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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★元祖エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』1000話(完)はこちら。
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 
 

『読めない文字』4500

 ここんとこブログをじっくり書くヒマがなかった。
 まあ、じっくり書いたところでどうせ大したこともないのだけれど。。。
 でも、その間でも、ボクはいろいろ「コネタ」を思い付いては何かにメモしておいた。
 そう、ボクは知る人ぞ知る「メモ魔」なのだ。「アク魔」でも「ドグ魔」でもない。多少「お邪魔」ではあるが。。。
 そんなわけで、そういうメモ紙が目の前にたくさんたまっていた。
 例えばこーゆーものだ。
 「一瞬の〇〇、広田薬品、モ〇タないけど、どなた?」
 何ですか、これ?
 「新潟の〇〇や〇〇」
 分かりますか、これ?
 「ボクはシェ〇〇、電話〇〇手、アパート」
 さっぱり分からない。
 せっかく時間ができたのに、今からボクはどーすればいいのだ?

 (2016.04.07)   △このページのトップへ

 

『ごはん一色の日々』4499

 ええい! こうなったらもう、どんなに太ってもいいわい。
 ドデブになってもいいわいな!



 だってうまいんだもん。



 米を研ぐのも職人技になった。 だってうまいんだもん。



 アマゾンで新しい専用の釜も買ったぞ! だってうまいんだもん。



 妻は「おこげ」の食べ過ぎで胃もたれ気味。だってうまいんだもん。



 それでも太田胃酸を飲んでまた食べる。だってうまいんだもん。



 あ〜もう、まんま食いてえ、だってうまいんだもん。
 まんまミーやマンマ! ギブミーまんま! ことなひまんま事務所!

 (2016.04.06)   △このページのトップへ

 

『太田胃酸のいいところ』4498

 昔から「飲み過ぎ食べ過ぎ」には太田胃酸を飲んでいる。缶に入ったヤツ。
 最近ボクは、ほとんどお世話になることもなくなったが、妻は「あるのっぴきならん事情」で愛飲するようになった。
 あるのっぴきならない事情というのは他でもない。
 ごはん、しかも「おこげ」の食べ過ぎである。
 最近、鍋でごはんを炊くようになって、死ぬほどそれがおいしいのだが、ことさらに、鍋の底にこびりつく「おこげ」がうまい!
 というので、妻はそればっかり食べているうちに「消化不良」を起こしてしまったようなのだ。
 こいつ、ばかだね〜、まったく。
 ほどほどにしときゃあいいものを、茶わんいっぱいに「おこげ」を山盛りにして食っているもんだから、こうなる。
 なんぼなんでも、あの硬いとこだけ、死ぬほど食っちゃあいけない。腹も身のうちよ。
 というわけで、「太田胃酸」のお世話になっているわけだが、太田胃酸には、隠れたいいところがあって、それはこの小さな匙(さじ)である。大きさがゼツミョーにちょうどいいのだ。




 かれこれ太田胃酸歴50年なので、このスプーンも随分たまった。
 そして今では、わが家のありとあらゆるスプーンというスプーンはこれになった。
 「オールマイティースプーン」と呼んでください。
 もちろん「ティースプーン」でしょ。
 ほんだしの「計量スプーン」でしょ。
 砂糖の「計量スプーン」でしょ。
 塩の「計量スプーン」でしょ。
 味噌の「計量スプーン」でしょ。
 味噌汁の「おたま」替わりでしょ。
 鍋焼きうどんを食べるときの「れんげ」替わりでしょ。
 お米の「計量カップ」替わりでしょ。
 あと、洗濯洗剤の「計量スプーン」でしょ。
 ほんでもって、たま〜に、目に当てて「視力検査」にも使えるでしょ。
 って、おい!
 お前、モグラかい?

 (2016.04.05)   △このページのトップへ

 

『ヤッケって知ってる?』4497

 ヤッケって死語だろうか?
 ボクらが小さいころは「ヤッケ」が一世を風靡していたものだった。
 ヤッケを着ている子はかなりリッチな子だった。威張れた。
 しかし、あっという間に時代は変わり、「ヤッケ」は「ウインドブレーカー」にその栄光の座を奪われることになる。
 何となく「ヤッケ」という響きよりも「ウインドブレーカー」という語感がカッコいいものだったからかもしれない。
 ヤッケのような可愛そうな憂目に遭った言葉が他にないかと思って妻に聞いたら、妻はさすがに『歩く死語大辞典』であった。どんどんでてきた。
 メリヤス、とっくり、ジャケツ、などがそうであった。「毛糸のパンツ」もよく履いたそうだ。
 アーノルドパーマーの傘の絵が胸に付いた「薄〜い透けるようなガーゼ状のカーディガン」もあったなあ。。。あれ、何て言うんだろう?

 (2016.04.02)   △このページのトップへ

 

『マツコとイッコの違い』4496

 妻はマツコとイッコの違いが分からない。
 ボクもあんまり自信はないが。。。
 多分、太い、黒いドレスを着ているほうがマツコだと思う。
 多分、顔がネプチューンのリーダーの名倉に似ているほうがイッコではないだろうかと思う。
 いずれにしても、どちらも「おねえ」である。
 それは妻も知っていた。
 おねえといえば、ボクらに最も馴染みの深い「おねえ」は、歌舞伎や古典芸能をレクチャーしてくれる葛西さんである。
 あの方もおそらく「おねえ」である。
 多分、いやきっとそーである。あの笑って人の肩とかに触ってくるしぐさでボクは分かるのだ。
 そう言えば、今年も7月に県民会館に歌舞伎がやってくる。
 なんと大好きな『鳴神』だ。
 その前にプレセミナーがある。今年は県民会館のステージで、おねえの葛西さんがレクチャーしてくれるらしい。
 もちろん妻は着物を着て、ボクたちは1年ぶりの「あねえ」に会いに行く。

 (2016.04.02)   △このページのトップへ

 

『ムンクのバカヅラ』4495

 季節労働者の大仕事を終えた2人。
 久しぶりに死ぬほど寝た。
 前の日に瓶や缶を出しておいたので、あとは膀胱さえ何とかなれば、昼過ぎまで寝ていられるはずだった。
 しかし、膀胱もさることながら、瓶や缶を持ってやってくる人たちの喧騒にやられた。
 何しろうちは「ゴミ置き場」の半径5メートル以内に寝室があるのだ。
 それと、明るい陽光にもやられた。
 膀胱と陽光と喧騒にやられた2人は、結局朝の8時半まで寝ているのが精いっぱいだった。
 それでも普段よりはよく寝たので、ボクらはムンクになっていた。
 ムンクの叫び顔。
 なぜだか分からんが、人はよく寝るとこーゆーバカヅラになるようだ。


 

