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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 
■2行程度でご意見、ご感想をどうぞ!(長い人はinfo@officematroos.comまで)
■ペンネーム

『長くなればなるほど』1900

 長く住んで、この田舎でいろんなことを体験して、いろんなことを知れば知るほど、ボクはこの地を離れがたくなった。
 離れがたくはなったけど、逆に離れたくもなっている。最近そんな思いが強くなった。
 来た頃は、妻の天敵のクモなど平気で退治できたのだが、最近は簡単に殺せなくなった。
 情が移ってしまったのだ。虫にも人にも土地にもだ。
 長くなったなあと感じる。
 居過ぎたなあと思う。
 そろそろ潮時を予感する。
 でも思い切れるだろうか?
 そんな勇気はあるだろうか?
 何よりも引っ越すだけのお金はあるのか?
 2人合わせて100歳の後半生を生きる場所はここでいいのだろうか?
 いろいろ考える。
 手遅れになる一歩手前の、脆弱な足場の上で、2人して今、彼岸の景色をまぶしく眺めているのだよ。

 (2012.06.12)   △このページのトップへ

『ああ勘違い』1899

 最近FACEBOOKをやっていて感じるショックは、こちらが「お友だちリクエスト」しても「お友だち承認」してくれない人がいることだ。
 ボクは友だちだ、親しい人だと思っているのに、相手はそう思ってくれていなかったという事実を突きつけられた時、やっぱショックです。
 ああ勘違い。
 まあそうーゆーことですわな。

 (2012.06.12)   △このページのトップへ

『ゆらぎおふいす』1898

 今日は5時起床で仕事に精を出している代表。
 ボクは例によって「コーヒー」でお仕えしている。
 さて、今気付いたのだが、ボクがいつも「トトトトトト」と表現している、代表のキーボード打ちの音ですが、よく聞いてると何かの音に似ていることが分かりました。
 それは目の前にいる時よりは、戸板ひとつ離れた、例えばトイレの中に響いてくる音がよりそう感じられます。
 どういう音かというと、「清流のせせらぎの音」。
 または「野鳥のさえずりの音」です。
 どちらも「ゆらぎ」です。心に優しい『アルファ波』です。
 さっきトイレの中で、ボクはその音の響きを聞きながらリラックスして放尿しておりました。
 ことなひまめ事務所は「ゆらぎおふいす」。
 癒されます。

 (2012.06.12)   △このページのトップへ

『ピッピ』1897

 この間の『さなぶり運動会』の打ち合わせでのことだ。
「スタートのピストルの用意はどうなってますか?」
 そんなボクの素朴な質問が発端だった。
 まず会長がこう言った。
「なんも、ピッピでやる。ヨシカズ、ピッピあるべ?」(会長)
「ピッピは公民館で貸してもらいます。公民館にはピッピ2つあるそうだす」(体育部長)
「なんもや、ピッピ、2つだば足りないべ」(副会長)
「ピッピ、5つも用意しねばだめだ。ピッピ5つだ」(会長)
「んだな。いつ誰がピッピ吹くか分からないもの、役員全員さピッピ渡しておがねばダメだ」(納税部長)
「あ、ちなみにボクはピッピ要りません。ボクは音響とアナウンスなんで始終本部におりますから」(会計=ボクも、仲間はずれになるのが怖くて「ピッピ」と言ってみた)
「おめえは関係ねえ。ピッピあっても仕方ねえべ。まず黙ってろ!」(副会長)
「ヤススの分除いて全部でピッピ6つ買っておげ。な、ヨシカズ、ピッピ6つだぞ、ひもっこ付いたピッピ6つ」(細かい会長)
「ああ、はい。ピッピ公民館から2つ借りるから、残り5つだすな」(体育部長)
「なも、ほでね! おめ、計算もできなえのが! バガ! ピッピ6つ引くピッピ2つでピッピ4つだべ、バガ!」(計算できる会長)
「あっ、さい(しまった)!。んだんだ、あいい、おい、なしてこうバガだべが?(どうしてこうバカなんだろう?)」(体育部長)
「ピッピ、アマノさ行けば売ってるはずだ」(事情通の会長)
「安いもんだべ、な、ピッピ」(副会長)

 皆さん、「ピッピ」って何か分かりましたか?
 このように「ピッピ」が多出する会議だった。(数えてみたら、これだけの会話中につごう20回くらい登場している)
 この話を妻にすると、妻は死ぬほど笑ったので、エッセイに書くことにしたのだが、そんなにおかしいですか? ピッピの話。

 (2012.06.12)   △このページのトップへ

『ラタトゥイユ』1896

 ラタトゥイユ(仏: Ratatouille)とはフランス南部プロヴァンス地方、ニースの野菜煮込み料理である。 ナス、ピーマン、ズッキーニといった夏野菜、香草などをオリーブ油で炒め、トマトを加えてワインで煮て作る。うまみを出すためにベーコンなどの肉類を入れたり、ニンニクや唐辛子を用いる工夫がある。
 そのまま食べるか、パンと共に食べる。パスタソースにすることもある。白ワインとよく合う。熱い状態で食べてもよいし、冷やして食べてもよい。
 語源はフランス語のTouiller(かき混ぜる)で、初めのRata-は軍隊言葉で「ごった煮」という意味である。(ウィキより)

 それを、こないだ買った『オレンジページ』を基に、妻がセッセと作ってくれました。
 これがその写真です。夕べは作っただけで、この方は今日のお昼に冷製で食べる予定になってます。味見をしたけどメチャグッとくるお味でした。



 夕べはこれを食べました。『アコウダイ(と思われる)の皮目カリカリ焼き(特製アンチョビソースがけ)』です。繊細で上品な脂がのってて美味かったなあ。



 (2012.06.12)   △このページのトップへ

『若鮎踊る』1895

 さっき、体育部長の(よ)さんに頼まれて「グランドゴルフ大会のご案内状」を打とうと思って、時候の言葉をしらべていたら、そういうシャレた表現があった。
 今年度いっぱいで閉校になるわが母校『馬場目小学校』の校歌のしょっぱなの歌詞が、まさにそういうものだった。

 若鮎踊る清らな川が 移した岸の眺めを縫って 村をひとつに結んでる

 村をひとつに結ぶといえば、まさに『さなぶり運動会』はそういう目的で行われる。
 ボクの予想に反して、準備段階からなかなかの盛り上がりをみせている。
 ボクは、歯医者さんから戻って今、そのためのBGM用の曲をYOUTUBEからダビングしている。
 結構時間と手間がかかる。
 でもまあ、そういう曲を聞いていると、お年寄りが「豆うつし」で慌てて豆を落としている光景や、子どもたちが「パン食い競走」で大口を開けて食いついている光景が目に浮かんで、思わず微笑んでいる自分がいる。
 今日は珍しく仕事のない妻が、脇で裁縫をしながら、ボクのそんな様子を、これまた目を細めて見ている。
 晴れて初夏のさわやかな風が吹く、何とも平和的色彩の1日だ。
 薪ストーブの煙突の煤を払ってようやく片付けたし、トイレもきれいに掃除した。
 布団も外に干した。
 気持ちがいい理由はそればかりではない。
 あれほど長くボクを悩ませ、妻などにトバッチッた「歯」と「鼻」の具合が、ようやく完治の方向に向かっているからだ。
 ゲンキンといえばゲンキンだけど、若鮎釣りにでも行きたい気分だね!

