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『文学部出身者』3800

 妻は文学部出身である。
 ボクは経済学部である。
 経済学部出身者が文学部出身者に、うかつにもこんなことを聞いてしまった。
 何か「硬い」ものを食べていた時のことだ。
「ナガイカタイって作家いたよね?」
「・・・」
 妻は3秒してからこう言った。
「それを言うなら田山花袋でしょ。ちなみに田山花袋というのは、1872年1月22日(明治4年12月13日)生まれ、1930年(昭和5年)5月13日没の日本の小説家よ。本名、録弥(ろくや)で群馬県(当時は栃木県)生れ。尾崎紅葉のもとで修行したが、後に国木田独歩、柳田國男らと交わる。『蒲団』『田舎教師』などの自然主義派の作品を発表し、その代表的な作家の一人。紀行文にも優れたものがあるわよ」
 ツラツラツラツラ〜っと、まるで「ウィキ子」かお前は!
「ああ〜、なるほどね。じゃあナガイって誰だっけ? ナガイリューウンってのもいたよね?」
 すると妻は、もしや芸術学部音楽科も出たのではあるまいか? と思しきこんな驚くべき知見まで披露したのだった。
「永井龍雲は1957年11月4日生まれで福岡県京都郡豊津町(現みやこ町)出身のシンガーソングライターで作曲家よ。中学時代からフォーク愛好会を作り音楽活動を開始したんだけど、あ、ちなみに野球少年でポジションは投手だったわよ。で、高校卒業後、大学受験に挑んだけど挑戦した4つの大学受験全てに失敗して、本格的にミュージシャンを目指すこととなったんだったわね。でもって、1978年キャニオンレコード(F-LABEL)より「想い」でデビューして、1979年5枚目のシングル「道標(しるべ)ない旅」が、CMソング(グリコ)効果もあってスマッシュヒットとなったんだけど、この歌知ってるでしょ?
 どこまで詳しいのか、このウィキ子さん。
 そして、妻はまた本題に戻った。
「あなたが田山花袋と間違えてるのは、たぶん永井荷風ではないのかな? ちなみに永井荷風は、1879年(明治12年)12月3日 生まれ、1959年(昭和34年)4月30日に亡くなった日本の小説家よ。本名は永井壮吉。号に金阜山人(きんぷさんじん)・断腸亭主人(だんちょうていしゅじん)ってのもあるわ。慶應義塾大学文学科刷新に際し森鴎外、上田敏の推薦により教授に就任。雑誌『三田文学』を創刊、主宰した人物でもあるわね。『あめりか物語』や『ふらんす物語』が有名よね」
 文学部出身者(=ウィキ子さん)に脱帽。。。

 (2014.08.01)   このページのトップへ

『昭和四十年代ごろのかき氷』3799

 アノ頃のかき氷が食べたい!
 アレは今はもうゼッタイに食べられないのか?
 どうして今は「フラッペ」なのか?
 アノ頃のかき氷は、氷屋から買った大きな四角い塊を、剣山みたいなもので上から押さえつけ、電動モーターでベルトを回し、シャ〜リシャ〜リシャ〜リシャ〜リと、尖った歯で三十万回以上も薄〜く氷を削る方式のものだった。その機械そのものが何だか職人っぽくてカッコいいものだった。
 でも、その方式ならば今の「フラッペ」とそんなに変わらないような気もする。大きくいえば、氷屋の氷か冷凍庫で作った氷かの違いくらいかもしれない。
 でも、全然違うんだよね。あっちの氷は何というか、サラサラしてパウダースノーみたいで、それでいてちゃ〜んと質感があって、3サジくらい連続で食べると頭の芯がキ〜ンと痛くなるんだ。
 最近、ミスドで似たようなかき氷のポスターを見つけてチャレンジしたが、これはもう「口の中で消える」という感覚だった。キ〜ンを残して融けるんではなく、ただ手品のように「消える!」氷だった。
 あえて「昭和四十年代ごろのかき氷」とボクが呼ぶ、この手のかき氷にはもう少し細部の特徴があった。
 それは燭台のような足のある器に入っていたこと。器の模様には、必ず涼しげなグラデーションが上品にかかっていたものである。
 さらにもっと細部を再現すれば、必ず銀のサジで食べるのであった。冷たくてサジが白くなり、それが舌の当たる清涼感がたまらなかった。
 氷に掛けるシロップをすくうための「柄の付いた小さな杓子」がまたカッコよかった。シロップが入っている器も、何だかプロっぽい感じで近寄りがたかった。
 それなのに、フラッペはどうか?
 容器は透明なプラスチック。グラデーションどころか大きく赤で「氷」だ。なもん、分かっとるわい!
 銀のサジではなく、透明なプラスチックのスプーンだ。
 シロップもチューブに入っているやつを「ビュ〜ッ」と絞ってはい終わり。
 これら全部が全部、いわゆる「使い捨て」なのであった。
 そうか! 「昭和四十年代ごろのかき氷」と「それ以降のフラッペ」の決定的な違いは、この「使い捨てか否か」であった。
 高度経済成長期の「使い捨て文化」が、かき氷をダメにしたのだ。
 くっそ〜、ようし、こうなったら自分で開業すればいい。
 その名も『昭和四十年代ごろのかき氷店』! どうだ! 
 ところで今も「氷屋」ってあんの?

 (2014.07.31)   このページのトップへ

『ちょっと、ちょっと、ちょっと!』3798

 ちょっとあり得ないような美味し過ぎる「トマト」をいただいた。
 コーム時代の良き同僚だったHさんから。



 妻は大喜び!



 冷蔵庫が満タンだって?



 で、どうすんの、どうすんの?



 え? 何、何、何。。。
 ちょっと! ちょっと! ちょっと!
 それワンセラーなんすけど。。。


 (2014.07.31)   このページのトップへ

『オルグ』3797

 オルグとは「ローソ」つまり「労組」のことである。真っ赤に燃えた「ロードー組合」である。
 でも、最近はガゼン勢力が弱くなってしまった感がある。
 ボクらは今、石川達三の『人間の壁』を、かれこれ2か月かけて読んでいるが、佳境に入ってきてようやく日教組が強くなってきた。そういう兆しになってきた。
 面白いが長い小説である。略して「面長な小説」、例えて言えば「バナナ小説」である。
 さて、ローソは別名「ローソサエティー」でもある。
 その反対は「ハイソ」である。「敗訴」ではない。ハイソサエティーである。High Societyは上流社会を意味する外来語であるから、ローソサエティーは下流社会を意味する。
 何だか、だんだん頭が変になってきた。
 暑いのだ。。。
 何とかしてくれ。
 でも頑張ってもう一回「オルグ」に取り掛かる。
 オルグとは「ローソ」つまり「労組」のことである。(だから分かったって!)
 我が家はローソである。下級社会そのものである。
 小屋の屋根は剥がれ、家の庇は落ち、雨漏り個所は無限だ。
 大変なローソぶりである。
 秋田でのこの十年、しかしながら幾つかの「ハイソ」を思わせる変化もあった。
 暮らしの中に「オ〜!」というような感激瞬間があった。
 かつて、白黒テレビがカラーテレビになって、それが我が家に到着した時の高揚感といったようなものにも似た「庶民のささやかな革新」があった。ほんの何個かではあるが。。。
 まずは「洗濯機のハイソ化」である。これはやっと1年ほど前に実現した。それまでは使用歴25年の二槽式であった。
 次に「BS放送のハイソ化」である。これは2年前。それまではパラボラアンテナがなかった。仙台の親切な友人に、BSで録画したビデオを送ってもらったりしていたものだ。韓流映画や中山美穂の「ラブレター」などが記憶にある。
 最後に「フレッツ光のハイソ化」である。これは今月になってやっと実現した。
 もうひとつあった。「スマホのハイソ化」は、半年ほど前に「介護福祉方面の逼迫した要請」からやむなく実現したものだ。
 以上である。これが我が家の「ハイソ3種の神器」プラスワンである。
 あとはない。
 あとは皆「ローソ」すなわち「オルグ」である。
 最近、最低賃金を上げようという動きが活発になっているようだが、ボクらのような「働けど働けど族」にもどうか愛の手を!