 (2016.04.01)   △このページのトップへ

『泣いても笑っても』4494

 長かった。
 実に長かった。
 苦しかった。
 激しく苦しかった。
 12月からの4カ月間。
 ボクらは不眠不休で働いた。
 妻は手を、ボクは鼻を壊しながら一心不乱に稼いだ。
 それも今日まで。
 季節労働者諸君。
 ご苦労さん!
 でもまだ終わってない。
 追撃の手を緩めてはいかん。
 最後の請求書の欄を記入するまで気を抜いてはいかん。
 よ〜〜〜〜し!
 そうそう、季節労働者といえば、「あじまん」のおばちゃんも今日までなんだって。
 あとは寒い時期(10月)までお休みなんだって。
 なので、できたら今日買いに行ってみようかなあと思っているわけです。
 今までとってもお世話になったし。
 最後におまけしてくれるかもしんないからね。。。 

 (2016.03.31)   △このページのトップへ

 

『そこ拭く紙はシンプルでありたい』4493

 つい間違って(とゆーか生協のいつものがなかったもんだから)ミフィーのトイレットペーパーを買ってしまった。
 そこで気付いたことが2つある。
 ボクの中に激しく起こっている欲求である。
 一つは「かぎたい!」という欲求。
 おのれのブツの匂い(臭い)をかぎたい! 
 そーゆー原始的な欲求があることを、このミフィーちゃんは教えてくれた。
 どーゆーことかというと、ミフィーちゃんは激しく香水の匂いがしているので、おのれのブツの匂い(臭い)が全く分からないのだ。
 正確に言うと、ビミョーに「香水&ウンチのミックスフレバランス」なのだが、これがまた逆にキコモ悪い。
 もう一つ、気付いた欲求は「見たい!」という欲求だ。
 おのれのブツの色を確かめたい!
 ケツを拭いた後に紙に付いた色は、早く言えば「おのれの健康度チェック」のバロメーターだ。
 しかしどーだろう。
 このミフィーちゃんの紙は、トイレットペーパーが担うべき最も重大なその役割を放棄してしまっている。
 ミフィーの服の色がいけないのだ。紛らわしいのだ。
 これではミフィーの服の色なんだか、ウンチなんだか、はたまた血便なんだか、さっぱり分からないではないか!

 

 そんなわけで、これからは間違ってもゼッタイ「ミフィーのトイレペ」だけは買わないと心に誓っているのだが、まだあと5ロールもあるそうだ。。。ああ。 

 (2016.03.27)   △このページのトップへ

 

『ご予算に応じて小さくします』4492

 精巧なニセモノ絵画展へ行った。
 やっぱりニセモノはニセモノだなあ、と思った。
 案の定、出口のところには六十うん万円のニセモノ絵画がたくさん飾られていた。
 そこには巨大な虫眼鏡をもった本物の「ニセモノ鑑定士風怪しいセールスおやじ」が立っていた。
 彼は怪しさをプンプンさせながら、ボクらにいろいろ話し掛けてきた。
 妻は、そんな彼に容赦なく難しい質問を浴びせかけた。
「もともとのこの黄色はどういう色だったんでしょうか?」
 ゴッホの夜景の絵を前に鋭い質問だった。が、彼は答えられない。



「ご予算に応じて、絵を小さくしますよ」
 そんな訳の分からない答弁でお茶を濁すのが精一杯だった。
 予算が20万ならコピーの縮小でなんぼでも小さくして差し上げるというのである。
 ボクが言った。
「予算があるとすればボクらの場合400円ぐらいです」 
 至って真面目に言ったのだが、彼はもう大笑いでごまかすしかなかった。
 そしてボクの背中をなれなれしくポンと叩いた。
 彼に取り合われなかったので、ボクは「刺身買って帰ります」と言ってその場を後にしたのだった。









 

 本物はどれだ? 

 (2016.03.24)   △このページのトップへ

 

『気分はプーマ』4491

 春になったので靴を買った。
 正確に言うと妻に買ってもらった。
 靴と下着だけはネット通販ではあかん。
 ジッサイ手に取って履いてみなければあかん。
 ボクらのように、クルマがなく、足はおのれの足のみ、という場合は殊更そーゆーことになる。
 足に合わないものを履いていると、足がつる。
 しかし、カンペキに自分の足にフィットする靴に出会うことは難しい。
 靴屋さんの話によると、なんでも人にはいろんなタイプの靴型があって、「アラビア型」とか「エジプト型」とか名称が付いているらしい。
 石巻のおばあちゃんの足型は間違いなく「ゾウ型」だ。
 そんなわけで、ボクがゲットした靴はこれだ!



 ボクの足型は「プーマ型」であることが判明! とにかくものすごくフィットしているのだ。
 足が春! 
 もう駆け出したくなる気分だ。 

 (2016.03.24)   △このページのトップへ

 

『夢破れて・・・』4490

 おととしのちょうど今頃は、トシゾーさんという人(実父)の介護関連行事に心も体も抹殺されていた。
 そんな中で、コーム最後の頑張りを見せていた時期でもある。バツベン発足を目指して燃えていた。
 去年は、引っ越しの夢を最大限に膨らませて、物件をいよいよ本格的に探し始めていた時期である。
 夢は大きく広がっていたし、同時に鼻穴も広がっていた(?)。夢の暮らしに沸いていた。
 あれから1年。
 しかし、ジッサイは雨漏り屋敷だった。
 虫もいる。
 「夢破れて団子あり」。今日も巨大なダンゴ虫発見!
 でもね、それでもここがいい。
 それでもサイコーにここがいいね!
 これがボクらの合言葉です。

 (2016.03.23)   △このページのトップへ

 

『それは1本の・・・?』4489

 妻が服を脱ごうとしていた時である。
 (何やら怪しく始まった)
 コロンと何かが足元に落ちた。
 大体こーゆー場合、落ちるのはボタンである。
 間違っても鼻ではない。それ怖い!
 しかし、ジッサイは1本の「ギンビス」だった。
 ボタンでも鼻でもなかった。
 食ったな、こいつ。。。

 (2016.03.23)   △このページのトップへ

 

『ケンカになる割り方、愛を育む割り方』4488

 このピーナツパン。
 2人で分け合って食べようという場合、あなたならどうやって割りますか?



 カンチョウみたいに縦割りですか?
 たくあんみたいに横割りですか?
 縦割りはやめてください!