 (2012.06.11)   △このページのトップへ

『1年3ヶ月』1894

 あの日からそれだけの月日が流れた。
 もうそんなに? とも思える。
 たったそれしか? とも思える。
 ボクらは何が変わっただろう。
 結婚したり子どもができたりと、人生が大きく変わった人もいるだろう。
 家をなくし家族を亡くし、そこから立ち上がった人もいるだろう。
 でも、少なくともこの国の政治家や高官だけは、震災以後も全然変わっていないような気がする。
 被災地から遠く離れれば離れるほど、地域が広がれば広がるほど、人々の意識は希薄になっていく。痛みや辛さの濃度は希釈される。
 同じように、人々の「記憶」もまた、時間が経てば経つほど薄らいでいくものだろう。
 だが、またあの悲劇を繰り返さないために、ゆめゆめ忘れてはならない。
 震災は忘れた頃にやってくる。
 あの日を忘れないことが、再び震災に遭わないための、ボクたちにできる唯一の手段なのだから。

 (2012.06.11)   △このページのトップへ

『さなぶり運動会でのボクの担当』1893

 「さなぶり運動会」は24日なので、あと2週間となった。
 昨日はそのための会議があった。
 ボクの担当は「音響」と「記録」と「司会進行」である。
 まず「音響」係の仕事だが、うちにあるぶっ壊れたカラオケの機械を修理して音が出るようにするところから始まる。
 マイクをつないでアナウンスができたり、ラジカセをつないでBGMが流せるようしなければならない。
 また、運動会用のBGMは、YOUTUBEから録ってCDにダビングしておかなければならない。
 それから「記録」係としては、カメラを持って、走る人、転ぶ人、食べる人、その他を撮りまくらなければならない。
 音声と映像と司会を1人3役でやるのはきつい。
 きついが、やりがいもあるってもんだ。
 なんだかちょっと盛り上がってきたぞ。
 とにかく雨が降らなければいいね。

 (2012.06.10)   △このページのトップへ

『ブーマー』1892

 ブームは「シコウの連鎖」によって起こる。
 シコウは「嗜好」と「指向」や「思考」を指す。
 小さな輪が大きな輪になっていくためには、それを仕掛ける人がいる。
 仕掛ける人がいれば「仕掛けられる人」がいる。
 だが、本人は仕掛けられたとは思っていない。
 自分の感性が機敏に反応して、それを捉えたぐらいに思っている。
 そして、まだブームに乗ってない人を「おっくれてる〜」と思う。
 結果的に、その優越視が、次なる仕掛けを作る。
 このようにして、小さな輪が大きな輪、マイブームがアワブームになっていくのだ。
 気付かずブームを作っている人たちを「ブーマー」と呼ぶならば、ボクも今、FACEBOOKにおいて、立派なブーマーである。
 友だちも13人になった。今日は大好きな「カンベエ」さんともお友だちになった。
 余談だが、昔、阪急ブレーブスにそういう名前の外人選手がいましたね。
 こんなオモロイ人でした。

 (2012.06.10)   △このページのトップへ

『オバタリアンにもの申す』1891

 さっきのエッセイの続きです。
 映画が終わって、そそくさと例のオバチャンたちは帰っていきました。
 あんたら一体何しにきたの?
 恥じらいや涙腺はどこに置いてきたの?
 ボクは、そんな冷たい視線を送っていたんだけど、彼女ら全く知らん顔でした。
 ちなみに、この映画のリーフレットには、こんなステキなコピーが付いています。

『すべての日本人が涙した、映画史上最も切ない愛の物語りがよみがえる。』

 でも、ボクははっきり見ましたよ。
 その3人のオバチャンに限らず、その日観ていたすべてのオバチャンは、誰1人として涙などしていませんでしたよ。名キャッチコピーが泣きますよね。
 それにしても、相変わらず「オバタリアン」は恐るべしですなあ。
 日本は今、この人たちの「ズーズーパワー」によって牛耳られているんですからねえ。怖い怖い。
 闇に紛れて劇場にまで潜んでいるとはねえ。
 ゴソゴソガサガサ、まるでゴキブリかネズミみたいですねえ。
 あ〜あ、うかうか映画館にも行けなくなりました。

 (2012.06.09)   △このページのトップへ

『待望の「ひまわり」をついに劇場で観た2人の、涙なしには語れない映画よりも悲しい物語』1890

 ボクらが席に着いたのは上映数分前でした。
 珍しく映画館は混んでいました。それでもまあ30人ほどですけど。
 ボクらは、ボロボロ泣いてもいいようにと一番後ろの席に座りました。
 間もなくブザーが鳴って場内は暗くなりました。そして予告編が始まりました。
 それが終わり、いよいよ『ひまわり』上映です。自ずと期待と緊張は高まっていきました。
 始まりました。画面いっぱいのひまわり畑がきれいでした。やっぱり劇場はスケールが違うと思いました。
 そしてあの曲がフルボリュームで流れていました。心を揺らすマンシーニの音楽。これぞ劇場サラウンドの迫力です。
 ♪タララ〜ララ〜ララ〜♪ タララララララ〜♪
 ボクはもう、この段階で涙が出そうでした。
 ポケットからハンカチを取り出し、それを強く握っておりました。
 妻の顔をチラッとのぞくと、妻の横顔にも「ワタクシ、今日はどうしても泣かせてもらいますからね」という気高い意志のようなものが感ぜられました。
 ソフィア・ローレンが映りました。役所でいきなりテーブルをバンバン叩いて怒っている場面。
 ボクは、実は、ここで泣いてしまいました。これから流れる悲しい回想シーンを想像して、「前もって君」は前もって泣いてしまったのでした。
 いいなあ、いいなあ、いいなあ。やっぱり映画館で観る「ひまわり」はいいなあ。そう思っておりました。感動しておりました。
 その時でした。
 バリッ! バリバリバリバリッ!
 前方左側でいきなり音がしました。
 ポップコーン(たぶん「コイケヤポップナウ」)の袋を破る音かと思いました。
 ガサッ! ガサガサガサガサッ・・・。
 今度はそういう音がしました。ポップコーンをつかもうとして手を入れた時に袋が鳴る音かと思いました。それはかなり長い間続きました。おそらくポップコーンを食べ切るまでだったのでしょう。
 やっとその音が止んだ頃、スクリーンではアントニオがシベリアの雪原で死にそうになっていました。
 ボクはちょっとムッとしました。かなりの長い時間、ボクの意識は誰かの「コイケヤポップナウ」に釘付けされていたからです。
 その時です。
 今度は右前方で「ガザガザガザガザッ」と音がしました。
 暗い中で目を凝らすと、バックの中から何か食べ物を出しているオバチャンがいました。
 食べ物が何かは分かりませんでしたが、そのオバチャンはどうも連れが3人いるようで、そちらにもその食べ物を回しているようでした。
「うめ、うめ」という声も聞こえてきました。
 そのうちに今度は別のオバサンも何か食べ物を出したようで、「ボリッ、ボリッ」という音も混ざってきました。せんべいかもしれません。
「うめ、うめ」「ボリッ、ボリッ」を聞いているうちに、映画のほうはもう中盤にさしかかっておりました。
 ソフィア・ローレン扮するジョバンナが、1人重いカバンを持ってロシアで夫捜しをする切ないシーンです。
 この辺りになっても、彼女たちの「うめ、うめ」「ボリッ、ボリッ」は止まず、それどころかむしろ激しさを増しています。
 よく見ると、3人は全く映画を観ていません。
 そのうちペチャクチャ私語も始まりました。
 ボクからよく見える一番左のオバチャンは、ケータイを取り出して何度もそれを見ています。時間を確認しているのかメールを見ているのか? 「早く終わんないかなあ」「今日はお昼、どこで何食べようかなあ」そんなことを思っているようです。
 さすがに穏便な妻も、この辺りでイライラしてきたようでした。
 ボクはボクで、彼女たちの前に行ってこんなことを言おうと思っていました。
「こらっ! 劇場のマナーを守れないなら出て行ってくれ!」
 まあ、もちろんそんなことができるはずもなく、イライラしながらも黙っておりましたよ。
 終わったら顔しっかり見てやるぞ! くらいの気持ちでね。
 そんなこんなで映画は終わってしまいました。
 映画に没頭できなかったボクは1滴も泣けませんでしたが、妻はそれでも頑張って入場料1000円分は泣いたそうです。この方、なかなかシッカリしてます。
 長々書いてきましたが、これがボクらの「涙なしには語れない映画よりも悲しい物語」でした。おしまい。

PS 口惜しくて、夕べは家のDVDでもう一回観ましたよ。そういえば、『ベニスに死す』の時も家でまた観たっけ。 

 (2012.06.09)   △このページのトップへ

『今日は何の記念日?』1889

 記念日でもないのにこんなもん食べていいんですか?!



