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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
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『マドロスさん命日に思う』2800

 今日は義父マドロスさんの命日だ。
 お花を贈った。
 2006年の今日、うっすら雪が積もった朝、彼は静かに目を閉じたのだった。
 マドロスさんの名前をもらって、ボクたちの事務所『オフィスマドロス』が誕生したのは、それから3年後の1月28日だ。
 その日は妻が生まれた日だった。
 マドロスさんが亡くなって7年経った今、オフィスマドロスは4歳になった。
 月日の流れは誠に早い。こうやって指折りいろんなことを思い起こしてみると、つくずくその感が強くなる。
 そう言えば、マドロスさんのひ孫に当たる「ねおん」くんは、まさしく今日、満1歳になったんだった。おめでとう!
 不思議な縁で曾祖父の命日に生まれてきた赤ちゃんは、スクスクと元気に育っているらしい。
 『輪廻転生』という言葉が浮かぶ。
 ぐるぐるぐるぐる生まれたり死んだり、生まれたり死んだり・・・。
 マドロスさんという命もまた、「ねおん」くんだけではなく、妻にも、ボクにも、そしてボクたちの事務所にも永遠に生き続けることだろう。そして、道を照らし、足下を守ってくれることだろう。

 今日、マドロスさんの命の追善供養のために・・・。
 合掌。

 (2013.01.31)   このページのトップへ

『孫の手』2799

 左の肩がかゆい。
 右手を回すが届かない。
 タッチのところで届かない。くそ!
 五十肩だからだ。
 猛烈にかゆい。
 物差しを探し当てた。
 いでっ!
 血出た。
 こういう時、アレの出番なんだろうな。
 孫の手。
 どっかにあったかな。
 いや、そんなものあるわけないな。
 菜箸を持ってきた。
 イデデッ。
 刺さった。
 くそう。
 代表、代表、代表。
 猫の手も借りたい代表の手を借りるわけにもいくまい。
 こんなどうでもいいことに、手を煩わせてはいけない。
 孫の手ってどこで売ってますか?
 Amazonにもあんのかなあ。

 (2013.01.30)   このページのトップへ

『ペーパーレス』2798

 登山家は「あなたはなぜ山に登るのか?」と問われて、「そこに山があるからだ」と言ったそうだ。
 そこに山があるからだ。
 カッコいい。
 文筆家は「あなたはなぜ書くのか?」と問われて、「そこに紙があるからだ」と言った(かどうか)。
 そこに紙があるからだ。
 カッコわるい。
 なぜ「山」はカッコよくて、「紙」はカッコわるいか考えてみたくなった。
 紙はアノ小部屋につながるからだろうか?
 アノ小部屋(狭苦しく息苦しい、一畳一間の密室空間)において、「紙」のあるなしは極めて重大な意味を持つ。
 ないと困る。大変困る。ボクはそれを上野駅で一度経験したことがある。
 が、あの時の脂汗悶絶体験を今語っている暇(いとま)がない。
 先に進もう。
 世の中IT、ITと騒がれ出したのが1995年あたりだから、かれこれ20年も前になるが、盛んに「ペーパーレス化」ということが言われていた。
 会社ではなるべく紙を使わない方針が打ち出され、誰もがパソコンを持ち歩くようになった。
 紙を大量に消費する印刷屋さんや新聞社さんなどは、軒並み潰れるんじゃないかとさえ言われたものだ。
 だけど、どうだろう。
 とりあえずみ〜んな残ってるんじゃあありませんか? 20年経っても。
 ペーパーレス化は掛け声だけに終わったと見てよいのではないか。
 紙はパソコンに打ち勝ったのだ。
 また、別の方面では「紙」は「水」にも負けなかった。
 TOTOウォシュレットによって、トイレに紙が要らなくなるんじゃなのかと思ったものだが、いまだに紙はあるようだ。
 あそこでも、根強い「紙ファン」が牙城を死守している。人はどうしても紙で拭かなければ納得できない生き物なのか。
 そんなわけで、「紙」は強かった。パソコンにも水にも負けない存在だった。
 そこに「紙」があるからだ。
 あらためて言ってみる。何だか力強い響きではないか。

 (2013.01.30)   このページのトップへ

『PS』2797

 追伸のことである。ボクもよくこのコーナーで使っている。
 postscriptの頭文字からP.S.とも書く。
 まあ、そんなことはみんな知っていようが、ヒマに任せて調べてみると、「PS」っていうのは、実にたくさんの長い言葉を「省略して」あげているのであった。
 簡略に「くくって」あげているというか、「つづめて」あげているというか・・・。
 最も長い言葉をつづめた例は、イタリア共和国マルケ州ペーザロ・エ・ウルビーノ県である。これだけ長い名前がズバリ「PS」である。20数文字が一気に2文字。
 アイスホッケー用語の「ペナルティショット」も「PS」、医学用語で全身症状の指標である「パフォーマンスステータス」も「PS」。
 建築用語の給排水設備配管スペース「パイプスペース」も「PS」、同じくあらかじめ圧力を加えたコンクリート材「プレスレスト・コンクリート」も「PS」。
 警察署(ポリスステーション)も「PS」、自動車の「パワーステアリング」も「PS」、われわれ業界用語アドビのページ記述言語「PostScript」もそう、同じく写真編集ソフト「PhotoShop」もそう、おなじみソニーの「プレイステーション」も、強引に言っちゃえば「下着屋さん」も「パンティショップ」で「PS」である。「パンティーストッキング」とか「パーティスタジオ」とか「パワハラセクハラ」とか・・・。
 PSとかけて石巻のおばあちゃんと解く。その答えは「ポテト好き好き」。な〜んちゃって。
 そんなわけで、「PS」はとっても便利な言葉ですね。(なんだ、そんな結論か)

PS ちなみに『D.T.』は、みうらじゅんと伊集院光が書いた「童貞をオーエンする」本である。

 (2013.01.30)   このページのトップへ

『ppppp』2796

 これは洗濯機の音である。
 ふ〜終わったぜい! の合図である。
 早よ干さんかい! とも聞こえる。
 この音に慣れていなかったので、初めは「何の音だろう?」と思い、「宅急便のトラックバックしてきた?」とか言っていた。
 でも、ようやく慣れた。
 世の中の奥様たちはもうずっと昔から知っていただろうこの音を、ボクたちは今初めて知ることになった。
 文明の音。
 ppppp・・・。
 そう言えば、ファンヒーターもまた文明の音を奏でるものの一つだ。
 延長の時とか給油の時。これはまたこれで特徴的なメロディである。
 あっ、ほら、また鳴った。
 なんだよ、また給油じゃんよ!
 文明の音ってアンガイ面倒くさい。

 (2013.01.30)   このページのトップへ

『吹っかけ、吹っ切れ、首ったけ』2795

 五城目には「朝市」というのがあるのだが、ああいうタイプの販売方式が嫌いだった。
 何かこう気圧される感じが好きじゃなかった。
 香港とか韓国とかで、最初思いっきり吹っかけられて、交渉すると10分の1ぐらいになるのあるじゃないですか。
 ああいう交渉ごとがとにかくボクは嫌いなのだ。吹っかけられるのも吹っかけ返すのも嫌いなのだ。
 昔、満員のバスの中でオヤジに「ネギ臭い息」を吹っかけられたことがあるが、アレ以来ボクは多分、吹っかけられるのが嫌いになった気がする。
 なので、秋田市民市場のようなところも初めはコワくて行けなかった。
 だが・・・それが変わった。
 今では「秋田市民市場」大好きになってしまった。
 営業車の隣に乗っていた上司の「腋が」のせいで、かわいそうに、ボク以上に「吹っかけ嫌い」に陥ってしまっていた妻までもが、今ではきれいに「吹っ切れて」、むしろ「首ったけ」になってしまっている。
 鮮魚はすでに2軒のおなじみさんがある。最近は生鮮野菜のほうにも進出中。
 まだまだ興味が尽きない。
 ボクたちにとって今、生活に「潤い」と「高揚感」を与えているものは、『秋田市民市場』と『チーズ&ワインabe』さんと『FLO』のスイーツである。
 シアワセって、基本、やっぱお酒と食べ物っしょ! ということが分かってくる。
 でも・・・武蔵丸、いやマラドーナにならんようにだけは気をつけんとな。