 ほら! 
 右のほうを相手に差し出したら間違いなくケンカですから。
 そうです。こうして割ってね。



 仲良く食べます。

 (2016.03.22)   △このページのトップへ

 

『コスレティック?』4487

 コスメティックサロンというのは、あれはなんですか?
 顔を美しくするようなサロンなんですか?
 エステって何ですか? エステティックサロンって何?
 男のボクにはよく分かんないんだけど、とにかく顔や体を美しくするところなんでしょうか?
 大ザックリに言うと、そーゆーことでよろしいんでしょうか?
 ボクのつかみ、これで間違っていませんね。
 では話を進めましょう。
 以前も確かお話ししたかと思いますが、先日うちの妻はコスメティックではなく「コスレティック」でもって「顔のイボ」を取りました。ええ、寝ている間にこすって取ったんです。ですから「ただ」です。
 もっともお金のかからない美容法がこの「コスレティック」なわけです。
 密かに、こんな本を出す計画らしいです。
 『エステ最前線! 寝ている間にただで美しくなるコスレティックの極意』

 (2016.03.22)   △このページのトップへ

 

『天まだまだ寒く、豚まだまだ肥える春』4486

 お彼岸なので、今日は出掛けます。お墓参りに。
 暑さ寒さも彼岸までと言いますが、そんなことはありません。
 まだまだ寒いです。ぶるぶるぶる。。。



 とうとう秋田のお米がなくなったので新潟のお米を初めてわが家で炊きました。
 三温窯さんの鍋で、どーしても、サブちゃんの『風雪流れ旅』に歌われている「鍋の焦げ飯」を作って食べたかったのです。
 ここからはな〜んも言いませんよ。
 ただただ、立ち上がる湯気とパチンパチンとはぜる音と、吹きこぼれる蒸気と、炊きあがった白いツブと、おこげのせんべいに似た触感と香ばしさと、噛むほどに口中に広がる甘みと、食べても食べてもまた食べたくなる滋味豊かな広がりと、のど越しと、おしゃべりな2人が無口になる時間の経過と、「アレアレア」とゴーギャンがタヒチの娘の口から聞いたという「幸福の呪文」をお聞きください。はい、どうぞ。









 おかずは『鯛のアラ煮』のみ。これがまた死ぬほどおいしい。
 もうあとはな〜んも要らん、、、って感じ。



 完食! げっぷ!!



 おっと髪の毛にまで食べさせている人がいるぞ。

 石巻のおばあ。
 今度来たときは、これをご馳走するよ! はよいらっしゃい!
 みんなで豚になろう!

 (2016.03.22)   △このページのトップへ

 

『鼻が雪解け』4485

 鼻が今年も壊れた。
 寝ててトイレに立つときにものすごく出る。
 湯水のように出る。
 いや、「鼻水」のように出る。
 いや、鼻水なんだから「鼻水」のようにではなく「鼻水以上に」出る。
 などと訳の分からんこと言ってないで、先に進もう。
 そんなときボクはフト思う。
 こんなに鼻水は出たら、近々脱水症状で死ぬんではなかろうかと。
 全身からこれだけの水分を奪われたら、ボクは生きていけないような気がする。
 その前に鼻はもげるような気がする。
 その前に家からティッシュが枯渇するような気がする。
 そうしてティッシュを買うお金まで枯渇してしまうのではないだろうか。
 ああ、ボクはどうしたらいいのだろう?

 (2016.03.22)   △このページのトップへ

 

『ギャツビー』4484

 そんなメンズ化粧品があったような気がする。
 少し前のシアタータイムで『華麗なるギャツビー』を観た。
 最近のデカさまのではない1974年のやつ。
 こんな有名な映画を今まで一度も観たことがなかった2人。
 それには若干の訳があった。
 基本的に主役の2人(ロバート・レッドフォードとミア・ファーロウ)があまり好きじゃなかったから。
 アメリカ文学界最高峰と言う人もいる文芸作品『華麗なるギャッツビー』らしいが、そういうものが映画では必ずしも盛り上がらない例は日本でもたくさんあるが、とりわけこの2人の役者を起用したことで、この作品は「あかん」くなってしまった気がした。
 ギャツビーはもっと野性味と野心ある男でなければならない! なんたって「成り上がり」なのだから。
 なのに、テニスコートで毛糸のベスト姿が最も似合うレッドフォードを起用してしまった。彼では駄目だ。
 最新版のデカプリオならこの辺の役もこなせそうだけど。
 ミア・ファーロウも駄目だ。どうしても『ナイル殺人事件』や『ローズマリーの赤ちゃん』のエキセントリックな芸風の彼女に「上流階級の品」を出せといっても無理だ。これもミスキャストだ。
 そんなわけで、あきまへんでした、この映画。
 ちっとも華麗じゃなかった。
 タイトルを『華麗過ぎるギャツビー』『かわいそーなギャツビー』にしたほうがいい! という過激で辛辣な意見も出た。

 (2016.03.22)   △このページのトップへ

 

『ごぶさたでしたな』4483

 いやあ、かれこれ、これかれ、あれこれ、これあれ、十日近くも休んでました。
 ええ、死ぬほど忙しかったんです。
 こんなくだんないコナーに、たった1行も書けないということはどーゆーことか?
 皆さんなら分かりますでしょう?
 ね、そんだけ忙しかったんでげす。
 今も、まだ、忙しいんでげすが(なんでいきなり「ゲス」なんだよ!)、ちょっとそろそろここらでね、書いておかないとね、読者がね、みんなね、いなくなっちゃうんじゃないかとね、心配でね、(ものすごい「ね」の連続語尾ケバ!)、ちょっと、ここらでね、書いてみました。
 イラストも描いておかないとさあ、腕がさあ、大した腕でもないんだけどさあ、デブる、もとい「ニブる」と思ってさあ、描きますさあ。
 何描いたらいいだろう?
 そうだ、ボク自身を描こう。
 ボクは誰だ?
 自分がいとーしー。いとーやすしー。
 そうだ、ボクは「安全運転の神様」やったんだった。一度もクルマで事故ったことがないんだった。
 それからボクは「玉子の魔術師」やったんだった。亡き義兄に「天才的な目玉焼きだ!」と驚嘆されたことがあったんだった。
 なのでこの絵をどうぞ! ボクの自画像です。




 (2016.03.21)   △このページのトップへ

 

『平成27年度第3回定例役員会開催のお知らせ』4482

 「境田町内会役員 各位」という宛名で、町内会長よりボクにこのような通知が届いている。
 そうか、ボクはこの町内会の役員だったのだな。
 しかも「文教部長」という洋食、いや養殖、いやいや「要職」に就いていたのであった。
 「文教」とは何か? 
 学問や教育によって人心を導くこと。文化・教育に関すること。
 かっけー! アカデミックじゃん!
 しかし、実際やったことは「町内会報」の発行(年3回)。それも集まった原稿をちらっと編集した程度である。
 それでもいいというのだから、自分としてはお恥ずかしい限りだ。
 で、これっていつなの?
 3月13日(日)?
 え?! 今日じゃん!!!
 何時?
 午後1時半?
 うそ! もう始まるじゃん!!

 (2016.03.13)   △このページのトップへ

 

『な〜んにもしないで寝ていたい』4481

 昨日も今日も、2人して6時起きで頑張っている。
 土日だというのに。。。
 妻の腕はいよいよ本格的にイタイイタイ状態になっているようだ。
 それでも打つ妻を見ていると、ボクもこうしていられない、と思う。
 なのでボクはボクで頑張っているのだ。今月はまだ一日も休みがない。
 稼げるときに稼いでおこう! が2人の口癖になっている。
 ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする。
 そんな川柳があったが、ボクらはさながらこんな感じ。
 キーをトトトとたたいてみればチャリンチャリンと音がする。
 ああ。。。
 そろそろな〜んにもしないで寝ていたい!