 怒るでえ! ったく! 『茄子と鶏もも肉のアンチョビにんにくソースがけ』。ソースは、オリーブオイルにアンチョビとにんにくを入れて香ばしくなるまで揚げます。これ絶品の逸品。



 こちらは『アボカドとカリフラワーとお豆さんにクリームチーズドレッシングを絡めて召し上がります。



 そしてワインはこちら。ボクらとしては珍しいオーストラリア産。『WINE MEN of GOTHAM』というちょっと風変わりな名前。ですが、ホッペの脇に「梅干しガム」のような風味の酸っぱい刺激があって超おいしかった!
 いつもいつもごめんごめん。

 (2012.06.09)   △このページのトップへ

『ヒゲとボイン』1888

 まずはこの歌を聴いてほしい。
 ユニコーンの「ヒゲとボイン」だ。はるか昔の歌だ。奥田民生も若い。 
 で、そのことは一回忘れてくださいね。
 今日、ボクらは秋田市に行き、「ひまわり」を鑑賞してきたのだが、そのことも忘れてください。明日詳しく書きます。
 で、で、で、全部忘れたところで聞いてくださいね。
 今日ボクたちは「YAYA」で食事をしました。秋田フォーラス8Fのイタリアンレストランです。店内はすごく混んでて15分ほど待たされました。
 今日もたまたま「8」の付く日だったのでパンが無料でした。ボクらはそれぞれ違ったパスタを頼み、それはそれですんごく美味しかったんです。
 で、何を書きたいかと言うと、前にも書いたけど、ここにはエグザイル風のお兄さんがボーイとして働いています。以前、薬を飲もうとしていたボクに『やや熱めの白湯』を持ってきてくれた親切な人。
 今日も彼がいて、ボクたちを案内してくれました。
 妻は彼の顔が「ウッチャンナンチャン」の「ナンチャン」に似てると言いますので、2つ併せて『エグザイルナンチャン』と呼ぶことにしましょうか。略して『エグナンチャン』、もっと略して『エンチャン』。あれ? どっかで聞いたぞ、その名前。そうだ! ジイジイだ、ジイジイ。石巻のジイジイ。
 それはそうと、こっちの若い『エンチャン』は、今日も冴えていましたよ。
 これ、オーダーの時の会話です。ねえ、ふるってるでしょ?
「・・・かしこまりました。それでお飲物は?」と、彼。
「あっ、そっか、そうだね、えっと・・・」と、焦るボク。
 ボクらちょっと慌ててメニューを見る。
「エスプレッソとか?」と、彼、涼しげな顔で。
「えっ?」顔を見合わせて、彼の顔を見るボクら。
 驚いたことに、このように『エンチャン』は、いつもボクたちがオーダーする飲み物をしっかりと記憶していたのでした! 「気配り第2弾!」ってわけ。
「えええええ〜〜〜〜!!! なんで分かったのおおお!」
 大いに驚くボクたち。
「ええ、まあ・・・いつもそれかと・・・」とか言って照れるエンチャン。
「そうそう、それにして! 2つ。しかしすごいなあ、君ぃ!!!」
 それから彼がいなくなって、そのことを確認したボクらはこんな会話をしました。ホソヒソ声で。
「でもさあ、すごいけどさあ、ホントはさあ、今日は暑いからさあ・・・」
「うん。コーラとか飲みたかったでしょ?」
「そう。ホントはジンジャーエール飲みたかったんだよね」
「私もアイスコーヒーにしたかった」
 まあ、そんなこんなで、彼(エンチャン)には全く罪はないのだけれど、ちょっと困ってしまった場面でしたね。
 もう1つ、どうして彼(エンチャン)が、ボクたちのことをこんなに詳しく知っているのか疑問でした。
 妻はこう言いました。
「私たちのこと好きなんじゃない?」
「そっかなあ?」
「それと・・・」
「それと?」
「やっぱり容姿が変わってるからじゃない?」
「ボクのヒゲ?」
「そう」
 ボクは、なるほどと思いながら、冒頭の歌を思い出したわけです。 
 妻がボインかどうかは、まあいろいろ主観の問題もありますので・・・ええ、まあそんなわけです、はい。

 (2012.06.08)   △このページのトップへ

『外から中からみんなお茶』1887

 新茶を生協で購入した。
 出がらしを乾燥して「消臭芳香剤」として使い、最後は『お風呂の入浴剤』として使ってみた。 
 ティーバックが壊れてしまい、お風呂そのものが「巨大なお茶の湯のみ」化したが、何というかいい感じで、疲れが取れるような気がした。
 キモコよくお風呂を出てから、今度は水出しして冷やしておいた『新茶』をグビグビ飲んだ。
 外からも中からもお茶を吸収したわけだ。
 パジャマに着替えて、『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』というピーター・セーラーズ主演(3役)の確かに異常な映画を観て早めに寝た。
 朝は少し鼻が通っている気がした。
 お茶が効いたのかな? 

 (2012.06.08)   △このページのトップへ

『気負い』1886

 人間、気負いがあると失敗するものです。
 今日お出掛けする妻もそうです。 
 秋田の映画館で『ひまわり』を観るというので超張り切っております。
 一番可愛い服(本人いわく)を着ていくと言って、夕べから服選びにも余念がありません。
「これどう?」
 そう言って、一番可愛い服(本人いわく)をボクに見せました。
「おっ! いいんじゃない?」
「そう?」 
 今度は一番可愛い服(本人いわく)を着てからボクに言いました。
「どう?」
「いいじゃんいいじゃん。さすが一番可愛い服だけのことはある」
「モデルは?」
「モチ、モデルも一番可愛いモデルだ」(言葉はタダだ)
「あっ!」急に驚く妻。
「えっ?」なぜかちょっと焦るボク。
「後ろ前だ!」
「・・・」
 分かりますか? これが「気負い」です。

 (2012.06.08)   △このページのトップへ

『戻らぬ夫の写真を持って、ロシアの広大なひまわり畑を1人捜し歩くソフィア・ローレン。バックに流れるのはヘンリー・マンシーニの名曲。今日は心ゆくまで泣いてくるのだ。いいだろう? お前』1885



 今、この映像を流したら、行く前から妻は泣きそうな顔で、
「ああ、もう泣きそうになってきた」と言って、ティッシュを鼻に当てた。 
 そうだ、ボクらは今日、秋田の映画館で『ひまわり』を観るだ。泣くのだ。
 家では何度も何度も見た観た映画だが、劇場で観るのはお互い初めてのこと。
「ハンカチ持っていかなきゃ」と、パフをパタパタしながら妻。涙拭くハンカチ(たしかそーゆー歌あったなあ。『失恋レストラン』だっけ?)のことだ。
 ボクは1つだけ心配がある。それは・・・。
 この上鼻が詰まったら・・・。
 ・・・。
 窒息するぜ!
 という心配である。

 (2012.06.08)   △このページのトップへ

『乳首あん』1884

 久しぶりにラジオ体操をやろうと思って、3時にラジオをつけて待っていたが、いつまでたってもラジオ体操はかからず(それもそのはず、その時間はやってなかった)、カックラキンになったボクたちは、仕方なくYOUTUBEでやることにした。
 跳ねるところでは、「そうだったそうだった、ここでこんなふうに『ごまかし飛び』やってた人いたねえ」「おばあちゃん、向こうでクシャミしてるかもしれないねえ」とか言いながら。
 それが終わって外を見た妻が、「あっ! 雨降ってきた!」と叫びながら、慌てて表に駆け出した。
 ボクもサンダルを履いて急いで後を追った。
 うちの洗濯物は、ハンガー1枚1枚を洗濯バサミ1個1個で几帳面に固定している。風で重ならないようにだ。この辺はいかにも妻らしい。
 しかし、しまうときは少し面倒だ。1個1個洗濯バサミを外さなければならないからだ。 
 ハンガーはたくさんあるので手に持ちきれない。なので、ボクはそれらを自分のシャツに挟んでおくことにしている。以前は耳とか顔にやってたこともあったが痛いのでやめた。で、シャツに何個も何個も挟むから、当然ジャラジャラジャラジャラになる。怪獣ガラモン。
 今日は雨が降り出してきたので、いつもより少し慌てていた。
 それで、間違って自分の乳首を挟んでしまった! 洗濯バサミで自分の乳首をつまんだのである!
「いてっ!」と思ったが、案外そうでもなかった。どちらかというと、「乳首あん」て感じだった。「あ〜ん」ではなく「あん」。分かるかなあ?
 まあ、そういうことだ。

 (2012.06.07)   △このページのトップへ

『三重苦お見舞い』1883

 おばあちゃんからメールが届きました。
 三重苦のボクを哀れんでくれております。
 生涯ヘレンケラーのようになるわけじゃないんだから、気をもまずに治しなはれ! と書かれております。
 ホントホント、こういう時は、自分よりもっとかわいそうな人がいることを思えばいいのだよな。
 かわいそうな人、かわいそうな人、かわいそうな人・・・っと。
 やっぱヘレンケラーが「かわいそうな人第1位」かな。 
 それとも張り付けにあったイエス・キリストさんかな?
 佐渡流罪にあった日蓮さんかな?
 大逆罪で死刑になった幸徳秋水さん(名は伝次郎)かな?
 黄熱病で死んだ野口英世は何位に食い込むだろう。
 リウマチの人も大変だよな。ぜんそくの人も。痛風の人も。話には聞いている。
 腰痛の人もそうだ、ボクも経験ある。
 尿管結石の人はどうか? いやあ、アレも大変でした。
 それからどうだろう? 経済苦の人は。経営難の経営者は? 女房に逃げられた夫は。試験に落ちた受験生は。泥棒に入られた家の人は。オレオレ詐欺に遭ったお年寄りは。飼い犬に手を噛まれた人は。
 ・・・・・・。
 いろいろ「かわいそうな人」を考えてきましたが、本当だ、ボクなんか全然「かわいそうじゃない人」に思えてきたぞ。
 お〜い! かわいそうな人〜! 気をもまずに頑張れよっ!

