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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 
■「クリスマス」とかけて何と解く? (2行程度でどうぞ。長い人はinfo@officematroos.comまで)
■お名前(ペンネームでもいいですヨ)
■メールアドレス(できれば)

『CANDY』1050

 「あきらめよ」と 諭す回路に 君がそっと侵入してきて
 何食わぬ顔で 夢をチラつかす
 上手に包んで仕舞ったものが「飛び出したい」と疼いてる
 痛い記憶を最後に寝たふりしていたくせに

 柄でもないけど 会えると嬉しいよ 悩んだ末に想いを飲み込む日々
 ほろ苦いキャンディーが まだ胸のポケットにあった 気付かせたのは君

 多くのことを求め過ぎて 出来るだけ傍にいたくて
 そんなことしてる間に息が詰まる
 大抵 人はこんな感じで大事なもんを失うんだろう
 そして懲りもせず 君を欲しがってる

 みっともないけど すべてが愛しいよ ふと夕暮れに孤独が爆発する
 甘酸っぱいキャンディーが ボクの胸のポケットにあるんだ 君が食べておくれ

 昨日の夜 いつもの偏頭痛がボクを襲って 飲み込むタブレット
 やけに会いたくて 声が聞きたくなって

 みっともないけど すべてが愛しいよ ひとり夜更けに孤独が爆発する
 ほろ苦いキャンディーが まだ胸のポケットにあった
 ただ ひとつだけ 甘酸っぱいキャンディーが まだ胸のポケットにあるんだ
 君が食べておくれ (詞・曲/桜井和寿)



 (2011.12.14)   △このページのトップへ

『山場』1049

 代表の仕事は今日が前半の大きな山場だそうだ。
 今日も早朝6時前に起きた。
 目覚ましを2つもセットしても、やはり眠い。
 そして寒い。
 さあ、今日もお互いガムバリマッヒョイ!
 もうひと頑張りだ。 

 (2011.12.14)   △このページのトップへ

『行進』1048

 「我が道を 行くけど誰も 付いてこず」
 BSで伊集院がやってる「なんたら575」。その中でそういう投句があった。橋の欄干に上って、そこをスニーカーで渡っている写真に対して寄せられたもの。
 それを見てて、ボクはフト思い出したことがある。
 あれは中学の運動会だった。
 生徒会長だったボクは、先頭になって入場行進をすることになっていた。本部前では右手を大きく揚げて、凛々しくかっこ良く。
 後ろには重厚なブラスバンドが続くはずだった。そしてその後にクラス別選手団。うちの家族だけではない、ユウジおじさんたちも村の人もカメラを持ってみんな見に来ていた。
 ところが・・・。
 ボクがグランドを1周し終わって後ろを振り返ると・・・誰もいなかった。1人も。 
 やがてできあがったユウジおじさんの写真に写っていたのは、「我が道を独りゆく」残念な勇姿だった。  

 (2011.12.14)   △このページのトップへ

『干物が約束されたよ!』1047

 おばあちゃん、安心して!
 夕べ、カッツから電話が来て、
「あっ、もう始めてた? 晩酌なったの? あっ、そう、じゃあいいんだけども、今、渋滞だから電話してみたんだけど、ヤシのブログ読むと、おばあちゃん、随分干物食べたいみたいだね。ちなみに何の干物一番美味かった?」
 というようなことを言われた。
「あ〜、そ〜ですねえ、全部です、ぜ〜んぶ。アジサバカレイツボダイキンキ〜! みたいな」
「ああ、そういうものだっけ? いやあ、何買っていったか忘れちゃってさ、忘れたっていうか、まあ、覚えてないって言ったほうが正しいんだけども・・・」(同じ、同じ)
「ええ、そうです、そうです、アジサバカレイツボダイキンキ〜! みたいな、そういうラインナップでしたあ。キンキ〜! みたいな。ハハハ」
「あっ、じゃっ、まあ、そういうものも、じゃっ、まあ、ねえ、おばあちゃんも好きだっていうから、じゃっ、まあ」
「そうなんです、そうなんです、おばあちゃんが大っ好きなんで。アレ、高級ですもんね! でも、今在庫はサバとカレイ1枚ずつしかないもんで(モジモジ)・・・」
「いや、まあ、高級? コーキューってほどでもないんだけども、まあ、テーキューってほどでもないんだけども、まあ、なんて言うか、まあ、フツーだな。うん、フツーなんだけども、まあ、そう、それね、今渋滞なんで、ほらっ、おばあちゃんがそういうの好きだっていうから、ヤシのブログに書いてあったんでね、そうですか、まあ、分かりました。じゃあねえ、はいはい、じゃあ、まあ、別に高く、高くっていうか、高いわけではないんだけども、でもまあ、それなり、それなりっていうか、まあ、フツーだな・・・」
 カッツはテタクツネグ(「落ち着きなく」というような意味の石巻弁)何度も同じ話をリピートしながら、最後にこう力強く断言して電話を切りました。
「とにかく16日におばあちゃんは確実に送り届けますから!」
 さすが、カッツ社長! 強い責任感に裏打ちされたお言葉でした。
 そーゆーわけだから、おばあちゃん、安心してね!
 で、そのことを妻に話したら、妻は妻でこんなことを。
「やりぃ! これで干物約束されたね! じゃあ、残ってんの全部食べちゃおう!」 
 でもさあ、あと2日しかないよ! 赤魚とかも食べたほうがいいんじゃない? そろそろ白魚になってきてるよ!   

