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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★元祖エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』1000話(完)はこちら。
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 
■お便りくださいね!(2行程度でどうぞ。長い人はinfo@officematroos.comまで)
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『秋田にタニタは流行らんらしい』4200

 秋田市の「なかいち」というところに「タニタ食堂」ができた。というか、できてしばらくになる。
 だが、どうも客の入りがおもわしくないらしい。
 秋田の客の感想はこうだ。
「さっぱり味しね」
 つまり塩っ気が足りないらしい。
 そうか、そういえば秋田は日本一の「塩分消費県」だった。
 当然の帰結として日本一「当たる人」が多かった。
 タニタは秋田には向かなかった。
 秋田にタニタは向かないというか。
 いずれにしても秋田の人はどうにもこうにも、懲りない面々ではある。

 (2015.08.07)   このページのトップへ

 

『4時起き仕事』4199

 急ぎ納期の仕事を4時に起きて仕上げた。
 これでようやっと夏休みに入れた。
 寝苦しい夜だった。
 起きにくい朝だった。
 そして今、妻と昼寝タイム。
 毎日毎日、よくもこうも暑いもんだ。
 石巻方面、仙台方面、東京方面がもっと思いやられる。
 みんな元気だろうか?
 そうそう、明日あの面々がやってくる。
 3年連続の秋田終結の夏。
 こちらが『ZIP30』(1年目)『ZIP2』(2年目)の写真。
 今年はどんな思い出ができるか? 楽しみだねえ〜!

 (2015.08.07)   このページのトップへ

 

『歌を口ずさむ中学生』4198

 夏休みに入ってゴミ出し担当になったと思われる。
 近所の中学生の女の子。
 何やら大きな声で歌を口ずさんでいる。
 大きな黄色いゴミ袋を手に持ちながら。
 いいなあ、天真爛漫で。
 思えばボクも、中学生のころ、自転車で帰る途中よくフォークソングを口ずさんでいた。
 大小さまざまな虫が、い〜っぱい口の中に入ってきて困ったものだった。
 でも、いつもまにかそういうことをしなくなった。大人になるにつれて。
 歌を口ずさむことを。。。
 歌はカラオケで歌うものと決めてかかってしまったのかもしれない。
 人前で歌を口ずさむのは行儀が悪いと教えられたのかもしれない。
 でも、ホントのことを言うと、一番気持ちいいのはああやって歩きながら、自転車に乗りながら、風呂に入りながらの歌なんだ。
 イントロを待って、マイクを持って歌うんじゃなく、自然と歌いたい衝動が起こって、どこそこ構わず勝手に口が動いてしまった時の歌。
 それが本来の歌のヨロコビってもんなんだ。そしてそれが出るのは決まって楽しい時だ。鼻歌でもなんでも、悲しい場面では絶対に出てこない。楽しい時にこそ楽しい旋律が浮かび、うれしさ楽しさ余ってそれがメロディーとなって口元からあふれ出てくるのだ。
 そういう歌を聞いた人もまた、何だかつられて楽しくなってしまう。それが口ずさまれて出てきた歌のチカラなのだと思う。
 今度彼女にあったらこう言いたい。
「わんぱくでもいい。口ずさんで育ってほしい!」。そう、これからもずっと。。。

 (2015.08.06)   このページのトップへ

 

『いわきのごちそう』4197

 いわきにいる妻のお友だちからこんなごちそうが届きました。
 すじこ、たらこ、かずのこ、うに、いか、ボタンエビ、ほっき貝、ほたての粕漬けです。

ごちそう粕漬け

 これ、もう、ほんと、ちょっと、いやあ、どうすんの! というくらいおいしいごちそうでした。
 こう書かれています。
 元来、天日干しのみで製造しておりましたが、東日本大震災以降からは干物乾燥機を導入し、屋内での製造を行うことにいたしましたこのような震災、原発事故を乗り越えて、安心・安全を確保し、いわきの味をお届けしてまいります。
 そんな意気込みをひしひしと感じながらいただきました。漁港いわきの職人の意地とでもいいますか。
 Sさん、ごちそうさまでした! とっても気にいったので、今度はネットで買いますね。

 (2015.08.06)   このページのトップへ

 

『甲子園が始まった!』4196

 ついに今日から始まったよ。
 今日は開会式を見ましたよ。

朝庭

 入場行進が面白いなあ。ぎこちなくていいなあ。
 特に旗を持った選手が笑えるなあ。無理に足だけ高く上げるからああなるんだなあ。
 後ろの選手たちの歩き方は、妻に言わせると『責任者出てこ〜い歩き』なんだそうで。。。

朝庭

 手をあんまり高く上げ過ぎて、背泳ぎの選手みたいなのもおるし。。。

朝庭

 第1回大会出場10校がその当時のユニホームで登場した。秋田中学も。いいなあクラシックユニホーム。かっこいい!
 わが母校(旧制秋田中学)は第1回大会決勝で京都二中に敗れたにもかかわらず、相手のチームをさわやかに賞賛したという、高野連会長が話したエピソード。そのことから今日の高校野球のフェアプレイ精神が始まったということ。知らなかった。やるじゃん! わが母校の先輩たちが誇らしく思えた。
 その京都二中の流れをくむ「鳥羽高校」の梅谷主将の選手宣誓もよかった。
 高校野球100年目にして97回目の大会。行われなかった3回の意味。今日8月6日の意味。いろんな思いを込めた宣誓はジーンとなるものがあった。

朝庭

 そして、妻と一番見たかった王貞治氏の始球式。彼のことだから、ヘリコプターから落下傘で降りてくるかと思った。さすがにそんなことはなかったが、すてきなストライクボールを投げてくれた。やはり立派な方だった。相変わらずの真面目で実直な方だった。
 シャツが汗だくになってしまった汗っかきゲストの重松清さん。開幕ゲームの解説で登場した鬼嶋一司さんの顔も懐かしい。
 『新たな夏、プレイボール!』そんなキャッチフレーズで、百年目の甲子園が始まった! 今年は見るぞ〜!