 (2012.06.07)   △このページのトップへ

『ナウな人名?』1882

 これ何て読みますか?
 璃由奈。
 りゆな。まあ、これならなんとか読めるかな?
 次これ。
 和桜。 
 何? わざくら? わおう?
 調べてみると、兵庫県にそんな名前の割烹料理の店がありました。呼び名は「なお」。でもこの子どもの名前は違います。
 あいら、です。あいら。何で?
 最後にこれはどうですか?
 心彩。
 しんさい? まさか。
 正解は「みさ」です。みさ。
 そんなわけで、この3人は4月に五城目町で生まれた子どもたちです。
 その左に、ズラーッと4月に死んだ人の名前があります。20〜30人死んでます。
 全員カンペキに読めます。ナウじゃない人名は楽でいい。
 五城目広報を見ながら、この分じゃ、この町の人口が限りなくゼロになる日も近いな、と思いました。
 間違いなくここ1〜2年で1万人は切るでしょう。

 (2012.06.07)   △このページのトップへ

『秋田弁』1881

 秋田弁は難しい。
 と、秋田生まれの人が言うのもおかしいけど、役者がにわかに秋田弁を使うときはよっぽど細心の注意を払ってほしいと思うのだ。
 これは別に秋田弁に限ったことではなく、当たり前だが、津軽弁も関西弁も福島弁も鹿児島弁もみんな一緒。
 同じく映画や舞台やドラマにおける役者の演技に限らず、小説や漫画の登場人物の方言もしかりだ。
 方言をおろそかにすることは、高いフルコースを食べにいって、出されたお皿の端が欠けていたようなものだ。「ちょっとしたこと」では済まないくらい、そのドラマや小説そのものを台無しにしてしまう。
 そのいい例(というか悪い例というか)が、10年ほど前にNHKでやっていた仙台を舞台にした朝ドラ『天花』であった。
 あれは全く仙台弁がなっていなかった。変な仙台弁だった。演出家が方言を甘く見ていた。完全に脇が甘かったとしか言いようがない。結果、視聴率は当時としての史上最低となった。
 それでね、ボクはその点スゴいと思うのは、今やってる朝ドラ『梅ちゃん先生』の江美さん(白鳥久美子さん)の秋田弁です。
 これ、完璧! 秋田人より美味い『秋田弁』ですよ。 
 そんなわけで、ツルンツルンのゆで卵顔の「梅ちゃん」もいいけど、ボクたちは「エミさん」の大ファンになりました。
 あの人がしゃべると、秋田弁も牧歌的でいいなあと思います。

 (2012.06.07)   △このページのトップへ

『このワインは実にしこたま美味かった』1880

 秋田の『ワイン&チーズの店ABE』で、店長さんに勧められて買ってきたスペインの赤ワインを開けました。
 こないだ飲んだ「チャールズ4世だかの戴冠式で出された白ワイン」も、泣くほど美味かったんだけど、こちらももうちょっとヤバいって感じ。



 こんなおつまみが合う。今回は、以前ご紹介した『アボカド&クリームチーズの生ハム巻き』を、「スモークサーモン」で巻きました。これも絶品!



 美味しいと楽しいね。自然と笑顔になります。





 締めはこんな感じ〜。ごめんね〜。



PS ちなみにこのワインのラベルに『TIERRA』という表示が見えますね。スペイン語で「地球」という意味ですが、そういうお店が秋田駅前にあります。
 あるまんど山平がプロデュースし、yukiさんという美人の店長さんがやっているお店。カンベエさんなんかも常連です。久しく行ってないなあ。皆さんお元気ですかねえ。

 (2012.06.07)   △このページのトップへ

『カルタ取りになればよかった』1879

 絵描き歌通りに、昨日(6月6日)は雨がザーザー降ったけど、今日はまた腫れました。(ああ、こっちの「腫れた」が最初に変換されるんだな。そのくらいボクがこっちの「腫れた」を多用していたことが分かるね。かわいそうに)
 妻が洗濯ものを外に乾かしています。
「ああ、また曇ってきた」とか「あっ、少し晴れた」とか「やっぱり曇った」とか、やたらうるさいです。
 そりゃそうと、今朝の妻の「瞬発力」はスゴかったです。
 何時だったか分かんないけど、枕元で目覚ましが鳴りました。(あっ、ボクらの家庭内別居生活は2日間で終わり、今はまた仲良く同居しております)
 本来ならばこんなふうな鳴り方になるはずでした。
 リリリリリリリリリリリ・・・。
 ところが実際はこうでした。
 リ。

 (2012.06.07)   △このページのトップへ

『ひげ面死』1878

 三笠宮さまが亡くなった。「ひげの電化」じゃなしに「ひげの殿下」であった。
 その少し前には、芸能ニュースネタのために、勝手に失踪事件をでっち上げられた挙げ句、亡くなられた人もいた。こちらは「もみあげのシンガー」であった。前にも書いたが、石巻のおばあちゃんは彼を、なぜか『岡崎トヨヒコ』と呼んでいた。
 まあ、そりゃあいい。
 ボクが心配しているのは、彼ら2人に共通する「ひげ面」と「死」が何か関係していやしないか、ということである。
 ボクは「ひげ」も「もみあげ」も両方蓄えているからだ。ちなみにお金は少量も蓄えがない。
 ひげ面死。
 ブームにならなければいいが。

 (2012.06.07)   △このページのトップへ

『飛鳥になったと思えばいい』1877

 さっき書いたエッセイの最後「あんた犬ですか?」が、めったに笑ってくれない妻に珍しくウケたので、気を良くして(やっぱB型?)高橋克也の写真を探して画像検索していると、ダダダーッと並んだ写真の下のほうに「高橋克実」の写真がポコッと1枚出てきておかしかった。
 この方、梅ちゃん先生のお父さんですね。ボクたちは「ボーリングの玉」と呼んでいます。



 それはそうと皆さん、『チャゲ&飛鳥』って知ってますか?
 ボクはこんな彼らの歌が好きでした。『太陽と埃の中で』だっけ?
 ボクらはいつだって風邪をひいたままさ〜♪
 たしかに飛鳥の声は鼻が詰まっていて、風邪をひいたままだ。
 それとも太陽と埃にやられたか。
 どうしてそんなことを書いたかというと、ボクの声は今、この「飛鳥涼」の声とそっくりだからだ。
 つまり、手術後1日経った割に、そんなに良くなってないのだよザンネン。
 さっき大好評の『夏野菜満載のキーマカレー〜昼の部〜』を食べたのだが、食べてる間息ができないので、「モグモグモグ・・・」してからじわじわ苦しくなって、ついに我慢できなくて「ふは〜〜〜〜」みたいな感じでした。まるで潜水でもしてるみたいでした。
 かつて「ももこちゃん」が「人生は修行」というようなことを教えてくれましたが、本当にボクにとって「荒修行」です。
 でも、この鼻、一生付き合っていくと思えば可愛くもなってきます。
 この鼻声も個性と割り切れますし、口から息をして苦しむのも「肺活量を鍛える訓練」と思えばいいのです。
 飛鳥になったと思って生きていきましょう。
 こういうことを「ポジティブシンキング」というのです。
 とはいえああ苦し!

 (2012.06.06)   △このページのトップへ

『容疑者の顔』1876

 この間捕まった菊池直子の指名手配の顔(右)と、今の顔はあまりにも別人だった。



 これでは捕まるものも捕まらない。よく当てたもんだ。懸賞金のチカラは偉大だ。
 そう思っていた矢先に、今度は高橋克也の顔が公開された。
「誰これ?!」
 そう思ったのはボクだけだろうか? 裏切られた人多いですよね。
 これあんまりじゃないですか。別人28号どころじゃないじゃないですか。
 実は、密かにボクは、高橋克也と見られる人物を知っていたのだ。
 そいつは、名古屋に住んでいる「ヤマダヒロ○」というボクの大学時代のサークルの仲間であった。
 絶対ヤマダだと思っていた。でなきゃ「ワカトアキラ」という、郷ひろみのそっくりさんかどちらかと思っていた。
 ただ、ヤマダは名前が違うので、そこだけが? だった。でも絶対顔は瓜二つだった。
 なぜ、ボクが今まで情報提供しなかったかというと、それは友人を告発することに対する「一抹の罪悪感」からだった。
 ただ、懸賞金の額が上がった昨今、また、医療費がかさむ昨今、ボクは少し真面目に考え始めていたことも正直に明かそう。すまんヤマダ。
 この日のためにボクは、ヤマダとの年賀状の交換は欠かさなかった。だから居場所は正確につかめていた。彼は名古屋にいた。したがって逮捕は間近だった。
 しかし! 
 そんな矢先に、この顔写真(右)が公表されたのであった!