 (2016.03.13)   △このページのトップへ

 

『笑いの一服』4480

 何の変哲もない日常の繰り返しの中で、自らが自らに「くだらない笑いの一服」を提供し続けてきた。
 センエツながらこのコーナーのことである。
 センエツいえば、中日のピッチャーに昔そんなのがいた。
 彼はとうに引退したはずだが、このコーナーはまだ続いている。
 「続いている」にかかる副詞は「脈々と」か「細々と」と相場が決まっているが、このコーナーに限っては胸を張って硫黄! ああ、こういうときの「誤変換」は痛い。「言おう!」と意気込んだところで「硫黄!」はないだろう。
 おちょくっとんのかIME!
 気を取り直して硫黄! だからだからだから!
 駄目だ。こんなことにいちいち反応していたら、貴重な時間が無駄になる。先へ行く。
 ええと、つまりこの『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』というブログはまだ脈々と続いているのだ、ということを言いたかったのだ。しかもその回数『4480回』! パート1からの通算『5480回』である。
 それがどうした?
 と聞くなかれ。
 ちりも積もれば何とやらだ。
 「くだらない」も積もればやがて「くだる」のだ!
 そーいえば、昨日の朝、ボクはあんまりのハードワークのせいで、ちょっとそんな腹部状態に陥った。ええ、ちょっとくだりました。
 その場合の「くだる」はあまりよろしくないのだが、一般的には「くだる」のはいいことだ。
 上ってばかりの人生はあきまへん。疲れます。
 くだりましょう、皆さん。
 そんなわけで、2009年12月から、ひたすら「くだらない」を積み上げてきた結果、ようやくボクは「くだる」域に到達いたしました。




 これからも、愛も変わらずおバカな夫婦が「一服のくだる笑い」をクリエイトします。
 ブログ『ことなひまめのオッペケぺーですっとこどっこいな日常』、これからもごひいきにね。




 いっそこいなごどばり!(石巻弁で「ま〜たこんなことばっかり!」の意)

 (2016.03.12)   △このページのトップへ

 

『小川珈琲』4479

 マックスバリューで買った小川珈琲の焙煎コーヒーを今朝飲みながら。
 妻に向かって「オガワ!」とボク。
 応えて「ガワオ!!」と妻。
 これが日常の2人のやりとりなのだが、文句あっか?

 (2016.03.10)   △このページのトップへ

 

『こんなお米が!』4478

 ババメから持ってきた最後のお米もとうとう底を突いてしまった。
 自然、お米を買って食べる身分に凋落してしまった形のボクら。
 この際、一生に一度でいいから、世に言う『ブランド米』というものを食ってみたかった。
 なので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、3キロだけ買ったのだ。  
 ネットで新潟の農家さんから直接。
 そして、それが届いた! ジャ〜ン!
 ラベルには正真正銘、あの『ブランド』が!




 ん???

 (2016.03.10)   △このページのトップへ

 

『金銀パールプレゼント』4477

 ♪うれしい白で〜す、ブルーダ〜イヤ〜♪
 そんな歌を歌いながら洗濯かごを抱えて登場した妻。
 そのぐらい今日は洗濯日和の快晴です。
 コーヒーをいれつつその歌の続きを歌う夫。
 ♪金銀パールプレゼント!
 この「金銀パールプレゼント」というなかなか豪華景品のことが話題になった。
「本当に当たった人がいるのかなあ?」
 ボクが言うと、妻がすかさず応える。
「確かおねえちゃんが当たったはずよ。ちっちゃ〜いの」
 おねえちゃんが当たったと聞いて、思わず「ギョギョ〜!」となりかけたボクであったが、その後の「ちっちゃ〜いの」でしぼんだ。
 な〜んだ。と思った。
 それから「今まで生きてきた中で最大最高の景品は何だったか?」という議題に移った。
「タイガーマスクのマント!」とボク。
「ダイエーの3,000円の商品券!」と妻。
 どうですか?
 すごいでしょ!
 あんたらセコイわ。私なんかこ〜〜〜んなの当たったことあるのよ!
 読者の皆さん、もし、そーゆー方がいらっしゃったら、名乗り出てください。
 ボクラの景品(タイガーマスクのマント・ダイエーの3,000円の商品券)よりすごい人なんか、まあ、めったにいないでしょうけどね!

 (2016.03.10)   △このページのトップへ

 

『さかなにおいランキング』4476

 さかなが大好きなボクら。
 いろんな魚を食う。
 生でももちろん、焼いても、煮ても、漬けても、干しても食う。
 さかながさかなたるゆえんは、そのにおいであろう。
 においは、焼いたときにこそその本領が発揮される。
 夕餉の支度をする台所から流れてくる「さかなを焼くにおい」はいいものだ。
 家族団らんのほんわかしたぬくもりが伝わってくる。
 ただし、「さかなを焼くにおい」であればどんなさかなでもいいかというと、そうはいかない。
 例えばこれが「くさや」だったら、どうだろうか?
 さすがに「くさや」を焼くにおいは「匂い」ではなく「臭い」だ。
 こいつが恐らく「臭い」ほうの1位だ。
 次は何か?
 今朝も焼いて食べた「イワシの丸干し」か、「塩サバ」で、ここは意見が分かれるところだ。
 同じ青魚でも「サンマ」はさにあらず。そんなに不快ではない。
 アジもそれほど臭くない。
 なんでなんだろう?
 さかなが持っている脂分に何か関係がありそうだが、そんなことを今考察してる時間はない。
 やべやべ、そろそろ仕事しなきゃ!

 (2016.03.08)   △このページのトップへ

 

『活弁士になります!』4475

 テレビはほとんど見ないが、これぞ! という映画やテレビ番組だけは録画して見ているボクたちである。
 BSプレミアムの番組がほとんどなので、BSパラボラアンテナの調子がボクたちの娯楽生活のカギを握っている。
 かつては、大雪になると傘に雪が付着して、全く映らなくなった。
 風が強いと、傘の角度が曲がってしまい、そういうときも映らなくなった。
 森進一に、♪パラボラさんよ、パラボラさん(後略)♪と、立派な傘になるよう激励してほしい日もあった。
 ボクは大雪の中であれ大風の中であれ、屋根に上がって直さねばならなかった。実に危険な作業だった。
 今は違う。
 パラボラアンテナは屋根の上ではなく、1階のテラスに設置してあるからだ。
 一度だけ大風でぶっ倒れたことがあったが、その時にしっかり柱に結わえ付けたので、もうそんな心配はない。
 そんなわけで、安心してたんだが、ついおとといのこと。
 録れたはずの映画『ペーパームーン』と『大探偵ポワロ』を再生してみると、音が鳴らないのだ。
 映像は映ってるのに、なぜか音だけが出ない。
 まるで「無声映画」を見ているようである。
 『ペーパームーン』のほうは字幕があるので何とかなりそうだが、『大探偵ポワロ』は吹き替えなのでどうしよう。
 そこでひらめいた。
 ボクが「活弁士」になればいいじゃん!
 今まで「読み聞かせ」で鍛え上げてきた一人何役もの「声」を、今こそ活かす時ではないだろうか。
 ボク、活弁士になります!

