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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★元祖エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』1000話(完)はこちら。
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 
 

『食えばなくなる』4700

 9月4日の時点で、あんなにあった「おやつ」。
 同じくその時点で、あんなにあった「くだもの」。
 それがもうほとんどなくなってしまった。
 おやつはゼロ、くだものは梨が2個と洋梨1個のみ。(巨峰は冷凍されているものが結構ある)
 そんなわけで、たった10日天下で、ボクたちは「おやつとくだもの王」の座を奪われてしまった。
 これからまた、「おやつ・くだもの貧乏」の日々が続く。
 毎度毎度のことながら・・・。

 (2016.09.14)   △このページのトップへ

 

『元気出せよ、ここには屋根がある』4699

 最近雨降りの日が多い。
 雨が降ると、血圧が上がる。
 心臓がバグバグする。
 なぜか?
 そう、あの情景を思い浮かべるからだ。
 ババメアザマチムラの家。雨漏りの館。
 あそこは屋根がなかった。
 あらゆるところから雨漏りがしていた。
 バヅッ、バヅッ、バッヅッッヅッヅッヅッヅ・・・。
 そんな忌まわしい思い出がフラッシュバックしてくるのである。
 2人とも、雨の音を聞きながらしょぼんとなる。
 でも。。。
 元気だせよ、ここには屋根があるじゃないか!

 (2016.09.14)   △このページのトップへ

 

『ぎりぎりラッキー(その2)』4698

 おばあは帰った。
 8日間の秋田滞在中、ジェットコースターのような気温変化を存分に味わったから、さぞや疲れ果てたことだろう。
 帰る日、ちょっとしたアクシデントがあった。
 それは、おばあちゃんが新幹線に乗り込む直前、ボクが便意を催したのだ。
 慌てて駅のトイレに駆け込んだのだが、トイレは間の悪いことに全て埋まっていた。
 けつを押さえながら、いろいろ探し歩いているうちに時間はどんどん過ぎる。
 やっと空いているトイレを見つけて、腰を下ろし時計を見ると出発まであと10分。
 ここでボクは、おばあちゃんの新幹線の切符がボクのポケットにあることに気付いた。
 同じころ、改札口にいた妻もまた、そのことに気が付いて青くなっていた。
(やばい、このままでは遅れる。おばあの足では間に合わない!)妻は男子トイレに走った! こうなりゃ「どんどん!」やってとにかく切符だけでももぎ取ろうと思っていた。
(やばい、何とかあと1分あれば出そうだ。それなら間に合う!)ボクは下腹に力を入れた!こうなりゃ多少の残量感は仕方がないと思っていた。
 前者の行動を取った妻と、後者の行動を取ったボクが、血相を変えて行き会ったのはそれから5分後。発車まで5分前だった。
 ぎりぎりセーフ、ぎりぎりラッキーだった。



 こうしておばあちゃんは帰って行ったのだった。
 ボクは林家三平の心境でこう思っている。
 どーも、お騒がせしてすいません。。。

 (2016.09.14)   △このページのトップへ

 

『ぎりぎりラッキー(その1)』4697

 今日判明したことがある。
 それは、10月19日の吉田拓郎ライブの座席番号である。
 ライブ会場となる「東京フォーラム」は、収容人員5,000人の都内最大のコンサート会場だ。
 そこに抽選で入れた人は当然5,000人なのだが、ボクらはその中でなんと4,957番目の当選者だったのだ!!!
 つまり、2階席の1番後ろの席が2枚当たったのだった。
 もし、あと43番違っていたら駄目だったのだ。落選していたのだ。吉田に会えなかったのだ。
 あぶねえ、あぶねえ、ぎりぎりラッキーだったね。
 そんなわけで、たぶんタクローは肉眼では見えないだろう。なにしろこの位置なんだから。。。
 見えるのは4,950人の後頭部だけか?



 「顕微鏡」持ってかなきゃ。

 (2016.09.14)   △このページのトップへ

 

『お出掛け親子』4696

 昨日は雨が降ったり、風が吹いたり、晴れたり、また雨が降ったり、虹が出たりの、不穏なムードの天気だったが、今日はまずまず晴れ間が出ている。
 仕事で出掛けられないボクを残して、運動不足の2人は、歩いてホーマックと、パン屋と、マックスバリューに出掛けた。
 買い物の目的は、今晩の「おばあのおくずがけ」用に材料と、アッシュ(人年齢105歳老犬)の誕生日プレゼント(首輪)の購入である。それと2人の減量。
「椅子に座りながら行く」というので、まさか家から椅子を持っていくわけ? と思ったが、そうではなくて、時々道すがらベンチなどに腰かけていくという意味だった。







 さあて、そろそろボクも仕事するか。。。

 (2016.09.10)   △このページのトップへ

 

『顔、変わってだ』4695

 前日は疲れて夜の8時に寝てしまったボクだちだが、翌朝起きたのは朝8時だった。 
 1人12時間、3人合わせて36時間寝た計算になる。
 ブタみたいによー食い、アホみたいによー寝たもんだ。
「顔、変わってだ!」
 起き抜け、化粧台に向かったおばあが言う。
 えっ?
「しもぶぐれなってだ」
 はあ。。。
「こごら辺のシワみ〜んななぐなってる」
 な〜る。。。 
 そんなかわいいことを言うおばあであった。

 (2016.09.10)   △このページのトップへ

 