「なんや、これ、ぜんぜん別人やないかい!」
 そう思った。
 でも・・・。
 それならばそれで、この顔にもボクは見覚えがあった。
 これは以前取引のあったネジ会社の社長に瓜二つだ。ただ、彼が今どこにいるか居場所が分からない。ザンネン!
 さてさて、いろいろバカな話を書いてきた。
 容疑者の顔写真について、最後にボクはこう思う。
 指名手配の写真は、公表した瞬間にもう「過去のもの」になる、ということだ。だってその写真は本人も見るわけだから、その顔にだけはならないように、剃ったりやせたりして努力するだろうから。そして、それがかえって情報提供を妨げ、捜査を遅らせることにもなる。その写真を見たこっち側に先入観を抱かせてしまうからだ。
 それなのに、それなのに、今回、菊池直子ではないか? と、情報提供をした人は本当にスゴいと思う。
 敬意を込めて、ボクはその方に聞きたい。
「あんた犬ですか?」

 (2012.06.06)   △このページのトップへ

『マズダイタイソッタドゴデイッテネッスカ?』1875

 ボクはB型である。
 肝炎のことではない。
 血液型B型。
 B型の男性はおおむねこうだと、誰かのホームページに書いてある。
 かなりおちゃらけた(というかフレンドリーな)調子で、ちょっとビツクリです。

 B型の男は、ゆったりとした心の持ち主で明朗な性格なんだ!
 他人におだてられると、すぐその気になって行動するし、いったん決断すると、真っ直ぐに目標に向かって突進するぞ〜!
 他人からはとても頼もしく見えて、リーダー的存在になることも多いみたいだな。
 だけど、自分だけが正しいと信じて、客観性を考えず行動に走りがちだな。
 独りよがりな面が出て、他人からは反感をかって、人とかけはなれた存在になることもあるからな、気をつけた方がいいかもな。
 純真な性格が災いし、結果的に孤立してしまうことになるぞ。
 だけど、気持ちの切り替えがと〜っても上手いから、いろいろと筋道を立てて、自分で自分を納得させて、次の瞬間にはもういつもの自分を取り戻しちゃってるぞ〜。
 B型の男は、いつもマイペースに行動するぞ。
 他人や社会の規則にとらわれることなく、自分の生活をとても大切にするんだ!
 だけど、自分自身の生き方をしっかりと持って行動している訳ではない部分もあるから、他人の影響を受けやすく、流された生き方をしてしまうところもあるようだな。
 B型の男が「お天気屋」と言われてしまうのも、こうしたところに理由があるみたいだぞ。


 へえ〜、B型の男ってそうなんですか? 知らなかった。
 当たってるといえば当たってるけど、そうでもないところもあるような気がする。
 まあこれは占いのようなものだな。当たるも八卦、当たらぬも八卦。
 この性格判断とはまったく関係なく、ボクは結構「しっかり準備をして、とことんやらなければならない準備男」である。
 緻密な計算に基づいた完璧主義者である。気になって気になってしょうがないところがある。
 そういうところはB型というよりもA型っぽいと思う。
 それなのに、昨日来た体育部長の(よ)さんや、会長の(ま)さんは大雑把でいい加減だ。
 近づいてきた今期最大の行事『さなぶり運動会』のことで、ボクが口角泡を飛ばして「こういう準備が必要じゃあないですか?」と言っているのに、表題のようないい加減な適当な答え方をするのだ。
「マズダイタイソッタドゴデイッテネッスカ?」(まあ大体そんなことでいいのではないですか?)
 とか、
「マズマズソッタドゴデイッタイッタ」(まあまあそういったところでいいです、いいです)「ナットガナッペ」(どうにかなるでしょう)「マズソノドギハソノドギダベ」(まあそのときはそのときでしょう)・・・。
 ああ、なんという素晴らしき「ラッカン」。そして、頼もしき「アッケラカン」。もっと言えば無邪気で無責任な『ドンカン』ですこと!
 彼らのようになれたら、どんなにかボクは楽だろうと思う。
 性格変えたいよ。

 (2012.06.06)   △このページのトップへ

『バカヤロー!』1874

 タケシが海に向かって叫ぶ。
 このCMの最後である。
 普段「バカヤロー!」という機会もないし、「バカヤロー!」などという人は怖くて嫌いだ。
 でも、この「バカヤロー!」は暖かい。
 暖かい「バカヤロー!」もあるのだ。
 冷たい「愛してるよ」があるように。
 民放をほとんど見ないので知らなかった。このCMは甥っ子のヨッケ君のFACEBOOKで知りました。ありがとう!
 FACEBOOKは物知りになるね。

 (2012.06.06)   △このページのトップへ

『夏野菜満載の特製ピリ辛キーマカレー』1873

 昨日エッセイに書いた『かわいそうな三重苦のバイクのおっちゃん』に習って、ボクもカレーを食べようと思いました。
 どうせなら辛い(からい)カレーを食べよう。
 と、思ったのは、「辛い(つらい)」という字が「辛い(からい)」という字に似ていたからです。というかおんなじですけど。
 とにかく、辛いカレーを食べて,少しでも辛い痛みを和らげようと思ったわけです。
 妻が先日、ボクを待つ『5時間付き添い時間』中に仕入れた『オレンジページ』のメニューは、ズバリ『夏野菜キーマカレー』。
 そのアレンジ版をうちで作ったわけです。
 ニンニク、生姜で香りを付けたら、タマネギ、ジャガイモ、人参、それからパプリカを痛めます。(あっ、炒めてる人が痛んでるからといって、そういう変換はやめて!)もとい「炒め」ます。

 

 十分炒めたら、カレー粉を投入し、ひき肉を加えまた炒め、主人公の夏野菜、茄子、パプリカ、オクラ、セロリ,アスパラなどを加えてまたまた炒め(だんだん痛くなってきた)・・・。

 

 このあたりで、3種ビーンズ(豆)やアフロパセリも大量に加え、煮込みに入る。特製カレールーとか隠し味的ソースなども加え煮込むこと30分。



 最終的にはこうなった。



 これはかなり美味い! 
「これでこの夏、茄子をたくさんもらっても大丈夫だね!」
 妻がそう言ったが、ミセスホウレンがいなくなった今、果してもらえるアテがあるだろうか?

PS このカレーをFACEBOOKで見てグラッときて、「いいね!」してくれた「マイちゃん」「ハセガワくん」、どうだ、ウラマヤシイだろう!

 (2012.06.06)   △このページのトップへ

『世に中にはボクと同じく辛い人はいるもんですね』1872

 あんまり辛いんで、さっき「鼻」「目」「歯」「三重苦」と入れてググってみました。
 するとこんなブログの書き込みがありました。北海道をバイクで旅してる方のようです。旅の最中にこれでは辛いねえ。「おあいにく様」じゃなかった「ご愁傷様」です。
 でも、お陰でちょっと安心しました。気が楽になりました。

 士別の朝は、白くなっていた。
 朝風呂に入る。
 ここのお湯は、透明なお湯でなめるとしょっぱい。
 そして、体はツルツル。
 美し乃湯温泉をあとにして、美深に向かう。
 名寄のすき家で、朝飯。
 カレーを食べる。
 そう、固い物が食べられない(T-T)。
 一昨日から歯が痛い。
 ようは、歯槽膿漏だ。
 日曜日から、右の奥歯がズキズキしていた。
 月曜日に歯医者に行った。
 そこで治療をした。
 ガリガリと・・・
 そして、傷みは止まると思っていた。
 しかし、痛い(T_T)。
 いや、正確には、より一層痛くなった。
 だから、カレー。
 そう、固い物が食べられない!
 歯が痛いのをこらえてカレーを食べ、美深に向かう。
 実は、歯槽膿漏による、歯の痛みもさる事ながら、他の痛みも抱えている。
 これは、痛みとは違いどちらかと言えば、苦しみ。
 鼻炎である。
 どうも、アレルギー性の鼻炎のようで、いつもこの時期になる。
 現在、通院中でアレルギー検査中であるが、今鼻から息が出来ないのは、とても辛い(T_T)。
 それに、もう1つ加わった。
 昨日から、右目にものもらいができた。
 もう、おっちゃん三重苦である。
 かなり、辛い。
 そんな状態で、ハンドルを握る。

 わあ! こんなところにも『三重苦のおっちゃん』がいたのか!
 どうでもいいけど、旅やめて帰ったらいいんじゃない? 余計なお世話だけど。
 それでも行くのかい?
 こんな人もいました。『三重苦ならぬ三重痛』というタイトルの女性のブログです。

 風邪を引いたらしく体調ぐずぐずだし、歯が痛いやら、ツキのモノが重なるやら。
 土日は忙しいやら、引継ぎやらやる事が多いやら、超勤がかかるやら。
 三重苦っていうか三重痛に、最高にしんどい4日間でした[たらーっ(汗)]
 平日の金木は、日勤は現場応援にも行かないといけないし。
 ずっとマスクをして仕事してましたが、鼻も酷いから、呼吸困難になりそうだったり、鼻かみ過ぎて痛いし堪りません。

 この方も気の毒ですね。ツキのモノの感覚はボクには分かりませんが、結構辛い人には辛いらしいから。
 それにしても、世の中辛い人がたくさんいるんだなあ。
 これらを読んで、ちょっと気が楽になった自分がいます。
 ボクのエッセイも、そのうち辛い人にググラレて、励ましになったりするのかもしれませんね。
 全国の「辛い諸君」! めげないで頑張ろうぜ!