 (2013.01.29)   このページのトップへ

『マラドーナ、カマドーマ』2794



 武蔵丸かと思ったよ。あのサッカーの神様マラドーナがこんなになってしまったのにはいささか驚いたが、我が家のカマドーマにも驚いてしまった。
 別名『便所コオロギ』とか『オカマコオロギ』とか、かなりかわいそうな名前でも呼ばれているヤツだが、不覚にもさっき洗濯機のところで妻に見つかってしまった。
 ちなみにウィキペディアによれば、「キリギリスやコオロギ、ウマオイに似るが、成虫でも翅をもたず専ら長い後脚で跳躍する。その跳躍力は非常に強く、飼育器の壁などに自ら激突死してしまうほどである。背中の形や長い横顔などが跳ねる馬の姿を連想させ、古い日本家屋では竈の周辺などによく見られたことからこの名前が付いた」ということである。なるほど。キック力はマラドーナ並みということだな。
 さて、今となっては「あっちのマラドーナ」は太り過ぎで動きが緩慢になってしまったが、「こっちのカマドーマ」のほうは寒くて動きが緩慢だった。
 いつものようにボクがティッシュでつまんで外へ放り投げてやった。
 したら、雪の中に、こんなんなって刺さっていた。



 かわいそうに。これじゃあまるで「便所凍ロギ」じゃあないか。
 マラドーナ、カマドーマ・・・どっちも・・・哀れだ。

 (2013.01.29)   このページのトップへ

『何事もいい加減だ』2793

 肥満はダメよとばかりに『糖質オフダイエット』にはまっている人がいる。だけど、それはそれで危険なんだってね。全く炭水化物をとらないのもダメなんだって。
 ボクらも一時期そうだったけど、今はちゃんとご飯も食べる。お酒も飲む。
 何事も適度、適量が大事なのだ。
 運動だってやり過ぎはいけない。
 仕事も遊びも休息もみんなそうだ。  
 いい加減に生きる。
 いい加減を知る。
 そのためには、ほろ苦い人生経験と、多少の知識と、なんぼか素直な心が、必要なんだろうね。な〜んちゃって。
 たまには上手くまとめたな。

 (2013.01.29)   このページのトップへ

『スサミストリート』2792

 ボクたちが暮らしている「馬場目字町村」というところで、来年からバイパス工事が始まる。
 馬場目地域には幾つかの集落があり、集落を繋いでいる道路は『県道秋田八郎潟線』というのだが、町村地内の道路が狭隘になったためだ。
 このことは、おととし、ボクたち町内会役員も県に行って陳情してきたものだ。
 つい最近、ここより2つ五城目寄りの「館越」という集落のバイパス工事が終わったばかりだが、大変走りやすく便利になった反面、それまでの旧道のほうは、除雪もされずに何だか荒んで(すさんで)しまったように見えた。
 昨日、秋田へ行く途中、その荒んだ(すさんだ)様子を見てこう思った。
 セサミストリートならぬ「スサミストリート」だ。  
 バイパスが完成すると、この村もそうなってしまうんだろうな。

 (2013.01.29)   このページのトップへ

『質問状』2791

 トーエーからおととい、こんな質問状が届いていたが、無視していたわけではないよ。
 ただ、ちょっと昨日は忙しかったものでね。
 彼の質問はこうだ。まずはこの写真を見てほしい。



 おなじみ『お〜いお茶』の新俳句です。意味がわかりません。何をいいたいのかしら? 大賞に値する?
 文字見える?  
 『河馬駱駝 そして僕らに 春の雲』と書いてます。
 

 う〜ん。
 分からんね。
 分かったことはただ一つ。
 君が「お〜いお茶」を飲んでいたってことかな。チャンチャン!

PS 本当はこれで終わっちゃおうかと思ったんだけど、それじゃああんまり不親切だと思い直しました。
 それで、国語学者の妻に聞いてみると、妻はこういう解釈をしました。参考になると思います。
 この句はきっと、土手に寝そべりながら、少年が作ったものだろう。姿を自在に変えて流れる雲。それはカバにもラクダにも見える。そうやっているうちに、少年はやがて自分の未来にも思いを馳せるのだった。
 ボクは将来どんな大人になるだろうか? カバだろうか? ラクダだろうか? カバはかあちゃんだし、ラクダはとうちゃんに思えてくる。いや、ボクはきっとライオンだ。そうだ! 百獣の王ライオンだ! ボクはすごいんだ!
・・・。
 妻の想像力は延々と広がっていくのだった。
 ボクはさっぱり分からない。で、本当のことは本人に聞くのが一番だと思って調べてみた。受賞者は少年でもなんでもなかった。 檜波田 富郎(ひはた とみろう)さんという81歳の人だった。
(作者より)
 カバとラクダは自然界や地球を表現しました。カバやラクダはのびのびと過ごしているのだから、人間は万物の長というような気持ちではなく、もっとおおらかな気持ちでいたいという思いを句にしました。「そして」を入れることで、他の俳句との違いを出し、口語にすることでおおらかさや普遍性を表現しました。
(選評)
 作者が81歳ということが意外だったが、思いきり童心にかえって、お孫さんにでも話しかけているのだろう。夏の入道雲などと違い、大きく立ちはだかる形ではない。

 どうですか? トーエーさん。分かりましたか?
 ボクは、いよいよもって、よりサッパリ分からなくなってしまったよ。「カバとラクダが自然界や地球の表現」って言われてもなあ・・・。
 選評を読むと、選んだ人たちでさえ、ちょっとトンチンカンな、苦しい解釈になっていることが分かっておかしい。そんなもんなんだよね、こういう選考ってさ。
 そんなわけで、こんなもんは、はずみだよ、はずみ・・・ということで、分からんでもよろし。
 以上、合点していただけたでしょうか?! ガッテン! ガッテン ガッテン!

PS (トーエーからの感謝状)
 金にならない要件でも、一生懸命やってくれて、感謝です。
 ことなひまめ事務所は、私の疑問に最高の回答を用意してくれました。本当に『スッキリ』しました。ありがとう。
 真理ちゃんにもよろしくね〜。
 重ねて、感謝! 感謝!
 追伸・今年のセンター試験の現代文(小林秀雄)を真面目に解いてみました。漢字は満点でした。それ以外はサイコロを振ったほうが良かったかも…。


 (2013.01.29)   このページのトップへ

『たんじょうびおめでとう』2790

 昨日は、いとしいひとのたんじょうびだった。
 秋田市民市場に行って、活きた貝(みる貝、ほっき貝、ほたて貝)を買ってきた。
 それから新潟の『久保田』の千壽を買ってきた。
 それからFLOで、おいしいケーキを買ってきた。
 帰って『おでん』を作っていたら立派なお花が届いた。(その受け渡しを、たまたま通りかかった「タマエコ」おばあさんは、目を丸くして見ていたそうだ)



 大変お世話になっている大好きなクライアントさんからだった。 
 貝の刺身で久保田を飲む。
 う〜ん。これをシフクと言わずして。
 千壽を飲みながら思う。
 ようやく百壽の半分になった妻を見て思う。
 楽しもうね。
 お互い元気なうちにさ。
 笑おうね。
 目尻が下を向き、しわが百本できるほどにさ。
 いつかはどっちかが先に(たぶん)死ぬんだから。
 そうして最後はどっちも死ぬんだからね。
 しみじみシミジミ沁み沁み酒が進む。
 新鮮な貝のキモはめちゃめちゃ甘くて濃厚だ。
 えっ? 「いつもの特製ハンバーグ」はって?
 はい、材料はしっかり買ってありますよ。
 買ってあるんだけどね。何だかもったいぶっちゃってさ。
 今日に取ってあるんですってよ。たんじょうび2連ちゃんってわけです。

PS ちなみに、今日も「ハンバーグ」はお預けになった。
 何を思ったか急に、妻が「ホッケが食いたい!」と言い出したのだ。
 おいおい、どこまで引っ張るんだ?