 (2011.12.14)   △このページのトップへ

『船上のメリークリスマス』1046

 戦場ならぬ「船上」で迎えるクリスマス。そういうのもステキだね。
 船上ったって、隅田川の屋形船とかじゃあないよ。
 まあ、世界最大の豪華客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」とまでは言わないけどね。

  

 (2011.12.13)   △このページのトップへ

『彼も忙しいね!』1045

 しばらく登場してなかったけど、ボクの友人「あるまんど山平」のホームページを見て驚いた!
 ちなみに『あるまんど山平公式ウェブサイト』は、昔ボクが作りました。へへっ、自慢ですよ。
 彼、これから年末まで激しく忙しいみたいですよ。いいことだね!
 さて、そのスケジュールのページに、12月17日(土)18時〜「Tierraフォークの日Xmasイベント」というのがございます。去年、トーエーとボクが『積善クラゲ』としてデビューした時のイベントがまた催されるようです。その模様は『積善クラゲへの道』に書いてます。
 しかもその下見てよ! ゲストToheiだって! これって、あのトーエーだろうか? トーヘイかな? トーヘイって誰? トーショーヘイなら知ってるけど。
 驚いたねえ。もしかしてあいつ来るのかねえ!  

 (2011.12.13)   △このページのトップへ

『嗜好が変わったよね』1044

 若い頃は、食べるものでも、見るものでも、聴くものでも「刺激」を求めておりやした。
 京風料理の薄い味を「何だこんなもん!」と味気なく思っとりました。
 小津映画に「それがどうした!」と冷たい視線を送りながら、その一方で、アクション映画やポルノ映画に鼻血を流していた時期もありました。
 たまたま今、押尾コータローのギターで杏里が「オリビアを聴きながら」を歌っているのですが、昔は「オリビアなど聴いてられるかい! そんなのは『柔いにいちゃん』の聴くもんだい! 男はハードロックよ、それもプログレッシブロックよ!」と跳ね返っていたこともあります。
 でもね、杏里、いいね。歌もこんなに上手かったの?
 本当にしみるのよね。メローなものが。
 明らかに嗜好が変わったね。
 手堅く言えば、年取ったってだけのことなんだけどさ。 (何だ手堅くって?)

 (2011.12.13)   △このページのトップへ

『キモコわりぃ!』1043

 ヘッドホンを付けてトトトトしている代表が、急にニヤケる。
 何やら面白いものをトトトトしているようだ。
(ニヤリ)
 ボクには何のことか分からないので妙な気分だ。
(ニタッ!)
 まただ。
 家政婦のニタッ! 
 な〜んちゃって! 外した? 面白くないね、全然。
「ふキャッ! ふキャッ!」
 何だ、何だ、何だ、不気味やなあ、もう!
「ぶぶぶぶ、ぶギャッ!」
 おいおいおい・・・。
 とうとう壊れたよ、こいつ!

 (2011.12.13)   △このページのトップへ

『お早う!』1042

 5時に起き、7時にゴミを捨てにいく。
 代表は超多忙につき、今日はボクだけで出掛ける。
 極めて珍しいことだ。
 硬い雪をザクザクッと踏みしめながら進む。
 おっと!
 転びそうになる。
 タマエっこばあさんに会う。
「お早う!」
「お早うございます!」
「おめもゴミだが?」
「うん、さみいねえ、ばあちゃん!」 
 朝のあいさつが気持ちよかった。

 (2011.12.13)   △このページのトップへ

『ショウテン』1041

 商店といえば「スズカク商店」。
 焦点といえば「タラコくちびるの松本清張」。
 昇天といえば「昇天ペガサスMIX盛り」。
 何のことかサッパリ分かんない? いいの、いいの、分かんなくって。
 でも、このショウテンなら誰でも知ってますよね。
 ♪タンタタ、ンタタタ、ンッタッタン! (パオッ!)
 さあ、その『笑点』のレギュラー、おなじみ我らが「笑福亭東栄」のお笑いが届きましたよ!
 面白かったら座布団あげてください。
 面白くなかったら座布団取り上げてください。
 今回は『クリスマス』のお題に返してくれました。分かり易いテーマですよ。一般読者も参加しやすい( 上目線ですみません) はずです。などど書いてあります。

[その1]
 クリスマスとかけて、大地にそそり立つエベレストに直面した登山者ととく。そのこころは、『畏怖(イブ)』があります。
 作者コメント) 新しい切り口です。ご容赦願います。
[その2]
 クリスマスとかけて、連立方程式ととく。そのこころは、Xがありmas。
 作者コメント) 私、数学を生業としています。
[その3]
 クリスマスプレゼントの提供者とかけて、鳩山元首相とときます。そのこころは、親からのプレゼントで何が悪い?
 作者コメント) 風刺です。
[その4]
 クリスマスのカップルとかけて、新商品発表会の時の競合他社ととく。そのこころは、プレゼン(ト)が気になります。
 作者コメント) 分かっちゃった?
[その5]少しマニアックですが…。
 クリスマスとかけて、株式投資ととく。そのこころは景気(ケーキ)とローソク(チャート)が必須アイテムです。
 作者コメント) 元敏腕経営者のヤッシ君、読者に説明してあげてね!
[その6]
 クリスマスとかけて、音信不通の女友達と久し振りに会って、別れる時ととく。そのこころは、親交(信仰)はないが、何故か送り(贈り)をしたくなる。
 作者コメント) 深いです。本当に深いです。大人の世界です。妻が読んでいないことを望みます(笑)。
※第2弾も期待してください!