PS それはそうと、顔面のこの3箇所(「鼻」「目」「歯」)は案外連動して「三重苦」化しやすいのかなあ? 「顔面三重苦スイートスポット」。でもなんでだろ?

 (2012.06.05)   △このページのトップへ

『満面創痍』1871

 ゲゲゲの女房には「ビンボー神」が取り付いていましたが、どうもボクには「ヤクビョー神」が取り付いているようです。
 それで、さっき「祈祷師」によるお祓いも考えて電話帳で調べてみましたが、この辺りにそういう怪しい職業を登録している人はさすがにいませんでした。
 こうなりゃ、ゲゲゲの女房よろしく、ゲーテよろしく、『意志の力で成功しない時には、好機の到来を待つほかない』と思って割り切りました。
 そして、多忙な代表を残して1人で『G眼科』へ行きました。
 診断の結果、ボクの「目のプツッ」は「ものもらい」ではなく、もっとたちの悪い(治るのに時間がかかる)感染症でした。
 針で刺されウミを出されました。
 1行で「棒読みチック」に書きましたが、これがものすごく怖かったんです。失神するかと思いました。だって「目」「針」「ウミ」ですよ。これ、かなりヤバいでしょう?
 日々緊張の連続で、ボクの首や肩は、教頭先生の頭(はぁ?)みたいに、ガチガチのコリコリに凝り固まってしまいました。
 医療費のほうも、もし健康保険に入ってなかったら、それなりの中古車ぐらいは買えるくらいの金額になりました。昨日と今日だけで正規の料金は5万円くらいです。
 ヤクビョー神の後ろには「ビンボー神」も顔を出します。こっちのほうが怖い!
 それにしても、ワルいところは全部顔方面に集中しています。なんでだろう? いい男だから焼きもちやいてる?・・・なわけないだろ! 
 ホントにボクの場合、「満身創痍」ならぬ「満面創痍」です。
 まったくもって「トホホ・・・」です。
「ヤクビョー神出て行け」
 いつもそう力なく叫んでいるのですが、日々、鼻は詰まり、歯はうずき、目は腫れるばかりです。
 さっき、眼科の帰りにイオンに立ち寄ると、園芸コーナーの日だまりに、いろんな「野菜の苗」が並んでいました。
 ボクたちが畑をやってた頃は、よくここで苗を買っていたもんでした。懐かしかったな。
 あの頃、ボクたちはここで嬉々として笑い、健康的な笑顔で、苗をカゴに詰めていたのです。フトその頃の自分たちの幻が見えました。
 畑をやめて4〜5年・・・。ボクは・・・。
 ズイブン、ジジイニ、ナッタモンダ。
 そう思うと、ボクはどんどんかなしくなりました。
 おっと!
 だめだだめだだめだ、こんなこと書いてるから「ヤクビョー神」に取り付かれるんだ。
 くさらず、焦らず、愚痴らず、怒らず、悲しまず、ずずずずずずず・・・。
 ここは『好機の到来を待つほかない』のでしょうね。
 それにしてもシンドイね!
 見てよ! この薬の山。ホントはもっとあります。



 (2012.06.05)   △このページのトップへ

『愚痴ってもいいですか?』1870

 いつも、結構、美味しいことや、楽しいことを書いてきました。
 それはそれで事実だったんですが、これもこれで事実なので、「美味しい楽しいこと」ばかりではなく、ちゃんとフェアに「大変つらいこと」も書こうと思います。
 そんなもん聞きたくないムキの方もいるでしょうが、そんなことこそ聞きたいって方もいるでしょうし、何よりボク自身が、己のちっぽけなお胸にしまっておけないのです。愚痴りたいのです。いいですか?
 考えてみれば、こんなものを書いていると、ほとんど誰も見てないだろうに、どんなこと書こうかなあ、と思ったり、こんなこと書いたら楽しめるだろうな、とか、こんなこと書かないほうがいいかな、とか、結構これでも考えてるんです。 
 でも、よくよく書いたものを見てみると、「自慢」と「愚痴」ばっかりですね。そう気付きました。
 まあ、そりゃあいいとして、何だっけ? あ、そうそう、「大変つらかったこと」ですよね。書きますね。
 ボクは昨日、歯医者と耳鼻科に行ったわけですが、耳鼻科で『いきなり鼻の大手術』を受けました。
 ええ、ホントに手術室(トンボの目玉のような照明がある)に入れられ、麻酔かけられ、焼かれました。
 以前、M歯科でも、いきなり「予告なしの大手術」に展開したことがありました。あの時は歯肉をジュージュー焼かれたわけですが、今回もまた「焼きます」と言われました。
 こに時期、「ネマガリタケ」というタケノコを焼いて食う贅沢な御仁も多いことでしょうが、ボクが焼かれたのは、鼻の奥の奥に生えた「ハナタケ」というキノコのような名前の部位でした。焼肉メニューに例えれば、前回が「並カルビ」なら、今回は「キノコ盛り合わせ」みたいな感じです。
 放心したまま手術前、おそるおそるボクは看護師さんに聞きました。
「痛いですか?」
「痛いです」即答でした。
 それからガーゼを渡され、
「歯にものすごく響きますからこれを噛み締めててください」と言われました。
 ・・・・・・。
 長い長い1日でした。そんな1日に、稼ぎ頭の代表まで付き合わせてしまって・・・。
 トホホ・・・。
 1日経ってボクは今思っていることがあります。
 全然良くなってないジャンヨー。
 むしろもっと鼻が詰まって、ゆうべは一睡もできなかったジャンヨー。
 情けないジャンヨー。
 まあ、看護師の話では、術後翌日が一番ヒドいそうなので、明日になれば少しは良くなるのかな? と思って、一縷の望みを繋いではいます。
 それにしても、この1〜2ヶ月、我が家の医療費はものすごいことになっています。
 1ヶ月の生活費以上です。家計費を激しく圧迫しています。
 ああ、情けない。
 しかも、しかも、しかも・・・(ああ、もう書きたくない!)
 今朝起きたら、右目がかすむくらい、例の「ものもらい」が巨大化していました。
 眼科に行くべきか、祈祷師を頼むべきか、ボクは今、本気で悩んでいます。
 まったく、なんてこった。
 目も焼かれるんでねえべが?
 ああ、いっそのこと、あっちゃこっちゃ焼いてないでさあ、全面的に『兜(かぶと)焼き』にでもしてもらったほうがオラ楽でいいがなあ。

 (2012.06.05)   △このページのトップへ

『別室に寝る』1869

 ボクは昨日(というか、もう時間は今日だったかな?)、妻と別々に「おばあちゃんの間」に寝ました。
 別に喧嘩をしたわけではありません。
 とにかくボクの「いびき」が、妻に言わせると「鼻が壊れるんじゃないかと思った」くらいヒドかったらしく、そのこと大変心配してくれた妻がボクの手を握って、「かわいそうにね」と言ったのでした。
 ボクはボクで、ボクも苦しいけど、それでは妻が寝られないだろうと思い、自分から別室に寝ることを提案したわけです。
 とにかく、アレ以来、(どこをアレと言っていいか分かんないくらい時間がたったのですが)、耳鼻科を代えても薬を代えても、サッパリ症状が改善せず、むしろ昨日のように悪化してるのではないかとさえ思えるような日々なのです。
 耳鼻科の薬は強くて激しく眠くなるので、ボクはこの1ヶ月ほど、症状が良くならないのに、ただ意味もなく激しく眠くなってばかりいることになります。 
 加えて「歯ぐき」の傷も傷負けしたままで、一向に治らず、何を食べても飲んでも、そこに沁みて痛く全然味わえません、こちらもむしろ悪化してるような感じです。
 さらにさらに、目の「ものもらい」も治らず、常に目は充血状態です。
 こんなこと本当はもう書きたくないんだけど、昨日から新たにボクの「病気リスト」に追加されたものがあります。
 それは「めんちょう」です。鼻の先に赤くプツッと「おでき」のようなものができました。もうやめて!
「ハナのかみ過ぎ」と、妻は言いました。
 どうでしょうか? 誰かボクを呪ってる? ボクは厄払いしたほうがいいのでしょうか?
 祈祷師を呼んで、わらなど燃やして、顔を全面的にあぶってもらったら少しは良くなるのかな?
 もう恒例になった「月曜は病院の日」。
 行ってきます。

