り切れなくなっちゃったのね。「三役ひとつ、助けるど思って!」って拝まれちゃったから。
 妻のほうはというと、自分が出るわけでもないのに何だかやる気満々で、それは多分に、ボクたちの中で、競技が終わってから「大黒屋」でチャーハンと餃子を食べる案が浮上してからなんだけど、日傘を持って応援にくるとまで言ってるわけですよ。
 いやあ・・・グランドゴルフねえ・・・。
 考えただけでも老け込んじゃうよねえ。そう思いません? そうでもないですか? 

 (2011.08.27)   △このページのトップへ

『至福のディナー』572

 健康診断というのはそれだけで大変疲れる。
 その上、ボクたちは寝不足だった。
 そこで、ボクたちは「だめだ、栄養をつけなければ!」ということになった。
 買い物に行った。いつものAMANOさん。 
 大きな「生さんま」にまず目がいった。1尾150円。まだ高い、けど2尾買った。
 続いて刺身用に切られた同じく「生さんま」に目がいった。2尾分4枚入って298円。
 今度は肉コーナーで「豚のロース肉』に目がいった。2枚入って428円。
 で、珍しく「冷酒」の4合瓶も買った。高清水吟醸。1200円ぐらい。これかなり贅沢。
 さて、そんなものを買ってきて、さっそく始めたのだが、もう、何もかも死ぬほど美味かった。
 なんたって「さんまの刺身」がたまらん! 泣く、喘ぐ、漏らす。
 それと「冷酒」がまた合う、チビル、かきむしる。
 居酒屋のムードは一気に加熱。
 ボクはギターを持ってきて「我が良き友よ」を熱唱する。6番まである歌を4回も歌う。
 さらにさらに、妻は白ワインを、ボクはハーパーの水割りを注文する。(誰に? ボクか)
 それからシャワーを浴びる。この辺が『歩いて4歩の居酒屋』ならではのサービス、立地条件。
 歩いて8歩のところに『専用シャワールーム』は完備されている。
 グワ〜ッとキモコよくなって、いよいよディナータイムに移る。
 居酒屋はここで仕様替え、『パジャマでOKの高級レストラン』に変身する。
 今日のディナー、『豚ロース肉のオニオンスペシャルソースがけ、じゃがいも、人参、インゲン添え』を注文する。(誰に? ボクか)
 とにかく、このメニューの肝は、ソースである。
 みじん切りにした「たまねぎ」をひたすら時間をかけて炒める。
 「飴色」になるまで、こげないように、ひたすら、ひたすら・・・。白→ベージュ→(長い時間)→飴色。
 この間にも、ひたすら、ひたすら、飲みは続く。おしゃべりは続く。
 白ワインを加えて塩こしょうで味を整える。こうして、いよいよ「秘伝のソース」は出来上がる。
 肉はすでに1時間以上も前に、やはり「たまねぎ」をすり込んで漬けてある。これで柔らかく、かつ風味が倍増する仕組み。この準備はすでに「サブシェフ」が執り行っていた。
 添え物関係も「サブシェフ」の担当である。几帳面できれい好きな「サブシェフ」を持ってシェフは幸せである。
 肉をバタ−でタマネギごと焼こう。美味い匂いがしてきた。
 さあ、できた! これがその『豚ロース肉の秘伝オニオンソースがけステーキ、じゃがいも、人参、インゲン添え』である。
 大変申し訳ないが、これ、マジ、もう、だめ! 聞かないで! ごめん、ああ、うそ、だめ、それ以上、だめ。



 PS 今日のお昼は「さんま焼き」ということになっている。幸せだ! もう死んでもいい!

 (2011.08.27)   △このページのトップへ

『ケンシン秘話(4)』571

 そうそう、もう一つ書き忘れていたことがあった。
 この健康診断に当たり、ボクたちはそろって「真新しいパンツ」をはいて行ったのだ。
 小学校の頃、身体測定の日には、おかあさんが「真新しいパンツ」を用意してくれ、マジックで名前まで書かれていたものだが、アレである。名前は書かなかったが・・・。
「何かあってもいいようにね」 
 と、妻が言った。
「何かったって、何が起こるんだろね?」
「分かんないわよ。急にパンツ見せろって言われるかもしんないよ」
「まさかあ・・・」
 でも、確かに「レントゲングルグル最後はパンツ丸出しオヤジ」(長い!)みたいなことも、絶対に「ない」とは言えないのである。
 実際にあったのであるからして。
 代表の「雑感」風に言えば、『備えあれば憂いなし』なのである。 