 あのう、トーエーくん、最後の意味が分からんのだけど・・・。女友達? 送りたくなる? 深い? 分からん。誰のこと?
 それから「元敏腕経営者のヤッシ君」って誰? 分からん。誰だろ?
 そんなわけで、第2弾も期待してますよ。他のみんなも書いてね! このままじゃあ、「2人笑点」になっちゃうからね!

 (2011.12.13)   △このページのトップへ

『トシゾーさん近況』1040

 「五城目へドライブ」「書道クラブ」「華道クラブ」「12月誕生日の皆さん」・・・。
 これらの記事に全部、大きく顔写真付きで載ってます。
 「マイペースで元気に過ごされてます」「カラオケや散歩を楽しまれて」「誕生会では83歳のお祝いを」「クリスマス会もあります」・・・。
 担当者のコメントに、そういう言葉が踊っています。
 この方、めちゃめちゃ元気なんです。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『○○屋の復権』1039

 八百屋、果物屋、魚屋、桶屋、小間物屋、玩具屋、豆腐屋、金物屋、肉屋・・・。
 巨大スーパーの台頭によって、こういう「○○屋」が町から消えて久しい。
 そして、かつての商店街や繁華街は、軒並みシャッター街ゴーストタウンに姿を変えた。
 郊外に行かなければ、今はまともな買い物もできない。
 おのずと足のないお年寄りは「買い物弱者」にならざるを得ない。
 でも、これからはハイパー高齢化社会なのだ。
 お年寄りが歩いて買い物できるような「○○屋」の復権が望まれる。
 ここに「町おこしの鍵」があるような気がする。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『芸術家より職人さんが好き』1038

 自分を芸術家だと思っている人がいますね。結構周りに多いです。
 ○○展に出展したことがあるとか、○○賞を受賞したとか、芸術院会員ですとか、ペンクラブに所属してますとか何たらかんたら。
 そういう人よりも、もっと素朴な「職人さん」が好きです。
 無名でもいいんです。無名だからいいんです。確かな職人芸。シブイ! 粋だね! っての。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『購読紙』1037

 秋田魁という地方新聞が郵便受けに入っていた。
 ボクらは新聞をとっていないが、時々こうして購読紙が入ることがある。
 ハタハタの本隊が大群で押し寄せたという記事がある。男鹿市の北浦漁港。
 コラムにこんなのがあった。
「女に任せ切って困る経済がないように、男に任せ切って困る家事もない」 
 そのことを、うちらは地でいってます。その通りです。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『逆ナンパ塾』1036

 そういうセミナーがひそかな人気らしい。
 女が男をナンパするわけだから、女が受講する。男からアプローチさせる恋愛テクニックを学ぶんだって。
「真剣ですよ。受講生からよく聞くのは、上司みたいにはなりたくないという話。40代、50代の独身キャリア女性は、お金も地位もあるけど、とても幸せには見えないそうです。やはり女性ですから、ときめきたい、大恋愛の末に結婚したいという夢はある。ただ、婚活に熱心なあまり、合コンやパーティーに出席しすぎる女性も多い。それで逆に、男性に対するときめきが薄れてしまうという悪循環に陥るケースは少なくありません」
 とは、この塾の講師の弁。
 それにしても、いろんな講師がいるもんだねえ、トーエー。
「キャリア女性は社会情勢にも敏感。3月の大震災に加え、最近の金融危機で不安感が強まっている。だから結婚願望も、より強まっている。でも真面目だから、最初の一歩が踏み出せない。3〜4年は彼氏がいないという女性もザラで、何かのきっかけになればと思っているようですね」 
 へ〜、そうなんだあ。寒いとくっついて眠りたくなる。そんな心理なのかねえ。
 キャリア女性のみんなも大変だねえ。そしてまじめだねえ。
 「キャリアアンカー」とか、そんなこと言ってないで、そんもの捨てちゃって、ただ黙って好きな人に寄り添っちゃえばいいのよ。
 *「キャリアアンカー」ってのは、キャリアを選択する際に、最も大切な価値観や欲求、動機、能力のことを言うらしいです。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『足アッチ〜!』1035

 去年は足の裏に「ホッカイロ」のようなものを貼っていたが、今年は全く必要なくなった。
 コタツにファンヒーターの熱風を引き込む「ダクト」を取り付けたからだ。
 ダクトの出口はボクの足のところなので、足が焼けるように熱い。
 何もそこまで! というくらいアッツイ!
 とにかくこれは、この冬の我が家の大ヒット商品ではある。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『優勝パレード』1034

 ホークスの優勝パレードをUSTREAMで見つけた。
 杉内くんには「行かないで〜!」の声が飛んでいる。
 宗くんの陰で秋山監督の顔がほとんど見えない。
 SONちゃんは相変わらず満面の笑みではしゃいでいる。
 この中の相当数が、来年はここにいないことになっている。
 大丈夫かな? ホークス。



 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『6年前の今日』1033

 それは、トミばあちゃんが亡くなった日です。92歳になったばかりでした。
 朝の4時頃、病院からの電話で起こされました。
 その前々日の誕生日に、ボクは生まれて初めて「ギックリ腰」になって、絶対安静状態で寝てました。
 大雪の中、ボクはそれでも頑張ってクルマを走らせました。
 前も見えない吹雪の中、動揺して病院までの道を何度も間違えたりしながら、ようやく病院にたどり着いたものの、ボクはクルマから降りて歩くことができません。
 車いすに乗せられて、妻に押されて病室に入った時には、トミは既に亡くなっておりました。
 それにしてもあの年は記録的な豪雪でした。
 あれから6年、今年はカメムシが大発生して、また豪雪になるという予測もあります。オソロシイ!
 この6年の間に、ボクたちの周りでいろんなことが変わったようです。
 昨日、そんな話をしながら妻と飲んでました。
 ボクたち自身は、圧倒的に良くなったことのほうが多かったです。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『お気の毒だけど・・・』1032