 (2014.07.31)   このページのトップへ

『夏の歌』3796

 夜中にトイレに起きた。
 そしたら寝られなくなった。
 寝苦しい夜だったからか、急に脳裏にある夏の歌がよぎる。
 ビーチサイドのカップルを歌っているのだが、タイトルが分からない。
 歌っているのは「杉山清隆とオメガトライブ」であることはハッキリしているのだが、その曲名がどうしても浮かばない。
 そうしているうちに、今度は別の曲のワンフレーズが流れる。これも夏の歌だ。
 ♪時がいつ〜か〜2人をま〜た〜♪ と、お経のように歌っているのだが、やはりタイトルが思い出せない。
 確か「○○○の夏」みたいな感じだったけど。。。う〜ん分からない。こっちは歌い手も分からない。顔は分かるのにザンネン。
 このグループと同じようなタイプのバンドに「柳ジョージと何とか」というのがあった。あっちはパンチがあったがこっちは退廃的なイメージだった。そこまで分かっているのに、曲名と歌い手が思い出せないのは口惜しい。
 そうそう、○○○の夏といえばまるで「蚊取り線香」みたいだなあと思いながら、そうだそうだ、大林宣彦の映画にもそんなタイトルのがあったなと、急に音楽から映画の世界に思考が飛んだ。が、依然として何から何までサ〜パリ思い出せない。
 アルツかな、オレ?
 コワくなったボクは、隣りで寝ている妻をゆすり起こした。
 妻は、オメガの曲もお経の曲も何もかも分からなかった。
 そして、逆に無理難題を持ち掛けてきた。
「ところでこの歌誰だっけ?」と言って、モニャモニャ変な歌を歌ったのだ。
「それトランザムじゃん!」
 ボクは即答した。
「お〜〜〜!!!」
 ボクは、人の難問にはカンペキに答えられるのに、自分の疑問には何ひとつも答えられないヤツだった。
 この辺で、そろそろ寝りゃあいいものを、ボクは性懲りもなくまた別の曲に取り掛かってしまった。
 これも夏の歌だった。このグループの曲はすべて夏の歌だったことを思い出し、ビールのCMに出ていたことも思い出し、歌っていたのは「前田何とか」であったことまで思い出したが、やはり最後の最後でバンド名と曲名が浮かばない。
 ちくしょう!!!
 夏のバカヤロー!!!
 いや、夏の歌のバカヤロー!!!

 ボクは発狂しそうになっていた。
 少なくとも最後のバンド名だけでも知りたいと思った。
 そう思うと、居ても立っても、寝ても覚めてもいられなくなった。
 ボクは布団を蹴飛ばし、事務所のパソコンをつけた。
 そして、Googleに「前田 夏」と乱暴に入力した。
 この検索ワードだけでは、探し当てるのにかなり苦労したが、何とかそれらしき人物に辿り着いた。
 どうも前田亘輝(まえだのぶてる)というのが怪しいと探っていくと、ウィキに「夏男」の別名で呼ばれていることが書かれていた。
 こいつだ! こいつに違いない! 夏男だ、夏男!!!
 彼らのバンド名は? 
 あっ! それだそれだ! チューブだチューブ!
 午前3時、ボクはようやくその名前に辿り着いたのだった。
 沸き立っているボクの後ろに、何事かと思って起きてきた妻が迷惑そうに立っている。
 感極まったボクは、念のため、Googleで「チューブ」を検索した。



 この画像に、妻が後ろで激しく吹き出したようだった。
 午前3時。
 チューブの「あー夏休み」が、ユーチューブがら大音響で流れていた。

 (2014.07.30)   このページのトップへ

『いとうモニャモニャさん』3795

 ボクはゴミの袋に、いつも「いとう靖」とマジックで書きます。
 「いとう」をひらがなで書くのは、「伊藤」だと画数が多くて大変だからです。
 10枚セットとか、時には50枚セットを買ってきて、それに一気に書くわけですから、「伊藤」と書いていたらけんしょう炎になるばかりか、マジックの無駄というものです。
 しかも、この村は「伊藤さん」と「斉藤さん」が全体の8割以上を占めますので、「伊藤」のところを「いとう」と手を抜いても何ら問題はないように思うのです。
 判別上、何が一番大事かというと「伊藤」ではなく「靖」のほうなのです。
 今朝、妻とゴミ出しに行きました。
 何気なくゴミの袋を見ると、名前のところがこうなってました。



 あんまりマジックをケチったのと、乾く前に袋が重なってしまって、擦れてしまったようです。
「これじゃあ、いとうモニャモニャさんだね」
 ボクのこの発言が「妻の笑いのツボ」にハマったようで、路上に座り込んだまま、妻はしばらく動けませんでした。
 ゴミ回収業者さん、アレ持っていってくれたかしら?
 モニャモニャ違反で置いてかれなかったかしら? 
 次回からは大きく「やすし」とだけ書こうと思っています。

 (2014.07.29)   このページのトップへ

『書きたいことNaverまとめ』3794

 パイオツとシャレオツは関連づけできるか?
 ジャガイモのカルビーとトマトのカゴメを考察した上でのナスの考察。
 梅雨は明けたのか、まだ始まってないのかを解き明かすもの。
 若者たちの軽薄なパックンチョ認識について。
 牛乳はかんで飲めという教えは本当だったのか?
 1作目よりも面白い続編映画というのは存在するか?
 働くという字の略字は「イ」と「カ」だが何の意味があるのか?
 働けど働けど族(働けど働けどわが暮らしサッパリ楽にならない人たち)のことを「イカ族」と呼ぶこと。
 批判する人と創り出す人の立派さ比較考察。
 十年経って伝説になると決めた話。
 大は小を兼ねない我が家の冷蔵庫の話。
 坂上田村麻呂が2羽の丹頂鶴に育てられたという伝説の真偽。ゆべしの形はそこから来たという話の真偽。

 (2014.07.28)   このページのトップへ

『鮎(あ〜ゆ〜)レディ?』3793

 暇さえあれば、よだれを垂らしながら、おいしいレシピをネット調べているわが妻。
 その妻が、以前から「どうしても食べたい!」と申していたものがあった。
 『鮎(あゆ)めし』である。
 2人とも鮎は大好きだった。
 鮎にはほかのどんな川魚にもない清楚で上品な味わいがある。
 さっぱり淡白で、それでいて適度に脂もノッていて、パリパリした皮やほろ苦いキモまで食べられる実に美味しい魚だ。
 たまにスーパーで見掛けると、塩焼きにして2人でつついて食べていたものだが、「鯛めし」よろしく、一緒に炊いて、ほぐしてご飯と混ぜて食べてみたかったのだという。
 妻のレシピ説明を聞きながら、ボクもゴクンと唾を飲み込んだ。
 鮎を2尾サッと洗って肛門の周りを押す。フンがあればそれをしごき出すのだが、この2人にはほとんどなかった。
 米を研いで30分ほどしてから米をザルに開け、水気を切っておく。
 だし汁、みりん、薄口醤油、酒を加えて炊飯器で炊き始める。
 鮎を薄く焼き色が付くくらい軽〜く焼く。火を通し過ぎてはいけないと、妻のチェックが入る。
 炊飯器から蒸気が出てきたらフタを開け(この時熱い蒸気で火傷しないように)、そこに焼いた鮎さんを並べてご安置し、再度フタをして完成を待つ。ここで手を合わせる必要はない。



 ピ〜ピ〜ピ〜!
 完成だ!
 はやる気持ちを抑え、少し蒸らしてからフタを開ける。



 何も見えん。でも、い〜かほりだけはしている。鮎(あ〜ゆ〜)レディ?



 お〜〜〜!!!
「盛り付けはこうでしょ?」と、ボクが言う。



「いいえ、やっぱりほぐしたのをホクホクでしょ!」と、妻が言う。
 そしてほぐす。ほぐす。



 納骨?



 やっぱりこっちが美味しそうだ。食べやすそうだし。。。



 ボクも真似する。



 食べ終わっての結論的感想。
(その1)鮎めしは鯛めしよりも美味かった!
(その2)鮎めしは「世界で一番うまい炊き込みご飯」だ! 
(その3)こうなったら飛騨地方のみならず世界中の鮎を買い占めたい!

 (2014.07.26)   このページのトップへ

『うるうる』3792

 いつもながら、まことにもってお上品な方である。
 妻の主治医のマッツおばあちゃん先生は、妻にいきなりこんなことを言った。
「暑いわねえ。こう暑いとうるうるしない?」
 妻は「うるうる」の意味を計りかねたものの、「そうですね〜」と、よく分からない返事をしたらしい。
 診察が終わて、妻はクルマで待っていたボクにそのことを教えてくれたが、ボクもサッパリ分からない。暑いと何がうるうるするというのか?
 職業柄、帰ってから「うるうる」を辞書でひいてみた。ボクらが知らない別の意味があるかと思って。。。

 うるうる (スル)《動詞「うる(潤)む」の語幹を重ねた語》
1 涙があふれそうなさま。「感動して―する」
2 肌や髪がしっとりとした状態をいう。「傷んだ髪が―してきた」


 とある。
 もともとの「潤む」は、水気を帯びて曇ったようになることである。
 だようなあ。
 でも、暑いと「うるうる」するだろうか?
 涙はむしろ乾きそうなものだし、肌や髪もしっとりではなくカサカサしそうなものだ。
 それからマッツ先生は、時節柄「夏野菜」の話題にも言及した。
「畑はど〜お? やっぱり畑で採れたてのお野菜はおいしいわよねえ」
「ええ、自分たちは今やってませんけど、近所の農家の方にいただいた、採れたてもぎたての野菜はおいしいです!」
「そうよねえ〜。私も一度だけトウモロコシをやったことがあるんだけど、あれって1本に2つくらいしかできないでしょう? やっとできたと思ったらカラスに全部やられちゃってねえ〜」
 口惜しそうに顔をしかめたマッツ先生の気持ちが妻にもよ〜く分かった。
 ボクらも何度もやられたものだ。あの口惜しさは忘れない。
 なわけで、「うるうる」の謎を残したまま、ボクらは病院を後にしたのでありました。
 今日も相当暑いわけだが、それにしてもマッツ先生、暑いと何がうるうるするのだろうか?   