 (2015.08.06)   このページのトップへ

 

『そんなもん好きだったんか?』4195

 その樹はな。
 まだまだ小さいけど、一応それは『山椒の樹』でっせ。

蝉と山椒

 なあ、蝉。
 お前もけったいな人やなあ。
 山椒の樹に止まってどないすんねん。

蝉と山椒

 それともウナギの蒲焼が食いたいんか?
 気持ちは分かる。毎日暑いしな。
 それと、お前のバアイは特に今精つけなあかんやろしな。
 うん、気持ちはよう分かる。

 (2015.08.06)   このページのトップへ

 

『うちの朝顔』4194

 ネットを張ってやった。

朝顔

 空になった駐車スペースの手前。
 庭に何気なくいつの間にか生えてきた朝顔のために。。。
 この朝顔をスギナのような雑草と言う人もいるようだが、花が咲くからには大切にせねば。

朝顔

 そういう理念の下、このネットの下に植え替えてあげたのだ。
 やっと花が咲いてきた。
 妻は今朝も水やりを欠かさない。

 (2015.08.05)   このページのトップへ

 

『初竿灯へ攻め込む』4193

 張り切っていた。

竿灯

 この日を待ち焦がれていた。
 ちょっとほろ酔いでも行ける。井川さくら駅にクルマを置いていかなくても来られる。
 ドーミーインに泊まらなくてもいい。ほら、もう着いた。

竿灯

 生まれて初めて見る「本チャン夜の竿灯」!

竿灯

 珍しく妻は、祭りそのものに感動していた。お囃子の笛太鼓、「よいしょ!よいしょ!」の掛け声。
 そして何より、すごい技。妙技の連続だ。時々接触しそうになって冷や冷やもする。ホントに倒れたりもする。

竿灯

 終わりの方では、継ぎ足した竹が、目の前で「バキッ!」と折れて倒れたり。。。驚いたなあ。こんなこともあるんだ。

竿灯

 あんまり期待してなかったけど、こんなに面白いんならまた来よう。
 六魂祭の時よりも人が少なくて歩きやすかったし。。。

竿灯

 海外からのお客さんも多かった。

竿灯

 田沢湖ビール飲んで盛り上がったまま、どこにも泊まらず、電車にも乗らず、まっすぐおうちへ帰ってきましたよ。
 ああ、楽しかったなあ。。。

 (2015.08.05)   このページのトップへ

 

『かんとうまつり』4192

 秋田のかんとうは有名だが、秋田出身のボク自身まともに本チャンは観たことがない。
 となれば、こっちの人でない妻はもちろんそう。
 で、せっかく秋田市に引っ越したのだし、歩いてもいけるところでそれが行われるのだから、出掛けましょう! ということになった。
 晩ごはん食べてから浴衣着てね。
 人ごみは嫌だけど、今回は上を見上げるのだから何とかなるかな。
 今から楽しみだね。

 (2015.08.04)   このページのトップへ

 

『妻、かっけ〜!』4191

 ボクのmacが壊れた。
 その中に入っていたおびただしい数の写真や音楽のデータが消えたかもしれない。
 ボクは大変焦った。
 何とかしなければ大変なことになると思って。。。
 夜中にそれを「ボクの目下の悩み」として、妻に吐露した。
 妻の答えは簡単なものだった。
「写真なんか後で始末するの大変。消えてかえってよかったくらいだわ。過去のものなんかどうでもいい。今とこれからのことが私には大切なの」
 お〜! ボクは完全に一本取られた形で、神々しい妻を仰ぎ見るしかなかった。

 (2015.08.04)   このページのトップへ

 

『amazonによれば』4190

 amazonによれば、ボクは「童話好きで探偵もの好き」な人のようだ。
 そういう分析結果を基にいつもメールがやってくる。
 ああよかった。
 「エロ好きで変態もの好き」でなくって。。。
 今日は街に出ます。マッツ先生のとことボクの歯医者さんのクリニックと、三好堂のおばあちゃんとこ。ワインとチーズのお店は今日お休みでした。ザンネン! シュアカーで5度目のドライブで〜す。もう慣れたもんで結構快適になってきました。

 (2015.08.03)   このページのトップへ

 

『気持ちよさそうな顔』4189

 人間が一番気持ちよさそうな時の顔。
 ボクが思うにそれは「耳くそをホジホジしている時の顔」だ。
 無防備というか。
 アホ面というか。
 とにかく気持ちよさそう。
 今、妻の顔をみながらそう思っています。

 (2015.08.03)   このページのトップへ

 

『寝ぼけた会話』4188

 しじみ汁を飲みながら妻。
「ひよしがり」
「それを言うなら、しおひがりでしょ」ボクが突っ込む。
「そっか。ひよしがりだったらヒヨシミミみたいだもんね」
「アドカボみたいなもんだね」
「そう。ホントはアボカドね」

 (2015.08.03)   このページのトップへ

 

『臭いね。でも偉いね』4187

 わが家はゴミの収集コーナーのところにあります。
 いつかはこうなると覚悟はしていましたが、この時期はやはり尋常じゃなく臭い。
 ゴム収集車が早く来てくれればいいけど、今日みたいに11時を回ってやってきたような場合、窓や戸を全開にしているわが家はつらい。
 窓や戸を閉めてエアコンにする手もあるが、それはそれでもったいなく。
 なので、こうして嗅いでます。2人で。
 鼻が曲がるほど臭いけど、我慢しています。
 ゴミ収集車が行った後はしばらく、その臭いは撹拌され風に乗って、さらにキョーレツに臭ってきます。
 ああ、臭い。
 でも、思えば、ああして、臭いまっただ中でゴミ臭にまみれ、汗にまみれている人たちがいるんだなあ。。。
 今日は早朝「汲み取りの人たち」も来てくれたようだし。。。
 みんな偉いなあ。。。
 それに比べたら、なんだ、こんな臭いなんか。屁でもねえや。
 屁も臭いけど。。。

 (2015.08.03)   このページのトップへ

 

『土日も仕事です』4186

 8月に入った。
 土日とか関係ないボクらはこの2日も仕事、仕事、仕事。
 8月は正味の労働時間が少ないので、ボクらのような不安定民族にとっては、はなはだ実入りの少ない時期になる。
 実入りが少ないということは、生活ができないことを意味する。イコール「餓死」である。
 その点、月々ちゃんと定額もらえる人はいいなあ。。。サラリーマンとかコームの人とか。
 ボクは、30歳からずっと(つい最近の役場アルバイトの半年以外は)かれこれ25年も定額でお金をもらう安定民族ではなかった。
 稼げなければ金が入らない。稼ぎゼロなら手取りはゼロ円なのだ。それはすなわち「餓死」することを意味している。
 いやあ、不安定民族はスリル満点だね。いつも「死」と隣り合わせなんだもんね。
 ひゃっほ〜!