PS メグちゃんからメールが届いて、こんなことが書いてあった。
 これからも若くてハツラツ♪ や、に愛され続けるかわいいオバでいてね! リカさんの汚れ部屋(ママ)を整理していたらこんな写真が出てきたので送るね。
 右からM家のおねえちゃん(リエさん)、I家の奥様(リカさん)、そして驚くなかれ! なんと、恐ろしく若く美人で洋風の濃い顔をしたおばあちゃんと、それにだっこされた漫画みたいな顔した妻である。何がそんなにおかしいの?

 これは45年以上前の写真。

 いろいろあって・・・『親の顔が見たい美人3姉妹』と『当の親』はこうなった。おばあちゃんは和風のふくよかな恵比寿顔です。

 これは1年前の写真。

 人生いろいろ。女もいろいろ・・・咲き乱れる秋田の花園にて。(手前右は、相撲取りのように大きなカッツの手)

 (2013.01.29)   このページのトップへ

『麺づくり鶏ガラ醤油味』2789

 お昼にこういうものを食べた。



 マルちゃん『麺づくり鶏ガラ醤油味』である。 
 この手のものを食べるのは、かれこれ3年ぶりくらいであった。
 昨日、石巻から送られてきたのだ。
 大変興味があって、2人とも実は昨日からワクワクしていた。
 準備男のボクは、もうフタまで開けてあった。
 幸いにして昨日は『中華飯』だったので、その具を少し残しておいた。
 あっためて、カップ麺の上に載せ、『五目中華風』にする魂胆だったのだ。
 かくしてこうなった。



 メチャメチャ美味かった。そこら辺の変なラーメン屋よりよっぽど美味い! 
 それにしても、麺もスープも格段に進化してるんだなあ。
 ただし、この手の食品の問題は、とにかくゴミが出ることだね。その分、洗い物はなくていいけど。
「ああ、また送ってくんないかなあ」と、ボクがしみじみ言うと、
「これくらい自分で買え!」って、妻に怒られた。
 それにしても美味かったなあ。

 (2013.01.27)   このページのトップへ

『それ以上見えないからいいのだ』2788

 こないだの免許書き換えで、免許証の裏に『眼鏡等』と書かれたボクだ。
 なので、クルマに乗る時は眼鏡をかけている。
 外すの忘れて、そのままスーパーとかに入ることもある。 
 するとどうだろう。驚いたね!
 化け物がいっぱいいるではないか!
 ヒドいもんだ。目を背けたくなる光景。すまんすまん、自分のことは棚に上げておいて。
 だからね。視力は両目で「0.5」ぐらいがちょうどいいと思うんですよ。
 それ以上良くなると世の中がホラーになります。怪奇現象が起こります。コワい!
 人は、見たくもないものを見ないでいる権利もあるはずなんです。
 かつて、たまにボクが人前でしゃべる機会があった時、眼鏡をしてなかったので会場の人の顔がよく見えなかった。
 よく、あがらないために「お客さんの顔をカボチャと思いなさい」と教えられたものだが、ボクの場合。カボチャどころか蜃気楼のようになって、人の顔がボヤ〜ッとしか見えなかった。
 だから緊張することはなかった。そういうメリットもあるのだよね。詳しく見えないほうがいい場合もあるんだよね。
 そうそう、そんなことを自慢するつもりじゃなかったんだ。
 フルハイビジョンってありますよね。ものすごく画素数の多い(200万画素以上もある)テレビ。鼻毛とかも完全に見えるやつ。
 今度それのさらに4倍も画素数の多い(829万画素もある)『4Kテレビ』というのが出るらしいですよ。
 これ以上、化け物を増やしてどうすんだろね。
 人間って見えないほうが想像力が膨らむんだよ。
 カトちゃんの「ちょっとだけよ〜」みたいにさ。

 (2013.01.27)   このページのトップへ

『違い過ぎておもろない』2787

 あれほど期待してついに読んだのに、サッパリ面白くなかったよ。
 『カラマーゾフの兄弟(上巻)』のクライマックス『大審問官』の章のこと。
 違い過ぎるってのは、まず時代背景だ。今のボクらにゃ分からん、イエスキリストと教会の話。 
 それからロシアと日本の違いもものすごい。距離だけじゃなくて、文化、宗教、歴史・・・何もかも違い過ぎるのだ。
 この章を、例えば帯びに書いてあるような「大審問官はスゴい。生を生き直すようなスゴい経験を請け合おう」というのなら、ロシア文学はもとより、ロシアの歴史から文化から何から何まで「予習」しなきゃなんないと思った。
 でも、まあ、そんなのめんどくさいから、とりあえず佐竹知事みたいな軽いタッチで(秋田の佐竹知事はロシアのプーチン大統領から贈られたシベリア猫にメロメロらしい)受け流していけばいいのかな。
 昨日、口角泡を飛ばしてそこを「力読」していたボクが、あと3ページで終わるというところで、繕い物をしながら聞いていた妻におそるおそる尋ねた。
「どう? おもしろい?」
 妻はこうあっさりこう答えたものだ。
「さっぱり分からない」
 ボクはそれを聞いて、ホッと胸を撫で下ろしつつも、この2時間の「ボクの声量」を返してほしいとも思った。
 まっ、いいや。こっからは気負わずに読んでやるさ。
 何も「日露戦争」とか「北方領土問題」やってるわけじゃないんだから・・・。

 (2013.01.27)   このページのトップへ

『おはようからおやすみまで』2786

 確かこれは、月のマークの『花王』のキャッチフレーズだった。
 なるほど、いいコピーだなあ。
 と、思っていたら、「そっか、それってボクたちのことじゃん!」ということに思い至った。 
 おはようからおやすみまで、いつも一緒。
 「ベトちゃんドクちゃん」とか「一卵性ウインナーソーセージ」とか言わば言え! 文句あっか!

 日曜の今日は、このコーナーを世間並みに、日曜版的に、くつろいだものにしてみたいと思う。
 で、取り上げたテーマが、この『おはようからおやすみまで』のような、つまり「○○から△△まで型」つづめて『からまで型』フレーズである。今日は楽な気持ちで、読者と一緒にこれを考えてみたい。
 まず思いつくのは『ゆりかごから墓場まで』である。これは「永年継続至れり尽くせりサービス」のことを意味する言葉である。「オギャアからチンッまで」と言い換えることもできる。
 それから『鉛筆から戦車まで』という恐ろしい巨大企業があった。いや今もある。さすがに戦車は作ってないだろうが・・・。細かい話、うちにはここの鉛筆とボールペンと掃除機がある。大昔「ミラージュ」というクルマに乗っていた時代もある。随分売り上げに貢献してきたもんだ。
 あまり脱線しないうちに、いろいろ思い出しておきたいのだが、『京都から博多まで』という歌もあったような気がする。歌だったか歌詞だったか? ちょっと不明だが、ちょっと歌ってみたい。♪京都から歯形(もとい博多)まで〜あ〜なた〜を思い〜北へ流〜れて〜行く〜おんな〜♪ ほら、歌えた。
 『ぴんからきりまで』とか『ぴんから兄弟』とか『どっちも死んだんだっけ?』とか、どんどん脱線してしまうじゃないか!
 ええ、このように「○○から△△まで」を、多角的に見てくるうちに、どうやらこのフレーズがいわゆる「起点と終点」を表していることが分かってくる。「当たり前だ!」という声もチラと聞こえてきてコワい。
 つまり「起点」が苫小牧で、終点が仙台なら、拓郎の名曲『落陽』のフレーズ(♪苫小牧発仙台行きフェリー〜♪)になるわけだし、起点が民謡で、終点が演歌なら「三橋美智也」「細川たかし」ということになる。通な話、起点が浪曲の場合は「三波春夫」なのだが、まあいいや。
 起点がアイドル歌手で、終点がAV女優(早い話「落ちぶれ系」)の筆頭は「天地真理」である。逆に、起点がAV女優だったのに終点が女優ってのもいて(大出世系)、代表は何といっても「美保純」ということになるであろう。
 話がどんどん脱線している気もするが、かまわずどんどんいっちゃおう。
 起点はアイドル系だったのに終点がお笑い系になった人は数多い。パッと浮かんだのが「渡辺徹」だ。グリコポッキー時代はどう考えたってアイドルなんだから。「スターにしきの」とかはどうなんだろう。微妙にどうなんだろう。そっか、あいつは起点が「スター」で、終点も「スター」なのか。やるなあ。
 芸能関係は苦手なので、話をちょっと戻そう。
 いや、やっぱりやめよう。どうも最近根気が続かない。
 せっかくの日曜なんだから少し休もう。皆さんもそうしてください。
 月曜から日曜まで頭使ってばっかしじゃあ疲れますからね。
 あ〜眠い。