 (2014.07.26)   このページのトップへ

『静か過ぎて危ないクルマ』3791

 さっきゴミを出しに行っての帰り。
 危うくクルマに轢かれそうになった。
 なぜかというと、そのクルマがエンジンをかけているのに気づかなかったのだ。
 静か過ぎて。。。
 ハイブリットとかいうんですか?
 エコカーっていうんですか?
 700〜800万もするんですか?
 エコ減税とかの対象なんですか?
 ローブリットなオラたちには分からん世界ですなあ。
 ふ〜ん。
 でも、クルマはクルマらしくアイドリングぐらいしたらどうですか?
 田舎の朝、「ホ〜ホケキョ」とウグイスの声がよく通るような静かな環境下で、そのクルマの漏らす音にも気づかない「静かさ」ってどうよ?
 もう危ないったらありゃしない。

 (2014.07.25)   このページのトップへ

『塩沢出て来い!』3790

 夏ゴジラ真っ最中である。
 夕べは、録画していた『三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)』を観た。
 前日観た『モスラ対ゴジラ(1964年)』と同年の制作である。
 1954年のゴジラ登場から十年、いかにゴジラ人気がスゴかったを裏付けるような年2回公開である。
 年2回といえば『男はつらいよ』とか『釣りバカ日誌』のような部類に入る、つまりは「国民的娯楽映画」になったわけだ。
 今回のゴジラはひょうきんで、子どもからも大人からも愛される「おちゃめキャラ」になっていて笑った。ゴジラを笑っていいものかと思いながら、妻などは腹を抱えて笑っていた。
 モスラのほうの出演者は「宝田明、星由里子、小泉博、ザ・ピーナッツ、藤木悠、佐原健二」。
 三大怪獣のほうは「夏木陽介、小泉博、星由里子、若林映子、ザ・ピーナッツ、志村喬、平田昭彦」である。
 同じ年の作品だから、何人か同じような俳優が出ている。かわいいザ・ピーナツとか星由里子とか。
 第1作に出ていた「志村喬、宝田明、平田昭彦」もかぶってくる。
 そういえば、第1作に出てきた何とかデストロイヤーという秘密兵器を作って自害した化学者(平田昭彦)は、今回ちょっと嫌らしい感じの夏木陽介の上役として出ていた。
 そうだ、そろそろ表題の話に移らねば! 今日は忙しいんだった。
 塩沢ときだ。『三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)』のタイトルロールに出演者「塩沢とき」と出ていたのだ!
 しかし、最初から最後まで目を皿にして見ていたのに、塩沢ときを見つけることはできなかった。
 千石規子(Drコトー診療所のオチさん)は何とか見つかったのだが。。。
 どうしても塩沢ときというと、アノキョウレツな個性、つまりアノ髪型、アノサングラス、アノ声、アノしゃべり方をイメージしてしまう。
 しかし、そんなイメージで出ているはずもないのだ。おそらくまだ売れてもいない時代なのだ。
 かなり地味〜な役で、富士山麓の田舎の村の「おらだづの村がおしめえだあ。。。」と悲歎するおばちゃんのような脇役に違いないのだ。
 ああ、ザンネン! 口惜しい!
 ボクらは決めたんだ。
 この夏、塩沢ときを捜すためだけに、もう一度最初から『三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)』を観るつもりだ。
 塩沢出て来い!

PS 正直に白状する。実はボクはこんな推理をしていたのだ。
 金星人で予言者でどっかの王女の役で出ていた女優が、若かりしの塩沢ときに違いない!
 が、あいつは若林映子という人だった。甘かった。な、わけないほどズレていた。恥ずかしい。。。

 (2014.07.25)   このページのトップへ

『さらげ!』3789

 サラゲ!
 SARAGE!
 さらげ!
 この言葉はまず間違いなく「秋田弁」です。それもこの辺でしか使わない気がします。
 動詞を補助する「助動詞」です。
 「〜してさらげ!」というふうに、主に命令形で使います。
(用例)
「ワイン百本買ってさらげ!」 
 この意味は単純にいえば「ワイン百本買ってしまえ!」です。ですが、そんな単純なものではありません。もっと深〜い意味を(  )の中に含んでいます。
 え〜い! ちくしょう! まったくもう、どうもこうもねえや。こうなったら買っちまおうじゃあねえか、えっ!? こんちくしょう! みたいな意味を含んでいます。
 フーテンの寅さんの「持ってけ、ドロボー!」みたいな。
 英語でいうところの「ファック!」がこの「さらげ!」に当たるようですね。
 そういえば映画『英国王のスピーチ』で、国王が抑圧されたプレッシャーから開放された時、さかんに「ファック、ファック」言ってましたね。
 あの俳優は、確か『ブリジットジョーンズの日記』にトナカイのセーターを着て出てた人だけど、その話になるとブログ終わらないので割愛します。
 そうそう、今ボクらは激しく「ワイン百本買ってさらげ!」状態にあるんです。

 (2014.07.24)   このページのトップへ

『健康飲み』3788

 今はほとんど見かけなくなった「牛乳瓶」。
 分厚い、無骨な、そして頑丈な代物だった。
 図体は鉄壁なのに、フタはふがいなかった。 
 紙だった。
 その紙をカバーする形で、紫っぽい色の薄〜いビニールのキャップを被っていた。
 カラダは頑強だが、ちょっとオツムがいまひとつな子どものような(オレか?)存在、それが牛乳瓶だった。
 ホントはメチャメチャ忙しい時間を裂いて一体何を言いたかったかというと、牛乳瓶を右手に持って、左手は腰に、背筋を伸ばして、前方斜め上45度目線で飲む姿勢の人がいた。
 昔、どこかの銭湯の壁に貼られていたポスターの図柄だったか? 忘れた。
 今でも、そういう姿勢の人(身近では妻が歯を磨く時のポーズだが)を見かけると、ボクはノスタルジックな気持ちになるのだ。
 と同時に、ボクの考察では、あの飲み方って、何だか自分がすごく健康になったような、なっていくような、そんな高揚感があることが分かってきた。(な、タイソーな!)
 なんでも中国人の間では今、あの格好で牛乳を飲むのがブレークしているらしい。(詳細なことは知らんが) 
 ボクはこの飲み方を、勝手に今「健康飲み」と呼ぶことにした。
 どうだ! これを見よ!
 これは最近ハマっている「スム〜ジ〜」という自家製ジュースなのだが、いかにも健康そうではないか。健康になっていく高ぶりを感じるではないか!



 ほらね。



 ちなみにこのジュース。キウイとリンゴとチンゲンサイが入っている。うめえよ!
 皆さんも、この「健康飲み」どうですか? 
 くれぐれも「味噌汁のお椀」持ってやんないでね。危ないから。。。

 (2014.07.24)   このページのトップへ

『ヴォイスマッチングスター』3787

 昨日、『モスラ対ゴジラ』を観ていて思ったことがある。
 ザ・ピーナッツの声はカンペキにシンクロしている!
 2人は双子だ。当たり前だべ、と言うなかれ。 
 たとえ双子といえども、「卵を返してください」という台詞を、あんなに寸分もたがわずに言えるものではない。
 どんなに頑張ったって、0.001秒くらいはずれるはずだ。ずれなきゃおかしい。
 そうでなければ、どっちかが「口パク」をしているに違いない。



 この手の「ヴォイスマッチングスター」では、「ザ・たっち」の「ちょっと×3」というのがあった。
 でも、あれなんかはちっともダメだ。さっぱり合っていない。ザ・ピーナッツを見習いたまえ!
 「マナカナ」も、かなり声をマッチさせてはいるが、やはりザ・ピーナッツの足下にも及ばん。
 その点、歌という部分に関しては「リリーズ」はなかなかである。「好きよキャプテン」などもボクは好きだ。
 「狩人」もハモリは上手いが、そもそもアレは兄弟だし、「ダークダックス」の声もいいあんばいだが、あちらは他人同士。
 そんな声が合っている彼らとは真逆に、2人が2人、てんでバラバラ、勝手にしゃべってる映画があった。
 『初恋がきた道』という中国映画をご存じだろうか?
 あそこに出てくる中国人のおっさんたちは、まったくそうだった。全然関係のない話を音声多重でしていたので驚いたモノだ。
 いっけねえ、話が中国の方向まで逸れちまった。
 話を戻して、今回の『モスラ対ゴジラ』は、伊福部昭もいるし、宝田明もいる。なかなか面白そうだね。
 でもね、実は昨日はミョーに眠くってさあ、15分くらいで寝ちまったのさ。。。

 (2014.07.24)   このページのトップへ

『ほやほやのほや!』3786

 セッセ! セッセ!
 妻はネットで情報を集める。
 ウッシャ! ウッシャ! 
 美味いものを掘り当てたようだ。
 ワッシ! ワッシ! 
 スーパーで食材をかごに放り込む。
 ヨッシャ! ヨッシャ!
 帰ってから調理にかかる。
 海のパイナップル「海鞘(ほや)」である。殻付きの新鮮なのを3つ買った。
 殻に付着していたムール貝(イガイ)に、意外なほど驚く男。



 殻を剥くのは初めてだったが、キッチンばさみで上手くいった。



 ほやほやのほやだ!
 コリコリして美味いなあ。美味過ぎるなあ。



 焼酎も進む進む。



 ワッシ! ワッシ!