 (2015.08.02)   このページのトップへ

 

『スカートを履いている人を見るオドロキとヨロコビ』4185

 こっちに、つまり「都会」に来てかれこれ3カ月近くになり、いろんなところを細かくウォッチしてみることができるようになった。
 そーゆー余裕ができてきた。
 そうすると、なるほど、そうだったんだなあ・・・と思うことがたくさん出てくる。
 子どもってこんなにいたんだなあ。。。
 夏休みになって、それはますます実感を持って感じられる。
 それから、若い大学生たちが周りにこんなにいるのもすごい。
 みんななんかピカピカ輝いている。「若い」ってそれだけで美しいんだなあ。。。
 こうしている今も、テニスコートから弾んだボールの音と女学生たちの声が響いてくる。ああ、いいなあ。。。
 「若い」VS「年寄り」の比率は、せいぜい、このように1:3ぐらいであってほしいものだ。
 思えばあの頃。ビレッジMACHIMURA時代はどうだったか? 
 「若い」はゼロだった。皆無だった。だから比較のしようがなかった。「若い」VS「年寄り」の比率=0:無限大だった。
 もっとも最近は「シェアビレッジ」とかいうのがオープンして、都会から若い子たちが押し寄せているようだけど。。。それはとてもいいことだね。ボクらがいるうちにやってほしかったけどね。こうなったらシェアビレッジに集う都会の皆さんに宣伝しちゃうよ。「あんたんとこの隣のボロ屋とそこの土地いかがスカ〜? お安くしときまっせ! 駐車場にでもなんでも使ってくださいませ!」
 さて、もう一つ、妻が一番驚いていること。
 表題の件である。つまり「スカートを履いている人がいる」というオドロキである。
 言われてみれば確かに、あのビレッジMACHIMURAでは40代〜90代にいたるまで、女性(たぶん)と思われる人たちの「スカート姿」を目にすることは一度もなかった。12年間皆無だった。つまり、妻以外だ〜れの素足も見たことがなかった。それはそれで助かったんだけど。。。
 妻は今、堂々とスカートを履き、きものを着て出かけられるといって喜んでいる。若いママはもちろん、おばあちゃんに至るまで上品にスカートを履いて歩いているのだ。
 これはある意味、フツーのことなのだろうが、フツーじゃない環境が長かったせいで、こんなことにさえミョーに感慨が湧いてくるのだ。
 ぼかあ、スカート好きだなあ。
 特に、若い人のミニスカートはサイコーだなあ。やべ、鼻血。。。

 (2015.08.02)   このページのトップへ

 

『朝からいろんな音』4184

 うちかなあと思ったらどうもお隣さんのようだ。
 ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ!
 ズ〜ッと鳴っている。早く起きなはれ! それとも止めずに出掛けたか?
 トトトトトトトトトトト・・・
 これはいつもの音。食い扶持を稼ぐ立派な音だ。
 もう一つさっきから気になる音がある。
 タラタラタラタラタラタラタラ・・・
 どこかで水が流れている。
 あれ? もしや。。。 
 いっけねえ、水を流しっぱなしだった。台所の水道の。
 オレよ、オレ!

 (2015.08.01)   このページのトップへ

 

『私語を楽しむ店、私語を慎む店』4183

 ゆうべの『ニラレバ炒め』が絶品であまりにもおいしかったので、そのことが真夏の寝苦しい夜の「寝しゃべり」の話題になった。
 ニラレバにうるさいボクがやっとたどりついた味。
 これは義姉たちにも好評だったので、かつてレシピを教えてあげたこともある。
 仙台時代にボクが好きだった味の店はたった1軒しかなく、その他約数十軒のお店はボクにとっては不採用だった。
 そんなボクに「ニラレバならオレに任せろ」と息巻いて、秋田市内の定食屋に連れて行ってくれた友がいた。
 かれこれ2年も前の話。
「どうだ? うめが?」と言われ「うん、うめえ」と言ったものの、ホントは嘘だった。
 ニンニクがめちゃめちゃ入っていて、あれは駄目だった。ちなみにボクの特製ニラレバ炒めにはニンニクは不使用だ。
 一番駄目だったのは、厨房の中で火を噴いて炒めているオヤジが、体中から「私語厳禁!」オーラを出していることだった。
 俺の料理をチャラチャラ食うんじゃねえ! みたいな。 
 時々そういう店に出会って、こっちが金縛りに遭うようなことがあるけど、それだけで二度と行かなくなるね。
 店主が真剣なのは大いに結構だけど、何と言うか威張ってるのは嫌い。
 おしゃべりなボクらにとっては、私語を楽しめる店じゃないとね。
 ちなみに、「私語を慎みなさい」という言葉が妻には大うけだったみたいで、「それこそ死語だわ」と笑われました。

 (2015.08.01)   このページのトップへ

 

『いつもブラジャー』4182

 ネット広告というのはやらしいなあ。
 そりゃあ、調べましたよ。確かに調べました。ブラジャー。
 でも、それは個人的趣味というよりも、妻への献身だったのでありまして。。。
 つまり、忙しい妻に代わって、ボクが調べてあげたんですって。
 いや、本当なんですって! 神懸けて。
 それなのに、ネット広告のヤツ、これでもか、これでもか! と、このボクに、このボクにですよ!
「ブラ買え!ブラ買え!」言ってくるわけなんですよ。
 それだけならばまだいいんだけど、ニヤニヤ横肘鉄砲を食らわせながら近づいてきて、
「お前、こんなんも好きやろ。な、え? 隠さなくも分かってますって」と言わんばかりに、裸婦の名画とかまで押し付けてくるんです。
 お尻をボーンと出した裸婦の名画とか。 
 そりゃあ、嫌いじゃないけどさ、男だもの。
 しかも、悪いけど今仕事中なんですよね。
 ブラとか裸婦とか、そーゆーのやめてもらえませんかね。

 (2015.08.01)   このページのトップへ

 

『オフィスマドロス海外進出!』4181

 カナダの企業から当事務所に問い合わせがあったのは、今から1カ月ちょっと前のこと。確か石巻のおばあがまだこっちにいる時だった。
「へえ〜、海外がらも仕事くんのすか!!」と、おばあは目を丸くしていたものだ。
 その仕事が今日、無事納品された。
 かれこれ1カ月以上もかかったが、相手先にはとても満足していただけたようでうれしいかぎりです。
 依頼された中身は、オフィスマドロスが得意とするWEBコーディング(CSS、HTML)と、日本文のリライトと、シンボルマークのアイコンデザイン制作であった。
 これぞ『ワーディング&デザインハウス』の本領発揮の、実に手応えのある仕事だった。
 それにしても不思議な時代になったものだ。
 居ながらにして、海の向こうの企業とも仕事ができるなんて。
 そういえば、『オフィスマドロス』という事務所名は、船乗りであった義父にちなんで付けたものだった。 
 彼は、世界の海をまたにかけ、いろんな国を旅したらしい。 
 オフィスマドロスも、遂に海外進出ですよ! ちと大げさだけどね。。。
 亡き義父マドロスさんもさぞ喜んでくれていることだろう。
 明日は祥月命日だから報告しなくちゃね。