『皆さんの気持ちにありがとう!』4694

 昨日は結婚10回忌、いや10周年だったので、いつもの恒例行事にシェアカーでG町に出向いた。
 大恩のある三温窯さんに、とんかつ肉を手土産に伺う。
 10年間のお礼を述べ、いろんな話の花が咲いた。
 つくずく本当にいい人たちに出会えてよかったなあと、数少ない一生の恩人たちへ心の中で手を合わせる。
 帰ってから、予約していた秋田市内のPホテルへ向かう。
 高校の同窓生の友人S氏が支配人をしている中華料理の美味しいホテルである。
 そこでも、歓迎看板やら料理やら、いろいろ手の込んだ気持ちのこもったおもてなしを受ける。
 皆さんありがとう!
 8時ごろ家に帰ったのだが、朝早かったこともあって、みんなもうバタンキューであった。
「ええい、もう何もかも放り出したい!」と言って、おばあはシャワーも浴びないで寝ようとしたし、ボクもそれに追従したが、「汗ばんだまま寝るのは嫌」と言って妻が入ったのをきっかけに、ボクが入り、そのボクに「おばあちゃん、横井正子って言われるよ!」となじられたおばあは、「よっこらしょ!」と重い腰を上げてシャワーを浴びたのであった。
 そんなかわいいおばあであった。

 (2016.09.10)   △このページのトップへ

 

『安森花冶さん』4693

 おばあは、ボクたちが仕事をしている間、ずっと粋なヒマつぶしをしている。
 iPadはやらない。朝、ちょっとだけ何かをチェック(かっけえ)して、すぐに『暮らしの手帖』を読み始める。
 『暮らしの手帖』は本編ものと、もう1冊「トト姉ちゃん」の初代編集長「花山伊佐次」のモチーフとなった『花森安治』の特集号がある。
 ぼくはペンのチカラで、「あたりまえの暮らし」を守る。と言った人である。こちらもかっけえ。
 おばあは、この本を何遍も何遍も読んでいるが、いっこうに飽きない。
「だって、すぐ忘れるおん」というのが、その理由なのだ。
 読んでも読んでも飽きない、というのはいいことだが、秋田滞在中に読み切れないだろうと、ボクは老婆でもないのに、老婆心を高めている。
 それと、おばあは時々「花森安治」さんを「安森花冶」さんと言ったりする。
 ボクもどっちがどっちだったか分からなくなってきた。
 そんなおとぼけのおばあである。

 (2016.09.10)   △このページのトップへ

 

『おばあの息子問題』4692

 おばあには息子がいる。



 ↑これは今から12年前の息子のアッシュ君である。
 その息子は今、↓こういう白内障のおじいさんになってしまった。



 人間にすれば105歳。ボクたちの結婚記念日と同じ、今日が彼の誕生日である。
 おばあは、そんな息子にお〜きく水をあけられたわけ。
 20歳以上も若いわけ。。。

 (2016.09.09)   △このページのトップへ

 

『おばあの足問題』4691

 かつてこんな↓足だったおばあである。




 それが今はこう↓なった。





 あれ?
 何も変わらないなあ。

 (2016.09.09)   △このページのトップへ

 

『おばあの服薬問題』4690

 朝、コーヒーで薬を飲もうとするおばあである。
 ボクはそのたんびに水を持っていくのだが、
 いつも「いいよ。コーヒーで」と言っていた頑固なおばあであった。
 時には「腹の中さ落ちれば一緒だがら」と、かわいくないことまで言うこともあって、ボクは密かに憤慨していた。
 今日、思い余ってインターネットで調べた『服薬は水かぬるま湯で』という薬剤師協会の注意事項を読んできかせた。
 それを神妙な面持ちで聞いていたおばあは、とうとう回心したようにこう言った。
「なるほど、よ〜ぐ分かりました。これがらそのとおりにいだします」 
 そんな素直な一面を見せたおばあであった。

 (2016.09.09)   △このページのトップへ

 

『おばあの入れ歯問題』4689

「上の入れ歯と下の入れ歯を間違えて入れてしまった!」
 歯を磨きながら、そんなことを言っている、のどかなおばあであった。
 あ〜あ。。。

 (2016.09.09)   △このページのトップへ

 

『入籍10年』4688

 今日はボクたちが入籍して10年の記念日である。
 いろいろ紆余曲折、波乱万丈の10年だったが、今とても幸せです。
 婚姻の証人になってくれた、ボクたちの恩人に、恒例となった「とんかつ肉」をお届けし、夜はささやかなパーティーをおばあちゃんと3人で。
 そんな日ではあるが、今朝は急ぎの仕事で朝5時から起きて2人で頑張っている。
 思えば、こうやって2人でこの10年、二人三脚でせっせせっせと頑張って女工哀史を綴ってきたのだ。
 記念すべき10周年の結婚記念日にふさわしい形の朝になったなあ、と思う。
 つられて今、遅ればせながら起きてきたおばあちゃん。 
 布団を上げてくれている。このパートナーシップに加わりたいのだ。
 そうだなあ、この方もある意味、ボクらと一緒にこの10年を支えてくれた恩人の最たる一人だ。
 ありがとうね。
「おばあちゃん! いいから布団上げなくても!」
 どうやらそんなボクの声は届かなかったようです。

 (2016.09.09)   △このページのトップへ

 