PS もう一つ懐かしいのを思い出した。『A地点からB地点まで』というのがあったなあ。山本さん元気? もう亡くなった? どんとぽちぃね。
 それから『京都から博多まで』の歌詞がどうもおかしい(京都から博多まで「北へ」流れるのだ変だ)と思って、調べてみたら、案の定、阿久悠さんは「京都から博多まであなたを追って「西へ」流れて」いた。ああ、よかった。

 (2013.01.27)   このページのトップへ

『飾りじゃないのよパインは・・・っはっは〜ん♪』2785

 I家の奥様は『酢豚』の名人だ。
 彼女の作る酢豚の特徴は、肉がひと口では入らないほど超巨大であることと、必ず、絶対、抜け目なく、こだわって、頑に「パイン」が入っていることだ。
 さて、今日はそのような、つまり「酢豚にはパイン」のようなもの、つまり「カレーには福神漬けとらっきょう」的に、「これにはどうしてもこれでしょう」あるいは「これがなければこれとは言わんでしょう」というもののことを書こうと思う。
 まずボクが絶対にこだわるのは『中華飯にはウズラの卵」である。あれは絶対である。ニワトリの卵を切って代用している人もいるが、あれでは明らかに「男ぶりが3割下がる」。
 同様に『中華飯にはキクラゲ』というのも必須だろう。
 同じく、こだわって言えば『中華飯には紅ショウガ』である。『牛丼にも紅ショウガ』『カツ丼にも親子丼にも紅ショウガ』である。だけど『天丼だけは大根の黄色い漬物(たくあん)』である。『のり弁には柴漬け』であり、『肉団子にはカシューナッツ』であり、『エビピラフにはグリーンピース』である。『茶碗蒸しには銀杏』とか『あんみつにはチェリー』とか、細かい話になるともう枚挙にいとまがない。
 さて、いろいろ挙げてみたが、あなたはどうですか? あなたにはそういうこだわりがありますか? 
 バカじゃないの? それは別にアクセサリーのようなものなんだから、なければなくたって別にどうってことねえよ。
 そんなふうに思っている方がいたとしたら、そんな考えでは、あなたの人生はおそらく4〜5割つまらないものになっているはずです。これにはこれ! というこだわりが人生を100倍面白く豊かにするのです。
 それにはちゃ〜んと、そーでなければならない理由があるのです。
 例えば、一番初めに戻りますけど、『酢豚のパイン』にはこういう理由があるのです。
 とんがった酸っぱさ。
 これは妻の表現を借りましたが、あの酸っぱさが入ることで、肉や野菜に絡まっている「甘酢あん」との絶妙な「酸っぱさ比べ」いや、「酸っぱさアンサンブル」いや、「酸っぱさちゅぱちゅぱ」いや・・・。
 とにかく! 名脇役たちを忘れちゃこまる!

 (2013.01.26)   このページのトップへ

『クロネコの油断』2784

 そりゃあ、寒いさ。
 あなたが不機嫌なのも分からんではない。
 でもさ。
 それはあなたの仕事なんだからさ。
 この雪はボクのせいじゃないんだからさ。
 ボクにまで不機嫌な顔を晒さなくたっていいんじゃないかな。
 ムスッとして投げやりに渡さなくたっていいんじゃないかな。
 今までは飛脚よりも君たちのほうを買っていたんだからさ。
 昨日といい今日といい、ちょっとどうかしてるよ。
 悪いけど、郵便局1位、2位は飛脚、君たちはビリになっちゃったよ。

 (2013.01.26)   このページのトップへ

『今日の利根川河川敷です。気温は低いが、春を感じます。』2783

 そういう戯けたタイトルのメールが届いた。
 こんな写真が付いている。



 雪が恋しいな〜。スノボーやりてぇな〜。雪山に登りたいな〜。
 雪国の皆さん、元気ですか〜。
だって。

 ヤな男だよなあ。トーエーって。

 (2013.01.26)   このページのトップへ

『猟師の顔』2782

 暴風雪で買い物に行けないので、有り合わせのもので食いつないでいる。
 とはいえ、昨日は「ハードワーク3連ちゃん」の打ち上げにこんなご馳走を食べた。



 久しぶりの『シャラン鴨風(ホントはデンマーク産鴨肉)ロースステーキ』である。代表はこの夜、何だかミョウに絶好調であった。
 こんな、合鴨を鉄砲で打った猟師のような、不敵な顔で食っていた。

  

 ワイングラスも離さないゼ。

 (2013.01.26)   このページのトップへ

『オバマの顔は甘いのか臭いのか』2781

 オバマの顔にハエが止まっている写真があった。
 たまたま今回止まったのではなく、よく彼の顔にはハエが止まるそうだ。
 大統領なのに・・・である。
 ハエが止まって絵になるのは、土方のオヤジの顔ではないのか。何となく。
 そう思っていたら、妻がこう言った。
「甘いからかもね」
 えっ? 臭いからじゃなくて?
「ううん。味の素のジーノ付けてんのよ。アミノ酸」
 ・・・・・・。

 (2013.01.26)   このページのトップへ

『サブちゃんの風雪流れ旅のように』2780

 ホントにすごいね。
 雪の降る密度がすごいね。
 この雪の中でサブちゃんを歌わせたら、1分もしないうちに呼吸困難になって死んでしまうだろうな。
 雪が鼻穴にビッチリ詰まってさ。
 雪と風と寒さ。
 ああ・・・。
 どんとぽちぃ。

 (2013.01.26)   このページのトップへ

『プレゼント交換』2779

 石巻からこんなプレゼントが届いた。



 妻の誕生日に合わせて、おばあちゃんからの『手編みのセーター』。



 と、I家の奥様からは『珈琲いしかわのおいしい珈琲』。



 それからこんなものも。シップとかカップ麺とか、なんだりかんだり、たくさん入ってました!