 (2012.06.04)   △このページのトップへ

『河川クリーンアップ』1868

 夕べ、いい気持ちで晩酌をしていたら、環境衛生部長から電話で、
「明日の朝5時から、役員だけで河川のクリーンアップをやるから来てけれ」と言われた。
 何も聞いてないぞ。いきなりそういう形の招集ってありか?
 ボクは何だかすごく不機嫌になった。妻にも当たり散らした。
 今朝起きて行くには行ったが、そのことでずっと気持ちがスッとしない。
 おまけに鼻は詰まり息ができず、歯ぐきもズキズキ疼き出す始末。
 明日またそれぞれの医院に行くことになっているのだが、実に何とも情けないものがある。釈然としないものがある。
 あれからもう何週間になるというのだ!
 河川クリーンアップどころじゃない。
 自分の体のクリーンアップこそ必要だ。

 (2012.06.03)   △このページのトップへ

『秋田にて』1867

 秋田市はいいな。
 住みたいな。

  

   

 (2012.06.03)   △このページのトップへ

『パセリ』1866

 アフロヘアのようなパセリの束が100円だったので、先日デパ地下で、妻は迷わず購入していた。
 それを使う機会を狙っていたのだが、その絶好のチャンスが到来。



 かける、かける、かける。 



 もともとは『大量パセリ入り手作りハンバーグエリンギ添え』であった。



 満足した表情の妻である。
 そりゃそうと、今日はこれから、妻のヘアカットに秋田市の『ボブヘア』さんに行きます。
 ついでに『いちご白書』を観て、おいしいランチも食べてきます。
 では、行ってまいりま〜す!

 (2012.06.02)   △このページのトップへ

『早苗(さなえ)』1865

 早苗取る手許の水の小揺かな(虚子)

 植えたばかりの稲の苗のことを早苗(さなえ)といいます。
 それが一面に広がる風景が撮りたくて、妻と田んぼに出掛けました。



 途中で小さなシマヘビを見つけてビックリ。でもヒョンと翻って田んぼに逃げていきました。 



 川にも下りてみました。きれいな流れ。今度ここに油絵のキャンバスを持ち込んで絵を描こう。そんな話をしました。



 その時はカツサンドと黒ビール持参。そうも決めました。



 ボクらに驚いて、その川から飛び立ったつがいの鴨が、空に2つの小さな黒点を揺らして飛んでいました。



 この時期の田んぼが一番好きかもなあ。



 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『FACEBOOK その後』1864

 どうやらこんなボクでも、友だちは10人になったようだ。
 快く「友だち」として承認してくれた人、ありがとう!
 FACEBOOKを活用している人はまだまだ少ないようだが(確か日本では35%だったっけ?)、これは使いようによってはなかなか面白いよ。
 今のとこもっぱら「東京の甥っ子ヨッケ」と「それ、美味しそうだね。いいよ!」とか、「どもども、そっちのそれは何?」みたいな、どうしょうもないやり取りをしてますけど、でも、ボクはすごいことを発見してしまったのだよ!
 そしてそれをやってみたのだよ!
 それは何かと言うとね、ボクらが敬愛するミュージシャン『Jackson Browne』のページに書き込みをしたわけです。
 Are you planning to come to Japan?
 ここ見てください。『Jackson Browneのオフィシャルページ』
 日本に来る予定はありますか? って、ねえ、ボクが書いてます。
 これを彼が読んでくれれば、きっと生でボクに返事が来るはずです。
 さすがご当地はスゴい!
 そんなわけで、皆さんも簡単な手続きで登録できるのでやってみたらいかがでしょうか?
 登録したら、ボク(Yasushi Ito)も「お友だち」に誘ってくださいね! ボクのページも見られるようになりますよ。

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『さすらい』1863

 さっきユーミンを聴いてたら、この歌も聴きたくなった。妙な連想だけど。
 この歌を聴いてたら、海に行きたくなった。フツーな連想です。
 人は10年ごとに嗜好が変わる。住みたい場所、行きたいところも変わる。
 脈略なくフトそんな気がした。
 ちょうど10年前、ボクはムショーに海に行きたくなっていた。行った。
 1人でいろんな島々を巡り、そこで野生児になって過ごした。
 あの時は体力もまだまだあって、冒険心も旺盛だった。怖いものを知らなかった。
 10年後の今、ボクはすっかり野性味をなくし、もやしっ子になってしまった。
 でも、なんか、ちょっと、行ってみたくなった。
 人は「さすらい」たくなる時があるんだ。52のオヤジだってさ。
 さすらいもしねえで、このまま死なねえゾ!
 同じ『さすらい』でも、こっちは大人の出航(さすらい)です。

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『夏に思いを馳せて』1862

 気の早いボクは、早くも夏に思いを馳せる。
 今年は是非これがしてみたい。
 それは、『スタちゃん』に乗って2人でバス釣りをすること。
 スタちゃんとは、2人乗りのカヌーである。
 この近くには『大潟村の残存湖』という、絶好のバス釣りのロケーションがある。
 そこでバスを釣るのだ!
 それがボクのこの夏最大の夢だ。
 巨大バスを釣り上げたら、魚拓にして事務所の壁に飾りたい。
 コピーを取って「読者プレゼント」にしてもいいよ。

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『この村で誰とも接することなく生きていくことができるだろうか?』1861

 都会ならまだしも、こんな小さな村で、誰とも接することなく生きられるはずがない。
 と、ボクたちは思っていた。
 ところが・・・。
 いたのである。
 その人は町内会費や共同作業不参加金こそ払うが、町内会行事には一切参加せず、たった1人で誰とも接することなく生きているのだ。
 その人の名前は忘れたけど、ボクたちがいつもゴミを持っていく方向にその家はある。幽霊屋敷みたいでちょっと怖い。
 その家は巨大である。
 その家はボクたちの家の次にボロい。ケッコウいい勝負かな?
 その人の顔も名前もボクらは知らない。もしかしたら村でも知らない人がいるかもしれない。
 その人は女性であるようだ。
 その人はクルマ(軽ではなくフツー車)を持っていて、それでちゃんと出勤しているようだ。稼ぎはあるのだ。
 その人は1人でよく歌っている。(これはその人の隣に住んでいる山林土木部長(ひ)の奥さん(つ)さんの情報なので確かだ)
 その人の歌う歌は明るい歌だ。(これも同様に確かだ)
 その人の声は案外大きいようである。(これも同様)
 そんなわけで、その人はいまだ謎が多いが、これから少しずつそのヴェールを剥がしていきたいと思う。
 えっ? 別にいいですか? 怖いもんね。

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『なぜこんなに寝たのか?』1860

 と言っても、お昼まで寝てたわけじゃないんです。
 7時半まで寝てしまっただけのことです。
 でも、最近5時起きに慣れてきていたボクたちとしては、大きく不覚を取った気がするわけです。
 2人の見解はこうです。
「昨日のワインに睡眠薬が入っていた?」
「昨日の赤魚のピリ辛揚げの睡眠薬入ってた?」
「昨日の鶏の手羽先に睡眠薬入ってた?」
「昨日のカモミールのお風呂に睡眠薬入ってた?」
「昨日の映画に睡眠薬入ってた?」
「昨日の卓球に・・・」
 もういい加減にせいや! 生活バレバレやろ!