『洗濯ずぶ濡れ』4687

 昨日、仕事中に雨が降ってきた。
 洗濯ものを大量にもの干しに干していたのだが、雨が降ってきたことに気付かなかった。
 おかげで洗濯物はずぶ濡れ。
 なぜ気付かなかったかというと、約2名は、仕事でヘッドホンを耳に当てていたから。
 若干1名の方は、耳には何も当てずに、『暮らしの手帖』を読んでいたようだった。
 カウンターに座り、悠々と。
 この方、雨の「ザアザア音」にも気付かなかったからには、相当熱中して読んでいたに違いない。
 そう思ってあげることにしよう。
 お耳の老化現象?
 いえいえ、集中力です、集中力。

 (2016.09.09)   △このページのトップへ

 

『ボクたちの香り五葉』4686

 「香り五葉」という秋田県が今、売り出している美味しい枝豆がある。
 本当のことを言うと、ボクはケーコさんの作る「湯上り娘」のほうが好きなのだが。
 さて、うちのトイレは1つなので、3人がそれぞれに放つ「香り五葉」を嗅ぐことになる。残り香というやつだ。
 昨日ボクは、いただいてきた巨峰を大量に食べたので、巨峰の香り五葉だった。
 他の人たちは、他の人たちなりの香り五葉だったはずだ。例えば「桃」とか「メロン」とか。。。
 おばあは今日も快調で〜す! 

 (2016.09.08)   △このページのトップへ

]  

『おばあのひまつぶし』4685

 ボクたちが仕事をしている間、おばあはひまつぶしに余念がない。
 来た時は持ってきたiPadをやりたがっていたので、それ用にAmazonでWi-Fiをルーターを買ってあげたのだが、つながることを確認したら、もうそれには見向きもせず、今度はボクが与えた「暮らしの手帖」2冊を読みあさっている。
「この2冊を帰るまでに読破するのが目標!」などと言っている。



 おばあは今日も元気で〜す! 

 (2016.09.08)   △このページのトップへ

 

『おばあの死角』4684

 塩釜の市場で、グレートカッツビーから頂戴した大量の高級干物類に混ざって、密かに妻が自腹で購入していたものがある。
 それは「しそひじき」とか「干しエビ」とか、訳の分からんショボイものたちなのだが、これがなんの、なんの、美味しいったらありゃしない。
 毎日ごはんにかけて食べているのだが、そんな妻のセコイ買い物の中に、「塩蔵わかめ」もあった。
 今朝で3日連続で、わかめの味噌汁を食べている。
 わかめとフィーチャーしているのは豆腐とか、今朝はじゃがいもとかである。
 おばあは、それをいつも「おいしい、おいしい」と言って食べている。
 で、食事が終わって、ボクがおばあのお椀を洗おうとした時のこと。
 おばあの茶色いお椀の内側にわかめが2枚ほどくっついていた。
 そのことを指摘すると、おばあは「あ〜らま!」と言いながら、聞きつけてやってきた妻と一緒に死ぬほど笑っていた。
 おばあは今日も元気で〜す! 

 (2016.09.08)   △このページのトップへ

 

『ナンプロおばあ』4683

 おばあは相変わらず「ナンプロ」をやっている。
 そうだなあ、もう十年ほど前に、ボクが師匠となって教え込んだゲームだ。
 数字を枠にはめていく単純な遊びに、今でも熱中できていることがスゴイではないか!
 しかも、問題は何度も何度もやり尽くしたものだ。
 おんなじ問題を、何百回となく、飽きもせずに解いていられる秘訣を、ボクはおばあに聞いてみた。
「なんだい、んだって、すぐ忘れるおん」
 そんな、笑うに笑えない、ある種切ない答えが返ってきたのだった。
 今日の食事は、朝「昨日のゴーヤチャンプルの残り」、昼「3日連チャンの果物攻撃」、夜「カッツ大会長に買っていただいたツボ鯛焼き」で〜す。
 おばあは今日も健在で〜す! 

 (2016.09.07)   △このページのトップへ

 

『ライバル出現!』4682

 今、石巻のおばあが来ているわけだが、困ったことが一つある。
 それは、朝の「一番乗り事情」である。
 いつもはボクが、必ずと言っていいほど「一番乗り」を果たしていた。
 一番乗りというのは、お掃除後一番乗りのことだ。
 トイレ掃除当番の妻は、いつも自分がピカピカにした便器に一番乗りされるかわいそうな役だった。
 逆にボクは、人がせっせと掃除したピッカピカの便器に一番乗りするチョーラッキーなお調子者だった。
 しかし、そんなわが家の平穏な「一番乗り事情」に今、暗雲が立ち込めている。
 そうなのだ!
 あの方が割り込んできたのだ。
 強力なライバル出現にボクは今、心ここに在らずである。
 昨日、今日と2朝続けて、ボクはおばあに後便、いや後塵を拝してしまった。
 う〜〜〜ん。。。

 (2016.09.06)   △このページのトップへ

 

『心配性の妻』4681

「本当に9月3日だったっけ?」
 そーゆー、もうほとんど原始的な問題にも妻は神経を脅かされ、ずっと寝られなかったそうだ。
 それほど、この人は心配性なのだ。
 ほとんどビョーキ的なのだ。
 そう、その日が9月3日でなけりゃあ、全ての計画はオジャンなのだけど、そのことにまで心配が及ぶのだ。
 そんなわけで、今日は、仕事をしているボクを脇目に何百回となくお稽古の仕上げの練習と、打ち合わせの電話と、持っていくものの整理をしていた妻であった。
 ああ、ボクは言ってやりたい。
 「ご苦労さん!」と。
 明日の朝、出発します!