 (2011.08.27)   △このページのトップへ

『ケンシン秘話(3)』570

 パイプカーテンの中の男は、まぎれもなく医師にちがいなかった。
 10番と書かれた「診察コーナー」である。
 聴診器で心音を聞いたり、コツコツとか叩いたり、喉を触ったり、目をベェ〜ッて剥いたりするところ。
「はい、いいですよ。次の方どうぞ!」 
 カーテンの中の医師はそう言って診察を続けていた。
 ボクたちはパイプ椅子に座って受診を待っていた。ボクたちの前にはアッキーも座っていた。
「次の方〜? 次の方〜?」
 医師はそう言って、カーテンから顔を出した。
「プッ!」
 まず妻が吹き出した。
「ゲッ!」
 ボクも驚いた。
 その顔は、妻に言わせれば「ひょっとこ」だった。
 ボクに言わせれば「福笑い」もしくは「笑うセールスマン」だった。
 いや、もっと正確に言うと、もともと「目をベェ〜ッて剥いた顔」だった。 
 その顔の人に、あとで目をベェ〜ッて剥かれた。 

 (2011.08.26)   △このページのトップへ

『ケンシン秘話(2)』569

 妻とは「胃のレントゲン車」が別々だったので、これは妻から聞いた話。
 妻の前に受診したオジサンは、耳が悪いのか、身体のどこかが悪いのか、はたまた頭が悪いのか、レントゲン技師が言う「右を向いてください!」などの指示に全く反応しなかった。
「そ、そこで息を止めて! 違う、違う、吸わない! 止めて! 止めて、あ〜、ダメだ、ダメだ」
 そんな感じで、介添えをされながら長時間グルグルさせられていた。
 妻はバリュームを飲みながらその様子を盗み見していたそうだ。 
「終いにね、ズボンが全部ズリ下がっちゃって・・・」
「えっ!」
「パンツ丸出し!」
「あんた、それ見てたの?」
「見・え・た・の」 
 ああ、お気の毒さまとしか言いようがない。どっちもね。

 (2011.08.26)   △このページのトップへ

『ケンシン秘話(1)』568

 今回のケンシンで気付いたことを書き留めたい。
 前回、タバコをやめるための秘訣や自分の経験談などを親身にって語ってくれたオジサンがいたのだが、今回はいなかった。
 彼のことを『タバコ審議官』と密かに呼んでいた。
「私もやんめるの死んたげ大変だった。んでも、すっぱりやんめればなんてごどねえもんだ」などとズーズー弁で言っていた。
 彼はなかなかの熱血漢だったけど、やっぱりボクはタバコをやめられなかった。
 今回、彼に怒られるかもしれないと思っていたので、正直拍子抜けしたボクでした。 

 (2011.08.26)   △このページのトップへ

『昼寝』567

 11時、洗濯物を青空に乾かし終えた妻は、自分の体を布団に横たえている。
 秋風のような微風を産毛に感じながら、緑のまどろみにウトウトしているのだろう。
 なんてキココよさそうな顔。 
 執事のボクは、いついかなる場合にも電話に出なければならない。来客に応じなければならない。
 よって寝てはいけないのだ!
 とはいえ・・・。
 執事も人間だ。執事も眠い。めちゃめちゃ眠い。
 シツジが1匹、シツジが2匹、シツジが3匹・・・。
 ごめん、やっぱダメだ。寝るわ。

 (2011.08.26)   △このページのトップへ

『暁(あかつき)のケンシン軍団』566

 バスを連ねて彼らは走る。
 コンボイチックだ。
 どんな田舎の村にも軍団で現れる。 
 どさ回りチックだ。
 どんなに早朝でも全員集合だ。
 百姓チックだ。
 一糸乱れず、よどみないコンビネーションで客を回す。
 コンベアチックだ。回転寿し屋だ。
 彼らに休息はあるのだろうか?
 忘年会ではどんな話題になるのだろうか?
 年功序列はあるのだろうか?
 セクハラはあるのだろうか?
 いろんな疑問がわく。
 医者じゃないけど、医者チックな顔になっている(勘違いしている)人もいる。
 看護婦じゃないのに、看護婦チックな顔になっている人もいる。
 きっと身内の小さい子供たちには「お医者さん」「看護婦さん」だと思わせている人も多いだろう。
 誇り高き『暁のケンシン軍団』。
 正式な職種が分からない。