 隣のケーコさんが、昨日、珍しく化粧をして、おしゃれ着を着て、ボクたちのところにやってきた。
 おいしそうな「栗五目おこわ」を手に持って。
 それを「明日、ばあちゃんの7回忌だべと思って」と言って差し出しながら、ボクたちにこんなことを言った。
「浅草の兄が亡ぐなったがら、今から葬式さ行がねばねえんだ。妹が夜行バスで行ぐって聞がねがらそれで行くごどになった」
 夜行バス? と聞いて、ボクたちは1年半前の『地獄の夜行バスツアー』を思い出した。あれで腰痛が再発したんだった。
 しかも今は冬。どうなることかと道中を案じた。
 でも、あんまり怖がらせてもしょうがないので、黙っていることにした。
 ケーコさんは最後に「アレさ何があったら救急車さ乗せてけれ!」と言って帰っていった。チビギャンのことであった。
 「アレ」なんて言ってるけど、本当は心配なんだね。
 そうそう、「栗五目おこわ」はすごく美味しかった。ケーコさんの作ったものは何でも美味い。
 おばあちゃん、大丈夫だよ。小分けにしてちゃんと冷凍してあるよ!

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『おばあのお許し』1031

 今日も代表と朝も早よから起きて頑張ってます。
 冬の朝に、それも5時とか6時とかに起きられる人って、そんだけで尊敬しちゃう。根性ショウブだもんね。ボクらも根性あるよ!
 だって本当に寒いんですよ。特に着替えの時が寒い。サムイボ、ブツブツ。
 メールを開けたら、おばあからこんなメッセージが!

 干物でも、なんでも、どんどん食べらい。
 身体が干物になったら、それこそ大変だよ。
 冬は寒いから体力が勝負じやよ。
 もうすぐ、みんなで行くから、乞うご期待。(おばあ)


 やりぃ〜!!! 
 でもね、干物どころか、身体のほうはね、すごいの! 肥えてて・・・。

 (2011.12.12)   △このページのトップへ

『髪バサバサ』1030

 妻の髪がバサバサだ。
 いわく「今日は誰にも会わないからいい」らしい。
 あるいは「ヘッドホンをすれば少しつぶれるからいい」らしい。
 ボクが言った。忠告するつもりで。
「そうは言うけど、ボクには会うんだかんね!」
 妻は、10秒固まってからこう言った。
「・・・忘れてた」

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『隠し芸もうひと作品』1029

 これは今、妻が認定した『五木ひろし』の物まねである。
 もちろんボクが演じるのだが、どうも今までの隠し芸の中で「ダントツでおもしろい」らしい。
「どうしてそんなに上手なの?」
「いやあ、不本意なんだけどね、ここへきて開花したみたいなんだよ」
 困ったものが開花したもんだ。

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『9ヶ月』1028

 発災から9ヶ月だ。
 被災地にも雪が舞う季節になった。
 ゆめゆめ忘れまい。
 あの夜、暗黒と絶望の淵に降った、冷たき隔絶の雪を。
 恐怖のあまり、何もしゃべれず、何も見えず、何も感じなかった、悪魔と過ごしたあの永遠の一夜を。

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『焼き魚食べてもいいですか?』1027

 おばあちゃんたちが来る日程が延びたことで、我が家の台所事情に深刻な問題が発生している。
 かつてカッツが持ってきてくれた「高級干物」がある。おばあちゃん用に少しとってある。
 だが、それを食べなければ生き残れそうもないのだ。
 そういうわけで、おばあちゃん、どうですか?
 焼き魚少し食べてもいいですか?

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『日曜当然出勤』1026

 代表と一緒に、今日も早朝出勤ですよ。
 ここんとこ朝は必ず雪が積もっていて、顔を洗う水も冷たい。
 さあ、今日も頑張るべぇ〜!

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『お株を奪う』1025

 52歳の誕生日だった昨日、エッセイ900回のお祝いにトーエーからもらっていたワインを開けました。
 で、何を食べたかと言いますとね。
 ハンバーグです。特製クリームソースをかけた。
 妻の誕生日にはいつも「ハンバーグ」なので、今回はそのお株を奪ったことになります。
 石巻のおばあちゃんからのバースデーコールでそのことを伝えると、
「あらあ、(ま)どおんなじだいっちゃ〜!」と言われました。おなかの大きいMEGUには、
「ハート形?」と訊かれました。いいえ、ごくフツーの大人っぽい(?)ヤツでしたよ。
 I家の奥様とエンちゃんからもお祝いの言葉をもらいました。
 それから、珍しいことに娘からもメールをもらいました。
 何か送るから住所教えてって書いてありました。
 最後のマロンケーキまで、シアワセな時間が流れました! ありがとう!
 2人とも、今朝はしっかり肥えてましたよ。

  

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『妻に褒められた』1024

「この大根、向こうに持っていっておこうか?」
 台所に置いてあった新聞紙で包まったものを指してボクが言った。
「何で分かったの?」
 妻が不思議そうに訊いた。
「えっ?」
「どうしてそれが大根だって分かったの?」
「ああ、そうね、何となく大根かと・・・」
「・・・すごい!」