 (2016.09.01)   △このページのトップへ

 

『な〜んだ台風』4680

 それはそれでよかったんだけど、台風は「な〜んだ」だった。
 ここ秋田に関してはということですけど。。。
 北海道のほうは被害が大きかったそうなので、「な〜んだ」なんて言ったらバチが当たる。
 それにしても、今年の天気は本当にどうしたもんじゃろのう。
 まるでボクみたいに、少し頭が変みたいだね。
 そんなこんなで今日で8月も終わる。
 ああ、さんまが食いたいなあ。。
 豚汁が食いたいなあ。。
 石巻のおばあの「おくずがけ」が食いたいなあ。。
 食いたいことばっかりだなあ。。

 (2016.08.31)   △このページのトップへ

 

『台風が迫っている』4679

 台風が迫っている。
 風邪が出てきた。
 飴も降っている。
 口を開けて待っているボク。
 あ〜、頭がおかしいようだ。

 (2016.08.30)   △このページのトップへ

 

『蓮さま』4678

 千秋公園の蓮の花。



 今が満開です。



 本当に素晴らしい。



 この日は大曲の花火だったけど、人混み嫌いのボクたちは行かず。



 あんまり暑いので、蓮のシャワーで髪などを洗っておりました。

 (2016.08.29)   △このページのトップへ

 

『一人レッスン』4677

 サックスのレッスンをせねば!
 何しろ月2回、1時間だけのレッスンでは、プロへの道は遠過ぎる。
 幸い、秋田市には便利な防音スタジオがある。
 そのことを、先日遊んでもらった市役所の友に聞いていたので、さっそく予約をしてみた。
 1時間510円で借りられた。カラオケルームなんかよりもよっぽど安い。
 そこは駅のすぐ東なので、ここからバスを使えばせいぜい30分距離。
 しかも、中にはドラムセットやキーボードやミキサーやアンプなどもセットされていた。
 そんな広い、防音の部屋で、ボクはたった一人でサックスを吹いていた。



 なんとなくもったいないような気がした。
 510円の部屋で、30円ぐらいしか味わってない気がした。
 早く誰かとバンドセッションとかやりたいもんだね。
 しかし、まだまだ道は険しく長〜〜〜い。
 なにしろボクは「豆腐売り」なのだ。
 つまり、まだ「プ〜、プ〜、プ〜」なんです。。。

 (2016.08.29)   △このページのトップへ

 

『カツ重VSかつ丼』4676

 妻は「カツ重」を頼んだ。



 ボクは「カツ丼」を頼んだ。



 妻、イコール「重」。
 ボク、イコール「丼」。
 なんとなく分かる。。。気がする。
 味も値段も一緒。
 「重」と「丼」。
 あなたはどっち派?

 (2016.08.29)   △このページのトップへ

 

『納税という名の物産フェア』4675

 ふるさと納税という制度ができて久しい。
 ボクはてっきり、自分のふるさとに対して、お金の有る人が税金代わりにお金を寄付するものとばかり思っていた。
 しかし、どーも、そーゆーことではないようだ。
 納税できるのは、自分の生まれた場所と限ったわけでもなく、株主優待券的に、納税したお礼というかお返しの商品がいいところを選んで納税してもいいんだって。
 ここの「お返し」はこうですよ、といったカタログまで出版されているらしい。
 肉なら肉、カニならカニ、といった欲しいものを選んで、そこの市町村に納税するシステム。
 これはもう、納税という名の「物産フェア」と言っていいね。
 まあ、ボクらにはどっちにしても関係ない話だけど。。。

 (2016.08.29)   △このページのトップへ

 

『運ベーション』4674

 ウンベーションではない。
 運(ハコ)ベーションと読んでほしい。
 運送(運輸)とイノベーション(革新)を掛け合せたボクの造語。
 運ベーション
 Amazonで買い物をするようなって、とみに感じることだが、日本の本当に物流は本当に進化した。
 だって、昨日頼んだものが、もう今朝には着いているんだものね。
 なんというか。。。
 つくずく「運ベーション」だよね。

 (2016.08.29)   △このページのトップへ

 

『動く日、動かぬ日』4673

 おとといは、目標の1万歩に対して15,599歩も歩いた。
 そーゆー日もあるかと思うと、その前の日などはこうだ。
 8歩。。。
 あんまり極端じゃね?

 (2016.08.29)   △このページのトップへ

 

『朝ごはん』4672

 おはよう!
 いただきま〜す!
 朝ごはん、大好き。



 (2016.08.29)   △このページのトップへ

 

『端唄が流れる土曜日』4671

 妻の踊りの稽古が佳境に入ってきた。
 本番の9月3日に向けて。
 石巻のステージママとの連絡も密になっている。今も電話を終えたところ。
 お師匠さんのところへのお使いに、おばあが行く手はずになっているからである。
 この親子コンビでの踊りの歴史は長い。
 お師匠さんのご高齢により、敬老会でのお披露目は今回でもしかしたら最後になるかもしれないだけに、いろいろと気合が入っているようだ。
 ボクはシェアカーの運転手として、また撮影班として参加する。
 ボクにとっては本当に久しぶりの石巻である。
 たぶん2〜3年ぶり。
 そんなわけで、今日はこれからデパ地下で各方面へのお土産などを選ぼうということになっている。
 それからベネチアのワイン屋さんでお買い物をし、いったん家に戻ってからボクは例のレッスンだ。
 そう、サックスなのさっ!
 妻は踊りの稽古、ボクはサックスのレッスン。
 歌舞音曲一家。なかなか華やかだねえ。。。

 (2016.08.27)   △このページのトップへ

 