 泣きながら食べる食べるのこのお方。
 食べなはれ食べなはれ。みんなあなたのお陰やもん。

 (2014.07.23)   このページのトップへ

『見逃した』3785

 死んだトシゾーの友だちの「こーのすけ爺」がやってきた。
 87歳ぐらい。まだ畑を頑張っていて「道の駅」などで販売中。
「見逃した。。。」
 そう言って、彼は頭を掻いた。
 何を見逃したかというと、これだ。



 見逃した結果がこうなったのだ。つまり巨大化!
 収穫するタイミングを見逃したというわけだ。
「投げる(捨てる)のもいだまし(もったいない)がら、食えるようだば食ってけれ」
 確かにコレでは売りものにはならんだろう。



 ありがたや、ありがたや。。。
 ここんとこ買い物に行けなかったので、野菜が枯渇(ついでに魚も肉も何もかも)していた。
 巨大であろうが、大味であろうが、いただけるもんなら何でも食うぜ!

 (2014.07.22)   このページのトップへ

『女工哀史の日』3784

 休みなく働いている。
 雨の日も、風の日も、海の日も。。。
 そう、昨日は「海の日」だった。
 なのにボクらは仕事だった。
 気温は30℃を超えていた。
 なのにあくせく仕事だった。
 ところで「海の日」って何?
 海に行け! ってことか?
 行かなかったらどうなんのか?
 海の日違反で逮捕されるのか?
 じゃあ聞くが、「山の日」ってありますか?
 どうして「海」だけがトクベツに祝われるのだ! ありがたがられるのだ!
 山や川や空や湖の立場はどうなる!
 そーゆー自然界の不平等が、もしかしてこの異常気象を生み出している原因かもしれないよ。他の自然さんがひがんでるんじゃない?
 ボクの提言! 断固「山の日」を作りましょう。「空の日」もしかり、「川の日」「湖の日」「田んぼの日」「畑の日」「あぜ道の日」「空き地の日」「土手の日」み〜んな作りましょう。
 ぜ〜んぶ作ってもらえませんかねえ。
 ついでに、ボクらみたいな「働けど働けど族」のために「女工哀史の日」もお願いします。

 (2014.07.22)   このページのトップへ

『ちょんまげ』3783

 ねえねえ。
 ねえねえ、これやっておいて!
 ねえねえ、これやっておいてちょんまげ!
 ねえねえ、これやっておいてちょんまげわっぱ!

 (2014.07.20)   このページのトップへ

『天井のハエ』3782

 ハエの季節だ。
 ここは田舎なので、どうしても家の中にハエが入って来て困る。
 だが、家の中に入って来て、ボクらの目について、1分以上生き残ったヤツは今までいない。
 1分以内にみんな死ぬ。
 元剣道部のボクが全部仕留めるからだ。
 五十肩全盛だった去年の夏はこうはいかなかった。
 天井にくっ付いたハエが取れなかった。
 今ならもれなく取れる。
 天井であろうが、天井裏であろうが、ちょちょいのちょいだ!

 (2014.07.20)   このページのトップへ

『○イリーな人』3781

 義姉のリカさんはオイリーな人だ。
 揚げ物の時、天ぷら油を豪快に使うのだ。
 それからウイリーな人でもある。
 以前、自転車でウイリーをやって骨を折ったことがある。
 スマイリーな人でもある。
 亡夫は、愛妻を称して「ひまわり〜」と言った。
 ウイリーだけはもうやらないようにね!

 (2014.07.20)   このページのトップへ

『便所のすき間のスイッチョン』3780

 トイレにスイッチョンが入ってきたので、つまみ上げようとしたら指をかまれた。
「おのれ〜!」
 手を離したスキにスイッチョンは便所のすき間に入り込んだ。
 そこは手が届かないビミョーな場所だったので放っておいた。
 夜になって鳴き出すのかと思いきや、彼は便所コオロギではないので鳴かなかった。(この論理合ってますか?)
 しばらく忘れていた。スイッチョンの存在。
 気になって気になってしょうがないので、掃除機のホースをすき間に入れて吸い込んでしまった。
 スイッチョンを吸いッチョン。

 (2014.07.20)   このページのトップへ

『富士山登頂のお祝い』3779

 昨日、無事に富士山への登頂を果たしたボクであったが、妻は布団に入ってからこう言うではないか。
「お祝いに何か作って!」
 。。。
 お、れ、か。。。

 (2014.07.20)   このページのトップへ

『イワシの宿』3778

 近々そーゆー名前の民宿をオープンしようかと思っている。ウソウソ。。。
 そのくらい今、われわれはイワシ料理にハマっているのである。
 なぜかイワシが大好きになってしまったのだ。
 先日、アマノで生の真イワシの3尾パックを見つけた妻は、よだれを垂らしながらこう言ったものだ。
「あ〜これ全部買い占めたい!」
 そこには全部で15パックほどあっただろうか。15×3=45尾の計算になる。
「いや、それではあまりにもスケールが小さ過ぎる。全世界のイワシを買い占めるのだ!」
 結局のところ3パック買った。身の丈9尾。
 それをこんなふうにして食べた。
 初めての「手開き」にも挑戦!



















 どうですか? 皆さん。
 イワシの宿に、泣きにいらっしゃいませんか?

 (2014.07.19)   このページのトップへ

『夏休みなの?』3777

 高校野球秋田大会、母校は3回戦で敗れたり。。。
 準決勝は観に行きたかったのにやっぱり負けちまった。ザンネンだなあ。
 学校って今日から「夏休み」なんですか? 電話でおばあが言ってたな。
 へえ。テレビを見ないから分からなかったけど、フト思ったことがある。
 ボクが小学校の頃は、夏休みは子どもの歓声が聞こえていたはずだよね。
 それがまるで聞こえない。それもそのはず、小学校は閉校になったのだ。
 ここには、小学生も中学生も高校生も、ほとんどいなくなってしまった。
 夏休みという言葉に「活力」「輝き」「ワクワク」がなくなって久しい。
 夏休みといえば。。。
 風鈴の音、井戸水で冷やしたスイカ、蚊取り線香のグルグル、セミの声。
 夏祭りの夜、絣の浴衣、七夕の飾り、夜店の金魚、宿題、海水浴、花火。
 なんでも「海の日」という馴染みの薄い休日も入って、今日から3連休。
 世間相場は「夏休み」のようだが、ボクらは休みなく仕事に邁進なのだ。
 今日は何を食うか? それだけが貧乏暇なし人間に与えられた楽しみだ。



 (2014.07.19)   このページのトップへ

『富士山制覇!』3776

 ボクのブログ(シリーズ2)は今回で3776回目である。
 2011年の4月17日から書き始めて今日でほぼ三年三月。
 3776回。この数字は、いつからかボクの目標であった。
 3776というのはあの富士山の高さと同じ数字だからだ。
 1話を1メートルとして勘定すると、その高さになる。
 バカバカしい話でも、コツコツ書いてれば富士山制覇。
 どうだ! まいったか! ボクだって富士山登れたぞ!



 なわけで、こん次はエベレストを目指してガンバルぞ!
 あれ? エベレストって何回書けばいいの、トーエー?

 (2014.07.19)   このページのトップへ

『ケンの件』3775

 ケンもいろいろ。
 麻薬の清水ケン、スキャンダルの羽賀ケン。。。
 エノケンというのもいた榎本健吉。古い。
 亡くなった緒形ケンは好きだった。
 何といっても大御所は不器用をウリにしている「高倉ケン」。ホントはマメな人らしい。
 それから「赤いシリーズ」の宇津井ケン。
 ゴジラに出ているケンも2人いる。渡辺ケンはカッコいいが、田中ケンはどうも。。。
 迫力が違う2人だった。
 そーいえば、「ケーキ屋のケンちゃん」は元気だろうか?
 それから「洗濯屋のケンちゃん」はどうしているだろうか?

 (2014.07.18)   このページのトップへ

『ヒドい目に遭ったゴジラ』3774

 やっぱり今回のゴジラはイマイチだった。
 おとといたった30分で見切りをつけたのだが、やはりもったいないから昨日見たんだが、う〜ん、どうしたもんか。。。
 2人の感想。
 ヒドい目に遭った。。。
 一番ザンネンだったのは、やはり「ゴジラといえばこれでしょ! この音楽でしょ!」が一回もかからなかったことだ。
 なんで、なんで、なんで???
 代わりに「沢口靖子」に挿入歌を歌わせたり、セリーヌディオンもたいなのが最後に歌ったり、もう人をおちょくっとるのか!!
 まあ、それもそのはずこの作品(昭和の最後のゴジラ)だけは、伊福部昭が体調不良で起用されず、オーディションで選ばれた人が音楽を担当したんだとか。。。
 数あるゴジラ映画の中で唯一「ゴジラの音楽が一切使われなかった」作品なんだとよ。
 それにしても、かまやつひろしがゴジラにつまみ上げられた新幹線の中でニヤニヤしてたり、説教臭い武田鉄矢が説教臭い役で目障りに出ていたり、なんだかとってもいただけませんでしたなあ。。
 ボクらの最終的感想はこうである。
 あれは「捨て石」だったんだ。
 次に期待しよう。。。

PS ゴジラの音楽はこうでなくっちゃ!


「見られない人」はここ!