 ありがとうね! お礼にこっちからはこんなものを送りますよ。



 とりあえずおばあちゃんに、『骨粗しょう症対策カルシウム食品セット』で〜す。
 今日、郵便局に来てもらうことにしたから、もう少し待っててねえ。

PS ちなみに、こんなボクが書いた解説書も入っていきますよ。



 (2013.01.26)   このページのトップへ

『カラヴァドスブリー』2778

 プティブリーの白カビ部分をほどよくそぎ取り、カルヴァドス(りんごの蒸留酒)をしみ込ませながら熟成させたチーズ。中身のチーズを乾燥や雑菌から守るため、外皮の代わりにパン粉がまぶしてある。白カビチーズならではのキノコのような香りとカルヴァドスの甘い香りがなじんで風味豊かな仕上がりに。シードルや発泡酒ともよく合う。

 カルヴァドス (Calvados) とは、フランスのノルマンディー地方で造られる、林檎を原料とする蒸留酒である。なお、この地域以外で作られる同様の蒸留酒がカルヴァドスを名乗ることはできず、アップル・ブランデー(リンゴの焼いた酒)と呼ばれ区別される。


 青カビチーズを最近よく食べていたが、今回「チーズエンドあべ」(本当は『チーズ&ワインabe』)さんから送ってもらったのが、表題の『カラヴァドスブリー』というチーズであった。
 ここんとこの「急ぎ働き」の打ち上げに、今日はご褒美にこれを食べる予定。
 ウォッシュタイプ、ハードタイプ、青カビタイプ、白カビタイプ・・・と、チーズの世界は誠に深淵で魅惑的だ。
 ワインの世界もしかり、ボクらはまだ名前を覚えるだけでも大変なのだが、この2つは死ぬまで飽きずに堪能できそうだ。
 そして、そういうものを生み、育み、提供してくれる国の文化にも興味が広がる。
 フランス、イタリア、スペイン、オランダ、イギリス、ドイツ・・・。
 行ってみたい、行ってみたい、みんな行ってみた〜い国だ。



 (2013.01.25)   このページのトップへ

『やたらアプローチされてます』2777

 こっちが追っかけてる時は見向きもしないのに、こっちが「もうや〜めた!」ってなった途端に、今度は逆に相手からアプローチされるという現象がある。
 男女の恋愛はその典型。
 恋愛はもともと「綱引き」とか「駆け引き」とか、「引き算」で語られることが多いわけだが、今ボクの周りで今、そのようなことが起こっているのだ。
 ボクに猛チャージをかけているその人の名は『束子』さんという。「たばこ」さんと読む。
 ボクが彼女に別れを告げたのは、昨年の10月だった。
 だからもうかれこれ16ヶ月も会ってないことになる。その間、ボクは電話もメールも、そんな未練がましいことは一切していない。
 ところが・・・。
 最近になって急に、付き合っていた頃は一度ももらったことがなかった「プレゼント」が送られてくるようになった。「プレゼント攻撃」ってヤツだ。昨日も届いた。中身は「サンプルたばこ」である。吸わないから捨てたけど何度かある。
 この分では、応募もしてないのに、かつて喉から手が出るほど欲しかった「マイルドセブンオリジナルジッポライター」まで当たっちゃいそうな勢いだ。どうしよう。
 まったく皮肉な話だね。
 だけどさあ束子さん、これだけはハッキリ言っておくよ。
 君がどんなにが頑張ってもさあ、ボクはもう君のもとへは戻らないよ。

 (2013.01.25)   このページのトップへ

『やさしいチーズエンドあべさん』2776

 いつも楽しみにしているおまけ。
 こんなのが入ってました。



 『屋根の雪おろしがんばってるで賞!』と、達筆で書いてある。
 袋にはピスタチオが入っている。このピスタチオは2月の豆まきに使おう。
 雪のほうは、この2〜3日の暖気でほとんど融けちゃいました。
 空っぽだったワインウォーマーもこの通り。



 何という充実感!
 チーズエンド豆・・・いや「あべ」さん、いつもどうもありがとうございます!

PS ちなみに、ボクらの間で話題になってるんですけど、あべさんご夫婦はいつもワインとチーズなんですか? たまには「刺身」とか「肉じゃが」とか「日本酒」とかはやりませんか? 妙に興味があるんですよね。

 (2013.01.25)   このページのトップへ

『どうでもいいニュース3つ』2775

 ヤフー1行ニュースに出ている。
 ボクにとってはどうでもいいニュース。
(その1)小沢氏、生活の党代表就任へ。
 えっ? ちゃうかったの?
(その2)河西写真集 いったん発売中止。
 ・・・誰それ?
(その3)チャゲアス 4年ぶりに活動再開。
 さぞエラそうに遊びまくったんだろな。
 そんなわけで、こっちは忙しいのだ。
 小沢も河西もチャゲアスも知ったこっちゃないのだ。
 釣藤散とゆでたまごと珈琲の朝である。



PS おっ! ゆでたまごから芽が出ている! (ホントは豆苗の葉っぱがくっ付いてるだけなんです・・・)

 (2013.01.25)   このページのトップへ

『何も書くことがなくても』2774

 それでも、何かを真剣に書こうとする気持ちが、こうしてボクをDreamweaver(Webサイトを制作する時のWebオーサリングツール)に向かわせるのだ。
 今日は真剣に朝7時前から、メチャメチャ忙しいんだけど、それでもちょっとした時間を見つけて「書いてやる」と思っているのだ。
 1億円になろうが、1円にもならなくても、真剣に書いてやるのだ。
 1億人読んでくれようが、誰にも読まれなくても、真剣に書いてやるのだ。こうなりゃ執念だ。
 ボクは真剣である。真剣に笑ってほしいのである。でも、今日の自分は笑えない。何だか疲れているのだ。
 ええい、くそう。でもさっきご褒美が届いた。
 チーズエンドあべ(本当はチーズ&ワインabe)さんに注文した「チーズ&ワイン」が届いたのである。
 まだお昼前か。
 長いなあ。



 (2013.01.24)   このページのトップへ

『久しぶりの青空』2773

 冬の青空はきりり澄み渡ってきれいだ。
 めったにないからそう思うのだろうか。
 日中晴れるときは朝の冷え込みが厳しいものだが、今朝はマイナス7度だった。
 こういうときに油断していると、うっかり水道管を凍結させたりするから気をつけよう。
 天気予報によれば、あさってからまた暴風雪になるという。またアレが始まるのだ。
 本当の冬はこれからである。



 (2013.01.23)   このページのトップへ

『お好み焼きってどうやって食べるんだっけ?』2772

 こないだタコ料理をいろいろ研究して、実際幾つか食べたんだけど、その時、おそらく『たこ焼き』からのイージーな連想で『お好み焼き』が食べたくなっていた。
 それをついに食べた。これがそれである。



 うん、美味しかった。たくさん食べた。
 でも、何かが足りないような気がしたし、何かが多いような気もした。
 夜中に無性に喉が渇いて水をがぶ飲みした。
 お昼にもう1枚、残っていたのを食べてそれが何であるのかが判明した。
 足りないのは「砂糖」で、多いのは「塩」だった。
 つまり、お好み焼きにはお好み焼き用のソース(「おたふくソース」とか)がある。
 それをフツーの中濃ソースで代用したから、甘みが少なく塩気が増したのだ。
 その道にはその道の「名脇役」があるもんだな。

PS 後で分かったことだが、ボクたちは『お好み焼き』における致命的絶対的な脇役を忘れていた。それは「干し海老」&「干しイカ」であった。これらは実に必須だった。あぎまへんなあ。

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『ネットライターの時代』2771

 これはボクらの宣伝になってしまうかもしれないが・・・。
 『ワーディング&デザインハウス』を看板にした事務所を立ち上げてから、この1月28日で丸4年になる。
 分かりやすく言えば、文章とインターネットの2つの技術を融合したサービスを提供する仕事をしてきた。
 こんな記事を見つけた。ボクらのサービスが、いよいよ真価を発揮する時代がきたようだ。
 『ライターがネットビジネスの主役になる時代』
 インターネットはコンテンツなしでは機能しなくなっている。そして、インターネットはライターやコンテンツ制作者に依存するようになっている。忘れないでほしい。コンテンツが重要になりメディアが一体化していく時代においては、ライターこそが価値ある存在なのだ。(copybloggerに掲載された2013: The Year of the Online Writer)
 単にホームページを持っているだけでは、もはや何の価値もなくなってきている。
 何を配信するか、まさにそのコンテンツ(中身)が重要なのだ。その作り手となるのがライターだ。しかも今までのコピーライターのようなものではなく、もっとネットの顧客心理にも精通した『ネットライター』が・・・。
 まあ、そんなようなことがいくつもの根拠を挙げて書かれている。
 そんなわけで、いよいよボクらの時代がきたのかもしれないね。(やっぱ宣伝になっちまったかな)