『感謝されたよ』4670

 長らく2カ月もかかって、ようやく昨日終えた仕事があった。
 その方から入金になり、お礼のお電話をいただいた。
 とても感謝されていたので、ボクもうれしかった。
 考えてみれば、ボクたちの仕事というのは、どこまでいっても「地味な脇役」である。
 だから、表立って感謝の言葉を頂ける機会は少ないのだが、だからこそうれしいではないか。
 いつもは「入金になりました」とか「また仕事が来ました」ということで、お客さまの「感謝」の気持ちを推し量っている。
 だって、駄目だったら入金してくれないし、リピートもないのだから。
 その行為によって「ボクたちの仕事を喜んでくれているのだ」ということが確認できるのだ。
 でも、やっぱり言葉で直接言われたほうがうれしい。
 ボクたちはいつも「黒子」であり「下請け」だけど、誰かの役に立っているということで頑張れるんだよね。
 今日は雨の中、代表とささやかな「打ち上げ」に出掛けようかな?
 こんな時の雨は、映画『雨に唄えば』みたいにタップを踏みたくなるね。
 ルンルンルン・・・楽しいね!

 (2016.08.26)   △このページのトップへ

 

『雨が降っている』4669

 雨が降っている。
 雨が降っている。
 雨が降っている。
 雨が降っている。
 雨が降っている。

 あ〜、スッキリした〜!
 このフレーズを書きたくて書きたくて書きたくて、ず〜っと待っていた。
 ず〜っと書けなかったからね。
 雨なんかしばらく、そうだなあ、1カ月以上も降っていなかったんじゃないか?
 だから、今日はこうして、まとまった雨が降って、そのザザザザの音を聞きながら仕事をしていると、何だかうれしいね。
 ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷ、ランランラン♪
 思わずそんな歌も飛び出すね。

 (2016.08.26)   △このページのトップへ

 

『終わる・始まる』4668

 オリンピックや高校野球が終わったね。
 そして、ボクにとっては十数年ぶりに始まるものがある。
 それは、かつて憧れていた楽器への挑戦だ。
 ヤマハの音楽レッスンをつい先週始めたばかりなのだが、たった1時間の練習が月2回では物足りない。
 ならば家で! と思いきや、とてもとてもうるさくで練習などできるものではない。
 サックスを始めた人たちが一様に悩むのはこの「練習場所の確保」だ。
 そんな折も折、秋田市役所に勤めるK君からいい話を聞いた。
 ここからシェアカー利用などでしょっちゅう通っている「アルヴェ」という市民交流施設の中に、音楽交流室というのがあるらしい。
 さっそく当たってみると、ネットで簡単に予約ができた。なんと防音スタジオが1時間510円で借りられるのだ。
 すごい!
 というわけで、ボクはこれで練習場所にも事欠かないことになった。
 ようし! やるぞ〜!







 (2016.08.24)   △このページのトップへ

 

『おりこうちゃん』4667

 妻が帰ってきた。
「おりこうちゃんだったね」と褒められた。
 ご褒美にYAYAに連れてってもらった。



 

 メールでRIEさんからも褒められた。
 ボクも大人になったものだ。
 もう、大丈夫だもんね〜だ。
 今回の勝因は3つある。
 その1は、いない間に「サックスのレッスン」を入れたこと。
 その2は、いない間に「Kくんとのレジャー」を入れたこと。
 その3は、いない間に「ボクが成長したこと」だ。
 そんなわけで、今朝からまた猛然と仕事が再開している可愛い妻を横目に、成長したボクは余裕で鼻歌なんぞを歌っているわけ。。。

 (2016.08.23)   △このページのトップへ

 

『独身貴族』4666

 妻はこれから遠方に行ってしまうので、ボクは独身貴族になるのである。
 独身貴族といえば格好いいけど、本当は独身孤独なのである。
 今回はこっちも忙しいので、孤独にどっぷり浸かることもあるまい。
 今日は、サックスの練習と論文作成の仕事、明日は市役所の友人と遊ぶことになっているからだ。
 そんなわけで、これから妻を駅まで送っていきます。
 町内会の夏祭り当日の今日、役員なのに出られないボクは、ひっそりと人目に付かないように抜け出さんといかん。
 そんなわけで、行ってきます。ああ、今日も暑い。33度もある。

 (2016.08.20)   △このページのトップへ

 

『卸す問屋と卸さぬ問屋』4665

 オリンピックを見るともなく見てしまうと、寝不足になるので困る。
 寝不足はわれら中年にとって致命的なことなので、避けたい。
 特に今年のような猛暑で、残暑ざんしょ、の折には体に堪える。
 そんなわけで、霊長類の女王の試合は1回戦のみ見て寝た。
 夜中の3時ごろにスマホのニュースで「決勝進出」と出ていたので、「ああ、見なくてよかった。これじゃあ、ほんとに一睡もできなかった」と胸をなでおろした。
 そして今朝、霊長類の女王の号泣のニュースを知った。
 かわいそうだな、とも思った反面、「いいじゃん、それだけ勝てば」とも思った。
 他の選手にも「勝利の喜び」を少し分けてあげようね!
 君はあまりにも勝ち過ぎたのだよ。
 いつもは笑って卸してきた問屋も、時には少しだけじらしてみたくなるのだよ。
 それもまた、ボクらの大好きな吉田選手の将来のためだと思うな。

 (2016.08.19)   △このページのトップへ

 