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『謎かけ(巨匠からのまじめな6連発)』1023

 今回も真面目にむずかしかったな〜。
 いろいろな人が参加して楽しめるようにするために、テーマはもっと身近なものにしましょうよ。

[その1]
 わかりやすいのを一発……。
 トーエーとかけて、南国植物に生息するヤシガニととく。そのこころは、熱く生きる椰子(ヤッシ)と運命を共に(友に)してます。
 作者コメント)誉めすぎで〜す、気を使いすぎたかな〜。笑点で、司会者にゴマする円楽みたいで〜す。

[その2]
 トーエーとかけて、突然発症したデキモノととく。そのこころは、『あっ来た、湿疹だ(秋田出身だ)』。

[その3]
 トーエー(東栄)とかけて、漁り火とときます。そのこころは、『灯(ひ)がSEA(海)に栄えます』(東に栄えます)。  
 作者コメント)美しいです。情景が浮かびます。気に入ってます。

[その4]
 (予備校講師の)トーエーとかけて、甲子園の開会式の終わりととく。そのこころは、『一生懸命、宣誓(先生)をしています』
 作者コメント)本当に一生懸命やっています。ゲームセットが近いです(笑)。

[その5]
 トーエーの女房とかけて、刺身の付属品ととく。そのこころは、『ツマをたまには食べます』。
 作者コメント)シモネタで恐縮です。
[その6]
 トーエーとかけて、無料同然の安い墓石ととく。そのこころは、『ただの墓(バカ)ですが、地に足つけて、しっかり存在していま〜す(笑)』
※(少し早いですが)来年もよろしくお願いします!


 すごい! すごい! すごい! 結論が「ただのバカ」ってのもすごい!
 でもトーエーさん! あなたせっかく奥さんと温泉に行ったのに、こんなことばっかし考えてたんじゃ、ちっともくつろげなかったんじゃなくって?
 お気の毒でしたわね。奥さんもかわいそう。これがほんとの奥の毒(なんちゃって!)。

 (2011.12.11)   △このページのトップへ

『なんだい? この会話』1022

「私、急にホットチョコレート飲みたくなったなあ」
「ああ、いいね。東京とかに行くと、あるよね。オートバックスとかに」
「・・・」
「前に飲んだことあるような気がする」
「どこで?」
「オートバックスで」
「・・・違う!」
「えっ?」
「それを言うなら『スターバックス』!!!」

 (2011.12.10)   △このページのトップへ

『12/10 AMANOにて』1021

 トマトを買おうとしていた妻が、隣のおじさんに声を掛けられた。
「トマトは胃がんさいいどお!」
「えっ?」
「トマトさマヨネーズ付けで食べれば胃がんさたいしたいい!」
「はい?」
「テレビでもやってだ。オラ毎日食ってる」
「・・・」
 トマトは確かに体にいいのは分かるが、マヨネーズはどうだろう?
 おじさんはまだまだ話したそうだったが、先を急いでいたので、トマトをカゴに入れて「さよなら」した。でも、この人またトマト売り場で会いそう。これからは「トママヨおじさん」と呼ぼう。
 レジでは、新人の「チャイニーズマシーン」ちゃんに会った。テキパキ過ぎる機械のような動きの女の子である。顔は明らかに中国人である。この子の話はまた後でする機会があるだろう。
 レジが終わって、チラッと向こうのレジを見たら「マイケルおばさん」と呼んでいる、顔と化粧と髪型と動きがマイケルジャクソンそっくりのレジのおばさんと目が合った。このおばさんの話も後日したい。
 いろんな有名人に会う日だ。

 (2011.12.10)   △このページのトップへ

『私の外付けHDD』1020

 代表は最近ど忘れがひどくなった。
「あれあれあれあれ・・・あれ!」
「えっ?」
「あれあれあれあれ、あれに出てたアレよ!」
「えっ? 何に出てた何?」
「だからほらっ! アレにあれ役で出てたアレよ、あれ!」
「・・・」
「あ〜、んもう、誰だっけなあ、あれ」
「ああ、もしかして片岡鶴太郎?」
「そうそうそうそうそう、鶴ちゃん、鶴ちゃん。あんた何で分かったの?」
「・・・何となく」
 そーゆーことが多くなった。
「私の外付けHDDになって!」
 と言われた。
 外付けの記憶装置のことなんだって・・・。

 (2011.12.10)   △このページのトップへ

『北風〜君にとどきますように〜』1019



 どれだけたくさんの人に囲まれていても、
 なぜか1人でいるような気持ちがずっと消えなくて。
 でも無理に首を横に振っていたけれど、きっと誰もがみんな「違う」とは言えずにいるはず。
 誰かを愛したその時から、家族の意味さえ変わってしまう。
 手の届く距離で君を感じるたびに、かっこわるいくらい何も話せなくなるよ。
 明日もしこの雪が積もっているなら、小さく「好きだ」と言っても君に聞こえない。
 北風がこの町に雪を降らす。舗道の錆び付いた自転車が凍えている。
 今君がこの雪に気付いてないなら、誰より早く教えたい、心から思った。(槇原敬之)