 (2013.01.23)   このページのトップへ

『珍客』2770

 去年の12月のカッツ社長以来のお客さんだった。
 愛知県の人で、ボクの勝手な認識では『中国古代文明に詳しい考古学者』さんである。
 そーゆーふうに分かりやすく定義付けしてあげないと、研究分野が広がり過ぎて、何をやってる人かさっぱり分からなくなる。
 分からないと伝わらない。
 分かってなんぼ。
 そーゆーわけで、昨日はその考古学者さんと、サイフォン珈琲を飲みながら1時間半ばかり語り合った。
 分厚い本をいただいた。
 ボクらの仕事は、ひと言で言うと『分かってなんぼのお手伝い』なのかもしれないな。
 そんなことを思った。
 その人が一生懸命研究したり、勉強してきたりしてきた成果を、人に分かりやすく伝えるサポート。そういうことだ。
 年末年始にお手伝いした「沖縄の熱血先生」の出版作業は進んでいるだろうか?
 早く読みたいね。

 (2013.01.23)   このページのトップへ

『人命救済のマシンガン』2769

 もう本当に考えたくもないような事件があった。アルジェリアの・・・。
 上の1行を打つのでさえストレスフルで吐き気がしてきた。
 だからもう考えるのも、このことに言及するのもやめよう。胸くそわるい。
 気持ちを切り替えてっと・・・目の前にいる人のことを書こう。
「ようし! マシンガンになって打ちまくるゾ!」
 そう言って、氷点下7度の早朝、元気に布団から跳ね起きた代表のことである。
 25日が納期の、ものすごい急ぎの、かつものすごい分量の「トトトト」があるのだ。
 おかげさまでまだ、超繁忙期が続いている。
 生活のために打たねばならん。家内安全、商売繁盛、生活安定・・・。
 さまざま思いを背負って、生きるのに必死なのだ。必死に流す汗はかっこいいのだ。労働は美しいのだ。
 おい、ゲリラ! 
 マシンガンはこうやって、人命救済のために使うんだよ!

 (2013.01.23)   このページのトップへ

『おすんに泣き、カラ兄にうなる』2768

 「おしん」の再放送は第3週に入って、脱走兵の俊作にいちゃん(中村雅俊)が出てきた。
 それにしても小林綾子は天才子役だね。また涙ぐしゃぐしゃになった。
 このあたりまでくると、大体はテーマソングを口ずさめるようになるものだが、なかなかそうならない。
 それはこの曲が『細腕繁盛記』のオープニング曲にも似ているからだ。途中まで「おしん」、途中から「細腕」になっちゃう。
 『細腕繁盛記』って知ってますか? 
 銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血のにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする。という有名な語りで始まる、花登筺脚本による大ヒットTVドラマであった。ボクも子どもの頃よく見ていたものだ。
 もうひとつこの2つの曲は共通点があって、それはどちらも「フォルクローレ」っぽいということ。『コンドルが飛んでいく』みたいなアレンジができそう。
 そんなわけで、相変わらず「おしん」にはまっています。
 そして夜は、相変わらず「カラマーゾフの兄弟」にはまっています。いよいよ上巻の佳境に入ってきました。「大審問官」まであと少し。
 月日という風雪に耐えて生き残ったものはいい。本当に間違いなくいい。それが本物というものだ。

 (2013.01.22)   このページのトップへ

『サンダーレジ打ちさん』2767

 『サンダービラまきくん』というのがいたが、知らないだろうな。
 まあ、それはボクの超長編小説『十六団子』の中にもチラッと思い出し程度に出てくるんだけど、サンダーってのはご存じ『サンダーバード』からきてて、つまりはああいうタイプの人形というかロボのような動きをする人間(たぶん)に与えられる敬称(?)なのである。何言ってるか分かるかな?
 『サンダービラまきくん』は、来る日も来る日も仙台の一番町交差点のところで、どっかの美容院のビラを巻いていた。雨の日も雪の日も。薄っぺらなビニールジャンパーを着ていた。
 埃にまみれた人形みたい(どっかで聞いたなあ)だった。
 腰つきが何となく人間離れしていた。五木ロボみたいに「グイ〜ン、グイ〜ン」と動いていた。耳のところに電源コードがチラと見え隠れしていた。
 そんなヤツだった。
 で、月日は流れアレから10年たった。
 またもや「サンダー」を見つけた。
 それはAMANOのレジにいた。『サンダーレジ打ちさん』だ。
 この方はヒジョーに感じよく、テキパキと、リズミカルに横に揺れながら(横揺れ型スイング)、軽快にレジを打つ。
 容姿は、広田三枝子みたいな付けまつ毛を付け、目張りがきつめであるにもかかわらず、なぜか中国人っぽい顔立ちだ。なので、ボクらは最近まで「チャイニーズ」とも呼んでいた。
 こちらのサンダーは、以前の「ビラまきくん」よりも格段に改良進化していることに驚いた。
 こうした高性能ロボットの出現によって、感じの悪い人間のレジ要員はだんだん淘汰されていくことだろう。人件費と電気代の差は大きいからね。

 (2013.01.22)   このページのトップへ

『タコライス』2766

 タコ飯なら知ってるが、タコライスは知らない。
 タコ飯なら昨日も食ったが、タコライスは食ったことがない。
 タコライスって何?
 妻が「タコライス」「タコライス」って100回も言うからしつこく追求してみた。
 どうやらそれは・・・。
 メキシコ料理の・・・。
 こんなやつ。



 『タコス』のことらしかった。
 タコス・・・タコライス。
 つづめたな。いや、のばしたな。

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『シアワセの舌鼓〜タコ編〜』2765

 あ、舌鼓のことを「したづつみ」と誤って発音している人いますけど、「したつづみ」ですからね。舌鼓を打つ。ポンッ!
 それはそうと・・・いいタコが入った。
 なぜか我が家の「タコ壺」にニュルニュルと入ってきたのだ。
 通常タコは、我が家ではおでんの具材にするものと相場が決まっていた。
 が、今回のタコはニュルニュル元気だったので、この機会にいろいろ研究してみることにした。
 いろんな食べ方がある。驚いた。『わさび醤油和え』などはほんの序の口。



 『タコ飯』なるものも作ってみた。本邦初挑戦。



 なかなか上品なお味である。「イカめし」のようなイカ臭さはない。当たり前やろ。
 ポンッ! ポンッ! 
 威勢良く今日も舌鼓、いや腹鼓が鳴った。

 (2013.01.21)   このページのトップへ

『大鵬さんが亡くなったので卵焼きを食べよう』2764

 ちっちゃい頃、大相撲が大好きだった。
 それは大鵬が強かったからかもしれない。
 大鵬は強くて優しくて寡黙であった。そして生粋の大和民族でもあった。
 そういう人がいるといないとでは全然盛り上がりが違う。
 そういう人がいると、安心して見られて、安心して好きになれて、安心してそれに没入できるからだ。
 しばらく前から、相撲界にはそういう人がいない。モンゴリアンではどう頑張っても大鵬にはなれない気がする。
 同様、政治界にも経済界にも自治体にも、いわんやこんな田舎の自治組織にも、そういう人がいなくなった。
 いわゆる「人格者」が・・・。
 今の日本を象徴しているね。
 昭和の偉大な横綱に黙祷。