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『織るところを見たな!』1859

 さっきボクが歯を磨いていたら、洗濯物を取りに妻が来た。
 ボクはとっさに洗濯機の陰に身を隠した。
 そして、自分の羽根で機を織っている鶴のような格好をした。(分かるかなあ。カシャカシャ、パタパタみたいな)
 そして「うらめしやの顔」で言った。
「見たな! 織るところを見たな!」
「・・・」
 妻の息が凍ったのが分かった。

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『自分でもやってみれば分かる』1858

 人が楽にやっているように見えることを、いざ自分もやってみると、意外とこれが難しかったりする。そういうことあります。
 やってみるとすぐ分かるのに、やってもいないのに、いろいろ分かったようなことを言う人いますよね。そういう人、「評論家先生」と呼びましょう。先生、ご苦労さんです!
 世の中にはいろんな職業があって、それで飯食ってる人というのは、やっぱりそれだけでスゴいことなのだ!
 とても中途半端な気持ちでマネできないものなのだ! 
 プロ顔負けに上手い素人と、ちょっとでもそれで稼いでるプロとの間には、ものすご〜く「深くて長い〜川がある〜♪」(ロー&ローの人、野坂昭如だっけ?)のだ〜!
 なんでこんなこと書きたくなったのかなあ。
 忘れた。

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『天使が舞い降りた6月』1857

 写真コーナーに、そんなタイトルの写真がある。『天使が舞い降りた6月』
 当時90歳の祖母(トミ)、当時75歳の父(トシゾー)と一緒に写っているのは、誰あろうわが妻である。当時はもちろんまだ妻ではないが。

 その人は「ボロ家付き、カーなし、介護付き」の家に天使のように舞い降りた。羽根は背中にたたんであるようだ。
 すべてはここから始まった。


 そう書いてある。
 事実そうだったなあ、と思いながら、あらためてボクは、「天使」に感謝を込めて手を合わせた。
 今日が8年目だということを告げると、妻はパソコンに向かいながら、
「よくもまあ逃げ出さずに」と、言った。
 よくもまあ逃げ出さずに・・・。ほんまやなあ、と思った。
 それにしても、8年前に比べて、今のボクらは成長したもんだなあ、と思う。リッチにもなった。だってクルマがある。
 明らかに人生のステージが変わった気がする。2人の介護も、ひと通りやり遂げた感がある。これからは、ボクら2人の人生って気がする。 
 生活のレベルとステージが変わったと書いたが、ちょっと待てよ。
 ボロ家だけは、あの頃以上に「とことんボロ家」になった。でも、これはまた次のステージで勝負しましょうね。
 ユーミンのこの歌を最後にどうぞ!

 (2012.06.01)   △このページのトップへ

『5月が終わる』1856

 2012年5月を総括したい。
 このエッセイをお読みの方なら「皆まで言うな」の話だが、大ざっくり言って「おばあちゃん」と「通院」ということにまとめられよう。 
 それ以上でも以下でもなかった。
 ただただボクは痛かった。
 でも、それもやっと目処が立つところまできている。
 ようし! 6月こそカラダ全開、ココロ全開といこうじゃあないか! 

 (2012.05.31)   △このページのトップへ

『人生でこんなにクスリを飲んだことがあったろうか?』1855

 どんなに「薬好き」で有名なボクでも、毎日こんなに薬を飲んでいいものだろうか? と、少し心配になってくる。
 毎日食べるご飯粒の数よりも薬の錠剤(タブレット)の数のほうが多いのだ!(うそうそ) 
 薬で腹一杯になってしまうのだ!(うそうそ)
 ほとんどが「鼻炎」に関する薬であるが、中には薬の影響で胃腸を荒らすというので「胃腸薬」のようなものもある。
 薬には副作用というのがある。
 ちょっと待てよ。そう考えてくると、こういうことが言えやしないか?
 つまり、『何かの薬A』を飲んだがその薬には副作用があって、その症状を抑えるために『別の薬B』を飲むことになる。
 さらに『別の薬B』にも副作用があって、その副作用の症状を抑えるために、今度は『別の薬C』を飲むことになる。
 おいおいおい、ちょっと待てよ! これって無限の連鎖じゃん!
 そうするとボクは一体どれだけの薬を飲まなきゃならないんだ?????

 (2012.05.31)   △このページのトップへ

『お詫びと訂正』1854

 少し前に『カンジワル〜はウツルンですね』1749というエッセイを書いた。
 カンジワル〜は「JAあきた湖東の金融窓口」と「町村育成会」だった。
 でも、ボクは後者について誤解していたことが判明した。
 この前の『運動会』で、結構みんなフツーだったのだ。
 とってもカンジイイ人も何人かいた。
 そういうわけで、取り急ぎ、忘れないうちにそのことをお詫びして訂正いたします。

 (2012.05.31)   △このページのトップへ

『どこまで鮮明に観たいのだ? どこまでクリアに聴きたいのだ?』1853

 映像でも音でも、少しでも「高画質」に、少しでも「高音質」にという気持ちは分かる。
 でも、もういいんじゃない?
 もう十分そうなんじゃない?
 最近のデジタルテレビを見ていると、「ひょっとして本物よりきれいなんじゃない?」と思うことがある。
 また、時として、街角で突然取材を受けたオバハンの顔にビックリすることもある。
「おいおいおい、あのファンデーションの大盛り見てよ!」ぐらいで済めばめっけもんで、
「おいおいおい、あいつ鼻毛出てるよ!」とか、
「おいおいおい、鼻くそまで丸見えだよ!」とか、本当にザンネンな映像が大画面で映し出されてしまう。
 あれは本当に困るね。
 だからボクは、世の中の映像・音声技術は、もうこれ以上進化しなくてもいいと思うのだ。
 その点、この間ダビングした「20年も昔に録った妻の踊りの映像」などはいいですよ。
 画像に紗がかかったようになってて、とってもムーディーなんです。化粧のハゲとか鼻毛も見えません。(そもそもありません)
 それから、妻が30年前に使っていた「レコードプレーヤー」から流れるレコードの音もいいですよ。
 プツッ、プツッ、パリッ、パリッ・・・。
 たまんないねえ、この音。時々ゴムが切れて「ウワアアアアアア〜〜〜ン」になったりしてね。
 でも、それがまた実にのほほんとしてて、実に人間っぽくって、ボクは癒されるんですよね。

PS 今、映画館に人が行かなくなった理由も、そこらあたりにある気がします。
 先日、久しぶりに妻と行って『ベニスに死す』を観たんだけど、ボクが思っていたほど大スクリーンでもなんでもなかったのね。
 それから音も、音量は大きいけど、今のサラウンドとかではないわけ。
 つまり、映像のクリアさや音声の臨場感では、ホームシアターのほうが上をいっているような気がしました。今は超大型画面のモニターもありますしね。
 別に、わざわざ出向いて、硬い椅子に座って、周りに気を使って観るよりも、家でゆったりとくつろいで観るほうがいいに決まってますよね。
 だから『新作上映』しか人が入らなくなった。ボクはそう思います。映画館で観る必然性がなくなったんです。
 でも、ここで見逃しちゃいけないのが、『映画館独特の雰囲気』ってやつです。
 あの匂い、あの暗さ、あのブザー、あの「非常口」灯、あの窮屈さ、あの、あの、あの・・・。
 ボクらは「あの」を求めて、今月2本の名作を観に、また秋田の映画館に行くのです。
 ボクらがいつもシアタータイムに食べてる『コイケヤポップナウ』(ポップコーン)が、そこの売店でも売ってたんですが、同じものなんだけど何だか少し味が違ってたんだよね。そういうことなんだよね。

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『えら睡魔せんでした』1852

 夕べは7時半には「シアタータイム」に入った。
 余裕で2本は観られるだろうと思っていた。
 1本目に観た『天然コケッコー』は、ボクは知らなかったが、カリスマ漫画家「くらもちふさこ」の名作コミックの映画化だった。
 若草の萌える田舎の風景と、方言丸出しの人物たちに、何とも言えない「癒し」を感じた。いい映画だったね。
 癒しを感じたせいなのか、連日の5時起きのせいなのか、9時半過ぎになると「ずぼぼぼぼぼ」と(どういう擬態語やねん!)「泥沼のような睡魔」(あっ、それなら分かる)が襲ってきた。
 普段このような睡魔は自分だけに「抜け駆け的」に襲ってくるのだが、昨日は全く「駆け落ち的」に、両者合意のもとに仲良く襲ってきたものだから助かった。
 で、草履を脱いで仲良く川に飛び込んだ。うそ、パンツを脱いで(なんでやねん?)仲良く布団に飛び込んだ。
 えら睡魔せんでした。
 なんで謝るん?

 (2012.05.31)   △このページのトップへ

『流石代表!』1851

 弊社代表はスゴい!
 いつもスゴいが今回もスゴい!
 ついに今しがた、3日連チャンの朝5時起床仕事をやり遂げた!
 今日は肩をもんであげよう!
 えっ? また仕事が入ったの?!
 わ〜い! すご〜い!
 商売繁盛でやんすねえ。

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■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜1850話はこちら)