 (2011.08.26)   △このページのトップへ

『ラメおばば』565

 いやあ、面白かった。
 早朝検診というものを客観的に見ているとなかなか面白い。
 まず、去年もいた『厳格先生』にまたお会いした。 
 胃のレントゲン検診の注意事項を告げる役職の人。
 この方、非常に怖い顔をしている。
「昨日の夜から何も飲み、食いしてませんね?」
 銀縁めがねの奥で目がキラッと光る。
 ボクたちは「はいっ!」と答える。
「よろしい」となる。
 だが、ボクの一つ前の「ダイナマイ」と呼んでいる女性は、こう答えてしまった。
「ああ、今朝、冷たい紅茶100cc飲んでしまったども・・・」
 『厳格さん』の目がビガビガッと光り、こめかみがピクピクッと動く。
「な、な、何!! バリュームが流れて映らなくても知りませんよ! あなた! 何考えてんですか! ちゃんと注意書き読んだんですか!!!」
「はい、いや、あいい、うっかり、あいい・・・」
 「ダイナマイ」は、その後とうとうと説教を垂れられていた。
 その点ボクらは「模範生」であった。
 渡された下剤を入れる小さな「ポーチ」まで用意していた。
「そうそう、無くさないようにそういう容れ物に入れるのが正しいです」
 ボクたちは『厳格先生』に相当気に入られているようだ。
 最後に胃のレントゲン車でのこと。
 大変な「問題おばば」がいたのだ。
 なんと、検診にラメ入りの洋服を着てきていたのだ。
 その衣装替えにかなりの時間がかかってしまった。
 レントゲンにラメが映るらしい。
 いやあ、まいった、まいった。
 でも、いろいろあって面白かった。
 ちなみに2人ともメタボじゃなかったよ。
 ボクなんか78.5cmだったんだからね。
 妻が身長が0.5mm縮んだことを残念がっている。

 (2011.08.26)   △このページのトップへ

『寝不足で目が赤い』564

 ボクはあの後少しして寝てしまった。
 代表のトトトトは朝まで続いていたようだ。
 文字通り「早朝検診」に行くため、文字通り「早朝」に起きたが、ボクは目が開かない。 
 代表はスッキリしている。
 ボクの目はまっ赤だ。
 代表の目は濁りなく、今日の空のように澄み渡っている。
「昼寝をするかもしれない」
 代表は言った。
 そうしよう。望むところだ。
 さあ、まずはバリューム飲んでくることにする。
 血を採ってくることにする。
 ウエスト測ってくることにする。
 エーイ! ママよ!

 (2011.08.26)   △このページのトップへ

『静寂にトトトト』563

 1時を回りました。
 代表のトトトトが続いています。
 ボクもタトタトやってます。 
 一体何時になったら終わるのか?
 眠くなってきたけど、コーヒーも飲めないし、お腹が空いてきたけど、夜食もおあずけです。
 急に「受験生」だった頃を思い出しました。
 『セイヤング』とか『オールナイトニッポン』が聴きたくなりました。
 ああ、カップ麺が食べたい! 肉饅頭が食べたい!

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『どうにかなるさ』562

 

 無性にこの歌が聴きたくなったのは、今日一日がそんな一日だったからだ。
 この2日間頑張ってきたボクの仕事が結果的にパーになったり、例の町内会では昨日今日と不毛な展開で時間を奪われたり・・・。
「まあ、そんなこともあるさ」と、代表が笑って言ってくれるけど、何だか疲れましたわ。 
 そんなわけで、この曲聴いて元気出そうって思ったわけです。
 これは「ムッシュかまやつ」が70歳の時のビデオだそうで、ここまで枯れちゃうと、もうただただ「脱帽」って感じですね。ムッシュあんたはスペシャルスゲー!
 実は、さっき代表に超急ぎの仕事が入って、晩酌タイムは7時で切り上げ、これから徹夜モードなんです。
 明日は朝6時から「早朝健康診断」もあるのでいささかハードではあるけど、ボクの仕事がパーになっちゃったんで、お詫びをかねてボクはコーヒーとか入れて代表をサポートするつもりです。(あっ、コーヒー飲んじゃいかんかった! 9時以降飲食禁止)
 それにしても、いろんなことがあるもんだ。いろんな人がいるもんだ。
 でもでも・・・。
 どうにかなるさ!
 ねっ! みんなガンバローよ! ってそんな感じ。 