 (2014.07.17)   このページのトップへ

『急に浅くなったゴジラ』3773

 昨日ゴジラを見たが、30分ほど見て寝てしまった。
 今朝早かったこともあったが、前回見た「はじめのゴジラ」と比べて、どうも内容的に浅い気がしたからだ。
 宝田明との比較で「田中健」がいただけない。
 仮面ライダーの敵を彷彿とさせる「巨大フナムシ」がいただけない。
 志村喬との比較で「小林桂樹」がいただけない。
 いろいろいただけなくて途中放棄してしまった。
 脚本とか音楽とかも何だか全然あきまへん。
 次回から期待してまっせ!

 (2014.07.16)   このページのトップへ

『こぼさない器』3772

 テレビを見てたら(たまには見ます)、子どもがこぼさないように、器の内側の縁が少し出っ張っている器が出てきて、それを焼いた人がレポーターに得意になってしゃべっていた。
「これは子どもが食べる時、スプーンなんかでも取りやすくなっていて、こぼさないのが特徴です!」
 お母さんが「なるほど、これはいいわね」とうなずき、子どもも「これはいいわ〜! エリちゃんこぼさない〜!」みたいなリアクション。
 でも、その器を見て思った。
 その時はいいだろ。家で、その器で食べる時はいいだろ。
 だけど、外ではどうか?
 外で、レストランで、人んちで食べる時はどうか?
 つまり、その「こぼさない器」以外の器で食べる時は、ものすごい勢いでこぼすんじゃないですか〜?
 外行く時、いちいちその器持って歩くわけにもいかんやろ〜?
 どうも、こういう過保護というか「アホゴ」な教育が、最近もっぱらなされているような気がしてならない。
 本番は家なのか外なのか?
 家はマナーを磨くところ。マナーの特訓をするところ。外が本番! そうボクたちの見解は一致している。
 この点、石巻のおばあちゃんも断固としてそう主張している。外で恥をかかないために家の教育があるのだと!
 そういえば『巨人の星』の親子は素晴らしかった。星一徹が考案し、飛雄馬がしごかれた「大リーグボール養成ギブス」や「うさぎ跳び」は、家では苦しい訓練だが外で、試合の時にはスゴい威力を発揮する。
 アホゴなお母さんたち! 星親子から学びたまえ!

 (2014.07.16)   このページのトップへ

『スズちゃんの夏野菜』3771

 入院していた旦那が家に帰って来た!
 かれこれ1年も、片道1時間もかかる病院まで「皆勤賞」で通っていたスズちゃん。
 そのスズちゃんの顔がようやくほころんだ。
 うれしくてうれしくてしょうがない顔で、昨日うちに大量の採れたて野菜を持って来てくれた。
 苗が枯れた時、田んぼに入って手伝ってあげたことを、今でもすごく感謝してくれていて、何かにつけて野菜なんかを持って来てくれていたのだが、今回はいつもより大量だった。
 うれしさで顔が子どものように照り輝いていた。こっちまでうれしくなった。
 それもそのはず。最愛の夫が帰還したのだ!
 茄子、ピーマン、きゅうり、トマト、キャベツ、インゲン(ささぎ)。。。野菜たちまでみんな輝いて見えた。
 これをどうやっていただこう?
 妻がネットで研究し、『夏野菜の揚げびたし』に初挑戦してみた。
 新鮮な夏野菜をそのまま素揚げし、それを特製たれ(だし汁とみりんと醤油だけ)にひたして食べるだけ。



 いただいた夏野菜だけでなく、かぼちゃやズッキーニなども入れた。
 スズちゃんの笑顔同様、ヨロコビに満ちたサイコーにお味でした! どうもありがとう!



 就寝前、スズちゃんの家に灯がついていた。
 心なしか、いつもより暖かい色だったっけ。

 (2014.07.16)   このページのトップへ

『ひと昔前の名前』3770

 京都にいるときゃ。
 しのぶちゃん。
 神戸じゃ。
 なぎさちゃん。
 ♪昔の名前で出ています。
 たった今、仕事の指示書を印刷しようとしていた妻が言った。
「印刷機、電源入ってる?」
 え?
 印刷機??
 実に懐かしい響きだった。
 ものすごくいい時代に引き戻された感じだった。
 土曜日が半ドンだった時代。
 ファミコンがなかった時代。
 金曜日が花で、サタデーがフィーバーだった時代。
 あ〜いい時代だったなあ。。
 ところでこの「印刷機」という言葉。
 確かに印刷する機械だし、印刷機という名前もあることはある。
 しかし、今時プリンターを「印刷機」と呼ぶ人は、会社でも学校でもこの人くらいではなかろうか?
 これじゃあまるで昭和初期の会話ではないか?
 この言葉が市民権を得たあかつきには、「蓄音機」とか「タネ板」とか「ガリ版」とか「謄写版」とか「幻灯機」とか「大八車」とか、そーゆー言葉が数珠つなぎになって出てきてしまうではないか!
 いろんなことが懐かしいね。
 昔の名前もいいもんだね。

 (2014.07.15)   このページのトップへ

『Yahoo!ショッピングおそろしや』3769

 さっき誰かのツイッターで「ホタテ丼」の画像があった。
 確かにボクはそれを見ていた。
 うんまそーやなあ。。。
 と、心の中でよだれを垂らしていた。
 それから、アルゼンチン赤エビのことをちょっと調べたことがある。
 昨日のことだ。
 こいつって一体誰なんだろう? って。。。
 そしたらね。
 そいつらの、つまり「ホタテ」と「赤エビ」を紹介したメールが頻繁に届くようになったのだ!
 そのメールの文面は分かりやすく言えばこういう中身だ。
「安いよ、安いよ、Yahoo!ショッピングで買うとホタテ安いよ!」
「美味いよ、美味いよ、Yahoo!ショッピングで買うと赤エビ美味いよ!」
 おいおい、オレ何した?
 なんで分かる?
 んも〜、かんべんしてくれや!

 (2014.07.15)   このページのトップへ

『世界で一番間の悪い猫』3768

 間の悪い猫がいたものだ。
 決死の覚悟で我が家に侵入したことだろうに、何も、全く何の収穫もなく、ボクの怒声に驚いて逃げ帰っていったぜ。
 へへっ、ざま〜みろってんだ。
 奴が何にもありつけなかったのは、それもそのはず、わんさか貯まったゴミを、今朝、たった今しがた出したばかりだったのさ。
 ついさっきまでは、ゴミの中に、猫が喉から手が出るほど好きな各種魚の骨を含む、たくさんの生ゴミがあったのさ。
 だけど、今うちには、骨どころか野菜の皮1本ないのさ。
 お気の毒さま〜! 間が悪い奴だね〜。

 (2014.07.15)   このページのトップへ

『まあいろいろありますわな』3767

 母校が高校野球の県大会1回戦に勝って、
 パソコンが壊れて、
 購入業者とのトラブルに巻き込まれて、
 それもどうにか落ち着いたと思ったら、
 さっきまで晴れていた空がにわかにかき曇って、
 大粒の雨が落ちてきた。
 あわてて洗濯物をしまう2人。
 15センチくらいになっていたキイチゴの苗がしおれ、
 オソーシキの花もしおれ、
 雑草ばかりが元気で、
 となりの家の竹やぶがものすごく荒れまくっていて、
 いつもの年ならミッツさんがきれいに刈ってくれているのに、
 今年は全然顔を見せない。
「病気とかじゃないといいよね」
 と、荒れた竹やぶを見ながら言う妻。
 ラジオ体操をやるようになって内股が痛い。
 散歩もしようかと思う。
 思えば去年の今頃、ボクはさんざいろんなところへ連れていかれ、
 いろんな人に会っていた。
 そのまんま1年、自分でも驚くようなコーム生活も含めて、波瀾万丈の生活が続いた。
 田んぼ道を散歩しながら、去年の今頃、UFOを見たり蛍を見た。
 中空に浮かぶの母校(babame小学校)に縁のあった1年だった。
 でも、もうボクは行くことはあるまい。
 やることはやった。
 いろいろあった。
 そして次の人生。。。 

 (2014.07.15)   このページのトップへ

『海老ソースを作る』3766

 さっき「アルゼンチン赤エビ」の話を書いたが、これには続きがある。
 巨大な海老なので、外した殻がもったいないと妻が言った。
 十尾あったが、刺身ではお互い3尾ずつしか食べられなかったので(巨大過ぎて)残った海老をどうしようとボクが言った。
 結論として、フランス料理などで見かける「海老ソース」を作って、それを焼いた海老にかけて召し上がろう! ということになった。
 まずは、オリーブオイルでニンニクを香り立たせる。それにタマネギのみじん切りとローリエの葉を3枚入れ、海老の頭と殻も入れて炒める。
 白ワインを加えてアルコール分を蒸発させたら、海老の頭と殻をザルに取り出してすりこぎ棒でつぶす。



 おい、海老に恨みでもあるのか?



 いいえ、真剣なだけですよ。



 この「ひとつぶし」が美味しいエキスになる。妻は二回もこの作業をやっていた。つまり、スパルタ式にしつこいくらい海老をつぶしエキスを絞り出していた。



 フェメド・ポアソンのソースとトマトやトマトジュースを煮ているソースに、この海老エキスを加える。



 この辺でシェフは今日の料理の「成功の兆し」を感じている模様。



 海老のエキスごとどんどん煮詰まっていく。ここらで白マッシュルームも投入。



 あ〜うまそ!