 (2016.03.08)   △このページのトップへ

 

『類似品にご注意!』4474

 世の中には「adidas」が「adodas」だったり「adadis」だったり、果ては「daiads」(なんじゃこれ?)だったりして売られているから要注意だ。
 フツー間違わないだろ! と思っていても、マークがクリソツだったりすると案外見分けがつかない。
 つい最近紹介した「オロナミンC」と「オロゴロンC」などもその類い。
 こういうパクリはやはり中国伝統芸のようである。
 今朝、世界のパクリ事情に精通している妻がいろいろ教えてくれた。
 そういう疑いの眼で、いろいろ周りを見てみると、「あれ?」というものがあったりして焦る。
 なんだか、ボクのこのiPhoneまで怪しく思えてくる。
 間違いなくiPhoneだと思うのだが。。。





 う〜ん。なんだかちょっと違うような気もしてくる。
 あれ?

※このイラスト、なかなかしぶく描けたゼ。自画自賛。(シンガーソングイラストレーターya )

 (2016.03.08)   △このページのトップへ

 

『捻挫のいろいろ』4473

 捻挫はスポーツマンとかアスリートとかの人がやるものだ。
 これまでは、そういう固定観念を持って生きてきたボクである。
 しかし、ここにきて、捻挫にもいろいろな原因があることが身を持って分かってきた。
 例えば「運転捻挫」というものである。
 これは、先日、シェアカーに乗っていてそうなった。
 つまり、クルマのアクセルを踏んだり放したり、踏んだり放したりしているうちに、ボクはふくらはぎを捻挫してしまったのだ。
 めったにクルマに乗らなくなったせいで、どうもその辺りの筋肉というか筋が弱体化してしまったらしい。
 これにはしばらくかかった、治るのに。ああ、なんてふがいない、やわな体なんだ! と自分が自分で嫌になる出来事だった。
 それから、こういう捻挫もあるらしい。「寝ていて捻挫」である。
 ある「らしい」と書いたのは、実際にはボクではなく「石巻のおばあ」がやらかした捻挫だからだ。
 ボクにはどうしても、あの頑強な足が捻挫するとは思えないのだが。。。





 最後にご紹介したい捻挫は「まあちゃんが好き好き捻挫」というものである。
 これは実際昨日の夜、起こった捻挫である。
 例によって、ボクはギターを弾きながらアドリブでバカな歌を歌っていた。
 歌詞はこのフレーズの繰り返しだった。ロックビートだった。
♪まあちゃんが好きだ、まあちゃんが好きだ、まあちゃんが好きだ〜♪
 やがて、歌だけではなく、それに振りが入った。エルビスのように。。。
♪まあちゃんが好きだ、まあちゃんが好きだ、まあちゃんが好きだ〜♪
♪まあちゃんが好きだ、まあちゃんが好きだ、まあちゃんが好きだ〜♪

 あっ……。

 「まあちゃんが好き好き捻挫」はこのようにして起こったのだ。
 今、シップをしこたま貼っているが、しばらく治りそうもない。

 (2016.03.07)   △このページのトップへ

 

『いいなあ、スヌウになりたいなあ。。。』4472

 ポカポカしてとっても気持ちのいい昼下がり。
 ボクらは相も変わらず、忙しく、死ぬほど忙しく働いている。
 こいつめ!



 なんだよ、そのグダ〜〜〜ぶりは!



 いいなあ、死ぬほどうらやましいなあ。。。
 特にこの人は、そう思っているようでございます。



 つくずくスヌウになりたいそうでございます。
 あともうちょっとだ。ボクらの春も近い! がんばろうぜい!

 (2016.03.07)   △このページのトップへ

 

『浮いてる新兵器』4471

「私はもうダメ!」
 妻がガッカリしている。
 なぜだ?
「ケツロがない!」
 家じゅう見回しても、どこにも結露がなくなっているらしい。
 ということは、例のあの新兵器も使えないわけだ。
「私はもうダメ!」
 気持ちは分かるが、また来年があるじゃあないか。
 妻には悪いが、ようやく春がきたみたいだね。

 (2016.03.07)   △このページのトップへ

 

『世代をビミョーに超えたそっくりさん』4470

 いろんなそっくりさんがいるもんだが、この2人はよく似ているよね。
 そのことに気付いたのは、多分ボクが最初だと思うけど。。。
 そもそも両方知ってる人も少ないんじゃないかな?




 あ、念のため、左は槙原、右は殿山泰司。
 あれ? あんま似てないな。。。

 (2016.03.07)   △このページのトップへ

 

『天ぷら粉のうそ』4469

 この年になって思う。
 世間知らずだったなあ、と。
 ああ、なんてボクは世間知らずだったんだろう、と嘆く。
 毎日嘆きに嘆く日々を送っている。
 そうだったの? 知らなかったよ、それ!
 そんなことだらけなのである。
 こうも思う。
 ちょっとちょっと、それならそうと早く教えてほしかったよな! ぷんぷん!
 例えば、かつて「男子のトレーニングの王道」は「うさぎ跳び」と相場が決まっていた。
 ところが、あれって「体に悪い」んですってね!
 なんだか知らないけど、そーゆーことを言う人がいますよね。
 今さらうさぎ跳びが体に悪いと言われてもですね、もう月に行けるくらい跳ねちゃったボクは今さらどーすればいいんですか?!
 あと、こんなことを言う人も出てきましたね。
 牛乳は体に悪い。
 ちょっと、ちょっと! 待ってよ! ほんなら、ボクはもう今まで何百回死んでたか分からのですけど!
 そんな「常識のうそ」をいろいろ、こんな年になってから知るにつけ、つくずく「ボクは一体誰の何を信用して生きていったらいいのか病」にかかってしまうわけ。  
 最近も、『天ぷら粉のうそ』というものに遭遇したばかり。
 天ぷらを美しく揚げるためにはなんたらかんたら。。。
 そーゆー講釈を今までい〜っぱい聞いてきましたよね。
 やれ玉子を入れるとか、冷やせとか、コツの要らないなんたらで揚げろとか。。。
 しかしですね!
 ただ単に「小麦粉と水を同量」溶くだけのが一番うまくいくのだよ! これが!
 今までボクは何やってきたんだろう?
 ああ、ばかばかばか。。。

 (2016.03.07)   △このページのトップへ

 

『虫の季節』4468

 そろそろ虫の季節。
 妻が嫌がる季節。
 ボクが活躍する季節でもある。
 妻が嫌がる虫のワースト3。



 その次がこれ。これもホントよく出るね。もう見飽きたってほど見ましたね、君。



 極めつけはこれ。まあ分からんではないわな。働きもんだけど見た目キモコ悪いもんね。



 さて、「虫」のことを書いていて、フト思い出した人たちがいる。
 それは自分たちのことだ。
 本物の虫たちが寝ている季節にも、せっせせっせと働いていた「ごくろうさん」な虫たちがここにいることに思い至ったのである。
 ああ、それは君たちだ。



 本当にごくろうさんだね、うんうん。



 いや、アリやミツバチといった、そんなかわいいもんじゃない。
 妻を見ていると、頭にかぶとのようなヘッドホンをして、体中甲冑のようにガッチンガッチンになりながらも、それでも重いからだを持ち上げて飛ぶ、まるでこの虫のようではないか!