 (2011.08.25)   △このページのトップへ

『ツチバチバスター!』561

 チビギャンこと「ケンゾー」さんはすごかった! 
 雨の中、勇敢にツチバチを駆除してくれたのだ。
「雨の日はハチが巣から出ないから今がチャンスだ」
 なるほど、そういうことか。 

  

 スプレーで、巣の周りのハチはみんな逃げてしまった。
 これが巣の末路です。



 頼んでおいてこんなことを言うのもなんだけど、ハチがちょっとかわいそうでもあります。
 でも、チビギャンには感謝です。どうもありがとう!

 (2011.08.25)   △このページのトップへ

『甲子園の応援歌が耳について離れない』560

 代表は今この歌を口ずさんでいる。
 ホワイトベリーの『夏祭り』。
「耳について離れないのよ」と言って。
「終わったよ、甲子園」と言うと、
「あ〜あ」
 と、少し泣きそうな顔になった。



 (2011.08.25)   △このページのトップへ

『町内会つながり』559

 町内会つながりで書きます。
 昨日はせっかくの晩酌タイムのうち、約2時間半を町内会がらみの来客と電話で抹殺されてしまいました。
 立場の違ういろんな人からいろんな相談を持ちかけられ、助言をあおがれたわけです。
 特に会長のマサショーリューは、ボクを指南役のように慕っている様子でした。
「いろんな人が来るってことは、あなたが誰にでも中立で、話が分かる人だと思われている証拠よ」
 妻はそう申しておりました。
 自慢やろ! それ。

 (2011.08.25)   △このページのトップへ

『ラブラブつながり』558

 ラブラブつながりで書きます。
 ボクたちは先日、町内会の役員会の宴席で「お前たちは村で一番のラブラブ夫婦だ」と言われました。
 その次が「ヨシカズとトモコだ」と。
 自他ともに「名誉ある称号」をいただいたわけであります。
「やっぱ、分かるのね」
 妻はそう申しておりました。
 ノロケやろ! それ。 

 (2011.08.25)   △このページのトップへ

『血もつながっていたい!』557

「血がつながっていますか?」 
 大腸がん検診の問診票にそういう記述がありました。
 で、ちょっと考えたわけなんですが、ボクたちはこんなにラブラブなのに、血がつながってないではないか!
「当たり前じゃん! 血がつながってたらヤバイじゃん!」
 妻はそういいますが、ボクはそれが口惜しくてしょうがありません。
 血もつながっていたい!
 だめ? 

 (2011.08.25)   △このページのトップへ

『イダイダさんの回覧板』556

 イダイダさんは大変礼儀正しい人です。
 彼女は早朝回覧板を持ってきます。戸を開けて、
「おはようございます! 回覧板を置いてまいります!」
 と、大きな声で言います。
 そして、素早く戸を閉めて帰っていきます。
 今までこんな礼儀正しい回覧板配りはいませんでした。 
 朝5時頃に来て、「ほーめん! ほーめん!(多分「ごめん」の意味だろう)」と鶏のように何度も叫び、ボクたちが起きていくまで帰らない「ミセスホーメン」というバアサンは最悪だった。
 置いだら黙って帰らいん!
 別の人は、泥棒ネコみたいにただ黙って無言で置いていった。
 あいい、コソコソッってキモコ悪りぃ!
 イダイダさんはそういう意味で大変礼儀正しく立派な人なんです。
 回覧板配りの「鏡」です。

 (2011.08.25)   △このページのトップへ

『555』555

 ぞろ目である。555回に「555」というエッセイを書けば「5」が6個も並ぶので面白い。もし、5555回に「5555」というエッセイを書けばどうなるか?
 ただ、5555回というのは随分先の話なので、555回に「55555」というエッセイを書いても同じ効果があるだろう。もっと並べたければ、555回に「555555555」というエッセイを・・・。
 そんなことはどうでもよろし。
 そーいえば、かなり昔に「ぞろ目」というエッセイを書いたような記憶がある。
 だから今日は書かない。
 今日は2人ともかなり真剣勝負の仕事をしていたので、目が「ぞろ目」になっている。
 どんな「ぞろ目」やねん!
 洗濯物を外に干していたのに、途中で雨が降ったことも分からなかった。 
 夕飯の「ホイコーロー」の豚肉を出すのも忘れていた。
 つまみの「甘エビ」を出すのも忘れていた。
 みんな後手後手になっている。
 こんな日もある。