 (2015.07.30)   このページのトップへ

 

『もったりまげだり』4180

 「もったり」は「盛ったり」である。
 「まげだり」は「まげる」という秋田弁からきていて「出す」「戻す」みたいな意味である。
 (用例)しょんべんまげる。
 で、「もったりまげだり」というのは「盛ったり戻したり」、つまり優柔不断にYES-NOを繰り返すことを言う。
 やると言ったり、やらないと言ったり。
 買うと言ったり、買わないと言ったり。
 食うと言ったり、食わないと言ったり。 
 行くと言ったり、行かないと言ったり。 
 盛ったり、まげだり。。。
 そういう人は嫌われるから注意しましょうね。
 あ、俺のことか。。。ごめんね、あるまん。

 (2015.07.29)   このページのトップへ

 

『黄金バットマン』4179

 きょうは忙しいので手短に書く。
 昨日散歩がてらセブンイレブンに行った時、ボクらの上空をこうもりが何匹も飛んでいた。
 しかも、どいつもこいいつも、ボクの頭上をかすめて、何度もすれすれに飛ぶのだ。
 あの時逃がしてあげたこうもりの恩返しなのか。
 はたまた、こうもりだと分からず、大きな蛾だと思って殺虫スプレーを噴射した仕返しなのか。
 とにかく、ボクの周りにまとわりつくように飛んでくるので困った。
 もしかして、ボクは彼らの親玉か? 
 こんなにもボクの周りにこうもりが集まってくると言うことは、ボクはひょっとして『黄金バットマン』なのか? 
 それとも、ボクが何か『こうもりを引き寄せる超音波』か何かを出しているのか?
 こうもりじゃなくて美女をひきつける超音波のほうがいいな。
 そう思って隣を見ると、おっと、確かに絶世の美女がいるではないか!
 暗くてよくは見えなかったが。。。

 (2015.07.28)   このページのトップへ

 

『nanaco教えて!』4178

 ボクはいろんなカードを持っている。それが自慢である。
 ローソンのカードでしょ。ファミマのカードでしょ。
 そして、ついに昨日セブンイレブンで「nanaco」さんも手に入れた。
 このカードは現金をチャージして使うもの。いわゆる電子マネーである。
 以前、おねえちゃん(義姉の理恵さん)が駅で「suika」カードでチャージしたのがかっこよくて、ひそかに憧れていたのだ。
 そんなわけで、いよいよボクも「チャージ」可能な最先端の男になった。
 じゃあ、一体に何に電子マネーを使うのか? 
 それ以上はあまり聞かないでほしい。 
 なぜならば昨日近所のセブンイレブンでチャージ買いしたものは、妻がどうしても食べたいと言って買ったおせんべい2種とガーナチョコだった。
 小銭が要らないと言っても、そんな程度なのだ。
 それに300円もの入会金を払う価値があるのだろうか。
 なあ、nanaco、教えてくれよ。

 (2015.07.28)   このページのトップへ

 

『ゲキブエ光子さんとデーブ佐竹さん』4177

「あっ! ゲキブエ光子さんだ!」
 今朝、体重計に載った妻の第一声がこれだった。
 草笛光子さんの印象を落として悪いが、どうもそのようだ。
 ボクはボクで、今日も「デーブ佐竹さん」だった。
 なんだか2人ともメキメキと、床がきしむほどメキメキと、肥えてきた。
 そういえば、ちょっと前まで、ボクのブログはこんな5文字であふれていた。
 スイジャク
 あれって一体何だったんだろう? 
 まだまだ夏真っ盛りだというのに、体だけが一足お先に「天高く馬超える秋」に突入している。
 ゲキブエミツコさんとデーブ佐竹さん。
 やべえなあ、これはこれで。

 (2015.07.28)   このページのトップへ

 

『しじみどこまで、すいかどこまで』4176

 これは永遠のテーマだ。
 上品と下品の境目の問題である。
 第一に「しじみ」問題。
 あれは一体どの程度の大きさのものまでを食していいのだろうか? 
 アサリのように大きいしじみを食べないのは、「お高くとまってる〜人」と思われ、逆に下品である。
 でも、あまりにも小さい、耳かきでもすくえないサイズのものまで「チュ〜チュ〜」すすっている図はいただけない。「びんぼくさ〜」ってことになる。
 じゃあどこが上品と下品の境目か?
 今日しじみ汁を食いながら思った。
 箸でフツーに持てるか持てないか。
 箸で持てないほど小さいものまで食っちゃいかん。
 それから第二の問題は「すいか」である。
 赤いところをたくさん残すのは、上記と同じ理由で「お高くとまってる〜」と思われる。
 だからと言って、白を通り越して緑色の表皮まで、大工さんがかんなで削ったようになるまで食べるのはどうだろう?
 それはそれで芸術的ではあるかもしれないが、やはりいただけない。
 そういう子どもを、そばにいたママが「ゆうちゃん、きれいに食べたわね。今日は満点!」などと褒めてあげている光景に出くわしたことがあるが、あれはどうかと思った。
 ものごとには限度というものがあるだろう。
 お前の子どもはビーバーか!?
 そんなわけで、すいかの境目はこんな結論でいかがでしょう。
 赤過ぎず白過ぎず、間違っても緑がかってはいけない。

 (2015.07.27)   このページのトップへ

 

『部屋が酸っぱい』4175

 昨日、いいイワシを見つけたので、それで南蛮漬けを作ったのだ。
 すごくおいしそうにできた。
 明日まで漬けておいて、しみたところで食べよう。
 それにしても酸っぱい。仕事場まで酸っぱい。 
 酸っぱいは成功のもと。
 ごめん。誰かが言って大外ししそうな、きわどいセリフを言ってしまった。忘れて。

 (2015.07.27)   このページのトップへ

 