 ごくろうさん!!!

 (2016.03.06)   △このページのトップへ

 

『シンガーソング仮面ライター』4467

 ボクの職業名です。
 シンガーソングライターではありません。
 仮面ライダーでもありません。
 ショッカーと闘うなんでとんでもございません。あ〜、こわこわ。
 人の文章を直したり、依頼人の代わりに、その人の仮面を被って書いたりしているわけですので、「仮面ライター」なのです。
 どうして「シンガーソング」をわざわざその前に付けたかということについては、極めて単純な理由があります。
 ええ、歌がうまいからです。
 うまい歌を歌うライターなのです、ボクは。。。るさい、そうなんだ!!
 そんなわけで、こうしてこのブログを書いている時ですら、ボクは歌っています。
 そう、もちろんこの歌を。
 ♪ライター〜〜〜〜、キ〜〜〜〜〜〜ック!!!!
 ライター〜〜〜〜〜〜、ジャ〜〜〜〜〜ンプ!!!
 仮面ライター、仮面ライター、ライター、ライター〜〜〜〜♪






 (2016.03.05)   △このページのトップへ

 

『鼻血ブ〜な朝』4466

 鼻血ブ〜といえば谷岡ヤスジである。ちなみにボクは伊藤ヤスシである。
 今朝ボクたちが何を食べたか? 昨日作っておいた『めぬけの煮物』である。
 今回の煮方は、今まで「金目鯛を煮るときのレシピ」と最近はまっている「あるレシピ」を合わせた「合わせ技一本レシピ」でやった。いわば、ナウなやり方だった。
 したら、それがなんと、この世のものとも思えないようなおいしさだったのだ!
 人間、何かおいしいものを食うと、がぜん無口になるものだ。
 石巻のおばあのように、心の中とは反対に、ヒジョーに「小難しい怒った顔」になる人もいる。
 ボクらはとにかく、一言もしゃべらずにそのチョーうまい煮魚を食った。こんなにおしゃべりのボクらがである。
 食べ終わって、ボクが一言。
「昨日から好きなもんばっかで鼻血ブ〜だね!」
 妻は「鼻血ブー」という死語を聞いて、思わず笑おうとしたが、おなかがきつくて笑うこともできないようであった。



 (2016.03.04)   △このページのトップへ

 

『ひな太り』4465

 昨日は『桃の節句』だった。
 わが家にはかなり立派な「お雛様」がいる。
 石巻のおじいとおばあが、若いころから少しずつ買い集めた、かなり価値のある代物である。
 妻の実家が一時期まで栄華を誇っていたことの表れでもあるが、もっと表れているのは、三人の娘を思う親の気持ち。
 それが、今、うちにある。
 ここに引っ越す時にいろいろ断捨離したのだが、こういう歴史と由緒と思い出深いものだけは担いできた。
 本当は、赤い顔してお酒飲んでるじいとかさん、笛や太鼓のお囃子隊もみんないるんだが、今回は省エネ陳列作戦で、お二人様だけ厳選して、スピーカーの上に置かせてもらった。
 そのお内裏様なんだけど、今朝起きたらこんなことになっていた。



 帽子が乱れている! さては、昨夜、隣のお雛様によからぬことを企んだな?!
 お内裏様がそんなそんな秘め事をしているとはつゆ知らず、ボクらは昨日、朝から食べまくっていた。炊き立てのご飯に混ぜた『五目ちらし』をである。
 食うた、食うた! 今朝の分までございます。



 調子に乗って、こんなデザートまで。一人2個ずつ食べました。



 ああ、憎っくき体重計。
 やっぱりガッツリ太ってました。。。
 今日は悲しいひな太り〜♪

 (2016.03.04)   △このページのトップへ

 

『1個108円の新兵器』4464

 わが家を襲う『つゆだく攻撃』。
 タオルで、妻が毎日毎日、あらゆるガラス窓というガラス窓を、拭いて、しぼって、拭いて、しぼっていたものだった。
 テニス肘の本当の原因はそれではないか? と疑われるほど。
 それでも、まだまだ拭き切れずに、残ったつゆはまた新たなつゆを生み出しでいた。
 そして、朝になると、それは凍ってガチガチになって、ガラスを外して平たく置けば、氷上スケートとか「ワカサギ釣り」ができるのではないか? と思われるほど、それはそれは見事な湖面になっていたものだった。
 が、技術革新とは恐ろしい。いや「すんばらしい」ではないか!



 これは、山わさび獲りが得意な、ある若者(Yくん)からもたらされた情報を基に、ついにわれわれが行動を起こした結果の収穫物である。 



 百均セリアとかいうところで売っていた『水滴取りワイパー』というものである。ドンッ!



 春に近づき、やや遅きに失した感はあるが、それでもまだまだ大活躍だ。



 こんな素晴らしいものがなんと百円と消費税で買えるなんて!
 先日マッツ先生に行った時に、土崎方面の百均で2個買って、500ccのペットボトルがないということに気付き、好きなジュースも2個買って、それでもワンコインでお釣りがきた。
 国家予算の多くをドンッと占める要らん新兵器が多い中で、われらの新兵器は、偉大で便利で画期的で、そして何よりチョー  安かった。

 (2016.03.03)   △このページのトップへ

 

『怖いおふくろさん』4463

 怖いおふくろさんを持ったために、人生が大きく変わってしまった息子の話。
 一人は、武田鉄矢である。彼には人生を教えてくれた怖〜いおふくろさんがいた。
「コラ! テツヤ、何ばあんたしようとかいな、あんた」の、あの方です。
 彼女はこう言って息子を叱咤激励したものだ。
「遊びたいとか、さぼりたいとか、そげん思ったときはあんた、死ね!」
 子どものころからそうやって育てられた結果、息子武田鉄矢は、売れなくなった時期にとうとう「うつ」になってしまったそうだ。
 もう一人の息子は、森進一である。
 言わずと知れた「おふくろさんよ〜、おふくろさん〜♪」の方である。
 かあちゃんは、言わずと知れた「お前もいつかは世の中の傘になれよ」と教えてくれた人である。
 そうやって教え込まれた息子は、傘ではなくやがて「じゃがいも」になってしまった。
 この歌を歌うときの感極まった彼の顔は、もしかしたら「ブルドック」かもしれない。
 この2人の怖〜い「おふくろさん」に共通しているのは、どちらも「ヒジョーに説教くさい」ということである。
 説教くさいおふくろさんには十分気を付けてください。 