 (2011.08.24)   △このページのトップへ

『ポカンとしたヒューマニスト』554

 お盆の頃、BSプレミアムで連日放送していた『人間の條件』6部作。小林正樹監督。脚本はデコちゃん(高峰秀子)と結婚した「松山善三」もやっている。
 原作は五味川純平の同名小説で、彼の従軍経験を基にした自伝的小説は、当時1300万部を超える大ベストセラーになった。
 総上映時間は9時間31分、ギネスにも掲載されていた。
 中国ロケが当時不可能だったので、主に北海道で撮影されたという。
 とにかく、当時の日本映画を代表する俳優、女優が勢揃いしている大作である。
 大作が必ずしも面白いとは限らないのだが、とりあえずボクたちも観てみた。 
 はっきり言って、1部、2部はつまんなかった。眠くなった。
 で、昨日3部目を観たのだが、大好きな俳優「田中邦衛」が「小原二等兵」の役で出ていた。
 しかも、最初の字幕には名前すら出てなかった(ように思う)。
 まだまだ無名の時代だったのだろう。
 だけど、すごく上手かった。さすが五郎ちゃん。
 そんな別の楽しみ方を知って、ボクたちも少しずつハマってきてしまった。
 ところで、仲代達矢演じる「梶」なんだけど、この方、体力、知力は相当なものだけど、必ずいろんなところで問題を起こすよね。
 例えば、昨日の看護婦さんを転属させてしまうようなシーン。
 ああいうのって、もう少し状況判断ができれば防げるんだよね。かわいそうに。
 こういうのを「ポカンとしたヒューマニスト」って言わない?

 (2011.08.24)   △このページのトップへ

『熟練』553

 長いことやってると、いろんなことに慣れて上手くなっていくものです。
 これを「熟練」と申します。
 さて、ちょっとお下品な話になりますが、ボクは今日トイレでそのことを実感しました。
 それは「検便」方面における熟練です。
 26日の早朝健康診断に持っていく、つごう2つの「検便容器」につごう2回分の検体を採取する作業。
 コロッとしたものをサッ、サッ、サッとやってパチンッ! 
 所要時間30秒です。
 妻も同様です。
「この作業、何かに似てない?」
「そうそう、思い出した。領収書を台紙に貼る作業!」
 すいません。お下品な話で。

 (2011.08.24)   △このページのトップへ

『映画館にて』552

 ここんとこ毎日、雨の寒い日が続いております。
 このまんま一気に「秋」になるんじゃないのか?
 さて、妻は昨日ボクと映画館に行きました。
 2部作でした。1作目が終わってインターミッション(休憩)。
 ここでなぜか、彼女の椅子がグルグルグル回転し始めました。
「おー! おー! 何? 何? 何?」
 妻が呆気にとられていると・・・。
 ガチャ!
 椅子の動きが急に止まりました。
「あれっ?」
 向かい合ってボクが目の前に座っていました。
 観客も全員、向かい合って彼女を見ていました。
「・・・・・・」
 そんな夢を見ていたそうなんです。

 (2011.08.24)   △このページのトップへ

『鍋が恋しい』551

 寒いし、雨なので、鍋を食べたくなりました。
 そう、「だまこ鍋」です。
 こんな時期に鍋なんて・・・と思うでしょうが、これが美味いんですよ。
 夕べはたらふく食べて、しこたま飲んで、死ぬほどしゃべって、前後不覚で寝たものですから、今日はお互い「宿酔い気味」です。
 それでも仕事は超忙しくて、代表のトトトトトと、ボクのタトタトタトは今日も続きます。
 トトトト、タトタト、ポタポタ・・・。(ポタポタは雨漏りの音)
 もうすぐ「健康診断」なんだから、そろそろ自制してかからんとね。
 今日はお酒、ちょっぴりにします。

 (2011.08.23)   △このページのトップへ

■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜550話はこちら)

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