 (2013.01.20)   このページのトップへ

『ガバッ派、ジワジワ派』2763

 朝、どちらかと言えば「ガバッ!」と起きるのはボクである。
 「ジワジワ」起きるのが妻。
 これは起きる時間とはあまり関係ない。
 その後、歯や顔を洗う段になると、これが完全に入れ替わる。
 ガバッ! ザブッ! と一気に洗うのが妻で、ボクはジワジワいつまでも洗わないでいる。
「そうやっていつまでも洗わないと歯の雑菌が繁殖するよ」 
 今日はそう指導されたので、思い切って早めに洗ってみた。
 顔が突っ張る。

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『小津安二郎を変えた映画』2762

 『風の中の雌どり』という映画を観た。1948年の小津作品である。世間の評判はよくなかった。
 本人もこの作品は『必敗作』(ママ)だと言っている。
 戦後日本の貧しい現実を描いているのだが、息苦しいほど抜け道のない悲劇のどん底に、見ていていささか疲れた。
 妻が夫に階段から突き落とされるシーン。
 『楢山節考』(木下恵介監督作品)に出演が決まった時に、喜んで前歯を抜いた田中絹代だっただけに、階段落ちのシーンももしや本人かと思ったが、あれはスタントなのだそうで、だけど本当にリアルでコワかった。
 とはいえ、この映画が小津さんを変えた。(と、ボクは思っている)
 それは、脚本が斎藤さんから野田高悟さんに変わったことも大きいと思うが、この作品の前後で作風が大きく変わったのは、彼が描きたいものが変わったからにほかならないだろう。
 妻の言を借りれば、「人間の中にあるどうしょうもない醜さと、だけどもどうしょうもなく愛すべきところ」を、奇をてらわずに描き切ることに、映画監督小津安二郎が思い至ったからであろう。
 翌年、2人のコンビで『晩春』が出来上がった。1953年には『東京物語』・・・、これを(この映画の反省を)機にボクたちの大好きな小津安二郎映画が続々と世に送り出されることになる。
 小津ワールドは1本の失敗作から始まったのだ。
 また、この作品をはじめ、ほとんどの小津映画に笠智衆が出ているのだが、彼の表情がこの映画の前後で全く変わっていることに気付く。この以前の彼は、優しい男なのだけれど、ちょっとイライラキリキリした、どこか余裕のない表情をしている。
 それが、これ以降の彼の顔は、柔らかい愛情溢れる、例の『笠スマイル』になっていくのだ。 
 その表情はとりもなおさず、小津安二郎本人のそれだったような気がしてならない。
 事実や物語りそのものを描く人から、愛情豊かに人間を描く人に変わったきっかけになった映画として、田中絹代の名演技もさることながら、ボクはこの映画を記憶にとどめておきたいと思う。

 (2013.01.19)   このページのトップへ

『5度目の突撃命令中止』2761

 何しろものすごい雪が、かいてもかいても上乗せされるので、今日は今年5度目となる屋根の雪下ろしかと思われたが、日中も氷点下7度ほどの寒さと地吹雪きのため順延となった。
 せめて雪かきだけでもと思って妻は外に出たのだが、突然空がかき曇り荒れてきたのでそれも中止。
 仕方なく仕事に戻った。
 ここと正反対に暑い夏のオーストラリアでは、クルム伊達公子がスゴいね。
 全豪テニス、シングルスだけでなく、銀メダルペアを撃破してダブルスでも3回戦に進出しちゃった。恐るべき42歳。



 この顔もいい。
 まるで男ではないか。
 こういう顔の人、「いいとも青年隊」か何かにいたような気がするのだが気のせいだろうか。
 こうなったら、そっちだけでも突撃しちゃってちょうだいな。
「伊達きみさん、バラのつぼみ!」

 (2013.01.18)   このページのトップへ

『シアワセの舌鼓〜タラ編〜』2760

 巨大なタラをゲットした。
 捨てるところがない。どこもかしこも「食い」である。イレ食い、タラ食いである。
 巨大なギョランが入っていたので、カナコおばさんに半分分けてあげて、残りでまず妻が『子いり』を作った。



 天才的に美味い! ご飯にかけて食べたくなるが、ジッとこらえる。明日にとっておく。
 次はもちろんこれである。これまた巨大なキモが入っていた。アラもスゴい! 「ギョッ!」とするほどの「魚眼」も入っていた! ココ大好き。(野菜に隠れてるけど)



 三温窯さんの鍋が活躍する季節だ。



 ミエマンの『塩ポン』と高知産のゆずもお待ちかね。ゆずこしょうもあるよ。

 

 あ〜、何というお味! もうただ泣くしかない。



 さて、タラフクになった後は、ボクたちは(妻がリーダーシップを発揮)もう次なるタラ料理を考えている。切り身がたくさんあるからだ。
 タラフライは当たり前。これは決まった。今日食べて残りは明日のお昼の『特製スペシャルタラタラのり弁当』(タラの子いりを敷いて海苔をかぶせる)にも活用する。
 それでもまだ切り身が余りそう。巨大なタラなのだ。
 それで、インターネットで調べているうちにこんなものを発見した。『ホウレンソウとタラのグラタン』である。これに創作で、ジャガイモもゆで卵もフィーチャーしてみよう!



 それにしても、タラ1尾でこんなに豊かなシアワセな舌鼓が打てるとは・・・あなたはなんて偉大な魚なんでしょう!
 タラさん、ほんとにほんとに有りがたうさんです!!!

PS 今さっき、お昼に昨日の残りの『タラ鍋』を食べました。
「いっタラッきま〜す!」っつって。
 ボクたち、さながら『カラマーゾフの兄弟』ならぬ『タラマーゾフの夫婦』って感じです。

 (2013.01.18)   このページのトップへ

『ちょっとしたことでも』2759

 気まずくなることがある。
 ボクたちみたいに四六時中一緒だと、一旦そうなると何だか胸が苦しくなる。
 今朝、そうなったのは、妻がタラのレシピをいろいろ調べて印刷したら、延々と6枚も出てきてしまい、そのうち必要だった紙は実は2枚しかなかったからだ。
「こういうのって紙とインクがムダなんだかんね。ちゃんと印刷箇所をシテイして・・・(云々)」ということを、印刷担当官のボクが教育的指導的に言ってしまったのがいけなかった。
 妻は当然ムッとした。紙とインクぐらい何よ! という白い剣幕が頭上に立ち上っていた。
 夫婦間でそういうことはよくあることだ。
 でも、その後に夫は会社に行き、妻は洗濯を始めると、もうそのことの「おとしまえ」は忘れ去られることになる。
 仲直りできてないまま、気まずくなったことの「記憶」が遠ざけられる。
 ま、本当にお互い忘れ切ってしまえば、それが一番いいのだが、どっちかが「ねっちょ深い」(石巻弁で「ねちっこい」の意)場合、その「おとしまえ」は先送りになる。
 結果「熟年離婚」とかに発展する。「30年、40年、50年の仇(あだ)」が、ある日突然炸裂するのだ。ま、そこまでいかないにしても、何となく夫婦関係が徐々に「シラ〜化」し、「ダラ〜化」し、「ホラ〜化」し、サイアク「キラ〜化」することもある。こわっ!
 そういう点では、ボクたちはいい環境にいるといえるだろう。
 だって、すぐに仲直りしなきゃ、とってももたないもの。気の弱いボクなんか、いちいち険悪を引きずっていたら心身がいくつあっても足りないものね。
 だから仲直りしました。こういう時はひたすら謝ること。これにつきます。
 そして、肩を揉んであげて、今日の料理に思いを馳せる何か「楽しいテーマ」を見つけて話を振るわけです。
 それでなくても、こんなに寒い田舎に暮らしていて、仮に2人の仲がよくなかったら、もう絶望的にココロがいかれてしまいますもんね。
 そーゆー意味ではいい環境にいるのかもしれない。この辺の夫婦を見ててもみんな何となく仲が良さそうだもんね。アッキー&スズちゃんなんか、チャコ(飼い猫)と3人(?)で、薪ストーブの周りにゴロンとなって、シアワセそうに昼寝してたもんね。
 でも、さっき、にわかにまたヘッドホンをして「トトトト」の世界へ戻っていこうとする妻が、フトこんな本音を漏らしました。
「ちょっとコレ、飽きたかも・・・」
 う〜ん。ちょっとフクザツな気持ちになりました。