『虚弱児』4174

「ホメオ何とかが壊れたんじゃない?」妻に言われた。
 たぶん、ホメオスタシスのことだろう。生命の恒常性維持機能。
 今朝から鼻が壊れ、ティッシュの箱が欠かせなくなっている。
 暑かったり寒かったり、寒かったり暑かったりするとこうなる。 
 本当にボクは気温の変化に弱い。
 それから湿度の変化にも弱い。
 細かいことを言えば、旅先での枕の変化にも弱い。 
 弱いのはもっとある。
 狭いところに極端に弱い。だから家のトイレはいつも開けっ放しでする。
 ボクを殺すのは簡単だ。トイレかたんすに30分閉じ込めればいい。
 高いところはもっと弱い。駄目だ、考えただけでも脳震とうを起こしそうだ。
 バンジージャンプさせられるぐらいなら東尋坊の崖から身を投げる。
 狭いところや高いところが苦手だからといって、逆に広いところ、低いところが好きなわけでもない。
 広いところは迷子になるし、低いところは腰を痛めそうだ。
 暑いところも駄目だし、寒いところも駄目。
 暗いところも怖いし、明るいところはまぶしい。
 ああ。。。
 なんという虚弱児だろう。

 (2015.07.27)   このページのトップへ

『適麺』4173

 カップラーメンを食うとてきめんに太る。
 「適麺」という字を当てたいくらい。
 しばらくず〜っと天気が悪く、外へも出られない日が続いていた。
 なので、歩くことも、買い物に行くこともできなかった。 
 唯一在庫があった『出前一丁』などのカップ麺で飢えをしのいでいた。
 おかげさんで、2人ともものすごく太ってしまった。 
 これではいけないということで、昨日はシェアカーを借りてワイン屋さんへ行き、ワインとチーズを大量に買って家に運び、それから駅に車を返して、家まで50分歩いた。
 で、その時は何となく体が軽いなあ、と思っていた。
 が、気を良くして、夜のおやつを食べたのがいけなかった。
 今朝体重を測って2人ともガッカリ。。。
 あ〜あ。。。
 舟和のいもようかんめ!

 (2015.07.27)   このページのトップへ

 

『ヤマトのメール便はどうしたらこうもゆったりと配達できるのだろう?』4172

 今時、本当に表彰ものだと思う。
 ヤマトのメール便。
 確かに1週間ぐらいかかりますよ、とゆーのが前提で、安い配達料になっているのは分かる。
 しかし、それにしてもどうやったらここまでゆ〜〜〜〜〜っくりと届けられるのだろう。 
 この時代、何もかもハイスピードでものが動く時代、このように1週間もかかって届ける方がかえって難しいのではないだろうか。
 東京から秋田まで1週間かかるということはだ、その途中の県にいちいち泊まって、「はい、今日は埼玉ね」「はい、今日は福島止まりね」「だめだめ、今日は盛岡でお休みくださいね」とかやって、そうやって、どうにかこうにか「1週間で届く」のではないのか。
 それってある意味、「いじわる」じゃないのか! ねえ、ヤマトさん。

 (2015.07.26)   このページのトップへ

『バックコーラス』4171

 今はあんまりいなくなったような気がするけど、昔はバックコーラスだけのために大量にメンバーを擁していたバンドが多かった。
 パッと思い浮かぶのは「ピンキーとキラーズ」。
 「内山田博とクールファイブ」「敏いとうとハッピー&ブルー」「ペドロ&カプリシャス」「殿様キングス」「和田広とマヒナスターズ」・・・。
 彼らの特徴は、リードボーカルが歌う後ろで、サビの辺りでちょっとだけ歌うパターンである。一曲につき口を動かしている時間はほんの10秒程度である。
 その時以外は黙って突っ立っている。
 リードボーカルは3分の曲だったら180秒も歌っているのに、たった10秒のために何人も雁首揃えて立っている。何か楽器を演奏している場合もあるが、そうでないときは、基本ただつっ立っているだけである。 
 しかも、それなのに彼らはリードボーカルと全く同じ衣装を着ている。ラメは少なめとか、そういうことはないのである。
 恐らくギャラも大差はないだろう。むしろリーダーとかのほうが多く取っているに違いない。
 いろんな役割があるとはいえ、コストパフォーマンス上で、これはどうしたものかと、深夜そういうバンドの曲を立てつづけに聞きながら、ミョーに心配になってしまった。
 余計なお世話だけどさ。

 (2015.07.25)   このページのトップへ

 

『女のみちと女のみさお』4170

 寝つこうとした時に、急にこんなメロディーが浮かんでしまった。
 たとえ死んでもいいわ〜、あなたのためなら〜♪
 困ったことに、どんどん続きが出てくる。
 しあわせな〜女だと〜世間は言うでしょう♪
 やべっ、サビまできちゃったよ。
 夫婦鏡に映し出す、女の薄化粧〜♪(ちゃんちゃ、ちゃららんちゃっちゃ) 
 涙をためていた、女がいたことをお〜ぼえ〜ていてほしい〜♪
 心の中で歌い終えて、ボクはハッとした。
 これ誰の何ていう歌だっけ?
 「女のみち」だっけ?
 それとも「女のみさお」だっけ? はたまた「夫婦鏡」だっけ?
 「殿様キングス」だっけ? 殿キン。まさかクリキンじゃないよな。クリスタルキングス、いやキング。
 それとも「ぴんからトリオ」のちょびひげじゃなかったかなあ? 確か「宮史郎」っつうんじゃなかったっけ?
 そういえば、着物姿の彼を一度東京駅の新幹線のホームで見たことがあったなあ。
 もう、いろんなことを思い出して、何が何だか分からなくなってしまった。
 このままでは寝られないと思ったので、隣でス―スー寝ている妻を起こした。
 そして、一から全フレーズを歌って聞かせた。
「これ、誰の何ていう歌だっけ?」
 迷惑そうに、眉間にしわを寄せて聞きたくもないド演歌を聞かされた妻は、いたってクールにこう言った。
「ユーチューブで調べたら?」
 なるほど、と思ってボクは深夜、「女のみち」と「女のみさお」をはじめ当時の演歌をかなり聞き込んだ。
 どうやらボクの歌った歌は、「女のみさお」〜「夫婦鏡」の殿キンヒットメドレーになっていたようだった。
 そして、やっとこれで寝られると思って床に就き、復習のつもりで「女のみち」の出だしを歌ってみた。
 たとえ死んでもいいわ〜、あなたのためなら〜♪
 待てよ、これは誰の何という歌だっけ?
 思考が振り出しに戻っていた。でも怖いから妻には内緒にしといた。