 このソースをかけるものは? え? こんだけ? 



 実はまだあったのだ。とっておきの「真鯛の切り身」。



 これで格好はついた。サラダをちょっと載せて、あとはソースをかけるだけ。



 お〜お〜お〜、かけ過ぎたぜ!



 見栄えも少しは考慮して。



 我が家がフランス料理のレストランになった。



 おいしいね。ホントにね!



 最後に、お口に入る前にもう1枚。



 あ〜死ぬほど美味かったね。
 安くて美味しい「アルゼンチン赤エビ」のお陰で、こんなにもシアワセになれましたよ。

 (2014.07.14)   このページのトップへ

『どうも初めてお会いしたようには見えませんねえ』3765

 アルゼンチン赤エビというのをご存じですか?



 妻が軽くなったスーパー「自由が丘」で買ったんだけど、でっかいエビがなんと10尾も入って、確か598円とかだった。
 しかも「刺身用」と書いてあった。メチャ安いね。



 この手のものは、つい最近「偽装」とかで話題になったものかもしれないと思った。
 バナメイエビとかみたいに。。。
 ちなみに昔、アマノの魚屋のあんまり信用できない感じのおっさんが、「へいらっしゃい! バナナエビいかがっすか!」と塩辛声で叫んでいたことがあって、「なんだバナナエビって? ふざけるのもいい加減にしてほしいな」と思いながら、憤然として通り過ぎたことがある。
 でも、今思えばアレは実は「バナメイエビ」だったんだな。おっさん、すんませんでした。あなたの、あなた自身のイメージで判断してました。
 余談になったが、この「アルゼンチン赤エビ」もまあ、きっとそーゆー類いのものなんだろうなあという思いがボクにはあった。だってメチャ安いんだもんね。
 しかし、バナメイエビにしてもこういうものにしても、彼らは全然悪くない。どころか大変かわいそうな人たちなんだよね。
「すいません。今回の偽装疑惑についてひと言コメントいただきたいんですが。。。」
 彼らにマイクを向けたらきっとこう言うなずだよね。
「先祖代々ボクらは由緒正しいバナメイエビでした。バナメイエビにはバナメイエビとしてのプライドがあります。私たちのどこがそんなにいけないというのでしょう?」
「安くて、お味もよくて、私ら何か皆さんにご迷惑掛けました? あんまりですわ!」
 そんな彼らの切実な声が聞こえてきそうだ。
 さて、刺身用と書いてあるからには食わねばなるまい。殻を脱がせて生でいかねばなるまい。
 全長15センチはあるこのエビの頭を取り皮をむく。
 これを十尾並べると大皿がいっぱいになる。壮観!
 そのひとつを箸でつまむ。ズッシリ! 重量感!
 わさびを付けてお醤油皿にチョンチョンしてからおもむろに口に運ぶ。むしゃむしゃむしゃ。。。
 なんだこりゃ! 美味い! 美味過ぎる! 甘い、そしてボリューミー!
 3尾食べたところで腹一杯になっている自分。
 そして、その時、ボクの脳裏に走馬灯のように浮かんだシーンがあった。
 これは前にもどこかで食べたぞ。。。
 そうだ! 直近ではトシゾーさんのオソーシキのお膳に出てたっけ!
 それから、村の人の法要の仕出しにも出ていたぞ!
 たしか一度だけ行ったことがある町の寿司屋でも、冷えたカクテルグラスに載って出ていたぞ!
 なんだそうだったのか! 今まで巨大なボタンエビとばかり思っていたものが、ことごとくこの「アルゼンチン赤エビ」だったのかもしれない。そう思えてきた。ビミョーにフクザツな気持ちになった。
 でもまあ、それならばそれでいいではないか。高くて気取った「ボタンエビ」なんかより、こっちの庶民的な「アルゼンチン赤エビ」のほうが格段に好きだもんね〜だ! 
 ボタンエビとアルゼンチン赤エビを一緒に出されて「どっち食べますか?」言われたら、断然赤エビを食べるもんね〜だ! ホントだって!

 (2014.07.14)   このページのトップへ

『空港レジャー』3764

 十年ものなが〜い「精神的コブ付き生活」から開放されたので、2人でパア〜ッと旅行にでも行きたかったのだが、恐怖の「会費未払い発覚げんなりオソーシキ」で、なけなしのお金もなくなってしまった。
 でも、ものは考えようだ。
 お金はなくても「旅行」にはいけるのだ。しかも「飛行機」でだ!
 写真を見てもらおう。
 これぞ、ボクたちが開発した「空港レジャー」である。
 秋田空港まで家から1時間ちょっと。
 さあ着きましたよ。



 エレベーターに乗って2階へ。



 オランダに行くんだけど、その前に何か食べなきゃね。



 去年の秋の「富士山ツアー」の帰り、閉店してて食べられなかった「空港のレストラン」へ。リベンジだもんね。



 その名も「レストランそら」。悩みに悩む旅のマイレディー。



 ボクはいち早くこの辺りに焦点を合わせる。オムライスデミソース!



 レディーは迷いに迷った末、こういう日常と何の変哲もないものに。



 テーブルからは当然こんなものが見え、自ずと旅のムードは盛り上がって行くのであった。



 まずはボクのが到着。



 レディーのハンバーグは豪快だ。それにも増してライスの量がハンパない。



 ヨロコビ驚くレディー!



 お腹いっぱいになって、いよいよ搭乗の時間となる。



 奮発して今日はスーパーシートの旅!



 素晴らしく座り心地のいいシートだが、客室アテンダントの呼び出しボタンが壊れていて、押しても押しても来てくれない。



 一度はこーゆーシートで国際線の旅を満喫したかったんだ。夢が叶ったぜい!



 通路側には、なぜか秋田空港の歴史が展示してある。



 オランダの空港に降り立つと、そこには季節柄「スイカのレンタカー」が用意されてあった。



 男の子はどうしてもパンダのほうがいいとだだをこねるのだった。



 旅とくれば買い物である。不思議な耳かきを見つけた。



 オランダで見つけた「きりたんぽ耳かき」。



 同じく「はたはた耳かき」。これがニシンなら分からんでもないが。。。



 そんなこんなでアッという間に秋田に戻ってくる。
 そー言えば、秋田に来た頃、なまはげ見て泣いてた人が。。。



 十年経った今はこんなこともできる。



 こんなマネも。。。



 秋田と言えば「秋田蕗」。「蕗のヴィーナス」小柳力作と書いてある。
 おい、小柳さん、自分で自分の作品に「力作」と付けるな! 



 蕗のヴィーナスのマネをしてみる。通行人に「腹出てまっせ!」と笑われる。



 ヴィーナスの手に荷物を持たせる横着なレディー。



 あ〜楽しかった。
 空港レジャーは何だか病みつきになりそうだぜ。

 (2014.07.13)   このページのトップへ

『自由が丘で軽くなった人』3763

 ここんとこいろんなことがあったので、胃腸の調子が狂いがちだ。
 消化酵素の働きが悪くなっている。
 お葬式からずっとそーゆー日々が続いていた。
 出し過ぎるほうにシフトしやすいボクと、貯め過ぎるほうにシフトしやすい妻。
 これはアレだけではない。「お金」についてもいえることだ。ボクは使うほうで、妻は貯めるほうが得意。
 さて、ウキウキと空港レジャーを楽しんだ昨日、帰りに西武の「自由が丘」というスーパーに寄った。
 いろいろ買ってレジに並んでいたが、突然財布をボクに渡して妻はこつ然とその場から消えたのだった。
 やがて、軽々とスキップしながら戻ってきた妻の顔は輝いていた。
 付きものが落ちたような顔だった。

 (2014.07.13)   このページのトップへ

『思考カムバック!』3762

 もう1台パソコンを買った。
 1台だけXPのがあって、それまで使わなければ仕事がこなせない状態になってしまって、それがまた遅いのなんのって。。。
 せっかく「光」にしたのに、全然光ってなくって。。。
 だもんでアマゾンの出展者から買って昨日届いたんだけど、ものすごく調子よかったのに、突然「プツン」と落ちるもんで、あ〜あ、どうしようということになって、思考がストップしちまった。
 なわけで、今日はしょーがないから秋田市に行って「三好堂」のおばあちゃんのところで「あんドーナツ」を買ってこよう。
 前回行った時、閉まってて気になっていたんだ。
 あと12日は、トミさん(祖母)の祥月命日なんで、何かデパ地下で買ってこよう。
 んでもってそれあげてそれ食べよう。
 そんなことやってたら、そのうちボクの思考も戻ってくるかもしれない。
 それにつけても、なんで落ちるんだよう!
 困ったちゃんね。

 (2014.07.12)   このページのトップへ

『ゴジラになった2人』3761

 遂に『ゴジラ』を観た!
 記念すべき第1作目のゴジラ。
 すまん。
 泣いてしまった。
 2人で泣いてしまった。
 泣きながら観ながら、観ながら食べながら、食べながら泣いた。
 昨日、弔問に来てくれたボクらが「SPさん」と呼んでいる友が持ってきてくれた「秋田キャッスルホテル製のアーモンドラスク」バリバリ食べながら、ゴジラが走っている電車をつかんでバリバリ食べる映像を観ていた。
 ゴジラという凄みのあるネーミングは、実は「ゴリラ」と「クジラ」を掛け合わせたものだ。
 予習した番組でそう言っていた。そういうあだ名のスタッフがジッサイにいたのだそうで。。。
 ボクらも寝る段になってそうなっていた。
 一人は食べ過ぎたゴリラ。
 もう一人は食べ過ぎたクジラ。
 それにしてもトシゾーさん亡き後、太って太ってしょーがない。
 今日からラジオ体操を毎日2回やることにしている。
 そーでもしなきゃなあおまえ!