 (2013.01.18)   このページのトップへ

『ハリスンって言うよ!』2758

 ボクは妻の前で、即興の歌を作詞作曲して披露することが多い。
 今日も台所で、「♪雪が降る降る降るるんるん♪」みたいな歌を歌っていた。
 そうしたら妻にこう指摘された。
「ねえ、それってアノ歌のメロディに似てない? ホラホラ・・・」
 つまりボクの作った歌が、何かしら以前あった歌に似ているというのだ。
 そんなはずはない。
 でも似ていないこともない。ドキッとした。
「ハリスンって言うよ!」
 とどめをさされた。
 あっ、ちなみに「ハリスン」っていうのは、盗作でおなじみのビートルズのあの方のことです。ごめんね、ジョージ。 

 (2013.01.17)   このページのトップへ

『自殺減少』2757

 15年ぶりに自殺者が3万人を下回ったそうだ。
 で、その記事の下のほうにこんな関連記事が載ってた。
 昨年の自殺者が17人と全国最小だった奈良県が、逆に最も自殺率が高かった秋田県を引き合いし出して、いわば大所高所から比較検討したものらしい。ヤらしいなあ。
 酒類販売料は奈良67リットルに対して秋田94リットル。
 世帯平均貯蓄額は奈良が2344万円に対して秋田1248万円。
 高齢化率は奈良が24%に対して秋田30%となっている。
 また、犯罪発生率は奈良が10%に対して秋田は5%しかなかった。
 そして、これらのデータなどから「犯罪発生率が低い県では、自殺率が高くなる傾向にある」と、ちょっとトボケた結論を導き出していた。犯罪が少ないと自殺したくなるの? よー分からん。
 それはそうと、この記事を読んでボクが最もショックを受けたのは、実はこのこととは全く関係のない「この事実」にだった。
 秋田の1世帯当たりの平均貯蓄額って1248万円もあるの? マジ?! ねえ、じゃあ、うちらってどうなるの?

 (2013.01.17)   このページのトップへ

『女心と冬の空』2756

 晴れたので、写真を撮ろうと思ってトイレに行く。ここからの眺めがいいのだ。
 パシャリ!



 せっかく来たのだから、ついでに出しちゃうかな。
 あ〜、キモコいい。
 小用終了、外を見る。一瞬のうちにこんなんなってた。



 やっぱ侮れない。

 (2013.01.17)   このページのトップへ

『骨粗しょう症ホームページ』2755

 おばあちゃんは今、牛乳を飲んでいるそうだ。あれほど「おら好かね!」と言っていたのに・・・。
 そうそう、昨日、ようやく電話が通じた、というか、向こうからかかってきたのだ。
 あちらも雪で、おばあちゃんは玄関前で転んだとも聞いた。
 いろいろドキッとするなあ、もう。
 骨粗しょう症、この病気についていいホームページを見つけた。『いいほねJP』である。
 なぜ女性に多いのかも分かったし、骨折しやすい部位も分かった。
 ページのまとめとしてこんなことが書かれている。おばあちゃんはじめ、お年寄りの方は参考にしてください。

 骨折を誘発しやすい因子には、過去の骨折歴や家族の骨折歴など今後の努力をもっても、取り除くことができないものがあります。一方、たばこやアルコールなどを控えたり、カルシウムを積極的に摂取したり、適度な運動を行うなど生活習慣を改善することで骨密度の低下を防止し、ひいては骨折の予防につなげることができます。
 今後、ますます高齢化が進むことが予測されています。それに伴い、骨粗しょう症の患者数も増加していくと考えられます。一生涯を健康に送るために、骨粗しょう症とは何かを知り、骨粗しょう症になったとしても骨折しないために適切な治療を受け、骨によい食事や運動を心がけましょう。

 おばあちゃん、今度ボクらが送る食品を食べて、春になったら一緒に「グランドゴルフ」をやろう! それっきゃないな。

 (2013.01.17)   このページのトップへ

『果物と魚が買える贅沢』2754

 仏間にいろんな果物がある。
 みかん、りんご、すうぃーてぃ、あまおう・・・。
 冷凍庫にもいろんな魚がある。
 こんな贅沢なことはないな。
 昨日、妻がそういうことを言うので、あらためて超極貧時代を思い出した。
 モリテン八百屋というところで、1個10円のタマネギを3個とか買っていた。
 エンカンという1尾98円の冷凍の魚を、たま〜に2尾とか買っていた。
 アンポ柿を見つめて、見つめただけで帰った。
 そんな時代を思い出した。
 魚も食えなかったが、果物にいたってはもっと高嶺の花だった。
 ちょっと前、そういう時代があった。
「今はシアワセだなあ」
「出世したもんだなあ」
 そういう話で笑顔になった。

 (2013.01.17)   このページのトップへ

『がん』2753

 昨年、義兄をそれで亡くした。
 かつて母親も、ボクはそれで亡くしている。
 昨日、こんな話をコーゾーさんの弟のミッツさんから聞いた。
「兄貴、がんで入院してる」
 シャイで口数の少ないミッツはそれだけしか言わなかったし、ボクもあまりのショックでそれ以上聞けなかった。
 がん。
 日本人の半数はがんにかかるという。
 3分の1はがんで亡くなるという。
 だから珍しいことではないんだけど・・・。
 がん。
 それにしてもショックで・・・オチがつかない。

 (2013.01.17)   このページのトップへ

『黒田夏子さんの受賞によせて』2752

 昨年「早稲田文学新人賞」でデビューしたばかりの黒田夏子さんが、75歳の史上最年長で芥川賞を受賞した。
 おめでとうございます。
 年は関係ない世界とはいえ、本当にボクはうれしい。
 53歳の自分なんかまだまだ甘ちゃんだと思った。
 早稲田大学を卒業後、教師になるが、執筆時間を確保したいとフリーの校正者に。
 25歳で短編賞を受賞したが、33歳で「長編に絞る」決心をし、以来、10年に1作のペースで書き続けている。
「前例のないものが書きたい。新しさが目的ではなく、自分の表現したいことを表現できる書き方を見つけたいと思ってきた」
 文章からカタカナや人名、固有名詞が消えていった。ひらがなを多用、しかも受賞作「abさんご」は横書きだ。50代で獲得したこの独特の表現法は、選考会で高く評価された。


 本当に素晴らしいです。
 この受賞に寄せてただひと言。
 続きます!

 (2013.01.17)   このページのトップへ

『突撃命令!』2751

 そういうタイトルのコロンボがあった。
 分かりにくいな。
 『刑事コロンボ』シリーズに、そういうタイトルの番組があって、それは、犯人が飼い犬のドーベルマンにある暗号を教え込んでおいて、それを口にした人を噛み殺させる殺人トリックだった。
 ちなみにその暗号は「バラのつぼみ」というものだったが、それはちょっと置いといてっと・・・。
 今日も激しく雪が降り積もっている。
 昨日コーゾーさんの弟のミッツさんが、難儀なことに、小屋のほうの屋根の雪下ろしをしてくれたばかりなのに、またこんなに積もってしまった。それにしても、これじゃあ完全に「屋根より高い鯉のぼり」、ちゃう「雪の山」ではないか。見えずらいけど。



 そんなわけで、ボクたちに5度目の「突撃命令!」が下る日は近そうだ。
 暗号は「バラのつぼみ」ならぬ「雪の重み」である。
 さあ、また上がるどぉ!

 (2013.01.17)   このページのトップへ



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