 (2016.03.01)   △このページのトップへ

 

『おそろいの顔の長〜い白毛』4462

 顔の思わぬところに毛が生えている人、手挙げて!
「は〜い!」
 ボクはご存じのように、顔のほぼ全面的な領域に毛があるので、今まであまり気が付かなかったのだけれど、この間見たら頬に1本長〜い毛がありました。
 わ〜、ネコみたい! と思いました。
 そのことを妻に言うと、妻もまた自分の頬を見せてこう言うではありませんか。
「ほら見て、私もよ」
 どうやらボクたちは「ネコ」だったみたいです。




 なんだか、抜くのがもったいない。

 (2016.03.01)   △このページのトップへ

『ライヘンバッハの滝に暮らす』4461

 結露がひどい。
 あらゆるところが水滴だらけだ。
 アルミサッシなどは、もう滝のように水が流れている状態。
 シャーロック・ホームズが宿敵マイクロフトと争って落ちた(ことになっている)ライヘンバッハの滝を思い出す。
 そんなところに暮らすことになるとは思わなかった。




 朝、時々この滝はガチガチに凍っていることもある。

 (2016.02.26)   △このページのトップへ

 

『おふくろさんよ、おふくろさん』4460

 おふくろさんよ、おふくろさん♪
 今、そんな歌を歌いながら事務所のドアを開けて入ってきた人がいる。
 顔も森進一であり、声も瓜二つである。
 そのまま、その人は、パソコンのスイッチを入れた。
 ああ、コワレテイル。。。
 ボクは、そっとしておくことにした。
 そして黙殺したまま、サイフォンで落としたコーヒーをカップに入れて差し出した。
 テニス肘の痛みはどんどん北上を続けているそうで、今日は太い二の腕までがズキンズキンと痛くなっているらしい。
「ああ、このまま五十肩になるのかしら?」
 森進一の声と顔でそう言いながら、コワレカケタその人は、機械のようにトトトトトト始めている。
 五十肩になる前に、この人はマシンになるのではあるまいか?

 (2016.02.26)   △このページのトップへ

 

『栗栖増子さん』4459

 またまたこーゆーキャラクターを描けと言う。
 あ、夢の中で誰かが。。。
 なんでやねん。今クリスマスでもないのに! と思うが仕方がない。
 取りあえず備忘録ですから描いておきます。




 実は愛も変わらず、相も変わらず忙しい2人である。今日も早朝に起きたのだが、さすがにもう「駄目!」ってほど眠い。そろそろ玄界灘に近づいてるね。特に妻のテニス肘は痛々しく、ああ、貧乏ヒマなし、体はボロボロでありんす。でも春までは稼がんとな。ああ、こんなことしてる場合じゃない!

 (2016.02.25)   △このページのトップへ

 

『あっぶね〜じゃね〜か!』4458

 台所でちょっと体が触れたりする。
「あっぶね〜じゃね〜か!」
「あっぶね〜じゃね〜か!」 
 別にどっちかが火にかけたやかんを持っていたわけでもない。包丁でたまねぎ切ってたわけじゃない。ただ、さりげなく手と肩が触れただけなのに。。。
「あっぶね〜じゃね〜か!」
「あっぶね〜じゃね〜か!」
 別にけんかしてるわけでもない。いつものラブラブ。なのに。。。
「あっぶね〜じゃね〜か!」
「あっぶね〜じゃね〜か!」
 なのだ。つまり「ちっとも危なくもなんともない場面」で言うのである。これは口癖と言っていいだろう。だって、例えば顔を洗ってて手ぬぐいが欲しいという妻に、ボクが「ほらよっ!」とそれを放り投げたとする。妻の手が滑って床に落ちちまった。そんときも。。。
「あっぶね〜じゃね〜か!」
「あっぶね〜じゃね〜か!」
 なのである。
 このセリフを吐くときの注意として、思いっきり大声で江戸っ子風にお願いしたい。
「あっぶね〜じゃね〜か!」
「あっぶね〜じゃね〜か!」
 これは癖になる。もうやめられまへん。1日に何万回も言いたくなる。はい、皆さん、どうぞご一緒に!

 (2016.02.25)   △このページのトップへ

 

『ホヤ男』4457

 この人はどちらかというと無口です。
 結構お年寄りです。
 お酒が好きで、一番好きな酒の肴は、もちろん「海鞘(ほや)」です。
 まだぼんやりとしたキャラですが、昨日の夢に出てきて、ボクに「描け描け!」と言うもんだから描いてみました。
 最近、夢によく『サザオさん』(今度ボクが連載しようと思っている漫画)に登場したがっている人たちが出てきます。
 もう一人、昨日の夢には「ヤドカリさん」というのがいましたが、今度書きます。ちょっと今忙しいのでね。
 ちなみに、妻の夢は相変わらず「なんだかさっぱり分からない夢」で、昨日はカッツ大社長のクルマに乗っていたそうです。
 しかも、クルマがバックしたかと思ったら、バックで全速力で走っていたそうで。。。
「こわい、こわい、こわい、降ろして、降ろして、降ろして!」
 と、寝言で叫んでおりました。
 なわけで、『ホヤ男』さん、初登場です。以後よろしゅう。




 (2016.02.24)   △このページのトップへ

 

『矢のような』4456

 おはようごんざれす! ここんとこ書かなくてすんません。
 この5日間は矢のように光陰が過ぎた。
 行員が過ぎたのではない。光陰が過ぎたのだ。
 行員は行員でも「銀行員」が、矢のように目の前を過ぎたらコワイ!
 なぜならそれは「取り立て」という目的だからだ。あ〜だからコワイ!
 かつて「兄貴時代」、ボクはなん百回となく「矢のように過ぎる行員」を見たものだった。その度におびえあがって縮み上がったものだった。ア〜コワコワ。
 さてさて、この5日間、相変わらず忙しい。死ぬほど忙しい。妻はテニスもやったこともないのに「テニス肘」になって、それでも、矢のような(このバアイ、「山のような」が正解)仕事に追われ、血圧を3,500ボルトまで上昇させて頑張っていた。
 ボクもしかりで、仕事のあるのはうれしいが、時間に追われ、身を削り、肘のケンまですり減らしで働く妻は言うまでもなく、いい年こいてなかなか「しんどいのう」、と思う今日この頃である。
 そんなわけで、今朝も早朝からお仕事です。
 ここんとこ思うことがある。
 それは「日が長くなった」ということである。長いと言えば「馬面」だから、「光陰馬面のごとし」と言ったところか。
 今朝もそう思った。いつもなら真っ暗だった時間なのに、ほんのり薄明るいのである。
 夕方も買い物に行く時思う。ずんずん春に近づいているんだなあと。