 (2011.12.10)   △このページのトップへ

『M家大移動?』1018

 皇后様は、お正月の3〜4日に帰らなければならなくなってしまった。
 もっといるんだと思っていたのに・・・。
 突然降ってわいた、のっぴきならない「公務」(1月7日銀山温泉で開催される「兄弟姉妹会」)に間に合わせなければいけなくなったのだ。
 この場合、ボクが侍従長兼運転手になって送っていければいいのだが、代表含めてその辺り仕事の状態がどうなっているのか? という悩みがある。
 また、1月後半には「マドロスさんの7回忌」があるので石巻に行くことにもなっている。同月に2回も行ける余裕があるだろうか?
 皇后様は皇后様で、「アタクシは新幹線でもバスでも何でも結構でゴザイマス」と殊勝なことを申しておられる。
 M家でも、皇后様のお迎えは誰が? という話になっていたそうだ。
 二男の「さとし」くんが迎えに来るという話も浮上しているらしい。
 そうはさせまじ! とカッツが来ることを主張しているとも聞いた。
 だったらM家全員で正月早々秋田へ行っちゃえ! っていう極めてぶっちゃけた話も出てるとか。M家大移動?
 う〜ん・・・。
 んもう、皇后様ったら! ホント悩ましいんだから!

 (2011.12.10)   △このページのトップへ

『厳密な連絡網』1017

 昨日の朝、おばあちゃんから電話があって「ツアー延期」が伝えられたことは書いた。
 迅速かつ厳密な連絡網だった。
 おかげで、代表はクライアントさんにその旨を素早く伝達することができた。
 さらに夕べ、おばあちゃんがほのめかしていた通り、リエさんからも念を押すように「ツアー延期」の旨が伝えられた。
 念には念を! の精神である。
 ちなみに、おばあちゃんが日時の変更を伝えた人がもう一人いる。それは隣家の「スワシ」さんだ。
 スワシさんは「秋田ツアー」に合わせて、ボクたちに生ガキを持たせたいと思っているので、その入手時期の変更を指示しなければならないのだ。
 それにしても、なかなか厳密な連絡網ではある。

 (2011.12.10)   △このページのトップへ

『雪景色』1016

 起きたら雪景色だった。
 ・・・わけではなく。
 起きて、カーテンを開けて、窓の外を見たら雪景色だった。
 起きて雪景色だったらコワイ!
 そんなゲンカクなことはいい。
 軽井沢の天気は「晴れ」。でも、ここより寒いマイナス4℃。
 どうして軽井沢の天気をチェックしてるのかって?
 ふふふふふふふふ。

 (2011.12.10)   △このページのトップへ

『インターネットさまさま』1015

 いろんな意味で「さまさま」なんだけど、当事務所にとって、仕事面でのインターネット、なかんずく高速通信網の整備が果たしている役割は絶大です。
 信じられないことだけど、こんな田舎にいても仕事はガンガン入ってきます。
 その90%が東京からの仕事、関東圏に広げると95%を占めるんです。
 本当に不思議な時代になったものです。
 かつて、こんな田舎での仕事といえば、農業か炭焼きかくらいだったんだもんね。
 ボクが10年ぐらい前にイメージしていた「*ユビキタス社会」が、今明らかに現実になってきています。 
 今年は、お世話になった情報インフラと情報機器たちに感謝して「針供養」ならぬ「情報供養」でもしなきゃね!
 *「ユビキタスネットワーク社会」というのは、いつでも(24時間)、どこでも(こんな田舎でも)、誰でも、何でも(ボクらの場合は仕事先との受発注連絡網)がネットワークでつながっている社会を言います。

 (2011.12.09)   △このページのトップへ

『唇をかみしめて』1014

 今朝、早朝におばあちゃんから電話がきた。
 その時、締め切り直前で超忙しかった代表と、ボクもそれなりに忙しかったので、おばあちゃんと長話できなかった。
 彼女は、かいつまんで言うとこういうことを言った。
「12日に行く予定がカツの仕事の都合で変更になった。16〜17日になりそうだ。そのことは夕方リエからも連絡いくはずだ」
 で、最も伝えたかったのは次の内容だったようだ。
「そっちの仕事の状況を私はよく把握している。たぶん誰よりも。したがって、早く報告しなければ、取引先へのスケジュール変更とかいろいろあるでしょう。だからこそ私はこんなに早くに私は電話したのだよ」
 しかし、そういうおばあちゃんの真意を、ボクは上手く汲み取ることができないまま、妻に代わることもせずに慌ただしく受話器を置いてしまった。
 どうにか納品が終わって、お昼にタラ鍋の残りを食べながら、そのことを妻に話した。 
「今頃、唇をかみしめてるよ、きっと」
 そう言って、妻はおばあちゃんに電話をした。
 やはり、おばあちゃんはボクが思った通り、そのことを伝えたがって歯ぎしりしていたようだ。
「本当におかげで助かったわ!」と妻が言うと、
「んでしょ。私あんだだづの仕事、よ〜ぐ分かってるから!」だって。 



 (2011.12.09)   △このページのトップへ

『ラップ読み』1013

 ラップのリズムに乗せて物語を朗読したらどうだろう?
 それを「ラップ読み」と命名したらどうだろう?
 ボクがその先駆者になるってのはどうだろう?
 積善クラゲでやってみる手もなくはないな。
 問題は文章を暗記できるかだな。

 (2011.12.09)   △このページのトップへ

『ネコ科の夢』1012

 夕べ、妻は「トラ」の夢を見たそうだ。
 ちょうどその頃、隣でボクは「ライオン」の夢を見ていた。
 これって何か不吉なことの前兆ですか?
 それとも逆にいいことがある知らせでしょうか?
 夢占いに詳しい方、教えてくれませんか?
 えっ? 近々取っ組み合いの喧嘩になる? 
 マジすか? 気をつけよう。