 (2015.07.25)   このページのトップへ

『われら59ers(フィフティナイナーズ)』4169

 49ers(フォーティナイナーズ)といえば、サンフランシスコのフットボールの名門チーム。
 なぜその名前が付けられたかというと、1849年のゴールドラッシュ期に、一攫千金を求めてサンフランシスコに集まった人々の開拓精神に敬意を表すためだとか。
 ところでボクは1959年生まれ。
 それ式に言えば59ers(フィフティナイナーズ)である。
 われら59ers(フィフティナイナーズ)は今年56歳になる。
 ボクも12月になるとそうなる。
 いのしし年生まれのわれら59ers(フィフティナイナーズ)。
 みんな、生きてるかい?
 高度経済成長期に生まれた、われら59ers(フィフティナイナーズ)。
 そろそろ孫の顔も見ていることだろう。
 長嶋茂雄が展覧試合でサヨナラ本塁打を打った年に生まれた、われら59ers(フィフティナイナーズ)。
 ぼちぼち定年が視野に入っているんじゃないかい?
 現天皇皇后ご成婚式の年に生まれた、われら59ers(フィフティナイナーズ)。
 うだうだしてないで、新しい世界に金鉱探しに出掛けようじゃないか!
 そうそう、今年は高校の同窓会だそうです。

 (2015.07.24)   このページのトップへ

『もりとんかつ、いずみにんにく』4168

 か〜こんにゃく。
 まれ、てんぷら。
 しずおか〜。
 ねむ〜ルンペン。
 ……。
 昨日はとんかつを死ぬほど食べた。
 今朝は今朝で、その残りをかつ丼にして食べた。
 2人で腹がぶっちゃけるくらい食べた。
 静岡で眠って、朝にはルンペンになってしまいそうだった。
 疲れると、ミョーにカツに渇望しちゃうんだよね。とんかつ。

 (2015.07.24)   このページのトップへ

 

『うなぎの小骨』4167

 うなぎの小骨が歯にはさまっている。
 悪くない。
 アジの小骨がはさまることもある。
 シャケのバアイもある。
 でも……。
 何と言うか……。
 今日はマダ……。
 歯をミガキタクナイ。

 (2015.07.23)   このページのトップへ

 

『あんまり暑いのでオランダへ行ってきました』4166

 いやあ、ちょっくら風車のあるところへ行きたいと思いましてね。
 行ってきました。オランダはアムステルダム。



 もっといろんな写真があるので、見たい人はこの写真をクリックしてください。
 それにしても気持ち良かったなあ。
 また行きたいなあ。
 ……という「なんちゃってバーチャルオランダ旅行」のお話でした。
 ついだまされたって人いますか?
 だとしたら、ボクも画像加工技術の腕を上げたもんだね。

 (2015.07.22)   このページのトップへ

『だからTVはやめました』4165

 昨日は久しぶりに歩いて行ける「焼肉屋』さんに行った。
 夏バテに備えての栄養補給であった。
 小さなブラウン管のテレビが、ニュース映像を伝えていた。
 乳児死体遺棄の話題。
 腰から下の人体が流れ着いたという話題。
 もう書いてても気持ち悪い。
 見なくてもいいものを見てしまった。
 だからTVは見ないんだ。

 (2015.07.21)   このページのトップへ

 

『この夏をどうしましょ?』4164

 この夏を思いっきり遊ぶぞ!
 そう思っていたのは三十代まで。
 この夏を何とか乗り切りたい!
 そう思い始めたのが四十代。
 そして今は、ひときわ酷暑が身にこたえる。
 きつい。
 この夏をやる過ごせるだろうか?

 (2015.07.21)   このページのトップへ

 

『とんびがタカを産まないわけ』4163

 遺伝とは親の形質が、子孫に一定の様相をとって伝わる現象である。
 染色体上の遺伝子がこの働きをつかさどるものとされる。
 メンデルが科学的解明を初めて行った。昨日(7月20日)はグレゴール・ヨハン・メンデルの誕生日であった。
 そんなわけで(かどうかは知らないが)、ボクはそのこと、すなわち遺伝のことを少し考えてみたくなったのである。
 日本にはこんなことわざがある。
 とんびがタカを産んだ。
 でも、本当にそんなことがあり得るだろうか?
 「とんびに油揚をさらわれる」ことはあっても、「とんびがタカを産む」ことはないような気がするのはボクだけだろうか?
 その一番の証拠がボクである。とんびはとんびだった。ええ、れっきとしたとんびでしたとも! かもめはかもめは研ナオコだったけど。。。
 そして「タカはやはりタカを産む」。そーゆー例はいっぱいある。なぜならば「タカ」は「タカ」だからだ。とんびがとんびなように。。。
 これは、メンデルさんの説にいくぶん対抗するようで、おこがましいのだけれども、ボクはこう思うのだ。
 子どもに受け継がれる親の遺伝子そのものよりも、はるかに大きいのが「生きている親そのもの」が与える子どもへの影響である。
 子どもは親を見て育つ。だから、仮に突然変異でとんびがタカを産んだとしても、その成長過程で、せっかくの「タカ」もとんびに成り下がってしまうのではないだろうか?
 だから、最終的に「とんびはタカを産む」ことはない! ってことになるのだ。
 言い換えれば「とんびである親がタカにならない限り、子どもは一生かかってもタカにはなりません」ってこと。
 逆に、何らかの遺伝子のねじれで、不幸にして「タカがとんびを産んでしまっても」、親を見て育つ環境の中で「生まれた時はとんびだった子どもがタカに躍進」できるのではないだろうか?
 とんび、タカという比喩は、知性とか学力のことだけではない。
 品性や理性、感性、あるいは物ごとの善悪を判断するチカラ、審美眼など、「親の教養やしつけ」に左右される部分のことを言っているわけです。
 で、口惜しいけれどこのテーマの結論はこうなる。
 やっぱりボクはとんびです。納得ドンッ!
 でも、妻にはこう言われそう。
「とんびというよりあなたは『とんま』よね!」
 あちゃ〜。。。

 (2015.07.21)   このページのトップへ

 

『初めてのお客さま』4162

 石巻のおばあちゃんと七ヶ浜の義姉のリエさんと、わざわざ「わさび菜」を届けにきてくれたYくん。
 どちらもお客さまではあるけれど、前者は身内中の身内、後者は引っ越し直後だったのでうちの中にまでは入りませんでした。
 なので、昨日来てくれたお二人は、ちゃんと玄関からおうちに上がった最初の「お客さま」だったと言えるでしょう。
 妻の大学時代のお友だち(ももこちゃん)とその旦那さんです。
 ももこちゃんは現在仙台市に住んでいて、旦那さんは単身赴任2年目。ここからほど近いところにある会社の寮に暮らしています。
 彼らの結婚式のお祝いに妻が踊ったとか、それからもう今年で銀婚式なのだとか、介護のこと、子どものこと、いろんなことに話の花が咲きました。
 まさに、持つべきものは友ですね。
 何とも言えない絶妙な機微と思いやりが軽快なおしゃべりの中に溶け込んでいて、久しぶりに気持ちのいい数時間を過ごすことができました。
 ここの家もとても気に入ってくれたようで、「必ずまたくるからね!」の言葉を残して帰っていきました。
 土崎の曳山まつりを見にいったみたいです。
 以前ももこちゃんに勧められて見た映画の続編DVDや最中の和菓子までいただきました。
 ありがとう! また会いましょうね!