 もうすぐ春だと思うと、矢のような毎日からつかの間抜け出して、何だか「お寿司のランチ」ぐらい食べに行ってもいいような気になってくる。

 (2016.02.24)   △このページのトップへ

 

『酒粕鍋』4455

 仕事が止まらない。
 今朝は2人4時に起きている。
 自慢じゃないが眠い。




 今日は新潟から日本酒が届き、中に酒粕がおまけで入っていた。
 無性に「酒粕鍋」が食いたくなって、雨でぬかるんだ道をマックスバリューまで2人で買い物に行ってきた。
 わ〜い!
 今日はこのくらいぜいたくしても罰は当たらんだろ。
 まあ、ぜいたくなもんと言っても「豚肉」ぐらいのものなんだけど。。。
 この鍋は本当に本当に重宝して使わせてもらっているもの。
 ボクたちの恩人のご夫婦との思い出の品である。
 数えたことはないが、もう千回くらいは使っているんじゃなかろうか?
 これからも、もっともっと使わせていただかしていただきます。
 今日も活躍願いますね!

 (2016.02.19)   △このページのトップへ

 

『ポーズ〜その3』4454

 諸事情があって、いきつけだったギターを弾いて歌えるお店に行けなくなった。
 なので、最近はもっぱら家で歌っている。
 ボクはただ歌うだけでは飽き足りず、誰かに聞いてほしい人なのだ。
 しかも、それだけでは不満で、できれば何曲も何曲もたった一人で歌っていた人なのだ。つまり他の人の歌は聞きたくない人なのだ。
 さらに欲深いボクは、聞いてくれる人は、あまりおしゃべりをしないで、ボクの歌をちゃんと聞いてほしい人なのだ。
 その上ボクは、歌い終わった後に拍手をもらいたい人なのだ。
 それも「パラパラ」ではなく「パチパチパチパチ・・・」と盛大な割れんばかりの拍手が欲しい人なのだ。
 最後にこれだけついでに言わせてもらえれば、最後の曲を歌い終わった後に例の「アンコ〜ル!」「アンコール!」のコールが欲しい人なのだ。
 そんなわけで、そういうぜいたくな趣味嗜好を持つボクなので、大体は、嫌われる。
 そーやって嫌われた揚げ句、暴言を吐いてボクは「出入り禁止」になるのだ。
 こうやってボクは、長く積み上げた「信用」を全部一瞬にして失ってきた。
 せっかく通い詰めた店の敷居をまたげなくなってしまった。ああ、ばかばかばか!
 そんなわけで、前置きが長くなったが、今ボクは唯一残ったステージ「ことなひまめライブハウス」で歌っている。
 そうそう、観客は妻一人。
 ボクの要求が厳しいので、妻も大変なのだが、何とか最後まで頑張って付いてきてくれている。
 よく歌うのは『西新宿の親父の歌』というナガブチツヨシさんの歌。
 ボクがハーモニカでイントロを鳴らす。やがてサビになる。
 ♪やるなら今しかねえ〜、やるなら今しかねえ〜♪
 それに合わせて妻は立ち上がり、おもむろにこのポーズを取ってくれるのだ。







 ♪やるなら今しかねえ〜、やるなら今しかねえ〜♪
 こんなポーズで、サビの間中踊ってくれる妻は、ほんまのところは正真正銘の日本舞踊の名取さんなのだ。
 もっと言えば、ポプコン東北大会準優勝者なのだ。
 ありがたい!!!
 実にありがたい!

 (2016.02.19)   △このページのトップへ

 

『ポーズ〜その2』4453

 とってもうれしい時、ボクたちは「やりぃ!」と叫ぶ。
 「日々のなんでもない日常生活を笑いでクリエイトする」ことに余念のないボクたちのこと。
 昨日紹介した「まさがりっ!」と言いながらの「まさがりポーズ」同様、これにもポーズを編み出した。
「今日ポワロ録画されるよ!」
「やりぃ!」
「今日火曜市だよ!」
「やりぃ!」
「石巻からなんかおいしいものが届いたよ!」
「やりぃ!」
 そんな時、「やりぃ!」と言いながら、こんな格好になって走り出すのだ。




 こんなポーズで「やりぃ!」と言うのは、実に「達成感」があって爽快だ。
 天にも昇るくらいサイコーに「やりぃ!」の時などは、隣の部屋まで走って行って、本物の「物干し竿」をかついで走ってくる。
 そして思いっきり声を張り上げ叫ぶのだ。
「やりぃ〜〜〜〜!!!」と。
「なげえ〜〜〜!!!」
 それに呼応して、タイミングよく妻の合いの手が入る。
 ああ、おばかな二人。

 (2016.02.19)   △このページのトップへ

 

『ポーズ〜その1』4452

 とっても驚いた時、ボクたちは「まさがりっ!」と叫ぶ。
 「まさか!」という意味で「まさかり!」なのだが、それがだんだんなまってきて「まさがりっ!」となったのだ。
 たとえばこんな具合に使う。
「今日何も食べるもんないよ」
「まさがりっ!」
 まさがりに「くさお」を足して、「まさがりくさお!」という場合もある。あ、コレ「草刈正雄さn」のもじり。
 最近では、「まさがりっ!」という時に、言うだけではつまらんのでアクションというかポーズを付けるようになった。
 たとえばこんな具合に使う。
「明日何も食べるもんないよ」
「げげげげ! まさがりっ!」(と言いながら、まさかりを持って熊に乗っている金太郎のポーズを取る)
 実は金太郎のポーズなどは序の口で、このような高度な(通好みな)ものまであるのだが分かりますか? この人。「まさかり投法」のロッテの村田兆治さんです。




 こんなポーズで「まさがりっ!」と言うのは実に「まさがり感」があって爽快です。




 (2016.02.18)   △このページのトップへ

 

『猿回しではありませんし、皿回しでも』4451

 これを見てください。



 サッシのところに敷いていたタオルがこの通り!
 昨日今日と本当に寒いんですよね。
 それまでが暖かかっただけに余計そう感じる。
「ババメのあのころと比べたら・・・」
 が、いつもの口癖。
 あれだけの過酷な環境を経験したんだから、こんなものど〜ってことないわ。
 いつもそういうオチになる。
 やっぱりものは考えようだし、とことん下の下を見た人は強いと思う。
 ちょっとやそっとの環境や状況にもへこたれんもんね。
 ほら、こんなふうに「猿回し」にも「皿回し」にもなれますもん。

 (2016.02.17)   △このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(〜4450話はこちら)

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