 (2011.12.09)   △このページのトップへ

『ジョンレノン死後31年』1012

 ジョンレノンが銃弾に倒れて、昨日で31年。
 生きていたら今頃どうだったんだろうね。
 長く生きない方がよかったのに・・・と思えるような、生き恥をさらすような人も中にはいるけど、この人はきっと、生きていればもっともっとボクらに与えるものがたくさんあっただろう。
 惜しいことだ。銃弾が憎い。



 その銃弾を憎んでいる人がここにもいる。彼の生き方も、別の意味でボクたちは好きなんだよね。リンゴスターいいね。



 (2011.12.09)   △このページのトップへ

『スーちゃん』1011

 昨日「0(ゼロ)からの風」とかいう映画を観たんだけど、主役のスーちゃん(田中好子)の演技はなかなか良かったね。すごみが利いてて。
 キャンディーズの頃、ボクはランちゃん派だったんだけど、女優としてはこっちのほうがはるかに上手いね。「黒い雨」も良かったしね。
 日本映画界も惜しい人を無くしたね。

 (2011.12.09)   △このページのトップへ

『米屋吾左衛門鮓』1010

 別に回し者じゃあありませんが、『米屋吾左衛門鮓』は、創業明治35年、鳥取県米子にある会社である。
 以前書いたが、おばあちゃんとデパ地下で見つけて、その味に惚れ込み、年末年始もこれにしよう! と思っていた。
 ボクは昨日、インターネット通販で頼んだ場合、一体いつまで受け付けてくれるのか? いつまで届けてくれるのか? という疑問をフリーダイヤルで解決した。
 おばあちゃん、安心して! なんと年中無休よ!
 今年はおせちをやめたから、おばあ大好きな「かに」を1本と、妻の希望の「鯛」を頼もうね! そのくらいの贅沢いいよね。お正月だもの。

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『タラ鍋食って頑張ろう!』1009

 昨日は『タラ鍋』を食べました。
 かぼす酢とかぼす胡椒で食べる鍋は最高だ。
 キモやアラも最高だ。
 今日の昼の分もまだあるよ。
 今日も早朝出勤なので、それを食べて頑張るよ。

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『犬すべる』1008

 天使様と呼んでる家のおばちゃんが犬を連れて散歩していた。
 今朝、ボクらがゴミを捨てにいった時のこと。
 寒くて息は真っ白、道路も凍っていた。
 足の短いそのダックスフンドみたいな犬が、ボクたちのほうに来ようとして、天使様のばあちゃんの手を引っ張っていた。
 つるんつるん。
 この時期によく見かける「おっきな丸大ボンレスハム」みたいに、すべっては道路に転がっていた。

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『ハタサワキクノさん』1007

 ボクの祖父、周治さんは、31の時に中国河南省で死んだ。日中戦争です。
 その妹がまだ生きている。
 施設に入っているとはいえ、まだピンピンしている。
 ハタサワキクノさん、100歳。
 トミばあちゃんが嫁に来た時、まだ結婚していなかったので、小姑として一緒に暮らした時期もあった。
 たまたま、トミさんと同じ施設にいた時期に、2人を引き合わせたこともあったが、どちらもボケてしまってわけが分からなかった。
 その時、ボクのひげに興味を示し、ニコニコした顔で、ひげをさすって、
「おめえ誰だっけが?」と何度も聞き、ボクが答えると「そうがそうが」と笑い、またしばらくして「おめえ誰だ?」と聞いてきた。
 笑顔が福の神のような人だ。そして、キクノさんは子供を10人ももうけ、その全員がこれまた元気なのだ。
 生命力の源。
 キクノさんはそんな人だ。

 (2011.12.08)   △このページのトップへ

『(ア)マノか? ア(マ)ノか?』1006

 つまりどーゆーことかとゆーと、イントネーションのことです。あなたはどこにアクセントを置きますか?
 「ア」ですか? 「マ」ですか? はたまた「ノ」ですか?
 「ノ」に置く人はあまりいないと思うんだけどね。
 ボクたちはずっと「ア」に置いてきました。それが正しい発音だと思っていました。そのほうが都会的だとも思っていました。
 と、と、ところが、「マ」に置く人がいたのだ! 
 妻の話によれば、この前の『役員の忘年会』の時に、役員の妻たちは全員「マ」にアクセントを置いていたそうなのだ。
 tomatoの発音「ト(メイ)ト」やbananaの発音「バ(ナ)ナ」みたいな感じで「ア(マ)ノ」と言うらしい。
 どうも「ア(マ)ノのニグ(肉)んみゃぐにゃ!(美味くない)」とかって使っているみたいです。
 でも、どーでもいいことだけど、ちょっと田舎臭いとボクは思うんですね。あるいはメチャメチャ外人っぽいかどっちか。
 同様にボクの名前も「や(す)し」と真ん中にアクセントを置いて言う人がこの辺では圧倒的に多い。もっと正確に言えば「や(す)す」なんだけどね。なまってんの。ボクとしてはできれば「(や)すし」と呼んでほしいんだけどね。
 まっ、そんなこたあどっちでもいいか。
 そんなことを考えてたら、妻が急に「アマノ音頭」を歌い出した。
「ア〜〜マ〜〜ノ〜〜〜♪ それっ! 月曜火曜はア(マ)ノですう〜♪」
 あっ!
 ア(マ)ノが正しいんだ!!!