 (2015.07.21)   このページのトップへ

『3ない行動』4161

 人間が「成り上がった時」に起こる行動が3つある。
 その1は「品ない」。
 その2「えげつない」。
 その3「せっそうない」。
 中国人の「成り上がった」お金持ちが日本に来て、手当たり次第に爆買いしているらしい。
 日本人も「成り上がった」時代、海外でそーゆー行動を取っていたのだから、彼らばかりを批判できないのだが、それにしてもそのスケールはものすごいらしい。
 日本の経済界は「にわか爆買い景気」に沸いているようだが、そーゆーことに無関心なボクにしてみれば、何だかうれしいやら疲れるやら。
 どう言うか、何となくきれいな気がしない。さわやかさがない。バーゲンセールのワゴンに群がるおばはんたちを連想してゾッとするのはボクだけだろうか。
 お金は死ぬほど、一生かかっても使い切れないほど持っているかもしれないけど、なんとゆーか。ココロが貧しいな。
 夕べ、中国に行ってチャイニーズドレスと中華どんぶりを爆買いしている夢を見ながら爆睡したボクである。
 疲れた。

 (2015.07.20)   このページのトップへ

 

『赤過ぎるめんたいこ』4160

 今どきはあんまりなくなったと思っていたんですが、今回石巻から送られてきた発泡スチロールの箱の中に「赤過ぎるめんたいこ」が入っていました。
 とってもおいしいんだけど、ものすごく赤い。
 中には「うっ血した」(「黒血」と呼ぶんですか、こーゆーの)ようなものもあって、さっき食べながら2人でびっくらこいてしまったわけです。
 でも、何だかすご〜く懐かしいような気もしました。
 かつてボクらが小さい頃は、めんたいこでも、たらこでも、すじこでも、でんぶでも、酢ダコでも、とにかく何でもかんでも赤かった気がします。
 赤いほど美味しいような気がしていたものです。
 アイスでもかき氷でも何でも、食べた後に舌を「べえ〜!」ってやると、真っ赤っかだった気がします。
 合成、いや「豪勢」着色料だった時代。
 ああいうものがウケなくなって久しいですが、久々にそーゆーものを食べて思いました。
 その頃「食べては駄目だ、駄目だ」と言われていたものばかり食べて育ったけど、別にこうやってピンピンしてるやんけ。
 そんなに神経質にならんでもよかったやんけ、と。

 (2015.07.19)   このページのトップへ

 

『主燃焼所合唱団』4159

 タイトル打ち間違えました。
 本当は『少年少女合唱団』と打ちたかったんです。
 今、ボクたちの顔はそういうふうになっています。
 つまり「とってもかわいい少年少女」なんです。
 秋田は日本一「美容院」が多いと聞いたことがありますが、確かに多い気がします。
 そうすると、どうしても競争が生まれ、その結果、サービス力は向上します。
 そして、その結果われわれは自ずと「いいサービス」を受けることができるのです。
 ボクたちがかつて田舎にいた時代から通っていた秋田市内の美容室は、ものすごく技術とセンスのいい美容室です。
 夫婦2人で1カ月〜1カ月半のサイクルで行くのですが、今回も理想的な髪型にしてくれました。
 その結果が、『少年少女合唱団』というわけです。
 お互い「プッ、少年!」「プッ! 少女」と言い合って、ものすごく気に入っているわけです。今度写真でお見せしますね。

 (2015.07.19)   このページのトップへ

 

『簡易水洗の醍醐味』4158

 簡易水洗はいいよ。
 確かに汲み取り代はそれなりにするよ。
 でもね。
 これだけは「最新技術を駆使して作った日本が世界に誇れる完璧なる水洗便所」(例えばウォッシュレット)にも勝る! ということが一つだけあるよ。
 それは「ナニを流す段」になって分かるよ。
 それまで屹立、ないしは渦巻き状に横臥していたナニが、アラジンの魔法でもかけたようにスポッ!と、一瞬のうちに消えるんだよ。
 これは「最新技術を駆使して作った日本が世界に誇れる完璧なる水洗便所」にもなし得ない技だよ。
 どんなに最新技術を持ってしても、ナニを流す段だけはどうしても、内山田洋とクールファイブの『そして神戸』よろしく「濁り水の中に〜石を投げ落とす」から始まって、「残された我が身がみじめになるだけ〜〜〜♪」な感は否めないんだよ。
 それが簡易水洗は違うんだよ。
 スポッ! はい終わり! なんだよ。
 未練なんて、これっぽっちも引きずってないんだよ。

 (2015.07.19)   このページのトップへ

 

『いかり入口』4157

 バスにも慣れてきた。
 もう何回乗っただろう。
 大学病院前から秋田駅東口まで乗るパターンが多い。
 12〜13分で片道220円。
 途中のバス停に「いかり入口」というのがある。
 どういう字だったか? 確か「碇」だったと思う。間違っても「怒り」ではない。
 「怒り」ではないのだが、どうしてもそのアナウンスが流れると、ボクの頭は「怒り入口」を想起してしまう。
 つまり、「もう堪忍袋の尾が切れた〜!!!」みたいな感じになるのである。
 どうやら妻も同じことを考えていたようで、いつも、このバス停のアナウンスが流れると、2人で力こぶを作ってしまう。
 怒りたくなる。
 不幸なことに、「いかり出口」なるバス停はない。
 一旦怒ったら最後、出口なく怒り続けなければならなくなる。
 困ったバス停だ。

 (2015.07.19)   このページのトップへ

 