『3000円のステーキ肉と10円のもやしの関係』4664

 まず、この関係はとても相性がいい、ということを申し述べておこう。
 値段は3倍、いや30倍、いやいや300倍も違うのだが、そんなことはお構いなし。
 相性とはそんなものである。
 こっちにはあっち、あっちにはこっちの関係。
 この方なしに私はあらず、の、唯一無二の関係。
 これからもずっとそんな関係でありたいと、10円のもやし君は思っているわけです。
 ああ、それなのに、それなのに、あなたは明日行ってしまうのね。。。

 (2016.08.19)   △このページのトップへ

 

『1週間のご無沙汰でした』4663

 この1週間、ブログも書かずに、ずっとお盆休みを楽しんでいた。
 と、書きたいところだが、そう書かせてほしいのだが、まあ、そう言ってしまうとうそになる。
 仕事もそれなりにしておりました。
 お盆休みの目玉だった「ZIP4秋田ツアー」(妻の学生の時のバンド仲間との恒例のツアー)は、めちゃめちゃ楽しかったが、楽しかった分、あっという間に終わり、その後はお盆の墓参りと続き、茨城の妹たちとも会い、それから歯医者さんに行ってクリーニングをしてもらったり、なんやかんやで、休んだんだか休んでないのか分からないままに、猛暑の中の各種夏行事は終わってしまった。
 それにしても、暑い暑い夏だなあ、今年は。
 そんなこんなしてるうちに妻はもうすぐ石巻に帰ってしまう。踊りのお稽古なのだ。
 ボクは、その寂しさを紛らすために市役所の友人に声を掛けてはいるのだが、彼も忙しいらしくボクと本当に遊んでくれるかどうか分からない。
 なので、ボクは自力であることに取り組むことにした。
 あること、というのはほかでもない。
 SAXOPHONEである。

 1840年代にベルギーの管楽器製作者アドルフ・サックスによって考案された。
 1846年に特許を取得している。saxophoneの名は彼にちなむ。
 元々吹奏楽団における木管楽器と金管楽器の橋渡しを目的に開発された。
 構造上、木管楽器に分類されるが、真鍮を主とした金属で作られており、木管楽器の運動性能の高さ、金管楽器のダイナミックレンジの広さを兼ね備えている。
 新しい楽器の恩恵として、洗練された運指、発音の容易さは他の吹奏楽器に類がない。
 クラシック音楽からポップス、ロック、ジャズに至るまで、様々な分野の音楽で用いられる。
 特に吹奏楽やビッグバンドには欠かせない存在である。
 管弦楽では使用されることは少ないが、曲によっては使用される場合もある。
 ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4本のサクソフォーンで演奏されるサクソフォーン四重奏は、クラシカルサクソフォーンの代表的な合奏形態のひとつである。
 サクソフォーン四重奏のためのオリジナル作品も多数存在する。
 様々な種類と大きさのものが存在する。
 現在、テナー・サックス、アルト・サックス、バリトン・サックス、ソプラノ・サックスの4種類がもっともよく使われる。
 クラシックではアルトが、また、ジャズ・ポピュラーでは、アルトとテナーが標準的に用いられる。(ウィキペディアより)

 そんなわけで、ボクはお盆にババメの家に帰り、家にあったSAXを持ってきた。
 もう20年近く吹いたことのなかったものだ。
 ケースの中はまだ新品同様だった。







 妻がいない間、ボクはYAMAHAの音楽教室に通うのだ。
 SAXを吹いて気を紛らわすのだ。
 そして、夢は、、、驚くなよ。
 世界屈指のジャズサックス奏者になることさ!
 56の手習いが始まる。

 (2016.08.18)   △このページのトップへ

 

『かせぐ』4662

 吉田拓郎がかつて『制服』の中でこう歌っていた。
 使うにたやすく、かせぐに辛い〜♪
 ボクたちのご金言は「かせぐに追いつく貧乏なし」。
 ご存じ、フーテンの寅さんの名せりふ。
 かせぐ、稼ぐ、かせぐ、稼ぐ。
 今日からお盆休みに入る。4日間だけだけど。
 お盆休みは使うにたやすい時節でもある。
 まあいいさ、何も「かせぐためだけに生まれてきた」わけでもあるまい。
 がば〜っと、お口も「がまぐち」も開けて過ごすぞ。

 (2016.08.11)   △このページのトップへ

 

『朗々と社歌を歌う夫婦』4661

 最近、社歌を歌う習慣が身に付いてきた。
 起きた時、始業の時、お昼の休憩時、終業の時、お風呂に入る前、入浴中、お風呂を出て水を飲んでいる時(コップを右手に持ち、左手は腰、視線は斜め45度上方)、寝る前、寝言で、と相当な回数歌っている。
 それも2人で。。。
 しかし、会社でもない個人事務所で働くボクたちにとって「社歌」とは何か?
 どこの何の社歌か?
 それは前にも少し書きましたが、妻のかつての職場、100年以上の歴史を持つも、十数年前に倒産してしまった大企業の社歌なのである。
 鉄工報国、鉄なり、人なり〜♪
 歌うとなぜか元気になるのだ。
「会社にいたころは一度も歌ったことがなかったのに、辞めて20年もたってこんなにこの歌を熱唱するとは思わなかった」
 妻が驚いて言う。
 ようし、もういっちょ、歌ってみるか!
 見よ我が熱鉄火はほとばしり、とどろく響音雲うち開く〜♪

 (2016.08.11)   △このページのトップへ

 