 (2014.07.10)   このページのトップへ

『この村一番の働き者ヤスさんからのプレゼント』3760

 以前、田んぼで一緒に写真を写したおばあちゃんがいましたね。
 この村一番の働き者ヤスさんです。
 そのおばあちゃんの娘さんが役場に務めていて、フェイスブックに載せたボクの写真を見て「この写真ほしい!」と言っていたそうで。
 なので、先日それを焼き増ししてヤスさんに持っていったわけ。
 そうしたら、ヤスさんから昨日の夕方大量のキュウリをいただきました!
「今、もいできたばがりだ」
 そう言って、前掛けいっぱいのキュウリをもらったんだけど、これがまた死ぬほど美味かったのよね。

 (2014.07.08)   このページのトップへ

『意味不明のピ〜』3759

 早朝から起きて仕事をしている。
 寝冷えでもしたのか、妻はお腹の調子が悪いらしい。
 優しいボクはこんなものがあったことを思い出した。お昼に作って食べさせてあげよう!



 え? 今日は31℃だって?
 ・・・・・・。

 (2014.07.08)   このページのトップへ

『高いロールケーキ』3758

 昨日、葬儀屋さんが集金に来た。
 悲しい結末だった。最後の最後まで泣かされました。
 事の発端はこうだった。
 てっきり会員になっているものと思っていた「会員証」が真っ赤な偽物だった。
 とゆーか、中途半端なところまで掛け、あいまいなところから未納になっていた。
 最後までケツを拭わないのが信条のトシゾーさんらしかった。
 でも、「らしい」などと笑って済まされない問題だった。
 なぜなら、そのことが判明したのは、もうわっぱか葬儀の段取りが進んでしまってからだったからだ。
 初めにその問題の会員証を見せた時、事務所でその確認を取ってきた男(変な出刃包丁のような歯をした葬祭ディレクターを名乗る男)はこう言ったではないか!
「ああ、これは素晴らしい! VIP待遇の会員証です。仙台でお掛けになっていたんですね。秋田ではこのグレードに見合うほどのコースはありませんが、お花を豪華にするなどして最大限見合うものにいたしましょう!」
 そうやって話は進んでいったはずではなかったか! お料理やなんか以外の基本的な装飾関係は一切持ち出しがない、いや、ないどころか、「超VIP仕様なのに無料」だったはずではなかったか!
 ところがギッチョン! である。いつの時点でだったか、もう引き返すことのできない時点でもって、これらがぜ〜んぶひっくり返ってしまった!!!
「あ〜、すいません。よく調べてみましたら、この会員証はまだ収め終わっておりません・・・」
 おい、出刃、あっさり言うな!
 その時点からボクらの台所は、火葬場以上に火の車になってしまったのだ。
 とてつもなく高いお葬式になってしまったのだ。やい、出刃、どう責任取ってくれる!
 こんなふうにして事件は起こったのだが、さてさてその結末はこうだ。昨日の話。。。
 前日の段階で葬儀屋さんと電話で確認を取っていた。「引き物や香典返しの戻しがこれこれこのくらいありますので、最終いくらですか?」「はいはい、こうこうこうです」という話ができていた。
 ボクらは最後まで釈然としないまま、自分らの本当に少ない預貯金からも引き出して(持ち出して!)(穴埋めして!)その金額を用意していたのだ。
 午前10時。
 禿げかかってくると男は髪の毛を染めるというが、そのセオリーどおりに髪の毛を茶色く染め、黒服のズボンの裾が3センチも短い身なりをした集金係の男は時間通りにやってきた。電話の人とは違う怪しいタイプの男だった。
 戻された引き物と香典返しの数を確認してから、怪しい口調でこう言った。
「ここれこれこういう金額です」
 なに? なんだと?!
 昨日の電話の人と違うではないか! 昨日の人よりも1万円以上高いではないか!
 ボクは食い下がった。
「昨日の人にはこれこれこういう金額だと言われたので、これこれこうゆー金額を(四苦八苦してかき集めた)用意しておりました。ちょっとそれそれそういう金額には納得がいきませんね」
 すると男は、電卓を三十回ぐらい叩きに叩いてからこう言った。
「いや、やはりこれこれこういう金額で間違いありません」
「いや、それそれそういう金額には承服しかねます」
 すると男は計算の根拠を述べ始めた。
「喪主さま、今お戻しになった干ししいたけと干しまいたけの入ったお引き物ですがこれこれこうですね」
「はい」
「それから、同じく干し讃岐うどんがこれこれこうですから、これこれこうですね」
「はい」
「だったらこれこれこういう金額で間違いございませんね」
「はい」
 結局、ボクらは不足分の1万円なにがしを、へそくりのまたへそくりからかき集めてくるはめになった。その役は妻がやった。
 その茶髪の男は帰った。
 すべてがイヤになっていた。
 夕方、訪問者があった。ボクにウソの金額を教えた電話の人であった。
「計算もできなくて、どうもすいません」
 いい歳こいたその人は、そう言って舌をペロッと出した。ペコちゃん笑いだった。
 そして、ボクにペコちゃんの箱を差し出した。
「これ奥さんに。。。」
「お前、こんなペコちゃんごときでお茶を濁す気か!」などとは言えなかった。
「そんなお気遣いは無用に願います」と言いながら、妻はしっかり箱を受け取った。
 開けてみると、巨大なミルキーの飴を模したロールケーキが入っていた。 
 高い高いケーキだった。。。

 (2014.07.08)   このページのトップへ

『一度言ってみたかったこと』3757

 愛があればお金なんて要らへんわ!

 (2014.07.08)   このページのトップへ

『ガチンコパチンコ』3756

 ガチンコ(真剣勝負)でパチンコをしている人たちがいる。
 ただのワクワクする娯楽ではなく、それで生計を立てようと目を吊り上げて玉を打っている人たちである。
 向かいのTさん夫婦がそう。定年退職してからこのかた、夫婦2人で毎日パチンコに通っているらしい。
 となりのAさん夫婦もそう。
 夫婦仲良くパチンコ通いというのはいいものだ。
 しかし、彼らは決して娯楽ではない。ガチンコのパチンコなのである。
 負けることもあるだろう。
 敗れることもあるだろう。
 勝てないこともあるだろう。(みんな同じだろ!)
 片方が勝って、負けてる片方に玉をあげたりしている光景は微笑ましいが、両者さんざんぱら負けた日の、帰ってからの食卓というものはいかがなものか? 
 その暗さたるやいかがなものだろうか? 互いにやり場のない怒りがこみ上げてきて、時として激しいケンカにもなるだろう。ちゃぶ台が何万回ひっくり返ったか分からない。日めくりの「7」という数字を破き散らしたくなる日もあっただろう。分かる分かる。
 たま〜に勝つこともなくはないだろうが、そーゆー、つまりどん底をなめる日のほうが圧倒的に多いのではないのだろうか? 
 そのことをカンガエルとボクは、何だか切なくなって泣けてくるのだ。
 せっかくもらった退職金や人生40数年かけて積み上げてきた年金が、パチンコ台の穴の中に虚しく消えていく。。。パチンコ台の中に吸い込まれて行くさみしさを思うと、ボクはいても立ってもいられなくなるのだ。
 ねえねえ、皆さん。
 どうせ夫婦で楽しむならパチンコではなくて別のチンコ、いや何か別の娯楽をやったらいかがですか?
 玉は玉でも別の玉を使った娯楽があるでしょうが。
 グランドゴルフとかそういうのを言ってるわけですけど。。。

 (2014.07.07)   このページのトップへ

『ゴジラの予習』3755

 BSプレミアムで『ゴジラ』が始まる。
 この夏の目玉である。
 ワールドカップのサッカーよりも、こっちのほうが燃えるボクである。
 それから夏と言えば『甲子園』であるが、こちらはそろそろ県大会が始まる。
 母校が行けばもっと燃える。秋高がんばれ!
 『ゴジラ』と『甲子園』、あわせてつづめて『ゴジ甲(ごじこー)』である。
 燃えているのはボクばかりではない!
 妻も燃える! バリバリ燃える夏!
 昨日は『ゴジラの大逆襲〜お前は何者なのか〜』を見た。
 今日は、あの素晴らしい音楽を創った伊福部昭氏の特集だ。
 いい映画には必ずいい音楽があるー。
 これは映画好きのボクたちの結論的持論であるが、確かにこの映画もそうである。
 バイオリンが奏でる、おごそかなる緊張感と恐怖感。
 ダダダ、ダダダ、ダダダダダダダ・・・。ダダダ、ダダダ、ダダダダダダダ・・・。
 グギャ〜ガオグァギ〜〜〜!!!
 ボクは時として、この音楽を口ずさみながら、服を脱いで廊下を通ってお風呂に入湯することがあるのだが、あたかも自分がゴジラになったような、何とも言えない高揚感を味わうことができる。
 これはやはりあの音楽でなければならない。『笑点』のチャンチャチャチャチャチャ、チャッチャではダメだ。
 そんなわけで、今日もゴジラの予習が続く。
 ゴジ甲の夏は熱いゼ!