 (2011.12.08)   △このページのトップへ

『何でも大賞2001』1005

 発表しま〜す!
 輝く我が家の「家電部門」第1位は・・・。
 「電子レンジの陳」さ〜〜〜〜ん!!!
 パチパチパチパチ。
 続きまして「住まい部門」第1位は・・・。
 「おばあちゃんの部屋」さ〜〜〜〜〜ん!!!
 「下着部門」第1位は・・・。
 ボクのモッコリ「ベストポジション」さ〜〜〜〜ん!!!



 この2枚は、ボクの誕生祝いに妻が買ってくれたものです。今日届きました。
 赤いほうには「なんぴとたりとも・・・オラの前は、走らせねェッ!!」と書いてあります。
 んぐっ、燃えるぜ!

 (2011.12.08)   △このページのトップへ

『接客態度』1004

 どこのお店かは申しませんが、2万円(or 24000円)の「おせち」を逃した割烹仕出し屋がある。接客態度が最悪だからである。
 その一方で、この町には、接客態度がいいので、毎回毎回お花を買っている花屋さんがある。
 接客態度の善し悪しが売り上げを決める。栄枯盛衰の理を表す。当たり前のことだ。
 今時「感じワル〜!」のままで、エバッていられるのは、こんな小さな町だからだよ。井の中の蛙ってわけ。
 板前さんはいいんだけどね。受付と女中は全然ダメです。ランクは「梅」以下です。完全に名前負け。(そう言うと分かっちゃう?)
 それに引き換え、ボクが今お仕事をしている神奈川県の仕出し屋さんはサイコーですよ!
 お客さんのことを本当に親身に考えて、暖かいおもてなしをしているんですもの。
 いろいろ考えて、今年は「おせち」はやめることにしたけど、もし来年、頼むんならこちらのお店にしようかと思っているくらいです。
 接客態度って重要だよねえ。
 今更誰も教えてくんないんだろうけどねえ。
 でも、ああいうことやってると、売り上げは確実に落ちるわな。

 (2011.12.08)   △このページのトップへ

『トーエーも頑張ってるねえ』1003

 彼、2ヶ月ぶりの連休なんだって!

 ことなひまめ事務所も忙しそうでなによりです。俺達も2ヶ月ぶりの連休なので、温泉に行くよ。
 歳いって頼られるのは、いい仕事をしてる証だと思う。真理ちゃんも、確実にそうだろうな〜。
 俺もいつまで頼られるか分からないが、東北人は、他人様から頼られると弱いんだよね。
 自分の本当にやりたいこと、周りから要求されること、いろいろなしがらみを考えると、複雑です。
 早く、お前と会って呑みたいよ! 


 いやあ、温泉でゆっくりしてきてください! それから今回のお題『トーエーとかけて』についてこんなことも。

 ヤッシ、今回のテーマは一般的ではないではないの?
 身内ネタで、投稿もやりにくいのでは? 俺は嬉しいけど……。
 それでもというなら、真剣に考えますが……。


 なんの、なんの、ご謙遜を! 
 今や「トーエー」という名称は「石巻のおばちゃん」に次ぐ、当ブログの定番、売れっ子、引っ張りだこアイテムよ!
 自分を何かに例えてみるってのも、自分を知る意味でも面白いかもよ! 温泉で考えてくださ〜い!

 (2011.12.08)   △このページのトップへ

『うたのおばあさん』1002

 「うたのおばさん」として知られた松田トシさんが、96歳の天寿を全うして亡くなった。
 ついこの間、おばあちゃんに「うたの指導」というか「腹式呼吸」を教わった時、この人の話になり、「もう死んだかな?」「いや、聞かないよ」みたいなことを言っていたばかりだったので多少驚いた。
 でも、これはもう本当に天寿全う以外の何者でもないよね。
 「うたのおばさん」が「うたのおばあさん」になって、一番最後は「カナリア」になって天国に帰っていかれたんだね。
 大晦日には「ああ、あなたちょっと呼吸法ダメねえ」とかお上品に言いながら、天国の審査員席で紅白を観ていることだろう。
 合唱、もとい合掌!



 (2011.12.07)   △このページのトップへ

『ふうちゃん、ありがとう!』1001

 五所川原のふうちゃんから、またまた『死ぬほど美味しいリンゴ』が届きました!!
 これ、マジ美味いんだよねえ。赤と黄色の2色セット!
 リンゴといえば椎名林檎という人がいますよね。
 ボクたちは、NHKの朝の連ドラは、必ずおばあちゃんに評価を聞いてから「観る、観ない」を決めてるんですが、今回の『カーネーション』は面白いというので観てます。
 土曜日にBSでやっている1週間分のを録画して。
 おばあちゃんは、この道の達人で、以前『ゲゲゲの女房』も『かもかのおっちゃん』(正式には何だっけ? そうだ、『芋たこなんきん』だった。田辺聖子さんのやつ)とか、彼女が面白いと言えば必ずブレークしてました。
 そんなわけで、今やってる『カーネーション』の主題歌を歌ってるのが椎名林檎なんですね。
 紅白も出るみたいですよ。
 で、その椎名林檎がものすごく影響を受けたという、すごく古いけど今聞いても新鮮な曲を紹介します。(なんでボク知ってるんだろ?)
 丸山圭子『どうぞこのまま』。何となく『カーネーション』の主題歌ともダブるよね。

 

 (2011.12.07)   △このページのトップへ

■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜1000話はこちら)

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