『山の日』4660

 今日は「山の日」で休みだという。
 休みはありがたいが、山の日って何?
 そー思って調べてみたが、分かったような分からんような、さっぱり釈然とした意味を持つものではなかった。
 でも、お母さんに「とにかく今日は休みなの!」と言われて、「やだやだはんた〜い!」と叫ぶような子どもじゃない。
 わ〜い! 理由がなんであれ、お休みばんざ〜い!!!
 で、山の日の今日、石巻方面から来客がある。
 そう、これで4年連続となる、妻のかつてのバンドメイト『ZIP』の秋田ツアーである。
 今回は「秋田温泉さとみ旅館」に泊まり、同室で6人、「まくら投げ大会」を催すことになっている。
 それまで「男鹿半島」に行って海で遊ぶことにもなっているのだが、「山の日」の今日、果たして「海」はやっているだろうか?
 いじけて休んではいないだろうか?
 そのことだけが心配だ。。。

 (2016.08.11)   △このページのトップへ

 

『凍える夜』4659

 凍える夜だった。
 夜中に思わず分厚い掛布団を掛けたが遅かった。また風邪をひいてしまった。
 寝る時は熱くてサッシを全開、腹も全開だったのに、ボクが不覚にも爆睡している時に思いっきり下がったのだ、気温が。
 寝際の汗が「寒イボ」に変わっていた。
 ああ、なんてこった!
 サウナから一転フリーザーの中だ。
 ちょっと、いいですか? 天気!
 あのさあ、一言言っていいですか?
 暑いなら暑い、寒いなら寒い、煮えるなら煮える、凍えるなら凍える、夏なら夏、冬なら冬、どっちか1本にしていただけませんかねえ。
 そんな中、というか、それにもめげずに2人とも今朝は5時起床で急ぎ働きをしている。
 勘忍してよね、まったく。
 ほら! 遠くでどっかのじいさんが「へえええっくしょん!!!」3回してるじゃないか。

 (2016.08.10)   △このページのトップへ

 

『薬味』4658

 もう暑くて暑くて、ろくに寝られないから、寝不足である。
 それでなくても虚弱児のボクばかりではない。
 あの頑強な妻までもがGAOっている。(GAOは男鹿水族館だが、このバアイのGAOは弱っているという意味)
 どうしよう。食まで細ってしまった。
 ボクたちはもう「細いもの」で「冷たいもの」で「のど触りのいいもの」で「美味しいもの」しか食べられなくなってしまった。
 ここんとこ、ずっとそーゆーものを食べている。
 そーゆーものとは、つまり「そうめん」である。
 これは美味いねえ。
 つるつるつるなんぼでも入る。
 朝から晩までそうめんを食っている。
 そうめんライフである。
 が! が! が!!
 実は困った問題が持ち上がった。
 そうめんはあるんだが、みょうががないのである。
 あと、練りワサビもなくなってしまったのである。
 ああ、悲しい。どうしよう。
 薬味のないそうめんでも満足できるだろうか?
 そうだ!
 わさびの代わりに「からし」はどうか?
 みょうがの代わりに「にんにく」はどうか?
 どうでしょうか?
 試す価値ありますかね?

 (2016.08.09)   △このページのトップへ

 

『このぴろん』4657

 日がなテレビをつけている人と違い、ボクらは生でテレビを見る習慣がなくなって久しい。
 したがって、「ニュース速報」というものがテレビから「ピロロン、ピロロン」という音とともに流れることはない。
 ただ、スマホからはごくごく小さな「ぴろん」という速報音が流れ、同時に画面上にテロップが映る。
 昨日はそれで「天皇陛下のお気持ち」を生で見ることができた。
 イチローの3000本安打や、リオ五輪の体操の金メダルもそれで知った。
 この「ぴろん」がなければ、大橋巨泉が亡くなったことをボクは一生知らなかっただろう。
 当然この「ぴろん」は、何か天変地異が起こった時も鳴るのだろうし、凶悪犯人が恐ろしい事件を起こした時も鳴るだろう。
 海の向こうでテロが起こっても、飛行機が落ちても、ミサイルが発射されても「ぴろん」「ぴろん」うるさいだろう。
 考えてみればボクたちは、圧倒的に「うるさいぴろん」「怖いぴろん」「喜ばしくないぴろん」におびえて生きていくのだなあ。
 いい「ぴろん」が聞きたい。
 「喜ばしいぴろん」ならもっと鳴ってほしい。
 が、なかなかそーゆー話題がなくなったね。

 (2016.08.09)   △このページのトップへ

 

『昔の人と今の人』4656

 昔の人と今の人は11歳違うんだよ。
 物知りの妻が言う。
 初めはなんのことかよく分からなかった。
 昔の人と今の人では平均身長が11センチ違うのよ、なら分かる。
 しかし、11歳違うと言われても・・・困った。
「つまり、今56歳のあなたは、昔の人でいえば67歳ってこと!」
 ボクは昔の人の67歳の顔をイメージしてみた。
 それってケッコーフケてね?
 その説明はよりボクの疑問を大きくした。
 よくよく聞いてみると、こういうことだった。
 今の人は昔の人より11歳若くなった。
 今67歳の人は、昔の56歳の人に匹敵するくらい若い。そういうことを言いたかったようだ。
 今51歳の人は、昔の40歳。
 今41歳の人は、昔の30歳。
 今31歳の人は、昔の20歳。
 今21歳の人は、昔の10歳。
 なるほど、これは肉体的な話だけでなく、精神年齢にも当てはまる話だと思った。

 (2016.08.09)   △このページのトップへ

 