 (2014.07.07)   このページのトップへ

『おだやかパンデー』3754

 知らなかったのだが、一般の人々のことを「パンピー」というのだそうだ。
 一般ピープルを略して「パンピー」なんだって。ボクもパンピー、君もパンピー。
 でもその言葉が流行っていたのははるか遠い昔のことらしいから、ボクはそういう流行があったことをまるで知らなかったわけだ。もっともこの言葉は「ヤンキー用語」というもので、彼らから見た彼ら以外の、つまり「非ヤンキー人」は皆「パンピー」なんだそうで。。。
 ヤンキー座りの兄ちゃんたちがつまみタバコで、「オレッちヤンキー、オタクらパンピー」みたいな、そういう「オツム軽量」「あんこ軽薄」的ニュアンスで使われていたことは容易に想像がつく。そんな言葉「パンピー」。
 話を戻す。ボクらは実にこの手の流行を知らない。その点に関してボクらはヒジョーにお恥ずかしい限りだ。もしヤンキーに「や〜いパンピー」と揶揄されても返す言葉がない。ポカンである。
 なぜ知らないかというと、テレビを見ない、ラジオを聞かない、新聞を取ってない、雑誌は歯医者か美容院で読むくらい、現代人とあまり話さない、出歩かない。。。からである。
 その代わりといってはなんだが、昔過ぎる昔のこととか(古典)、昔の人の気持ちとかにはかなり詳しい(つもり)。
 それにしても、出ては消え、消えてはまたたき、またたいては散る塵芥のごとき「うたかたの流行」「つかの間のトレンド」などというものに、いかほどの価値があるだろうか?
 そんなもの知らんでも全然平気です。
 チャラチャラした「今」を追わんでも、古〜い映画や古〜い小説や古〜い音楽を聞いて、古〜い古典芸能見て、踊って、歌って、泣いて、笑って生きるほうが、どんだけシアワセが分からん。
 ほんまですよ。負け惜しみではなく、ほんまにそんなふうに思っておるわけですたい! 政治家が泣いて馬謖を切った、いや汚職を詫びたとか、議会で「幼稚園児のいじめごっこ」があったとか、も〜う、なもんどうでもええわい! アホらしかばってん。
 ところで、今さっきウンチがしたくなって便所にしゃがんでいました。
 かつてミニ卓球台があった広く長い廊下の向こうで、断続的に「グイ〜ン、グイ〜ン」と洗濯機のドラムのうなる音がし、それに呼応して洗濯物のボタンがぶつかる音がカリカリしておりました。
 目の前のゆうちょのシャレたカレンダーの7月は南相馬市の相馬野馬追。
 かわいさましいクッキーの馬が、緑色の縞模様のタオルの上を何匹も走っております。「この先へ」「想いよ、」「届け。」と書いた旗を振って走っております。
 うんこらしょ!
 パンツを上げながらボクは思いました。
 シアワセだなあ。ボクはなんてシアワセなんだろう。。。
 小林製薬の「さわやかサワデー」が匂っています。
 おだやかパンデー。
 そんな言葉が浮かびました。
 パンデー、それは平凡な日常のこと。
 パンピーではないよ。

 (2014.07.06)   このページのトップへ

『麗しき貴婦人』3753

 仕事をいっぱい休んだし、おそーしき費用もかかったので、そろそろ仕事再開せんとな。
 喪中ってばかりもいられん。
 生活せなあかん。
 そんなわけで、ことなひまめ事務所は仕事再開しま〜す!
 皆さん、何でもいいんでどんどんお仕事くださいね!
 そうそう、今さっき、お隣のケーコさんが「酸っぱいなにわ梅」を大量に持ってきてくれた。
 夫のチビギャンさんが、葬式に参列した村の人からこんなことを言われたのだという。
「お前が葬式で話していた立派な人は誰だ?」 
 確かにチビギャンさんは葬式の時、ある貴婦人とソファーに座って長いこと話していた。満面の笑みをたたえながら。。。
 あの立派な人は一体誰だろう?
 そういう疑問が、参列者のみならずこの村中を覆っていたらしい。
 その人の名は誰か?
 何を隠そうその立派な貴婦人は「石巻のおばあちゃん」であった!
 で、2人の会話はかなりスムーズに進んでいると、参列者の誰もが思っていた。
 リエさんやリカさんは、内心「おばあ顔広いなあ。。。」と思っていたらしい。
 しかし、おばあが後で語るところによると、何を言っているのかほとんど分からなかったが「孫」「剣道」「新聞」の3つのキーワードだけが分かったので、それだけを押さえて何とか会話を維持していたのだそうである。
 そうなのだ。彼の言葉は分からない。ボクでさえ分からない。何しろ早い。何しろ訛る。調子に乗ってくるともうどうにも止まらない。
 そんなわけで、あの奇妙は光景は、話の内容的にはほとんど空を舞っていたにもかかわらず、周りの人の目には、見目麗しき都会の貴婦人と、田舎の小さなギャントルマンとの、何とも不思議な鼎談に見えたのだった。

 (2014.07.05)   このページのトップへ

『おそーしき』3752

 無宗教、無宗派、無坊主、無戒名、無読経、無法要であった。
 故人やボクらの希望でもあったし、そもそもうちにはもう菩提寺がないのだ。
 祖母トミさんときは、村の人が臨時坊主を借りてきて行ったが、かあちゃんと同じように簡単なお別れの形態を今回は取ったわけだ。そうそう、都会には「坊主便」という便利な坊主の宅配サービスがあるらしいですね。冗談じゃなく本当にあるらしいです。風呂場のタイルのような前歯を持つ葬祭ディレクターのHさんがそう力説していましたから。。。
 おそーしきはこんなオンボロ家では無理なので、故人が生前に加入していたベルコという冠婚葬祭互助会を利用した。
 そのほうがラクチンかつ安価、いろんな意味で便利なはずだった。
 ボクたちは、トシゾーさんは生前からずっと掛け続けてきたというその「おごそかなる会員証」を頼みの綱にしていた。これさえあれば何があっても百人力だと思っていた。
 ところがギッチョン。。。会員証を照合してきた葬祭ディレクターの口から、こんな驚くべき発言が飛び出したのだった!
「ザンネンですが、これはまだ掛け終わっておりませんね。途中から十年以上も会費未納になっております」
 なに〜〜〜〜!!!
 なんだと〜〜〜!!!
 これを頼りにここを選んだのに〜〜〜!!!
 こんなもの単なる紙切れ同然だってが〜〜〜!!!

 もしこの会員証を活かすためには、残金の数十万円を一括で払う必要があると聞いて、ボクらは顔を見合わせ茫然自失するほかなかった。
 会員制おそーしきは、安価どころか、とてつもなく高価なものとなった。人間生まれたように死んでいくというが、やはり最後の最後までトシゾーさんはトシゾーさんだった。。。
 さらに追い討ちをかけて、せっかく会館を借りて執り行ったのにもかかわらず、おそーしきに来れなかった村の人たちが、おそーしきが終わってからこのオンボロ家に大挙してやってきた。
 この辺では「お焼香」ではなく「水っこあげる」と言うのだが、大勢の村の人が「水っこあげに来た〜」と言ってやって来た。
 早朝から夜まで、いろんなパターンで三々五々来るので、その間ず〜っとボクらは待機モードでいなければならなかった。
 水っこあげるための「水を入れる手桶」も必要だったが、そんなシャレたものは持ってなかった。なのでキンジョの人から借りた。
 そんなわけで、今もなおそんな感じである。一体いつになったら終わるのか?
 ボクらとしては革新的で都会的な、シャレたおそーしきをあげたつもりであったのだが。。。
 初七日を過ぎた今も「水っこ用品一式」をしまえないでいる。

 (2014.07.04)   このページのトップへ

『トシゾーさんごりんじゅー』3751

 ち〜ん!
 先月の27日、奇しくもそれは母ちゃんと同じ月命日の日、彼はいそいそと、23年前に死んだ愛妻のもとに行ったわけです。
 さみしいというよりは、何だかホッとしています。
 喪主として23年前に母を、7年前に祖母を、そして今回は父を見送りました。
 人生で3回も喪主をした男は少ないだろうね。喪主歴3回。ミスターモッシュと呼んでください。
 この10年間、介護老人約2名との戦いの歴史でもありました。
 親を看取るのはいつの時代も子の勤め。でも、それがようやく終わったんだ。
 もう看取るものは何もないのだ。もうだ〜れも面倒みなくていいもんね〜だ!
 看取るものが何もなくなった今からは、しょーがないから自分たちの残りの人生を、大手を振って歩いてまいりますよ。歩いてやるもんね〜だ。
 皆さんの心のこもった父への弔意(お気持ち)に深く感謝を込めて。。。ありがとうございました!

 (2014.07.03)   このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(〜3750話はこちら)

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