『アクシデンタルでメディカルな1週間だった』4156

 なまぬるい風が吹き、雨がシトシトの日曜の朝である。
 5時半に目覚ましが鳴り、5時45分に止め、6時にディスクに着く。
 今日も仕事だ。今日も仕事が始まった。
 この1週間、何かとつらいものがあった。
 暑かった!
 予期せぬことで病院通い。例の「スイジャク事件」である。
 50年の人生で一度も点滴など打ったことのなかった妻が二度も打つはめになった。それにしてもこの1週間・・・。
 暑かった!
 今日の秋田は少し気温が下がって、25℃くらいと過ごしやすいのだが、石巻や東京のほうは34℃とか35℃とか書いてある。
 心配なのは石巻のおばあちゃんである。
 エアコンのない西日の射す部屋はつらかろう。
 それでなくても、膀胱炎になって、ふらふらになっているのに。。。
 お魚を送ってくれたお礼に電話で話した時、そんなような心配をボクが言うと、例によってこんな答えが返ってきた。
「いや、全然涼しいよ。風入って、オラかえって涼しいおん」
 そーゆー(真逆で強がりな)答えが返ってくるうちはまだ大丈夫だとは思うんだが。。。
 それにしても、皆さん、くれぐれもボクたちのように、アクシデンタルでメディカルなことにはならないでね!

 (2015.07.19)   このページのトップへ

 

『大量の魚が届いた!』4155

 以前、このブログで、それとなく、何気なく、ちゃっかり、しっかり、「枯渇宣言」をしていたものだ。
 冷凍庫が空っぽだったのだ。
 石巻のおばあちゃんとI家の奥さまの共同作業で、今日「あいのや便」が届いたのだ!
 巨大な発泡スチロールに大量の魚が入っていた。
 わ〜〜〜〜〜い!!!
 これで、ひとまず枯渇することはなくなった。
 しばらく買い出しに行かなくてもいい。
 やった〜〜〜〜〜〜あ!!!
 今、妻がそのお礼の電話をしているが、向こうも相当暑いらしいね。
 皆さん、カラダに気をつけてね!
 ありがとうございました!!!

 (2015.07.17)   このページのトップへ

 

『ケトン? きょとん』4154

 2日連続で、病院で点滴を打ってきた妻である。
 昨日も書いたけど理由は「スイジャク」である。
 なんでも「ケトン体」という物質が尿に出たのだという。
 その物質はどうやら、人間が生死の境をさまようぐらい「スイジャク」した時に出る物質なのだという。
 それが出て、体脂肪を燃やして命をつなぐのだという。
 つまり、それが出るということは、人間の生死の境におかれているような「スイジャク」状態なのだ。
 雪山で遭難5日目とかそんな感じ。
 しかし、当の本人は『ケトン』と聞いて「きょとん」だった。
「何それ? 私別に何ともないんだけど・・・」
 そんな感じだった。
 昨日は点滴の針が痛くて両腕にあざを付けて帰ってきた妻。
 その腕を見て、2つの思いが脳裏を横切った。
 1つは「痛々しい」である。
 すまん。もう一つは「太い」であった。
 「スイジャク」とはほど遠い気がした。

 (2015.07.17)   このページのトップへ

 

『廃盤』4153

 忌野清志郎が好きだ。
 「何百万枚も売れるロックなんて、あんましロックじゃない」(忌野清志郎)
 今でも名言だと思うし、彼は真のロッカーだった。
 そんなRCサクセションの廃盤になったアルバムが復活した。
 もうだいぶ前のことなんだろうけど、それをiTunesで買った。
 「ずるい!」を連呼する歌「やさしさ」という歌が好き。実に爽快なんだ。
 世の中、ソーユー人多いもんなあ。
 「嘘ばっかり〜♪」というフレーズの歌もある。
 「もうこないでくれないか」というフレーズの曲もある。
 そのCDを聞きながら、忌野清志郎になったつもりで曲を口ずさんでいた。
 すると、掃除機をかけながら妻はこう言った。
「あ、細川たかしみたい」
 がっくりきた。かなり凹んだ。
 でも、そんなボクに妻はまた言う。
「細川、すごいんだよ。民謡というジャンルの中では王なんだよ」
 それ慰めになってない。
 民謡界の「王」って言われても困る。
 今、忌野清志郎歌ってんだからさ。

 (2015.07.17)   このページのトップへ

 

『熱中』4152

 熱中して仕事をしていれば、熱中症などならないものだと思っていた。
 心頭滅却すれば火もまた涼し。だと。
 なわけなかった。ばかだった。
 どんなに熱中してても、熱中症にはなる。
 水分を採らなきゃ駄目なんだ。
 そんな当たり前のことも分からんなんて。
 ああ、ばかばかばか!
 こうなったら歌う。
 水谷豊のマネで。
 ♪ジグザク、気取った、都会の街並♪
 振り向いた君の笑顔が揺れるよ、目が合えば遠く指差す♪
 いつかは2人で行きたいのさ、例えばはるかな青い空を♪

(そろそろ、誰か突っ込んで!)
 言葉をこえた愛もあるはず、熱く燃える季節が♪
(早く突っ込んで、誰か!)
 ぼくらのあこがれ、運んでゆくよ〜♪
 ああ、最後まで歌っちゃったよ。

 (2015.07.17)   このページのトップへ

 

『スイジャクするふうふ』4151

 自分でも全然気付かなかったことだが、ボクたちはどうも「スイジャク」しているらしい。
 昨日、主治医のマッツ先生のところで健康診断の尿を採ってもらった時にそれと分かったのだ。
 つまり肉体の「過度のスイジャクぶり」が発覚したのだ。
 特に妻は「この数値を見た以上、このまま帰らせるわけにはいかないわ」とまで、あの温和なマッツ先生に言われ、点滴を2時間打って安静にして帰ってきた次第。
 本人はまるで他人事で、私のどこがスイジャクなんだ? スイジャクってもっとか弱そうな人のことではないのか? と、疑問を抱いているのだが。。。
 ボクも過労を表すタンパクなどが出たが、「少し様子を見ましょう」ということになった。
 そして、今日も妻を連れてまた点滴を打ちに病院へ行った。
 そんなわけで、ボクたちは今大変危険な、つまり「かなりスイジャク」した状況にある。
 おっと、そろそろ2時間の点滴が終わる妻を、シェアリングカーで迎えに行かねばならない。
 それにしても、一体、何がどうしたというのだ?
 このところの暑さ、あまり水分を採らなかったからなのだろうか?
 引っ越し前後からの疲れが出てきたのだろうか?
 いずれにしても、早く発見してもらっただけいいとしよう。
 これからは、仕事ばかりじゃなく、少しは休養も必要だってことかもしれない。
 いい加減、歳なんだから。

 (2015.07.16)   このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(〜4150話はこちら)

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