『お荷物おまとめ台』4655

 今朝は猛暑の中を歩いてシェアカーを借り、マッツ先生んとこまで行ってきた。
 健康診断の結果を聞きに。。。
 うれしいことに、妻もボクも、特にこれといって、大問題はなく、ホッと胸をなでおろして帰ってきた。
 健康が何より大事であることは、先ほどの天皇陛下の「お気持ちビデオレター」にもよく表れている。
 そんなわけで、ちょっとうれしくなったのでデパ地下で「ささやかなカツオの刺身」などを買った。
 エスカレーターに乗ろうとすると、小さな台があって、そこにはこう書かれていた。
 「お荷物おまとめ台」
 ボクたちは、おまとめするほどのお荷物はなかったが、なかなか気の利いたデパートらしい気遣いだなあ、と思った。
 国民の気持ちを慮る立派な天皇陛下のようなご配慮だなあ、と思った。

 (2016.08.08)   △このページのトップへ

 

『オッケーマーク』4654

 朝起きたら右手の人差し指と親指がくっついて離れない。
 ???
 意味が分からない。
 まさか、一夜にして野口英世さんになったわけではあるまい。
 人差し指と親指がくっついてしまった状態でトイレに行った。
 困ったことに握れない。
 何とか用を足して、今度は歯を磨こうとしたが、歯ブラシが持てない。
 左手に持ち替えてみたが、今度はチューブのキャップが開けられない。
 口で開けて何とか磨いた。
「さっきからどうしてオッケーマーク出してるの?」
 妻に言われたが、こっちはオッケーどころではない状態だ。
 いろいろ不自由な状態で朝ごはんを作り、食べ、そして洗い、ようやく今、落ち着いた気持ちで昨夜を振り返っている。
 どうしてボクはこんな指になってしまったかを考えているのだ。
 一つだけ思い当たることは、酔っ払ったまま寝る前にアロンアルファを使ったことだ。
 何に使ったのかは思い出せないが、確かに使った形跡があるのだ。
 そして、不自由な指で、こうしてキーを打ちながらつくずく思う。
 ああ、これが人差し指と親指でよかったと。
 その時、鼻がかゆくならなくてよかったと。

 (2016.08.07)   △このページのトップへ

 

『熱中症指数・・・危険!』4653

 秋田市は危険です。
 今日は36度、明日は35度です。
 熱中症指数は『危険』となっています。
 部屋の中で涼しく過ごしましょう、と書いてあります。
 エアコンがあってほんとによかったなあ。。。
 今日が日曜日でほんとによかったなあ。。。
 問題は明日だ。マッツ先生に外出予定なのだ。
 取りあえず今日は涼んどこ。

 (2016.08.07)   △このページのトップへ

 

『出世する名前』4652

 海外文化事情に詳しい妻に言わせると、日本人だけなのだそうだ。
 呼び名が変わるのは。何の呼び名かというと、ボクを例に取ればこういうことだ。
 生まれた時は「靖」であった。
 田舎では「やすす」と呼ばれていた。あるいは「やっちゃん」あるいは「や」、あるいは「やす」、あるいは「やっし」などなど。。。
 それはいい。ニックネームのようなものだから。「真理ちゃん」でも「まりっぺ」でも「まりりん」でも「こまり」でもなんでもいいのだ。ニックネームだから。
 ところが、やがて結婚して子どもができたりすると、奥さんは旦那を名前ではなくこう呼ぶようになる。
 「お父さん」である。子どもでもない人から「お父さん」と呼ばれるのである。
 ボクのことを「お父さん」と呼んでいいのは子どもたちだけであって、妻にとっては「お父さん」などではない。
 それに便乗するかのように、親父であるトシゾーさんや祖母であるトミさんからも「パパ」などと、気色悪い呼び名で呼ばれていた時期がある。
 石立鉄男に成り代わって『パパと呼ばないで!』と言いたい場面であった。
 さらに孫ができると今度は「おじいちゃん」である。孫以外の人からもドシドシ「おじいちゃん」呼ばわりされるようになるらしい。
 まだ本物のおばあちゃんが生きていた場合などは、もっと話が込み入ってくる。
 本当のおばあちゃんから孫のボクが「おじいちゃん」と呼ばれるわけだからだ。
 急に、老夫婦の縁側での会話みたいになってしまうのである。
「ねえ、おじいちゃん」
「なんだい、おばあちゃん」
「ここんとこすっかり日が長くなりましたねえ」
「ああ、もうすぐお彼岸だものねえ」ズルズル(渋茶をすする音)みたいな。。。
 これは「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」のように、大きくなるにつれて呼び名が変化する「出世魚」の呼び方に似ていなくもない。
 しかし、これを「出世」と単純に喜んでいいものだろうか?
 日本人だけなんですってね。こういうふうに名前が立場立場で変化するのは。
 きっとお国柄でしょうね。
 主語や結論をはっきり言わない日本人。なんとなくあいまいファジーに物事をやり過ごす日本人。
 そういうものと関係があるような気がする。
 ちなみにボクらはお互い的には「ダーリン」「ダーリン」、対外的には「夫」「妻」である。いたって西洋的。

 (2016.08.05)   △このページのトップへ

 

『フランス人とジャパニーズしゃっぽ』4651

 おいしいワインでした。
 ごちそうさま!



 あれ? お帽子が変よ。
 なんだか妙だわ。



 あれ? あなたそんな趣味あったの?



 それともそのお酒も飲んだの?

 (2016.08.05)   △このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(4600〜4650話はこちら)

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